2023/11/23
11月23日~26日 松戸市の和室アパート
千葉県松戸市の松戸駅前エリア半径500mを対象とした まちづくりプロジェクト「MAD City」の公式Instagramにて、松戸市在住アーティストのフィリックス・アイドルによる地域アートプロジェクト「都市再神秘化計画」が開催。千葉県松戸市の風景を3DCG加工した作品と、音楽をつけて有音化した作品を展示(投稿)予定で、これらの作品はMAD Cityの公式instagramにて10月31日(火)より公開。また、11月23日~26日の期間に松戸市の和室アパートで中古のスマートフォンとタブレットなどを使ったアッサンブラージュの展示も行われる。
https://www.instagram.com/madcity.jp/
地域アートプロジェクト「都市再神秘化計画」ステートメント
多くの近代の風景を統治する行政と企業の枠組みは手段的合理性によって自己定義される。これらを都市計画に適応した場合、人類学者のマークオジェが「非場所」と、そして建築家のレム・コールハースが「ジャンクスペース」と呼んでいるような虚しい場所が残念な副作用として出てくる。それらは例えば、出発地から目的地まで乗車客を速やかに運ばせる、小売店に買い物客の可能な限り長く留ませるなどの諸目的の名目で概念化・統率が過度に効率化された結果、自発性、社会的つながり、個性などの本来の可能性を制限してしまう空間になる。
私の「都市再神秘化計画」では「脱呪術化」された都市景観の道理が緩んだり、矛盾したり、あるいは欠けたりした条件下で現れてくる結果を見せることによってその道理を覆すことを目的としている。
夾雑物、遺失物、廃棄物や本来の用途と異なる素材の使い方をしている物などの効率化・規制化の傾向に逆らう物・空間達との出会いをiPhoneのカメラで記録し、その画像データをフォトグラメトリー(写真測量法)のソフトで処理し、3DCGのモデルに変換する。そのモデルをまるで架空の映画の出だしの場面かのような俳句的映像を演出している。そうすることで対象がフィクションとノンフィクションを跨り、視聴者の「不信の宙づり」が可能になり、いつにでも予想を覆されてもおかしくない可能性を受け入れる。これらの光景は日常的・親しみのある光景でありながら、無限の神秘性と可能性で溢れる。
“Urban Remystification Project” Statement
Bureaucratic and corporate frameworks that govern the modern landscape often define themselves in terms of instrumental rationality. The unfortunate side effect of this approach in urban planning is that places are regulated and conceptualized so efficiently for their respective purposes (speedily transporting passengers from A to B, keeping shoppers browsing for as long as possible, etcetera) that they constrict any other possibilities for spontaneity, social connection or individuality (dubbed “non-places” by sociologist Marc Augé and “junkspace” by architect Rem Koolhaas).
My “Urban Remystification Project” attempts to poke holes in the logic of the “disenchanted” cityscape by showing what appears when it is loosened, self-contradicting or absent.
I use my iPhone camera to record encounters with objects and spaces that defy the drive to constantly optimize and regulate: they may be misplaced, forgotten, discarded or use materials in ways they were never intended to. The photographs are fed through photogrammetry software to generate 3D models which I use to stage small animated vignettes, like establishing shots from a non-existent film. Doing so connects my subjects to a partially fictional world, allowing us to suspend our disbelief and entertain the possibility that what we think we know may be thrown out the window at any moment. The places are familiar and mundane yet brim with endless mystery and potential.
フィリックス・アイドル「都市再神秘化計画」展
日程: 2023年11月23日(木)~26日(日)
時間:12:00〜19:00
〒271-0091 千葉県松戸市本町12−13 花井ビル 201号室
category:NEWS
2021/03/24
「ECCENTRIC青年BOY」 田島ハルコの約3ヶ月ぶりとなるニューシングル「ECCENTRIC青年BOY」がリリース。90sユーロビートや何らかのキャラソン的なテイストを軸に、トラップメタルやhyperpop的なエッセンスを封じ込めた楽曲は「架空のメンズ地下アイドル2人組による深夜アニメのオープニングテーマ」というコンセプトのもとで制作された。 前作「未来世紀ギャルニア feat.Marukido,valknee」 に引き続き、MV・アートワークなどのビジュアル面も全て田島自身で担当。 MVは、2人の田島ハルコによるバディものを思わせるビジュアルとなり、「パラパラを踊るギャル」として、ジェンダーを巧みに超越する新しい「男性像」を展開する。 私自身が抱えている自我のややこしい葛藤を、やたらコンセプチュアルだけどひたすらバカバカしいエンタメに仕上げてやりました。ジェンダーなどにまつわる記号をユーモラスに用い、時にそれらのスティグマを解体し、主にコロナ禍で行き場を失った「生」のエナジーをブチ上げる”漢気”ギャルアンセムとなります。やってやったぞ! – 田島ハルコ 田島ハルコ – ECCENTRIC青年BOY Release date : 24 March 2021 Stream : https://linkco.re/dQQUuDg9
2020/03/26
3月26日から4月1日まで 食品まつり a.k.a foodman、C.O.S.A.、Ramzaなどが出演した「BOILER ROOM NAGOYA」でもインスタレーションを行なったペインターVUGによる個展「1mouth」がspazio ritaにて開催。展示期間中には、DJ外出(空間現代)、E.O.Uら出演のイベントや、限定100冊のZINEやオリジナルTeem販売される。 “1month “プロローグ: 髪を染めるのにお金が足りなくてジャンケンをしてヘヤカラーをゲットしたぼくは一ヶ月見てきたことを日記にした。 ぼくの赤い髪がしゃべりだす。 タイトル:vug 1monthvision “1month “ アーティスト:VUG 開催日:2020.3.26 (木) ~ 4.1 (水) 時間:OPEN 18:00 / CLOSE 23:00 会場:spazio rita (名古屋市中区栄5-26-39 GS栄ビル B-1) 料金:入場無料 “1month ” party 開催日:2020.3.29 (日) 時間:OPEN 17:00 / CLOSE 23:00 会場:spazio rita 料金:¥1500 出演: 外出(空間現代) E.O.U SOSOS CLUB Chouman ———————- アーテイストプロフィール:VUG 1988年生まれ。 4歳の頃に描いた絵を誉められた事がきっかけで絵を描き始める。 小学~高校まではバスケに明け暮れNBAを目指す。 20頃にグラフィティに出会いスプレーを使ったペイントに没頭する。 27の時に幼馴染みのBarで初めての個展“VUNRETU展“をきっかけに世に作品を発表し始める。 2019 . 9月 ー CLARK NOVA at ANAGRA TOKYO ー 個展 2019 . 10月 ー KARTELL at spazio rita ー グループ展 2019 . 11月 ー BOILER ROOM NAGOYA at
2022/04/05
Prius Missileが音楽を担当 ギャラリー「The 5th Floor」にてグラフィックデザイナーの八木幣二郎による個展『誤植』が開催。「誤植」とは、印刷物における文字や数字、記号などの誤りのこと。この展覧会は、「誤植」をテーマとした陶芸や音楽、印刷物、映像を、ひとつのサイエンスフィクションを可能にする「デザイン」として展示するものである。 これまで八木は、ファッションや現代美術、音楽、映画の広報物やカタログ、ウェブサイトなどのデザインで高い評価を受けてきた。それは情報を美的に整理するだけでなく、「人類にとって文字とは何か?」「印刷とは何か?」という深淵な問いに支えられた仕事である点で、他のデザイナーと一線を画すもの。 「日本語で『文字』と呼ばれる対象は、英訳するなら『creature』だ」と述べる八木は、ZBrushをはじめとした3DCGのモデリングソフトやレンダリングソフトのなかで演算された筆触を用いて、文字がクリーチャーであった記憶を再生する。それは本展キュレーターである布施が企画した『沈黙のカテゴリー』のポスター、個人作品である『creature typeface』などに顕著だ。クリーチャーであると同時に、文体を操作する、文字の記憶の操作。それこそが八木にとってのデザインの両義性であり、本展はこの両義性をデザイナーとしてあらためて結晶化するものである。 またこの展覧会は、様々なクリエイターとの協働という点でも注目に値する。次世代のミュージシャンとして注目を集めるPrius Missileは、本展のために八木が作り出した「文字」(creature)の読み解きによって、新たな音楽作品を制作。また八木は陶芸家の神保淳と共に粘土を練り、焼くことで、私たちの身体の耐用年数を遥かに上回るデザインの支持体を作り出し、そこにクリーチャーとしての文字が定着したという。 こうして「文字」(creature)が、いくつもの仕方で読み取られ、定着され、展覧会というひとつの環境を構築するプロセスを「デザイン」として提示することが本展のねらいだ。八木の作り出す文字は、サイエンスフィクションにおけるガジェット以上のリアリティで、私たちの認識へと侵蝕し、ありえるかもしれない文字文化へと私たちをアクセスさせてくれるだろう。 – 開催概要 会期:2022年4月1日–14日 時間:12:00–20:00 会場:The 5th Floor 入場料:500円 – キュレーション:布施琳太郎 音像:Prius Missile 陶芸:神保惇 配線:竹久直樹 主催:HB.nezu、アセファル
みんなの生活とか暮らしのムードを変えていく
more
5月25日 MORI.MICHI.DISCO.STAGE (遊園地エリア) more
レイヴ好き少年2人による幻想成長物語
more