2024/08/30
アートワークはフリンマッハが担当
πとMilkyが共作シングル「transcendent scales」をリリース。アートワークは2023年にπのカバー曲のイラストを手がけたフリンマッハが担当。
「transcendent scales」は物理的なものや触れることのできるものを超越し、より高次の何かを求める旅を描いた。精神的・感情的なスケールが私たちを持ち上げ、奥深くに在る感情が日常を超越した周波数で共鳴する世界を垣間見るようなストーリーを追求している。壮大なメロディと深遠なリリック、儚くも芯のあるπとMilkyの歌声により表現される本楽曲は、言わば”崇高で無限の世界への賛歌” である。
π & Milky – transcendent scales
Release date : August 30 2024
Stream : https://linkco.re/3Yd9myMH
Vocal/Lyric:Milky, π
Music/Mix/Mastering:Milky
Illust:フリンマッハ
category:NEWS
2023/07/07
Alternative I/O IDOL Milkyは、ある対象の内在化から成り立つ多面的な自己を”偶像”と見做し、“Alternative I/O IDOL”をコンセプトに、歌詞、ボーカル、トラック、アートワーク、MVまで、全てセルフプロデュースを行う。 2022年のデビューシングル「no one」に続き、Milkyはこのリリースのテーマとして、”自身の流動的なアイデンティティへの戒め” を掲げたほか、”拭えない孤独感や、社会に抱く未来への不安感、また、自己の無力さに気づく鍵となるのは、生きる環境との微細な齟齬が生んだノイズである。自身だけでなく同じ要素を孕んだ大衆への戒めや救済として、このEPで表現する。” と語る。 幻想的でメロディアスなトラックに、フィードバックやノイズなどの歪んだレイヤー、ウィスパーボーカルを重ね、そしてリリックがあって初めて、彼女の紡ぐ叙情詩としてそこにリアルな感情を体現させる。リリックの語感やフロウはグルーヴの一部となり、エモーショナルなダンスミュージックとして成立する。エレクトロニックを軸に、楽曲ごとに表情を変え、現代社会に適応する新たな”自己の在り方” を提示する。 Milky – so empty, so sad Release Date : 2023.07.07 Produced, Mixing, Mastering, Artwork by Milky Stream : https://linkco.re/Tssh2mUx Tracklist 01. so empty, so sad 02. Ψυχή(psyche), why r u $trαng1ing me (Interlude) 03. my cry flцctцαted αt 1000Hz 04. ghostwriter_ 05. Vega
2024/02/14
リミックスも収録 シンガーソングライターのMilky、ラッパーのcyber milkちゃんがコラボレーション作品『You’ll Miss My Sine.wav』を2024年2月25日にリリースする。アートワークはMilkyが担当。 cyber ciderとのラップ・ユニット〈ぱちぱちコズミックコンピューター!〉に所属しつつ、オランダのインディ・スタジオ〈Team Reptile〉が開発したゲーム『Bomb Rush Cyberfunk』に楽曲提供するなど活動を広げ、“kawaii”を詰め込んだ理想主義的なバーチャルワールドの中、毒を秘めた確かな意志を併せ持つcyber milkちゃんと、”Alternative I/O IDOL”をコンセプトに、他者との間で生きる中で産まれた感情とカルチャーに存在する美学を紐付け、カテゴライズされたサウンドとして出力し、現代社会に適応する自己の多様な在り方を提示するMilky。彼女らの混沌とした感情は、光と闇を目まぐるしく行き来し、自己と他者との間で投影される。その葛藤は電子音となって現れ、ときに不規則に歪む。 同タイトルの楽曲『You’ll Miss My Sine.wav』では、kawaii成分を含んだポップなサウンドを取り入れながら、hardbassやtranceなどのジャンルが交錯する中、それぞれのヴァースを表現。 2022年SoundCloud上にアップロードされたcyber milkちゃんの作品を、Milky独自の美学を交えて再出力しリミックスされた『鈍器で頭かち割りたい(=forbidden crimson mix)』収録。Milkyが独自にカテゴライズする” forbidden crimson ”は、怒り・愛憎といった感情や耽美主義に焦点を当てており、現代社会のなかで抑圧された奥深くの感情や欲動、ロマンスが歪んだ果ての暴力性を表現する。 – Milky & cyber milkちゃん – You’ll Miss My Sine.wav Release date : February 25 2024 Produced,Remix,Artwork by Milky Composed by Milky & cyber milkちゃん Stream : https://linkco.re/TsnF4e37 Tracklist 01. You’ll Miss My Sine.wav 02. 鈍器で頭かち割りたい(=forbidden crimson mix)
2024/03/14
ポップスへの「問い」 バーチャル空間発のシンガー・π(パイ)が2曲入りEP『0rb / 映像』に続くシングル「clarity」をリリース。 πは仮想空間「電波の海」で詩を歌う。2019年にライブ配信アプリ『REALITY』での活動を機に、謎のコレクティブ・いむ電波.wavを結成し、作業員(メインボーカル)として活動。今作は、いむ電波.wav出演のイベント「BLACKBOX³ + AVYSS Pre. Hyd immersive live」で初披露されている。 「clarity」は、aiver所属のakashiが制作したものを、同グループの青城希がアレンジ/作詞を加え「π」の世界観を創り上げた。点から立体へと次元を超越しながら歌う、彼女の複雑怪奇な存在が音楽にも反映されている一方で、サウンドは明朗さも感じられる。 “ポップス”の実態は闇鍋であり、さながら有象無象が飛び交う電子の海のようでもある。聞き手がその代物をポップスと呼び、あるいは作り手がそれをポップスと呼ぶとき、そこにはまだ言葉に固まりきっていない自明があるのではないか――彼女たちはそうしたポップスへの「問い」を楽曲に込めたという。 今作もミュージック・ビデオのディレクションはπ自身が手掛けており、今回はVTuberのMVを手掛けてきた映像クリエイティブスタジオ・PRISM STUDIO代表/スタジオDOTプロデューサーのCloAが制作を担当。作中にはリアルタイムジェネレートソフト「NOTCH」(ノッチ)を活用し、「電波の海」の波に流されるような映像美を実現した。MVに使用されたイラストはARiKEMが描いている。πは普段からイラストをネットで見ることを好んでおり、VOCALOIDを聞く機会が多いことから、ARiKEMの作品を気に入っており、デジタルチックで壮大な曲を出す際にオファーすることを決めていた。ミュージックビデオは3月14日(木)20時にπの公式YouTubeチャンネル「電波の海」にて、プレミア公開される。 π コメント 今回、いむ電波.wav live at “BLACKBOX³ + AVYSS Pre. Hyd immersive live”で披露したπのソロ曲「clarity」をリリースが決定しました。 まず、作品をリリースにあたって、関わってくださった皆様から日々学ぶことばかりでした。彼らの持つ素晴らしい技術力だけでなく、暖かさにも大変感銘を受けました。感謝しています。 そして、実はこの楽曲が形になったのは2022年で、「clarity」は自身が人生で初めてスタジオでレコーディングをした楽曲になります。 その頃は何となく始めたバーチャル配信で、「π」の姿を借りる形で深夜に好きな歌を歌っていて、そこで会ったメンバーといむ電波.wavを結成して活動をしていく傍らで自身は音楽が好きだと改めて確信しました。 (その頃からずっと見守ってくれている方々は本当にいい意味でとんでもないですし、同じように自身も見守っていますからね。いつもありがとうございます。) 次第に、ずっとずっと好きな歌を歌うのも素敵だけれど、「どうせ失うものがないのならば、これからは自分の中にある何かを形にしてみたい」と生きていくなかで初めて意思を持ったような感覚が芽生えました。 「π」という存在は私に大切な何かを教えてくれました。 「π」は私の中の篝火です。 なので、これからは私の持てるものすべてを使って、「π」がより多くの人にとっての篝火となるよう努力ができるようになりたい。そんな願いを込めて歌いました。 π – clarity Release date : March 14 2024 Stream : https://linkco.re/8BPpCb9n
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