EYEDRESSのドキュメンタリーが公開

『STUDIO VOICE』の最新号の特集より、誌面連動企画でEYEDRESSのドキュメンタリーがluteより公開。

 

 

STUDIO VOICE』の最新号の特集「Flood of Sounds from Asia / いまアジアから生まれる音楽」は、以前からアンダーグラウンドの潮流の一つであったアジアをフォーカスしている。特集されているアーティストはすでにローカルを超えて認知度の高い存在であり、今のアジアの知る入口として最適な特集である。そこからさらに、深く掘っていくと様々なジャンルやシーンでもっと面白い人たちたくさん存在するので、そういうきっかけになるのではないだろうか。

 

今回、STUDIO VOICEが誌面連動企画としてluteとコラボレーション。第一弾として、フィリピンのプロデューサーEYEDRESSのドキュメンタリー映像が公開となった。

 

2013年にPhantasma DisquesからリリースされたLP『Hearing Colors』は、ポップミュージックとして完成度が高く、もうすでにEYEDRESSらしさが確立された名盤であった。あの内容がウィッチハウス最高峰?のPhantasma Disquesからリリースされた事実も最高だった。その後すぐにXLと契約、XL傘下のAbeanoから『Hearing Colors』の収録曲が中心のEP『Supernatural』をリリース。しかし、その後アルバムがなかなかリリースされなかった。今回の特集で、その頃の話も本人が語っていて、とても興味深い。当時のファンも、初めてEYEDRESSを知る人も是非チェックしてほしい。

 

昨年リリースされた『Manila Ice』は、紆余曲折を経ても才能がまだまだ枯れておらず、むしろ前進していることを証明している傑作である。

 

 

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