2023/02/27
3/10 heavysick ZERO
ロードアイランド州プロビデンスを出身とするTek Lintoweは、CASIOキーボードで作るルネッサンス擬きのアレンジに、ボーカロイドやガバのキックをぶつける時もあれば、Organ Tapesや Joeyy、Lakerと協力し(又は自分の即興オートチューンボーカルを使い)繊細でエモーショナル なラップバラードも繰り広げたり、時には2000年代R&Bの煌びやかな装飾を誇張したラブソングを作る。新しいアルバムやコラボを発表するたび変容する多彩なプロデューサー。そんなTek Lintoweの初来日イベントをWa?steとsudden starが開催する。
Tek Lintoweに続き、Helicaと共にmirror:imageとして活動し、Lauren Ander、DJHともコラボレーションを行うイギリス出身トラックメーカー/イラストレーターのmimics gate来日。都外からは、大阪在住でアルバム『Odorata』をリリースしたプロデューサー/ボーカリストLe Makeup、福井県を拠点にするプロデューサー/ラッパーのIgaが出演。都内からはOrange Milkなどのレーベルからリリースし、感情を溢れ出すポップコラージュを制作するKenji、etherを中心にオーガ ナイザー/DJとして活動するLoci、パフォーマーのNizika(Super Hot Songs)とGenome 6.66 Mbp などからリリースをし、Radixを主催するWa?steで構成される。今回のNizikaのパフォーマンスは Wa?steのコラボレーションで即興音楽に、人間離れする自作衣装を合わせた形式となる。
Into the light of the night kitchen…
3/10 中野Heavy Sick Zero 23:30~
入場料:2000円+1D
Iga (Live)
Kenji (Live)
Le Makeup (Live)
Loci (DJ)
mimics gate (DJ)
Tek Lintowe (Live+DJ)
Wa?ste x Nizika (Live)
(アルファベット順)
ポスター: Felix Idle
映像&空間デザイン:Felix Idle & sudden star
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テキスト : madjestickasual
訳 : Felix Idle・Kai
天才やカルチャー人に聞くと世界一「最高な」ミックスシリーズと称賛され、間抜けな人に聞くと世界一「最悪な」シリーズだと軽蔑されるMadjestic Kasual主宰の「A Mix」シリーズ。これで少しはわかってもらえたかな?
今回は「A Mix」でインタビューをしたいと思う。具体的には「A Mix」でミックスを作ってくれた参加者に質問し、答えを聞く。
それではようこそ————世界で一握りしかいないトップアーティストを紹介するテキストシリーズ、「An Interview」へ
「An Interview」第二回はTek lintoweにインタビュー。
頭の中を覗ける望遠鏡を装備して、そっと遠くからTek lintoweの輝かしい脳内風景を覗いてみたら何が見つかるかな。彼が気を抜いてふと眠りについた瞬間を狙って、そっと中に潜り込む。皮質の外堀を渡れば、領地に潜り、ナイトビジョンを付けて脳裏を張り巡らされるダチュラを漬けた散乱したフレスコの中を覗いてみる。彼の記憶をあさって、恐怖を探る。神経のたんすの引き出しを開け、ピーナツバターとドライピーチを拳いっぱいに盗み食いする。まだ足りない。Tek lintoweの音楽は聴けば聴くほどもっと欲しくなってしまう。 唖然として心臓が止まるくらいの2022年ベストトラックのようなものをもっと。溶けそうなラブアンセムをもっと。古き良きエモトラックも。自分に向けたもの、世界に向けたもの。Lakerとの曲。Joeyyと、remyと、woody、ricky chix、Marlon DuboisやShed Theoryの友達たちとも。ThomasとOrgan Tapes、Bug Bus Piano、aidan swankとも。悪名高いSam HydeのiDubbbzディスの説明欄で評価されるのも。何年か前に旧名義の800としてMadjestic Kasual の「A Mix 」に貢献したミックス。demented tek、作画も。もっともっと。Tek lintoweが新しく作ってくれたMadjestic Kasualの「A Mix」も。
Tek lintoweが貢献したMadjestic Kasualの「A Mix」。
これも「もっと」、そして下にも「もっと」続く…
– 今の服装を教えてください。
白い綿のポロ靴下。中国製。Lakerのお母さんにもらった
淡い茶色のUggブーツ。サイズは10(28cm)。中国製。Lakerにもらった
Aeropostaleの青と灰色のポリエステル製ボクサーブリーフ。サイズはM。中国製。 Citi Trendsって店でパクった。
変な灰色のひらひらしてる生地で作られた、ゴムのウェストバンドが入っている正装っぽい半ズボン。タグにはAnthony Richardsと言う名前と電話番号が筆記体で刺繡してあるだけ。だから生産地不明。チャリティーショップのGoodwillで買った。黒いピマコットンのPerry Ellisのシャツ。サイズはXL。12歳のときくらいからもってる。オリーブ色のRussell Athleticフリーススエット。サイズは 2XL。中国製。アクリリック・モヘアとナイロンが混ざってるClioニットセーター。アメリカ製。Saversで買った。ちょっとだけ透けて見える。犬の毛とかゴミがついてて汚いから脱がなきゃ笑。
– 一生同じブランドを着なきゃいけなかったらどのブランドを選ぶ?なんで?
Telfar。とか似た感じのギリギリハイブランドじゃない「新しい」ブランド。理由は面白いし、ゆくゆくの見返りが一番大きいから。20年後に誰かに理由を聞かれたら、「昔ある人と約束してね。話すと長いからまた今度話す…いつかね」ってかっこいいセリフで返す。
– 4人のバンドを作るとしたら誰を入れる?
誰でも良いよ。それぞれの担当は?The-Dream、星野康太、王菲、ATB。ATBが入りたいなら彼には歌えるようになってもらいたいけど。それができなかったり声がよくないとかだったらDrake&40(2人1組)と交代かな。メンバーで作りたいものを作ってもらう。でも難しい質問だね。正直最後の3人は保存してた曲あさって決めた。めちゃやばいグループだけどバイブスすぐ飽きるかもね。
– 流すのが怖い曲はある?
そういう音楽は聞かないかな。
– 作ったのが自分だったらいいなと思う曲は?
Evergraceのサントラ。
– もっとも影響を受けたイベントは?
2018年アリゾナ州フェニックスのLil Ugly Mane。人生で2回目のイベント。17歳の時に当時の彼女と行った。未成年だけなぜか違うバリケードのエリアに分かれてた。DJが一人と前座ライブが2組いて、DJがBenny Revivalをかけてぶちあがった。最初のライブはシンセポップのグループで、ボーカルの人がすごい派手な格好でオートチューンなしで完璧に歌ってた。すげーよかった。その時はすごい好きだったけど、そのあと自分から探してはないかも。二組目はGatekeeperって現地のデスメタルバンドで、あんま好きじゃなかったかな。未成年のセクションでモッシュが始まって、知らないキッズが手足を振り回したりして彼女の顔面に当たって、そういうノリじゃなかったからそのあとずっとステージのまん前にいた。Little Ugly Maneのセットは本当によかったね。見たかった曲をほぼすべてやってくれたし、ガラガラ声で叫んだりしてた。 ステージから21歳以上のセクションにダイブして、5人分くらいしか離れてないバリケードの先で客と盛り上がってるのを見てちょっと悔しかった。終わった後に彼が会場の裏でタバコを吸ってて、少しだけ話しに行った。彼はまだアドレナリンが残ってて、俺が「大ファンだから見れてよかった、でもライブ中に帽子なくしちゃって悔しい」って言ったら真剣に聞いてくれたんだけど、すごいキレ始めて「くそくらえ!くそ会場が!あの帽子取り返すんだよ、いいな?中戻って取りにいけ!」って言われた。結局警備員が入れてくれなくて取り返せなかったけど。新品で90ドルぐらいした帽子を無くした。それと彼が外で背の高い女の子と立ってて、その女の子すごい感じ悪そうだった 、
– 嗅ぐと直ぐに思い出が浮かんでくる匂いは?
たまに通りすがりの人がつけている香水の匂いがあるんだけど、どう説明すれば良いんだろ。8歳か9歳の時に住んでたマンションが一緒だったHannahと言う友達を思い出す。毎日遊んでて、年上でかっこよくて今でも気に入りのアニメとか音楽をいっぱい紹介してくれた。一回彼女が安い百貨店で箱入りの香水セット買ってるのを見たことがあるから、もしかしたらそれかも。今でも外出ている時に嗅ぐことがある。香りの「香調」とか調べてもっと香りについて勉強したいね。どこから始めたらいいのか分からないし別に知らなくてもいいことだからあんまり調べようとしたことないかもだけど。
– 死んだ人を誰か一人を甦らせて社会に貢献してもらう。誰を生き返らせる?
100パー セオドア・ルーズベルト。
– 後世が役立つために誰か一人を冷凍保存できるとする。誰を冷凍保存する?
結構真剣に考えたけど友達意外あんまり思いつかなくて、有名な人をググって答えるのは違うかもな。マイケルジャクソンって言おうとしたけど逆張りすぎるし、まずこのインタビューでふざけた答え出しすぎた
– 結婚式にかける歌?
– 死ぬ時にかけて欲しい曲は?
ひどくて悲しい質問だね、まだ死にたくない
– 惚れている有名人は?
Ozarkって番組のJulia Garnerは好き。Paris Hiltonも伝説的な存在。 Breaking Badのヒロインの人。テレビ番組のキャラクターしか思いつかない
– Tek Lintoweの伝記映画で自分を演じるのは?
Vincent Gallo。監督も任せる。多分自分をだっさくてエモいティーンみたいな感じで演じてくれる、いい意味で。
– 最高のMVは?
最初に思いつくのはLil shineのrelax/stopかな。最初に見た時はカットの速さとかカメラの動きの滑らかさが半端なくてみとれていたのを覚えてる。Goldbloomリスペクト。友達と映像の仕事の都合で俺のルームシェアのアパートに泊まったことがあったけど、帰った後に誰かから聞くまで彼が作ったのは知らなかった。凄さでいえば実際文字通り史上最高じゃないかもしれないけど。他に思い付くMVもあるし、予算かけてるやつだったら何本も思い浮かぶけど、ストリートっぽいビデオなのに最初に思いつくのはすごいと思う。MVはほぼShineが外で立ってるだけのショットか、椅子に座っているショットしかない。最高すぎる。
– 来世で使うために自分の墓に持っていくものは?
パソコン。
– 過剰評価されていると思うもの。
気になることがあっても感情をこらえて直観的に動かないこと。本当は平気じゃないのにその場の雰囲気を壊さないために平気な顔すること。思ってること言っちゃおうよ、shawty
– YouTube一のYouTube動画は?
GTASanAndreas12543の「猫たちに怒鳴る人」
Salute to all world leaders. They hold this shit together 🗺. All them. Theyre doing their job. Just lime all of us. Thats respect https://t.co/OtHzSnxsFz pic.twitter.com/FTmbByZhLo
— Casey Krause (@teklintowe) January 2, 2023
category:NEWS
tags:Tek Lintowe
2023/01/26
3月6日 WWW X 天性の歌声が導くコンテンポラリー/コズミック・サウンド、そして自身のルーツであるインドからの影響を、R&B、ロック、ソウルなどの西洋音楽に融合させ、魅惑的なサウンドへと昇華。現代の世界へ“安息の場所“としての音楽を届けるRaveena。 音楽を「自分自身の完全なる表現」であると語り、自身の南アジアのディアスポラとしてのアイデンティティやトラウマを綴りながら、自己への愛(self-love)の大切さを表現する彼女の音楽には、彼女自身とオーディエンスにとって、音楽が安全で愛に満ちたヒール(癒し)の場となるように、という真摯な思いが貫かれている。 シルクタッチのスロウで幽玄なRaveenaサウンドを豊かに開花させた2019年の1stアルバム「Lucid」につづき、Vince Staplesなどもフィーチャリング参加した2022年の「Asha’s Awakening」ではさらに独自の表現を深化させた。全世界に配信された「coachella 2022」でのパフォーマンスも記憶に新しく、人気YouTube番組「Tiny Desk Concert」は400万回、「COLORS」でのパフォーマンスは700万回を超えて世界中で再生されており、一聴で聞く者を虜にする歌声と愛に満ちたパフォーマンスは高く評価されている。 Raveenaは2020年3月に予定されていた公演が新型コロナウィルスの影響で惜しくもキャンセルとなっており、今回の初来日は実に3年越しに実現となる。 日 程:2023年3月6日(月) 会 場:Shibuya WWW X 出 演:Raveena 時 間:open 18:30 / start 19:30 料 金:前売 ¥6,800(税込 / ドリンク代別 / オールスタンディング) チケット: ◆先行予約(先着) 受付期間:1月26日 12:00 – 1月29日 23:59 受付URL:https://eplus.jp/raveena0306/ Pre-sale(English) : https://wwwwwwx.zaiko.io/e/raveena2023 ◆一般発売:2月4日(土)10:00- e+ / ローソンチケット[L:74468] / Zaiko 問い合せ:WWW X 03-5458-7688 主催・企画・制作:WWW X
2019/12/28
東京1月22日、京都1月25日 2017年にYves Tumorが主宰するレーベル〈Grooming〉 から21分間の映像詩『Charity Whore』を発表、昨年はRabit主宰の〈Halcyon Veil〉から待望のデビューアルバム『Adoration』をリリースした音楽家、映像作家、パフォーマーCECILIA の来日公演が決定。 カナダ、ケベック州南東部の村で育ったCECILIAことMélissa Gagnéは9歳からギターと歌に魅了され、哲学と文学を学ぶために移ったモントリオールで音楽活動を開始。2015年にはBABI AUDI名義で『Mommy Dust』『CLUB DEAD LTD.』(HOSS Records)をリリース。DJ Mix等には映画音声のサンプルを使用する一方自らもパフォーマンスを織り交ぜた映像作品を制作し、音の世界に幻覚的な広がりを与えている。イタリアのナポリから現在はパリへと拠点を移しているCECILIA、日本でなかなか彼女のパフォーマンスを観れる機会はないだろう。是非、足を運んで欲しい。 CECILIA JAPAN TOUR 2020 〈TOKYO -LIVE SET-〉 K/A/T/O MASSACRE VOL.256 JANUARY 22 (WED) 7PM AT FORESTLIMIT SHOP : NOVO! 〈KYOTO -LIVE + DJ SET-〉 SUPPORTED BY Ψυχή & AK JANUARY 25 (SAT) 7PM AT BNA ALTER MUSEUM SHOP : ririn yu rusty
2021/08/20
SVBKVLTより 上海ALLを拠点にするレーベル〈SVBKVLT〉から、東京を拠点に活動するDJ/プロデューサーPrettybwoyのデビューアルバム『Tayutau』のリリースが発表。 「Tayutau / 揺蕩う」、俳句や文学によく使われる伝統的な日本語。優柔不断な状態、しばしば一時的に決意や目的を失うこと、あるいはゆらゆらと漂ったり揺れ動いて定まらない状態を意味する。今作は、孤独、失業、ハードディスクの焼失、プロジェクト全体の損失などの問題に対処しながら、過去2年間に制作されたもので、不安、不確実性、希望、フラストレーションなど、いくつかの段階を経て制作された。 「このアルバムを作り始めてからあまりにも多くのことが変わり、それが作品に反映されていると思います。アルバムは3つのパートに分けられます。パンデミック前の安定していた時期に作った曲、隔離期間に作った曲、オリンピックの開催に向けての時期に作った曲です。混乱と変化の連続ですが、希望を持って集中したいと思っています。簡単なことではありませんが。」 また、『Tayutau』は、外的要因だけでなく、内的な不確実性から生まれた作品でもある。 「これは新しいアイデンティティを探す旅であり、あるいは現在のアイデンティティを理解する旅でもあります。私は日本に住んでいる日本人ですが、私の音楽は他国のレーベルからしかリリースされていません。私はSVBKVLT(中国)とPolaar(フランス)のメンバーですが、日本のどこにいて、誰なのでしょうか。」 『Tayutau』は、lIlIとPrimulaとのコラボレーション・トラックを含む10曲入り、アートワーク/ヴィジュアルはWang Jingxonが手掛けている。また、リミックスEPのリリースも予定されている。 Prettybwoy – Tayutau Label : SVBKVLT Cover Design : Wang Jingxin Photo : Takahashi Mastering : Raphael Valensi Release Date : 17th September 2021 Format : Double vinyl + digital https://svbkvlt.bandcamp.com/album/tayutau Tracklist 1. Destination feat. lIlI 2. Genetic Dance II 3. Mikoshi 4. Island 5. Jeopardy feat. Primula 6. Isol 7. SLT 8. Rat’s Talk feat. lIlI 9. Brontides 10. ó‹ (Tear)
会場限定販売グッズ公開
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4/8 WWW+WWWβ / 4/9 CIRCUS Osaka
3/11 渋谷WWW X オールナイトロングセット敢行
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