2023/10/04
人との繋がりを経て拡張するハッピーヴァイブス
現在、東京のクラブシーンに新たな風を吹き込んでいる若き才能たちが、その才能を開花させる中で私を魅了し続けている。2023年初頭から活動をスタートさせ、今年6月に開催された渋谷WWW XのFREERAVE presented by みんなのきもち における4Fキュレーションなどでも注目を浴びる平均年齢21歳のDJクルー、”music fm”。彼ら4人に、彼らの人間像、音楽への思い、目標、日々の暮らし、そして目指している境地について尋ねた。
Text by Ranz Jigoku
Photo by hongzi__i
・まずはmusic fmメンバー4人の自己紹介、簡単な役割などあれば教えてください。
星山星子(以下、星):星山星子です。クルーだとよくhyperflipやJersey Clubの曲を流してます。
N4F(以下、N):N4Fと申します。DJはわりと何でも流します、あとトラックメイクなんかもぼちぼちやってます。よろしくお願いします、
sazablizry(以下、S):sazablizryと申します。僕もfmだと結構なんでも流す担当です。個人だとハードテクノとか。特技は山登りです。
N:僕も山登りが特技です。
ヨシザワノア(以下、Y):ヨシザワノアです。私も基本は何でも流すけど、みんなの雰囲気に合わせることが多いです。よろしくお願いします。
S:あとノアさんはmusic fmのお母さん担当だね。
Y:そうです、お母さん。
他3人:お母さん、いつもありがとう。
・じゃあ特にメンバー内で明確な役割やリーダー的なものは定めていないんだ。
星:そうだね、全員で相談して、話し合いながら色々決めている感じ。
Y:でも、プレイに関してそれぞれの個性はあるよね。N4Fは安定して上手くて、sazablizryはリカバリーが上手くて、星子は曲を流すタイミングや場面が上手い。ちなみに私は変な曲を流すのが上手い(笑)。そんな感じの分配は一応ある感じかな。
N:変なお母さんで良かった。
・結構奇跡的な調和だ。では次に、music fmが結成に至った経緯や背景にあるストーリーを教えてください。
S:全員親戚です。
Y:嘘です。本当の最初は星子がDDJ-FLX4を買って、TwitterでDJ練習会のメンバーを募集した時に4人集まったのがきっかけ。そしてその後に私個人が高円寺の薬酒barで犬猫畜生さんっていう夫婦の方にイベントのブッキングを頂いて、そこに4人のB2Bで出たのが初めての現場だった。
星:そう、そしてそれが楽しかったから続けていこうっていう流れで今に至ってる。それが今年の初めとかだね。
N:そして初めてレイヴをやったのが確か1月8日とかだったかな?レイヴという意識は無かったけども。
S:そのくらい。1月3日のみんきもアンビエントレイヴもみんなで行ったよね。
星:そうそう、その辺をきっかけにもっと仲良くなった。
N:music fmっていう名義ができたのもその時期。
・結構出演の機会なども多いイメージだけど、結成から一年も経っていないんだね。
星:なんだかおっきくなっちゃいました。。。
Y:本当に周りの人と運に恵まれました。
S:皆によくしてもらいました、ガチで。
星:本当に良いタイミングで、大小関わらず色んなところに誘っていただいて。
S&N:本当に、ありがとね。
・人とのつながりで結成から拡大まで至っている素敵なクルーだ。じゃあ次にDJプレイについて聞きたいんだけど、4人クルーという大人数な中で具体的な曲選やプレイリストの構築はどんなプロセスを踏んで共有しているの?
N:基本はブッキングを頂いたイベントのコンセプトだったり周りの演者さんの雰囲気を見て話し合いをしてる。毎回全員新しい曲を持ち寄って臨むんだけど、誰がどの順番で流すかとかは決めてなくて本当にぶっつけ本番のB2Bって感じ。
星:その日4人で持ち寄った曲をまとめたプレイリストだけは用意してて、そこから流してはいるけどね。
S:ふんわりとしたイベントのニュアンスだけ共有して、その他は個々人の解釈次第!
・なるほど。ただ、ぶっつけ本番となると意見の相違とかもあるのでは?
S:あるにはある。けどぶつかり合いっていう感じよりかは、お互いが寄り添ってすり合わせていく感じかな。
・じゃあ球になるんだ。球DJクルー。
全員:?
N:まあ、4人でやるからこそ1つのチームとしての音の理解度というか、造詣は深まっていると思う。
S:あとは当日まで他3人の選曲を知らないから、他のメンバーの選曲でめちゃくちゃ高まることが多い(笑)
N:皆フロア出ちゃったりするもんね。
・リスナーでありプレイヤーである素敵な構図だ。じゃあ次に、選曲の深掘りにもなると思うんだけど、各個人が影響を受けたアーティストやDJ、またそれが自分のプレイにどう作用されているのかについて聞かせてください。
星:DJとして一番最初に影響を受けたのはnasthugさん。自分が元々ヒップホップのリスナーだったこともあって、初めて見た時にUSだったり日本のヒップホップを織り交ぜているDJに聞き馴染みの良さを覚えてすごく良かったのを覚えてる。普段聴く音楽と全く聴かない音楽の融合が面白かった。music fmで、という観点だとmomoneさんの曲が好きで皆よく流してるかな。
Y:Jersey Clubを好きになったのもnasthugさんの影響?
星:そうだね。それこそu-haの時に見てからとか。ちゃんと写真も撮ってもらった。(嬉)
N:僕が影響を受けたDJの方は〜離さん、illequalさん、Dirty Dirtさんの3人。烏滸がましいかもしれないけど個人的にこの御三方に共通していると思っているのは、DJに文脈、ストーリーがあること、またそのストーリーに則っているからこそ、様々なジャンルを横断しているにも関わらず聴き心地が良くて最高。個人的にはそのバイブスにかなり影響を受けてる。music fmだと海外のsextranceっていうジャンルに影響を受けてる。音が割れてるハードテクノだったり、Lil TexasのMIXなんかを聴いて激しい音楽をずっとプレイする楽しさが刺さったのがきっかけで今のスタイルになっているかも。
S:僕は全然ジャンルが違うんだけど最初にlilbesh ramkoさんに喰らって、そこからnerdcamp.comのナード感に影響を受けてる。あとはJUN INAGAWAさんのMAD MAGIC ORCHESTRAに行ってJUNさんやEVEさんのDJを聴いて、テクノやハードテクノに傾倒しました。テクノってずっと4つ打ちだったり、ずっと一定の音で乗れるというか。そういう雰囲気も込みでテクノがとても好きになったし、今4つ打ちの曲を流したりするところに通じているのかな。今のところは…
N:最後の一言で全部ひっくり返そうとしてる。
星:クルーとしての4つ打ちの話を少しすると、hyperflipを流す時とかにドロップでハードコア4つ打ちみたいになってる曲をよく流す。日本の曲に多いかな。
Y:私は最初にGenickさんが主催しているRIPっていうUKGとかメインのイベントが好きで、そこそこ通うようになってUKGやBassline、Bassmusicを好きになったと同時に影響を受けたと言えるかな。あとその頃はまだLOUNGE NEOがあった時で、そこでのLADY’S ONLYのプレイを見て、カッコよさは勿論なんだけどその中に楽しさがあるスタイルに喰らって、結構そういうスタンスだったりスタイルが今でも自分の根底にあるのかなという感じはしてる。あとはTREKKIE TRAX CREWも好き。彼らは自分たちの楽しさをベースにしながらも魅せるDJプレイを豊富にしていて、やっぱりプレイヤーが楽しめるスタンスに大きく影響を受けてるかもしれない。最近だとGentlmens Clubっていう3人のクルーが居るんだけど、前述のクルー達と通ずるノリやバイブスがあって好き。去年来日してCircus Tokyoでプレイしてたかな。music fmとしての私のスタンスにも結構これらのクルーの影響は勿論受けていて、スタンスに憧れてる。あと補足としてSkrillexが大好きです。
・全員全く違うスタイルがあるところから、クルーとしてここまで纏まっているのが凄いよね。
Y:まあ、根底は皆うるせえ音楽が好きだから纏まってる(笑)
S:デケえ曲(?)が良いんだよな。
・デケえ曲?デケえ曲って、何?
N:そう。普通はそうなると思うんだけど、そこの解釈は完全に4人で一致してるし、完璧に共有できているんだよね。
S:選曲のニュアンスを決める時とかも、こんな感じのデケェ曲、っていう雰囲気で伝わる(笑)
・デケえ曲、覚えました。ありがとう。じゃあ次はプレイヤー目線の質問なんだけど、クルーでよく使うエフェクトや技術はありますか?music fmはよくミキサー部分が阿修羅みたいになっているイメージなんだけど。
全員:確かに(笑)
星:俺はあんまりエフェクト周り触らないから分からないな。けど皆よく音抜きを使うよね。縦フェーダーを一瞬だけ切るやつ。
S:僕は最近SLIPつけてROLLとか、Low抜いたりするのが多いかな。
星:あとそれこそN4Fとかsazablizryは最近次の曲を一瞬チラ出しするのとか多いよね。
N&S:確かに、多いかも。
N:music fmの性質上アニソンのリミックスとかを持っていくことが多くて、そういうのって冒頭やDrop前に台詞が入っていてそこから展開されるパターンが多いんだけど、逆にその台詞の部分だけが聴こえるように縦フェーダーを弄ったりするのが一番多いんじゃないかな?
S:もしかしてあの曲じゃない?みたいなワクワク感の演出にもなるしね。
Y:みんなのきもち主催のFREE RAVEの時にやってた、「Rumble」のチラ出しがすごく良かった(笑)
他3人:あれは本当に良かった。
S:「Rumble」を3連続で流したんだけど、あれは本当に神回だった。
星:後あれなんだっけ、かけたらキュウウウウウウンッッッッ!!ってなるやつ。
S:FLANGER?
星:それだ、FLANGER。俺暇なときはあれをよく使ってる。楽しいから。
Y:あと4小節目にNOISEを使うことも多いかも。
S:ハードコアの曲でDropが単調な時とかに飽きないように、飽きさせないように変化付の意味合いでよく使う。緩急の付け所として。
N:ECHOも使うよね。Dropが明確にキックだけの所から繋げるときとかに、音の広がりを作るために使ったりする。急にヒューンって。REVERBもそれと同じ用法で使います。REVERBの上からFILTERかけるみたいなのが多いかな。
Y:まあなんやかんや、fmのエフェクト担当は基本sazablizryとN4Fです。
星:そう、僕とノアさんはあまりやらないね。よく分からないし。
Y:ここぞという所でかけようとした時、手が被るし。
N:あるあるなのは、同じデッキで一人が縦フェーダーを下げたくて、もう一人がフィルターをかけたい、っていう状況。それが同時に行われちゃって、片方いらない子になっちゃう事がある(笑)
Y:けど、それも全然良い所だと思います、面白い醍醐味。
・4人ならではの分担と幅の広さ。音のコントロールが複雑そうで面白いです。次にすごくパーソナルな質問なんだけど、今music fm内で流行ってる口癖みたいなものがあると思うんだけど、それについて詳しく教えてください。
S:それ、本当に話す?あれでしょ、最近fmと話したことある人ならわかると思うけど『ディディディ』、『ダダダ』みたいなやつ(笑)。元は星子が考案したやつだよね。僕と星子とN4FとRanzでご飯食べてる時、急に星子が『気持ちは全部擬音で表した方がいいと思うんだよね。』って言い始めて、それで出てきたのがディディディ、ダダダ。
星:これには思いがあって。よく大人が乾杯とかする時にアスアスアス…みたいな謙遜のやりとりをする下りがあるじゃん。
N:あるね。
星:そこに赤ちゃん要素を足して、ダダダになった。赤ちゃんには上下関係とかないからね。
S:確かに。赤ちゃんの時って上下とかなくて全員フラットな関係性だもんね。
星:そう。だからやっぱり全員赤ちゃんになった方が良いと思うんだよね。
S:言いやすいしね。単音で。
・じゃあ、music fmの4人のフラットさもそういう所から導かれてるのかもしれないという事?
星:そういうこと!生活の節々にそういったものが散りばめられている。
Y:いや、でも私はそのミームが生まれた現場に後から合流しちゃってて、居ないから知らないんだよね。
S:だからあの後合流して、みんな意味不明な言葉言ってて怖かったでしょ?
Y:ぜぜぜぜ全然怖くねぇし…。そもそも知らない言葉だからなんとも(笑)
N:基本的には、乾杯の時とかご飯が美味しかった時に『ディ』だよね。『ディ』になる。
星:そう、幸せの現れなんだよね。
Y:なんで、DJクルーのインタビューなのに音楽以外の話題のほうが盛り上がってるんだよ。
N:なんか、この口癖の話題のところだけ太字で書いておいてください。
S:『ダダダ』だけ赤太文字で。AVYSSがまだ記事内で使ったことのないフォントで。
Y:もう、やってる事がオ◯コロだ。
N:太字と色の活用で、よろしくお願いします。
・検討します。面白い話ありがとう。じゃあ話を戻すというか音楽の話に戻るんだけど、music fmとしての力を最大限引き出せるイベントや、出たいイベントなどがあれば教えてください。
S:Boiler Roomです。
星:やめてください。そんな事ないです。
S:これは結構真面目な意見。僕らのスタイル的に物理的にお客さんとの距離が近いほうがマッチすると思ってる。
星:DJの卓とフロアの位置関係がフラットな方が良い。あとできるだけ中央寄りのほうが良いかな。自分たちがステージとか端っこの方で盛り上がっているだけだと伝わりづらい側面があるから。
・リスナー・プレイヤーの仕切りがないフラットな場所が理想なんだね。
S:そう。なんか一回そういうイベントに出演したよね。
星:あれだよ。僕たちが主催したmusic fm.zipでそのスタイルを採用した。
Y:てか、私達がブッキングの立場のときはだいたい盛り上がってくれてるよね。そのイベントに関しても、みんなのきもちFREE RAVEの時のWWW X 4Fキュレーションの時も。
星:確かに。どちらもフロアとステージの段差がなかったもんね。
Y:周りに友だちが多いっていうのもあるけど、そっちの方式のほうがバイブス高めのイベントになる。箱が小さい方が良いかも。
星:マジでそれは思う。それこそフォレストのような小箱のほうが。
S:本当に物理的に距離が近いところのほうが良いね。
星:だからやっぱりアイランドスタイルが最高。
Y:大きい箱も憧れなくもないけど、小さい方がやっぱり向いてるかな。自信あるし、単純に近距離で嬉しい。
S:フロアによく行くっていうのも、そういった面が起因しているのかも、しれない。
N:今のところは…
星:段差があるとフロア行って踊りづらいからね。
S:ノアさんとか、たまに本当に戻ってこない時があるよね。
N:前トイレ行ってたしね。
Y:え、行ったことなくない?
S:でも、N4Fがトイレ入ってる最中に始めたことはある。
N:ああ、思い出した。ノアさんがトイレから戻ってきたタイミングで始まって、そこで入れ替わりでうんこしに行ったんだ。トイレの中で他3人のDJを聴いてた。
星:4人居ますから、融通が効くんですよ…
S:暇です!は嘘だけど….。
星:けどやっぱり楽しいね。皆でDJして盛り上がれるっていうのが。
Y:皆が楽しめる空間、っていうのが目標だったり目指すイベントになります。
N:ちなみに今までの話を全部無視することを言うんだけど、個人的にフジロックとか出たいです。
星:マジか…。
N:個人的にね。
Y:今はmusic fm周りの友達だったり知り合い、多少興味がある人達の前でプレイして盛り上がってる状況だから、そういった野外フェスのような完全アウェーの状況だとちょっと心配。所詮、井の中の蛙になってしまうのかもしれない。
S:FREE RAVEとかはfmを見たい人、みんなのきもちを見たい人でゾーニングが為されていたから僕らのほうも盛り上がっていた節はあるのかなと思います。
Y:あの時は私達の出番が最後だったから、私達がブッキングした皆さんが盛り上がってくれたのも大きいし、それを見て4Fに残ってくれた皆の力に助けられたのも大きい。
S:本当に周りの皆さんのおかげ。
星:THANX!!
N:皆本当にありがとう。
星:本当にずっと思うんだけど、fmはずっと運がいい。助けられてます。全部色んな人のおかげなのもそう。それこそ海太さんとか。僕らを最初にfmとしてブッキングしてくれた犬猫畜生のお二人とか。
S:もうね、高円寺と阿佐ヶ谷には頭が上がりません。足向けて寝れない。
星:あとはNOVO!のカトーさんにもお世話になってます。
Y:まあ話戻ってまとめると、明確にどこで、どのイベントでっていうのはないかな。皆が楽しめるのが一番。
・素敵すぎる。じゃあ次に、クルーとしての今後の展望みたいなものがあれば教えてください。
Y:うーん、特にない。
N:目標とかはない。楽しければいいかな。
S:本当に僕ら4人が楽しければそれでいいです。
星:僕らmusic fmとして文脈や意味合いがあることをやりたい気持ちは全く無いんだけど、僕らのプレイでDJっていうものを少しでも楽しいなって思ってくれたり、僕らきっかけでDJを始めてみた!っていう人が居たらすごく嬉しい。僕は音楽好きな人ならDJは絶対にやるべきだと思っているので。だから身の回りの友達から『DJ始めたんだよね。』みたいな報告があった時、活動してて良かったと思うし本当に嬉しい。あといつか主催のイベントを阿佐ヶ谷でやりたい。一番お世話になってるから。
・プレイヤー側のハッピーなバイブスがフロアに届き続けて、人の繋がりが生まれていくのが最高の目標なのかな、とインタビューをすべてを通じて思いました。
Y:ありがとう。そしてそのスタンスに共感してもらって、色々な所からブッキングをいただけているのが本当に嬉しい。
N:皆本当にありがとう…
S:皆ありがとう!!
星:あいしてるっ!いぇい!!!君と一緒にいると 愛のびーむ!止まらないヨ! 一生手を繋いでいたいの! ラブみな だいすきな ちゅーーーーして!!
S:ディディデイ♪
星:music fmは皆普通の友達だし、現場以外でも遊んだりすることが多いからこのスタンスが最高だと思っている。全員DDJ-FLX4を買え!!
・最高。じゃあ最後にmusic fmの告知等あれば教えてください。
Y:告知に関してはTBAのイベントが多いけど、music fmのInstagramのbioに日程が全て載っているので要チェック。
S:今年いっぱいでも大きいイベントの出演が複数あるので来てください。
Y:マジで、music fmのアカウントを要チェックだぜ!
Instagram : https://www.instagram.com/musicfm.wav/
X : https://twitter.com/musicfm_wav
category:FEATURE
tags:music fm
2023/08/15
9/1 CIRCUS Tokyo 東京のトランスパーティークルー〈みんなのきもち〉が、ロンドン拠点、CSMの学生らによって構成されるパーティー /ファッションプロジェクト〈Genesys〉を迎えてカムバック。 9月22日に控える大阪公演に先立ち、東京公演の情報解禁、8月15日より早割チケットの販売開始。東京公演ではヘッドライナーとして、ハードかつ繊細なプレイで世界中から支持を集める¥ØU$UK€ ¥UK1MAT$UによるDJセット、〈Genesys〉チームによるモーションキャプチャー技術を使った初音ミクのライブがラインナップ。両コレクティブに属するDJ陣やその友人らによるプレイも。 みんなの:Genesys 01.09 At Circus Tokyo Open 23:30 / Start 24:00 Link: https://wesawgenesys.peatix.com – EARLY BIRD TICKET ¥2500 *limited 100 (8月15日 より販売開始) – ADV TICKET ¥3300 *limited 150 – DOOR ¥4200 (including 1 drink) みんなのきもち Genesys ¥ØU$UK€ ¥UK1MAT$U 初音ミク eternalusa Flyer by Rain Paul-Müller & Anam Maclean *公演内容は急遽変更になる場合がありますがチケットの払い戻し はできかねますので予めご了承ください。/ Please note that tickets are non-refundable even if the details of the show are changed. *チケットは入場時に別途1D代がかかります。/
2023/04/10
多賀火山系玄岳山頂・廃墟 静岡県に位置する多賀火山系玄岳山頂に遺された廃墟、熱海高原ロープウェイ玄岳駅(玄岳ドライブイン)にて5月6日に開催される日中のアンビエントレイヴ「Sommer Edition Vol.2」の前売りチケットが本日販売開始。当初予定してい た150枚の限定前売りチケットが即完売したため、100枚追加した計250枚での販売となる。販売期間は4月19日19時まで。 パーティー及び展示の出演者情報は4月19日19時に公開予定。それ以降は通常チケットのみの受付となる。 当エディションは東京拠点のトランスパーティークルー<みんなのきもち>によるアンビエントミュージックに特化したパーティーシリーズ。クラシックコンサートの非肉体性とレイヴの肉体性から着想を得た実験的なイベント。今年1月3日に真鶴半島海岸で開催され300人近くを動員した初回に次ぐ二回目の開催となる今回、ポップミュージッ クとダンスミュージックをコンセプトとしたインターネッ トレーベル<Maltine Records >と<みんなのきもち>の共同キュレーションが実現。インターネットと東京のユースカルチャーの融合、地球は壮大なベッドルームへと変貌し、 稜線から空へ陶酔感を高揚させる。また、ZECINによるキュレーションのもと、「破壊と再生」をテーマにした展示が建物内で開催される。 Access: JR木宮駅よりタクシーで17分 海老名サービスエリアより車で1時間10分(ゴールデンウィーク中のため混雑が予想されます) みんなのきもち Sommer Edition Vol.2 Sat 6 May At Kurotake Drive-in (玄岳山頂, Summit of Kurotake) Location: 35.08845411023133, 139.03159388328112 Open 11:00 / Start 12:00 / Close 19:00 *雨天決行・荒天同月内 延期 Ticket page: https://0506se.peatix.com -ADV: ¥3500 (*250枚限定、4月19日19時迄) -TICKET: ¥4500 -DOOR: ¥6000 Powered by Forestlimit Co-curated by Maltine Records Flyer by Kazuma Watanabe & ZECIN
2019/11/20
12月1日発売 批評誌『エクリヲ』が、12月1日(日)にデザイナー・加納大輔がアートディレクションを手がけたリニューアル号 新刊『エクリヲ vol.11』を刊行。今回の特集は「ミュージック×ヴィデオ」と「インディーゲームと動詞」。11月24日(日)、文学フリマ東京にて先行販売、全国書店・映画館・美術館や通販「BOOTH」にて順次販売となる。 「聴覚と視覚の実験制作 ミュージック×ヴィデオ」特集では、 宇多田ヒカルやSuchmos、けやき坂46らのMV制作でも知られる映像作家/VJの山田健人(yayel)インタビューほか、 ミュージックヴィデオ史 1920–2010s、MV技法集を収録。アーティストや楽曲のプロモーションの一環で制作されるMVは、その黎明期(以前)から音と映像の実験制作を繰り返し、独自の表現の発展を遂げてきた。幅広いアーティストのMVを制作する山田健人氏(yayhel)のインタビューをはじめ、MVの歴史の流れが一望できる年表、MVの技法を解説したコラム。そしてアニメテッドMVを論じた海外論文の本邦初となる抄訳を含む論考をはじめ、5つの本格的なMV論を掲載。音楽と映像の両面からMVを捉えた視ヴィジュアルミュージック聴覚芸術をめぐる思考の扉を開く特集。 「インディーゲームと動詞」特集では、5名の気鋭のゲームクリエイターへのインタビューほか、インディーゲーム60作を紹介する付録を掲載。インディーゲームにおける「動詞=できること」の豊かさに注目し、作品を分析、「ゲームで何かをする」とはどのようなことなのかを特集。インディゲーム制作者のインタビュー(『ALTER EGO』大野真樹、『Baba Is You』Arvi Teikari、『KIDS』Mario von Rickenbach & Michael Frei、『The Stanley Parable』『The Beginner’s Guide』Davey Wreden、『The Tearoom』Robert Yang)や、60作品を動詞で分類し紹介する「インディーゲーム 動詞リスト」、松永伸司(ゲーム研究・美学)と横山タスク(エクリヲ編集部)による論考を掲載。ゲームについて前進的な思考を求める全ての人に、必読の特集。 特集の他にも、全世界2000万部突破の劉慈欣『三体』を扱う本邦初の本格評論、楊駿驍による「〈三体〉から見る現代中国の想像力」、現代アート作品や、「写真」の定義を問い直す「ゲーム内写真」の美学を問う谷口暁彦による「ヴァーチャルなカメラと、それが写すもの」も収録。
第1弾としてANORAK!とillequalによる「Re:Re:」がリリース
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