2023/11/07
11/17 WWW X
現代ポップ&レイヴ・アートの伝説2組、ベルリンからAmnesia Scannerを待望の初来日、イタリアからLorenzo Senniを8年ぶりに迎え、世界を巡るサウンド・アドベンチャーLocal Worldが本編25回目を開催。4Fに展示も交えたフルラインナップを発表。
WWW Xの追加にはBoiler Roomへの出演も果たし20年代以降の新世代で一際アクティブな活動を続ける京都のE.O.U、香港のコミュニティ・ラジオHKCRを経由し世界各国のDIYアーティストのミックスやビジュアルを発信、展示含むイベント/パーティを不定期で開催する東京のパイオニアetherのメンバーでもあるsudden star、東京オルタナティブ・アンダーグランド屈指のセレクターeminemsaikoと漫談も交える驚異のマルチ・パフォーマー兼作家honninmanが出演。
また映像クリエイターippaida storageとMANA主宰のSoya Itoキュレーションによる4FではAmnesia Scanner & Lorenzo senniのエッセンスを取り入れながら、映像展示&DJを組み合わせた空間を作り上げる。映像展示には、moreruのフロントマンを務めながらmoreruのMV制作も自ら手がける夢咲みちる、SSWとして活動しながら、執筆・自らの作品の映像制作など多岐に渡る活動を続けるuamiの2人によるカオティックかつアンニュイな映像空間が展開される。DJにはsystemsとしても活動するKowaku、moreruのギターとして活動しながらDJイベントengmxaも主催するKojima Atsuwo、BLUE XPへのmix提供、ユニットOle lukojeでの活動でも知られるsugar meiha、イベント魑魅魍魎やXimairaの主催を務めながら多方面でのDJ活動を行うdeadfish eyesの4名が出演。耽美的かつストイックな音像・映像の絡まりによる混沌と神秘性が同居した空間を届ける。
2016年12月渋谷WWWを拠点に始動、本年7年目を迎えるイベント・シリーズ兼ディレクターLocal World本編第25回がベルリンからAmnesia Scannerを待望の初来日、イタリアからLorenzo Senniを8年ぶりに迎えWWWの周年イベントとして開催。
10年代前期の元流通/レーベル業のmelting botからイベント業への変換機に生まれたLocal Worldはクラブとアートにおけるコンテンポラリーな電子音楽のモードを軸に立ち上げ当初の脱構築期(Deconstructed)から始まり、アジアやアフリカを念頭に多種多様なサウンドとリズムのキュレーションをしながら世界各国のアーティストを招聘、並行してディレクションを務めるWWWの最深部”WWWβ”を基盤に新しいローカル・シーンを形成する担い手としてコロナ禍では下北沢SPREADを拠点にハイパーポップ期へと突入、都内のクラブにてメディアのAVYSSのイベント制作やアーティストのリリース・パーティのサポート含む断続的な活動を続け、本年からWWWにカムバックを果たす。下記のテキストとフライヤーのアーカイヴ・リンクから本パーティを始め前身のシリーズBONDAID、過去のブッキングやツアー・プロモーターとしての活動リストが確認出来る。
Local 1 World EQUIKNOXX
Local 2 World Chino Amobi
Local 3 World RP Boo
Local 4 World Elysia Crampton
Local 5 World 南蛮渡来 w/ DJ Nigga Fox
Local 6 World Klein
Local 7 World Radd Lounge w/ M.E.S.H.
Local 8 World Pan Daijing
Local 9 World TRAXMAN
Local X World ERRORSMITH & Total Freedom
Local DX World Nídia & Howie Lee
Local X1 World DJ Marfox
Local X2 World 南蛮渡来 w/ coucou chloe & shygirl
Local X3 World Lee Gamble
Local X4 World 南蛮渡来 w/ Machine Girl
Local X5 World Tzusing & Nkisi
Local X6 World Lotic -halloween nuts-
Local X7 World Discwoman
Local X8 World Rian Treanor VS TYO GQOM
Local X9 World Hyperdub 15th
Local XX World Neoplasia3 w/ Yves Tumor
Local XX1 World DJ Sprinkles
Local XX2 World Oli XL
Local XX3 World Pelada
Local XX4 World Piezo & Liyo
TEXT http://meltingbot.net/about/
FLYER https://shorturl.at/cKVY8
今回のテーマ”FIESTA!”は8年前の2015年11月にLorenzo SenniとInga Copelandを招いてWWWで開催したLocal Worldの前身イベントBONDAIDの記念パーティBONDAID#7 FIESTA!から踏襲し、10年代のエレクトロニック・ミュージックの文脈において最重要な現代ポップ&レイヴ・アートの伝説とも言える2組、ニューヨークのフリーカ・テトを迎えた新形態のオルタナティブ・エレクトロ・デュオAmnesia Scanner(本公演ではフリーカ・テトとヴィレ・ハイマラのみ出演)をベルリンから、トランス系脱構築レイヴの始祖Lorenzo Senniをイタリアから迎えた”祝祭”をコンサートと展示を通して表現する。
またLorenzo Senniは11/19日に大阪公演をCIRCUS OSAKAて予定、両公演追加アクトの詳細は後日発表となっている。
Lorenzo Senni Japan Tour 2023
トランスのその先へ!〈Warp〉から最新アルバムをリリースするイタリアの鬼才、現代レイヴ・アートの始祖Lorenzo Senni待望の来日ツアー開催。
11/17 FRI 18:00 at WWW X Tokyo w/ Amnesia Scanner [DE/FI / PAN]
https://t.livepocket.jp/e/20231117wwwx
11/19 SUN 18:00 at CIRCUS Osaka w/ Soft Cou [IT]
https://eplus.jp/sf/detail/3980020001-P0030001
WWW & WWW X Anniversaries
Local 25 World -FIESTA! 2023-
Amnesia Scanner & Lorenzo Senni
2023/11/17 FRI 18:00 at WWW X
早割 / Early Bird ¥3,900 (+1D) *SOLD OUT
前売 / ADV ¥4,500 (+1D) | U23 ¥3,000 (+1D) *早割と前売購入者は受付にて差額をキャッシュバック
TICKET https://t.livepocket.jp/e/20231117wwwx
A/V LIVE:
Amnesia Scanner & Freeka Tet [DE/FI / PAN]
Lorenzo Senni [IT / WARP]
LIVE:
E.O.U
honninman
DJ:
eminemsaiko
sudden star [ether]
4F curated by ippaida storage / Soya Ito
DJ:
deadfish eyes
Kojima Atsuwo (moreru)
Kowaku
sugar meiha
Exhibition:
uami
夢咲みちる (moreru)
artwork / painting: Nizika 虹賀
layout: pootee
https://www-shibuya.jp/schedule/017250.php
Amnesia Scanner [DE/FI / PAN]
Amnesia Scannerはベルリンを拠点とするフィンランド人デュオ、ヴィレ・ハイマラとマルッティ・カリアラ。2014年に結成されたグループの活動範囲は、作曲、プロデュース、パフォーマンス、そしてクリエイティブな演出と循環に及ぶ。システムの脆弱性、情報過多、感覚過多への深い憧憬を特徴とするAmnesia Scannerは、現在をカーニバル化する。ストリーミング・プラットフォームが主流となり、アーティストとファンの間のフィードバック・チャンネルがより直接的になるにつれて、音楽やライブ・パフォーマンスの聴き方がどのように進化しているかを含め、彼らの作品の中核には、現代の体験がどのように媒介されているかという関心がある。
2014年のミックステープ『AS Live [][][][][]』をベースに、グライム、トラップ、レイヴのデータ・リッチなメッシュと、2015年のオーディオ・プレイ『Angels Rig Hook』で絶賛された機械仕掛けのナレーターを織り交ぜた。その直後には、アーティストのハーム・ヴァン・デン・ドーペルとビル・クーリガス(PANの創設者)とのサイバードローム・オーディオ・ビジュアル・プロジェクト、Lexachastを発表した。純粋なAmnesia Scannerの領域に戻ると、Young Turksの2枚のEP(ASとAS Truth)が2017年に到着し、デュオがますます知られるようになった没入的な環境を、ダークなレイヴ・ツールの研磨されたコレクションに抽出した。Angels Rig Hookの実体のないヴォーカリストは、デュオ初のLP『Another Life』(2018年 PAN)で “オラクル “として姿を変えて戻ってきた。このアルバムは、ポップな曲構成とアヴァンギャルドなEDMをカップリングし、子守唄から過熱したドゥームバトンやニューメタル・ギャバまでスイングする。2021年、Amnesia Scannerはセカンド・フル・アルバム『Tearless』をリリースした。このアルバムは「地球との決別の記録」であり、サウンド的にもメロディ的にも、彼らの特徴であるオーヴァークロック・ポップという作品の幅を広げている。ラリータ、LYZZA、コード・オレンジがアムネシア・スキャナーに加わり、迫り来る崩壊へのボーダレスなサウンドトラックを作曲している。
Amnesia Scannerは、デンマークの大規模なRoskilde FestivalからベルリンのBerghain、ロンドンのSerpentine Galleriesまで、幅広い会場や環境でパフォーマンスを行ってきた。デザインとビジュアル・ディレクションは、PWRとコラボレーションしている。ヴィレ・ハイマラは、独立して、デヴィッド・バーン、FKAツイッグス、ホリー・ハーンドン、アン・イムホフなどのアーティストのために作曲し、プロデュースもしている。Amnesia Scannerでの活動以外にも、マルッティ・カリアラは建築家、文化批評家、クリエイティブ・シンクタンク「ネメシス」の共同設立者でもある。
Lorenzo Senni [IT / WARP]
ダンス・ミュージックのメカニズムや動作部分のたゆまぬリサーチャーであり、尊敬されるエクスペリメンタル・レーベルPresto!!!の代表であるこのイタリア人ミュージシャンは、この10年で最もユニークなリリース『Persona』(Warp 2016年)、『Quantum Jelly』(Editions Mego 2012年)、『Superimpositions』(Boomkat Editions 2014年)を手がけている。
2016年にWarpと契約し、EP「Persona」は、デジタル・カルチャーと音楽の分野で最も有名で、最も長く続いている年間賞の1つであるプリ・アーツ・エレクトロニカで名誉ある「Honorary Mention」を受賞した。Pointillistic Trance(点描トランス)」や Rave Voyeurism(窃視レイヴ)という造語で自身のアプローチを表現するロレンツォ・センニは、トランスから脊髄を引き抜き、目の前にぶら下げるサディスティックな科学者のようである。
彼の作品は、90年代のサウンドとレイヴ・カルチャーを見事に解体し、その構成要素を注意深く分析して、まったく異なる文脈で再利用できるようにしたもので、反復と分離を重要なコンセプトとして、多幸感あふれるダンス・ミュージックに見られる”ビルドアップ”のアイデアを出発点として、高揚感はほどほどに、より内省的な作品を作り、暗黙のうちに感情の緊張とドラマを保っている。
Presto!!! レコードの創設者として、DJスティングレイ、フローリアン・ヘッカー、パルミストリー、エヴォルなど、国際的に高く評価されているアーティストのアルバムをリリースしてきた。レコードの創設者として、DJスティングレイ、フローリアン・ヘッカー、パルミストリー、エヴォルなど、国際的に評価の高いアーティストのアルバムをリリース。映画、演劇、映画音楽の作曲も手がけ、ユーリ・アンカラニの受賞作『ダ・ヴィンチ』や『ザ・チャレンジ』のサウンドトラック、ウェイン・マクレガーの『+/- Human』(コンピューター制御のドローンとロイヤル・ナショナル・バレエ団のダンサーによるダンス・パフォーマンス)などがある。また、アメリカの歌手ハウ・トゥ・ドレス・ウェル(How To Dress Well)の音楽も手がけ、テート・モダン(ロンドン)、ポンピドゥー・センター(パリ)、MACBA(バルセロナ)、カサ・ダ・ムジカ(ポルト)、MACBA(バルセロナ)、Auditorium Nazionale Rai(トリノ)、Auditorium Parco della Musica(ローマ)、Zabludowicz Foundation(ロンドン)、ICA(ロンドン)などでLasers & CO2 Cannonsを含む作品を展示し、パフォーマンスを行っている。
インタビュー@eleking “パンデミックの中心で「音楽を研究したいだけ」と叫ぶ!”
https://www.ele-king.net/interviews/007574
インタビュー@SSENSE “ロレンツォ・センニ:情熱の規律”
https://www.ssense.com/ja-jp/editorial/music-ja/lorenzo-senni-discipline-of-enthusiasm?lang=ja
category:NEWS
tags:Local World
2023/10/18
11/17 WWW X 現代ポップ&レイヴ・アートの伝説2組、ベルリンからAmnesia Scanner初来日、イタリアからLorenzo Senniを8年ぶりに迎えた世界を巡るサウンド・アドベンチャー〈Local World〉が本編25回目となるWWWの周年パーティを開催。 10年代前期の元流通/レーベル業のmelting botからイベント業への変換機に生まれた〈Local World〉はクラブとアートにおけるコンテンポラリーな電子音楽のモードを軸に立ち上げ当初の脱構築期(Deconstructed)から始まり、アジアやアフリカを念頭に多種多様なサウンドとリズムのキュレーションしながら世界各国のアーティストを招聘、並行してディレクションを務めるWWWの最深部”WWWβ”を基盤に新しいローカル・シーンを形成する担い手としてコロナ禍では下北沢SPREADを拠点にハイパーポップ期へと突入、都内のクラブにてメディア/プラットフォームのAVYSSのイベント制作やアーティストのリリース・パーティのサポート含む断続的な活動を続け、本年からWWWにカムバックを果たす。下記のテキストとフライヤーのアーカイヴ・リンクから本パーティを始め前身のシリーズBONDAID、過去のブッキングやツアー・プロモーターとしての活動リストが確認出来る。 Local 1 World EQUIKNOXX Local 2 World Chino Amobi Local 3 World RP Boo Local 4 World Elysia Crampton Local 5 World 南蛮渡来 w/ DJ Nigga Fox Local 6 World Klein Local 7 World Radd Lounge w/ M.E.S.H. Local 8 World Pan Daijing Local 9 World TRAXMAN Local X World ERRORSMITH & Total Freedom Local DX World Nídia
2020/03/09
3月28日開催 新しい伝統と革新のアウトサイダーが渦巻くサイケデリック&ファンキーな祝祭へ!ウガンダの新興フェスティバル/コレクティブ〈Nyege Nyege〉の中核Kampireと、その生涯レジデントでもある大注目のDJ Marcelleを初来日で迎え、再興するレイヴ・ミュージック、日本の伝統音楽、現行のアフリカのダンス・ミュージック等がコラージュと共に入り乱れる、Local World、FLATTOP、Eclipseによる共同パーティ”Super Freedom”が開催。 10年代以降、アフロ・ディアスポラが世界各地で新しいヴィジョンとサウンドを掲げ、ポスト・クラブ・ミュージックの総称”脱構築”(ディコンストラクト)のスタイルと交わりながら進化するエレクトロニック/ダンス・ミュージックの新潮流であり、あらゆるダンス/ビート・ミュージックのルーツでもあるアフリカのウガンダから湧き上がるフレッシュなエネルギー〈Nyege Nyege〉(ニジェニジェ)は、10年代前期にコレクティブとして始まり、2015年からフェスティバルとして始動、WWWのレジデント・パーティ〈Local World〉にも出演したERRORSMITH、Nkisi、SHYBOI (Discwoman)、Rian Treanor、Shannen SP (Hyperdub)、また上海ALLとの交換プログラム〈上東〉にも出演した33EMYBW、Hyph11E、Howellがレーベル〈SVBKVLT〉としてショーケースを行い、日本からは今年の1月に行われた〈南蛮渡来〉周年のゲストWaq Waq Kingdomの片割れDJ Scotch Egg等が出演、当初のアフリカのローカル・アーティストで固めたラインナップから徐々に世界各国で共振するアーティストを交えながら多様性のあるインターナショナルなフェステイバルへと発展し、〈Nyege Nyege Tapes〉としてレーベルとしても機能しながら東アフリカのアウトサイダーな音楽を発信する重要なプラットフォームとなり、世界的な認知を上げている。 Nyege Nyege: 東アフリカの新しい波 https://jp.residentadvisor.net/features/3127 今回はその〈Nyege Nyege〉の発展に伴い、ワールワイドな活躍を見せる〈Nyege Nyege〉のコア・メンバーKampire、生涯レジデントでもあり、ターンテーブル3台を駆使したプレイで今最も”越境する”奇矯のアーティストとして注目のDJ Marcelleを迎え、同フェスティバルにも出演のあるJosey Rebelleを迎えたYELLOWUHURU主宰の〈FLATTOP〉、Contactにて始動したCelter主宰の〈Eclipse〉、そしてWWWの〈Local World〉の3者が合わさった共同パーティ”Super Freedom”が開催。 ローカルからはレゲエ/ベースからテクノを拡張するLIL MOFO、名古屋のビート・エクスペリメンタルニストRamza、世界各国の音楽がプレイされるDJ パーティ〈Soi48〉にて生まれたムード山とTAKUMI SAITOによる日本民謡を愛するDJデュオ俚謡山脈、映像も合わさりサイケデリックさを増すコラージュ・アウトサイダー脳BRAIN、現行のアフリカン・ダンス・ミュージックを追随する〈TYO GQOM〉からHiro “BINGO” N’waternbee、テクノを軸に様々なダンス・ミュージックの境界を彷徨う1-DRINK、〈Black Opera〉の演出にも携わるVJ/映像作家rokapenis、〈BODY ODD〉の照明等でも活躍するHitoshi Sato、本パーティ主宰のYELLOWUHURUとCelterが出演、〈Life Force〉のメンバーでもあるグラフィック/照明デザイナーGinji Kimuraがフライヤーを手がける。グローバルな相互環境からアップデートされるアフリカ・ローカルのダンス・ミュージックの伝統と革新による新たなるファンクネス、レイヴやビート・ミュージックのアナログ的な実験コラージュ、日本ローカルの民謡までもが入り乱れ、デジタル編集によるグリットやビート・マッチングからの解放やクラシックでオーガニックな趣のサイケデリック・ミュージックへの回帰の意図も含めた”Super Freedom”な祝祭がここに実現する。 Local XX2 World FLATTOP x Eclipse – Super Freedom – 2020/03/28 sat at WWW / WWWβ OPEN / START 23:30 ADV ¥2,300@RA
2022/04/05
コロナ躁のトンネルを抜ける4つ打ちの中性的モード コロナ躁のトンネルを抜ける4つ打ちの中性的モード。2年以上ぶりのクラブ出演となるレジェンド/思想家テーリ・テムリッツのハウス名義DJ Sprinklesを迎えたLocal Worldプレゼンツのミニマル・パーティがSPREADの長尺企画「Strictly」シリーズにて開催。 共演にこれまでLocal Worldに出演のある面々が並び、ロンドンの〈Hyperdub〉から昨年アルバムをリリース、欧州ツアー直前の電子音楽家Foodman、同じくロンドンの〈The Trilogy Tapes〉からのリリースやPICNICのリミックスも手がけたJR ChaparroことDJ Trystero、多種多様な現場をひたすらに積み重ね拡張を続けるsuimin、モードのセレクター的なセンスとグルーヴを併せ持つベテラン1-DRINK、そしてLocal World初登場のハウスをスタイルとして掲げ、トーンを落としながら現代的なミニマルを試みるKotsu (CYK)を迎える。 2017年に渋谷のWWWにて始動、アートとファッションにも連なるエレクトロニック・ミュージックにおけるリズムとモードにフォーカスするLocal Worldは2010年代中期の脱構築期に生まれ、ジャマイカの奇妙なダンスホールから始まり、これまでにアフロやアジアのフューチャリズムも念頭とした世界各地の多種多様のリズム(フットワークやゴム等)、コンテンポラリーなモード、そして今日のクラブ・カルチャーに大きな影響を及ぼすクィアやフェミニズムに感化されながら今日のハイパーポップにまで至る旅を経て、第26回目を迎える。今回はSPREADの長尺パーティ企画「Strictly」シリーズにてテーマを上げでも下げでもないニュートラルな指向性のある”ミニマル”とし、ダンス・ミュージックの伝統、基礎でもあったイーブン・キック=4つ打ちへと向かい、6人のみで12時間のグルーヴの構築と快楽の蓄積への試み、コロナ禍の抑圧にも起因するであろうマキシマムな”躁”の状態からの脱却も一つの目的としている。 DJ Sprinkles: 1990年、「DJ Sprinkles」という名で、ニューヨークのトランスセクシュアル系クラブで活躍したアンダーグラウンド・グラミー受賞DJ。その後、1993年に〈Comatonse Recordings〉を創設し、珍しいディープハウス/アンビエント/フュージョンのミックスから「ファッグジャズ風」を始めた。テムリッツのDJはハウスの過去と現在を結合している。2003年から2006まで、東京のクラブModule(渋谷)のレジデントDJ。そして今、ヨーロッパと日本の間を行き来している。DJ Sprinkles名義でのファースト・アルバム「Midtown 120 Blues」(Mule Musiqからリリース、ダンスミュージックシーンで最も信頼度の高いインターネットメディア“Resident Advisor”にて、2009年のベストアルバムに選ばれた)と自作曲と自分で使う為のプライベート・リミックスもプレーする。 Local 1 World EQUIKNOXX Local 2 World Chino Amobi Local 3 World RP Boo Local 4 World Elysia Crampton Local 5 World 南蛮渡来 w/ DJ Nigga Fox Local 6 World Klein Local 7 World Radd Lounge w/ M.E.S.H. Local 8 World Pan Daijing Local 9
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