
2025/07/22
映像はJan’Qui(Balming Tiger)が手掛けた

Silica Gelは、ジャンルを超えた実験的なサウンドとライブパフォーマンスで注目を集め、韓国のグラミー賞とも称される『韓国大衆音楽賞』の「最優秀モダンロック・ソング」部門で、22年(「Desert Eagle」)、23年(「NO PAIN」) 、24年(「Tik Tok Tak」)と3年連続受賞、24年にNewJeansやBTSのJUNG KOOKらを抑えて「ミュージシャン・オブ・ザ・イヤー」を獲得した際には、韓国国外でも大きな反響を呼んだ。
Silica Gelが1年7ヶ月ぶりとなる新曲「南宮 FEFERE (feat. Japanese Breakfast)」をリリース。ミュージックビデオが公開。彼らの盟友ともいえるBalming Tigerに所属する映像作家Jan’Quiにより手がけられたMVについて、Silica Gelのメンバー、フィーチャリング参加したJapanese Breakfastから、それぞれコメントも届いている。韓国にとどまらずアジア全体のオルタナティヴ・ロックを牽引する存在として更なる飛躍が期待されるなか、カムバックを告げる最新作の発表とともに、7月27日には「Fuji Rock Festival」に初出演を果たす。
メンバーコメント:
– キム・コンジェ (drums)
緑の野原、子ども、犬、虫、そしてどんよりとした私たち。
青くぼんやりとした存在たちが突拍子もなく調和して、
いたずらっぽくも小さな新芽になりました~
– キム・ハンジュ (keyboards, vocals)
暗いところから少しずつ這い上がり、ようやく陽の光が見られるようになった。草むらの虫たちや土の息吹。どこか軽やかな環境のはずなのに、幸せに慣れていない私たちには皮肉な気分だ。方向の定まらない心や革命の怒りが込められたミュージックビデオ。
– キム・チュンチュ (guitar, vocals)
新芽のように芽吹く、Silica Gelの新たな生命力を表現したビデオ。新しいシーズンの始まりです。
– チェ・ウンヒ (bass)
存在の崩壊後の再建と生存… それこそが「うんこ」の存在理由であり、宿命だと思います。Silica Gelが描く「うんこ」の物語は、もしかすると以前のアルバムで描かれた「滅亡した世界」の新たな始まりなのかもしれません。
– ミシェル・ザウナー(ジャパニーズ・ブレックファスト)
Silica Gelは韓国だけでなく国際的なインディーシーンで愛されているバンドですし、とても素敵な人たちなので、コラボレーションの提案をもらった時はとても嬉しかったです。彼らはとてもクリエイティブで素晴らしく独創的だと思います。聴いた瞬間からこの曲をすごく気に入りましたし、私としてもそれにふさわしい貢献をしたいと思いました。
韓国語で歌詞を書くのは今回が初めてでした。ハンジュが「自分が一番しっくりくる言語で(歌詞を)書いていいよ」と言ってくれたので、昨年私が韓国で暮らしながら韓国語の勉強をしていたこともあり、韓国語で歌詞を書くことに挑戦してみたいと思ったんです。まだ流暢というには程遠いですし、自分の母語ではない言語で詩的な感性を見出すのは容易ではないと分かっていたので不安でした。それでも、そのアーティスティックな「翻訳」のプロセスが自分の創作にどんな影響を与えるのか思い切って掘り下げてみたかったんです。
曲の中で私が一番好きなのは、自分のパートのラストの部分から、ハンジュの最初のヴァースへとつながっていく瞬間です。この曲には、遊び心と混沌がたくさん詰まっているんですよね。
Silica Gel – 南宮 FEFERE (feat. Japanese Breakfast)
Label : CAM
Release date : July 10 2025
Stream : https://linktr.ee/silicagel
category:NEWS
tags:Silica Gel
2025/09/26
尽きることのない音楽談義の末に生まれた作品 〈FUJI ROCK FESTIVAL ’25〉にも出演した韓国最重要バンドと目されるSilica GelにてGt/Voを担当するキム・チュンチュとBaを担当するチェ・ウンヒは、それぞれがNoridogam、Wah Wah Wahという名称の別プロジェクトも展開している。その両者によるコラボレーションEP『UBUBU』が9月24日にリリース。 Noridogamは韓国語で「遊び図鑑」を意味するキム・チュンチュのソロ・プロジェクト。Silica Gelでの入隊前最後のライブを経てソロアルバムの制作に集中してきた彼は、作詞・作曲から演奏・録音・ミキシング・マスタリングまで、ほとんどの工程を自ら手掛け、2019 年1月にデビュー・シングル「Choonghunboo(忠勲府)」を発表。ほか、「Asian Pop Festival 2024」「2025 DMZ Peace Train Music Festival」等に出演するなど、ライブ活動と音源制作を意欲的に並行展開している。 Wah Wah Wah はキム・スヒョン、チェ・ウンヒ、イ・ジュンソプ、ソ・ウォンソク、そしてVJ・オヘムキンで構成された5人組のサイケデリック・ロックバンド。2021年のフル・アルバム『Oh, Wow!』でデビューを果たし、以後、ライブとアルバムリリースを通じて音楽活動を着実に続けてきた。2025年9 月にはドイツ「Reeperbahn Festival」にも出演するなど、国内外のライブ活動を通じて確固としたファンダムを構築している。 コラボレーションEP「UBUBU」は、Noridogamことキム・チュンチュとWah Wah Wahのメンバーが繰り広げた尽きることのない音楽談義の末、自然と「一緒に音楽を作ってみよう」という話が進み、遊びのなかで生まれた作品。両者の創造性と演奏力は既によく知られるところで今更強調するまでもなく、音源の制作過程や各トラックの中でそれぞれの声のように個性が込められた音楽的要素が、まるで友達同士の会話のようにどれほど楽しい調和を成しているかというところに、耳が自然と引き寄せられる、とのこと。 와와와, 놀이도감 (Wah Wah Wah, Noridogam) – UBUBU Release Date : September 24, 2025 Stream : https://release.moah.kr/UBUBU Tracklist 1. Unknown Fest 2. Broke 3. Uncertainty 4. Bucket Brigade 5. Unseen Fist
2025/06/25
初主催イベント「blacknails」を開催 (sic)boyが8月20日に渋谷WWWにて開催する、自身初主催のイベント「blacknails」。そのイベントタイトルを冠したテーマソング「blacknails feat. MERI(Prod. KM)」をリリース、同時にミュージックビデオも公開。 2025年第2弾シングルとなる本作は、オルタナティブ、エモ、ラウドロック、ヒップホップの文脈を踏まえながら独自の 進化を遂げてきた(sic)boyが、ホーム/アウェー問わずステージに挑み続ける決意表明が感じられる楽曲に仕上げられている。楽曲のプロデュースはKMが担当し、客演にはイベントにも出演予定であり、次世代のファッションアイコンとしても注目を集めるジンバブエ出身、神奈川・東京を拠点に活動するMERIが参加し、コントラストを作り出している。ミュージックビデオには(sic)boy、MERIに加え、2人にゆかりのあるアーティストが参加し、衝動を前⾯に押し出したエネルギッシュな映像に仕上がっている。 さらに⾃⾝初主催のイベント「blaclnails」の出演ラインナップが解禁され、チケットの販売もスタート。楽曲に参加しているMERIの他に(sic)boyが注⽬するアーティストが参加。現代社会で⼼と体が削られる中、もがきながらも⽴ち向かって⾏こうという(sic)boyの思想と、⾃⾝で塗ったネイルが不 恰好ながらも独特の剥がれ⽅で味わい深くなる姿を重ね合わせて「blacknails」と名付けられた本イベントのチケット受付は先着順となっている。 (sic)boy Presents「blacknails」 2025年8月20日(水) 渋谷WWW OPEN・START 18:00 / 終演予定時間 21:30 ラインナップ:(sic)boy / kegøn / MERI / 山田ギャル神宮 / yuzuha / Hikoichi / ORCO / and more VJ:JACKSON kaki ★チケット(一般発売) ※先着順 ∟受付期間:6/25(水)20:00~ ∟4,000円(税込) 別途1D https://eplus.jp/blacknails/ (sic)boy – blacknails feat. MERI (Prod. KM) Release date : June 25 2025 Stream : https://sicboy.lnk.to/blacknails
2021/06/24
Hyperdubからリリースされる最新作より 名古屋在住のエレクトロニック・ミュージック・プロデューサー、食品まつり a.k.a foodman。これまでにPitchfork、FACT Magazine, Tiny Mix Tapesなどの海外メディアで年間ベストに選出され、Unsound、Boiler Room、Low End Theoryといったシーンの重要パーティーへの出演も果たしワールドワイドな活動を広げる食品まつり a.k.a foodmanが、レフトフィールド・ミュージックにおける最重要レーベルの一つ〈Hyperdub〉からリリースする最新アルバム『Yasuragi Land』より、新曲「Michi No Eki」をMVと共に公開。楽曲にはBo Ningenでの活躍でも知られるTaigen Kawabeが参加しており、MVの監督はHideki AmemiyaとYukitaka Amemiyaが務めた。 ああいう所に行ったら、その場の雰囲気を楽しむことができます。自分が作りたいと思ったのは、ギターとパーカッションのサウンドを、先が見えないながらも今感じられる穏やかな社会の感覚と組み合わせた真摯なアルバム。『Yasuragi Land』はそんな‘平穏’な場所なんです。 – 食品まつり a.k.a foodman 今回のアルバムは〈Hyperdub〉としては珍しくベースが使用されておらず、それによって『Yasuragi Land』は爽やかで洗練された印象を与える。このハイパー・リズミック・ミュージックとも形容できる作品は、2、3のシンプルなツールを用いて制作され、リスナーに脳内でのダンス体験をもたらす。「Yasuragi」や「Parking Area」は、まるで丁寧に分解されたアコースティック・ジャズのようで、「Ari Ari」はマンガに登場するしゃっくりが飛び散ったようなディープハウスだ。「Hoshikuzu Tenboudai」と「Shiboritate」はライヒのようなミニマル・ミュージックのトランス的な要素がアップデートされポリリズム化した楽曲とも表現できる。「Food Court」には機械的なリズムと素朴なメロディが入り組み、「Galley Café」ではキュートな木笛のメロディとマイクロエディットされた木製ドラムが対になっている。Taigen Kawabe、cotto center参加のヴォーカル・トラック2曲のうち、「Michi No Eki」では、Magmaの楽曲のような複雑なロックをカジュアルでデジタルに描き、「Sanbashi」は80年代のR&Bを彷彿とさせる。アルバムを締めくくる「Minsyuku」には、ダフトパンクのトラックから拝借したようなギターが聞こえ、隙間なくもつれ合ったドラムに織り込まれている。 鬼才ぶりが発揮された待望の最新作『Yasuragi Land』は〈Hyperdub〉より7月9日にリリース!国内盤CDにはボーナストラック「Super Real Sentou」が収録され解説が付属する他、輸入盤CD、デジタルと各種フォーマットで発売される。また、輸入盤LPは8月中旬に発売される予定となっている。 食品まつり a.k.a foodman – Yasuragi Land Label : Hyperdub / BEAT RECORDS Release date : 9 July 2021 *輸入盤LPは8月中旬発売 Order : https://smarturl.it/foodman 国内盤特典:ボーナストラック追加収録 / 解説書封入 CD予約 : https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=11814 LP予約 : https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=11815 Tracklist 01. Omiyage 02.
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