2025/01/30
パラレルカオスな時期を振り返る
NYブルックリン発のインディー・バンド、Mommaが4月4日にアルバム『Welcome to My Blue Sky』をPolyvinyl Record Co./Lucky Numberよりリリースすることをアナウンス。アルバムからの先行トラック「I WANT YOU (FEVER)」は、Jaxon Whittingtonのディレクションによるミュージックビデオも公開した。直感的で、独創的で、緻密なサウンドを形成するアルバムの魅力を閉じ込めた楽曲。熱狂的なテクスチャーと催眠術のようなコーラスは、禁断の愛を幻想的かつ奇妙に描いている。
「『I Want You (Fever)』は、ガールフレンドがいる人、もしくは元恋人のことを忘れられない人が、大切な存在と一緒にいたいという気持ちを込めて書いた曲。誰かを恋しく思っているけれど、その人が自分と一緒にいたいと思っているという自信もある。この曲を書いた瞬間に、私たちが新しい時代に入ったと感じた。我々にとって、とてもエキサイティングな曲だと感じたから。なので、それまでアルバムのために書いてきたアイデアをすべて破棄したのです。」
Mommaは、Etta Friedman (songwriter/vocalist/guitarist),、Allegra Weingarten (songwriter/vocalist/guitarist)、 Aron Kobayashi Ritch (producer/bassist)、そしてPreston Fulks (drummer)からなるバンド。彼らは春から大規模なヘッドライン・ツアーを敢行することもアナウンス。そこには5月31日にブルックリンのWarsawでおこなわれるヘッドライナー公演と、5月9日にロサンゼルスのThe Fondaで行われる公演が含まれる。また、6月にはプリマヴェーラ・サウンド(バルセロナとポルト)とアウトブレイク・フェスティバル(ロンドンとマンチェスター)への出演も決定している。すべてのチケットは、1月31日(金)午前10時(現地時間)より発売開始。
新曲は、昨年Rolling StoneのRob Sheffield、Consequence、Sirius XMUにて2024年のベスト・ソングに選ばれ、The FADER (Songs You Need)、Stereogum (Best Songs of the Week)、PAPER、SPINなどでも賞賛を得た楽曲「Ohio All The Time」に続くナンバーとなる。
ブルックリンにあるStudio G でのフルバンドのライヴ・レコーディングをメインに、バンドメイトであるAron Kobayashi Ritchがプロデュースしたアルバム『Welcome to My Blue Sky』は、絶賛された2022年リリースの『Household Name』に続く作品であり、彼らの出世作となるだろう。ドラマーのPreston Fulksからの協力も得て、ロックの生々しい衝動、ポップ、粘着性のあるメロディー、張りのあるアレンジをマッチさせることで、全12曲の完璧な構成でありながらも、それぞれに強烈な光を放つものばかりになった。
「このアルバムでは、クールでヘヴィでロックンロールなサウンドにこだわらず、人々が一緒に歌い、一語一語を大切にするような、良質でクリーンなソングライティングに重点を置いた」(Allegra Weingarten)
アルバムを制作している期間は、彼ら彼女らにとって「パラレル・カオス」な時期だったと振り返る。不倫、孤独、アルコール、新たなロマンスの始まりなど、さまざまな出来事に対処しながら、彼らは混乱を乗り越えようとした。
「ある意味、人生をひっくり返されたような気分だった。でも、メンバーとともに感情を共有し、曲を書くことで、波乱の感情を乗り越え、最終的にそれを終わらせるための大きな役割を果たしたんです」(Allegra Weingarten)
2人のシンガー・ソングライター/ギタリストが2022年半ばのツアー中に経験した、人生を変えるような激動のすべてを記録したアルバム。 Friedman とWeingartenは、Aron Kobayashi Ritchとスタジオに入る前に、アコースティックで大半の楽曲を制作した。Kobayashiは、Death Cab For Cutie やWeezerのツアーに帯同、コーチェラのようなメジャー・フェスティバルにも出演している、マルチ・インストゥルメンタリスト/エンジニアでもある。彼は多くの人に届くエネルギーに溢れたサウンド・センスを駆使し、自分たちのサウンドを高める(バンドいわく「自分たちの新しいスタンダードを作る」)ことを目的に、非常に整然としたプロセスでバンドを導いた。
共鳴しあう思い出と喪失、そして刺激的でエモーショナルな感情旅行を展開する『Welcome to My Blue Sky』。そこには、彼らの自己認識と計り知れない感受性が惜しみなく注ぎ込まれている。結果、この作品で現代の音楽界で最もクリエイティヴで妥協のない、特異な声とサウンドを持つバンドが、さらに大胆な飛躍を遂げたことが伝わってくるだろう、とのこと。
Momma – Welcome to My Blue Sky
Label : Polyvinyl Record Co. / Lucky Number
Release date : April 4 2025
Pre-order : https://momma-band.ffm.to/welcome-to-my-blue-sky
Tracklist
1. Sincerely
2. I Want You (Fever)
3. Rodeo
4. Stay All Summer
5. New Friend
6. How To Breathe
7. Last Kiss
8. Bottle Blonde
9. Ohio All The Time
10. Welcome to My Blue Sky
11. Take Me With You
12. My Old Street
category:NEWS
tags:Momma
2022/04/20
「Speeding 72」のMV公開 ニューヨーク拠点に活動するAllegra WeingartenとEtta FriedmanによるデュオMommaが3rdアルバム『Household Name』のリリースを発表。日本盤もリリースされることが決定している。 ロックスターの栄枯盛衰をテーマに、90年代のグランジやオルタナティブ・ロックのヒーローを取り上げており、Nirvana、Smashing Pumpkins、Veruca Saltなどにインスパイアされた。アルバムからのニューシングル「Speeding 72」について、「新作の中で最も共同作業で書かれた曲。恋人を感動させるためにドライブ中にかけるような、夏のアンセムにしたかった。」とMommaは説明している。 Momma – Household Name 発売日:2022.07.06 (CD) /2022.07.01(Digital) 価格:¥2,300+tax 発売元:Tugboat Records Inc. 販売元:SPACE SHOWER NETWORKS INC. 解説/歌詞/対訳 Tracklist 01.Rip Off 02.Speeding 72 03.Medicine 04.Rockstar 05.Motorbike 06.Tall Home 07.Lucky 08.Brave 09.Callin Me 10.Spider 11.No Stage 12.No Bite
2022/05/27
90sロックスターの栄枯盛衰 Etta FriedmanとAllegra Weingartenが高校生の頃に出会い、活動がスタートしたニューヨーク拠点に活動するデュオMommaの3rdアルバム『Household Name』はロックスターの栄枯盛衰をテーマに、90年代のグランジやオルタナティブ・ロックのヒーローを取り上げている。また、Nirvana、Smashing Pumpkins、Veruca Saltなどにインスパイアされた。そのアルバム『Household Name』から先行シングル「Lucky」がリリース。Emma PenroseとZack Shorroshが監督を務めたビデオも公開。 「この曲は、私と大切な人が、国の反対側で長い間離れなければならなくなった後で書きました。アンセム的で、感傷的なラブソングのような感じにしたかったけど、それでも恋する相手と本当の宝物を見つけたときの興奮を語りたかった。」- Etta Friedman Emma PenroseとZack Shorroshは、Etta FriedmanからGreen Dayの「Walking Contradiction」や、beabadoobeeのビデオの楽しさと幽玄さからのアイデアを提案されたと語っている。 Momma – Household Name 発売日:2022.07.06 (CD) /2022.07.01(Digital) 価格:¥2,300+tax 発売元:Tugboat Records Inc. 販売元:SPACE SHOWER NETWORKS INC. 解説/歌詞/対訳 Tracklist 01.Rip Off 02.Speeding 72 03.Medicine 04.Rockstar 05.Motorbike 06.Tall Home 07.Lucky 08.Brave 09.Callin Me 10.Spider 11.No Stage 12.No Bite
2023/02/16
およそこの10年の間に書かれた Dean Bluntとのコラボレーションでもお馴染みのミュージシャン、画家、詩人のJoanne Robertson。彼女はロンドンを後にし、2018年にグラスゴーに移住した。 彼女の絵画と音楽は、いずれも即興表現の瞬間から形成される。『Blue Car』は彼女の未発表のソロレコーディングのアーカイブから集められている。『Painting Stupid Girls』と同様に、その瞬間、彼女がその日の感情をどこに置いたか、それらは日記のような記録。いつ書いたかは不明だが、およそこの10年の間に書かれたもの。 Joanne Robertson – Blue Car Label : AD 93 Release Date – 10th March 2023 Format : LP / Digital Pre-order : https://ad93.lnk.to/BlueCar Tracklist A1 – Blue Car A2 – Band Sit Together A3 – Take Me In A4 – Jeans A5 – If It Feels A6 – Crossroads B1 – Street Empty B2 – River Shock B3 – Bay B4 – Little Talkin Do
photo by Elsa Kostic more
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