2022/03/18
ASJとBeau Mahadevによるコラボレーション
IMIMPは、UK/HKを拠点とするプロデューサーASJと香港/アメリカを拠点とするミュージシャンBeau Mahadevによるコラボレーションプロジェクト。遊び心に満ちた暗闇、超現実世界で人生を理解する妖精。
デビューEP『VACUI』で、2人の個々のコンセプト、実験的に夢を描く。ASJのビートメイク、Beau Mahadevのメロディー、その糸が絡み合い、新しい存在を形成している。思考と現実の間のフィードバックループ。私たちの経験、心、体を変えることができる経路を探求している。
IMIMP – VACUI
Label : Ashida Park
Release date : 24 March 2022
Stream / Buy : https://smarturl.it/IMIMP
Tracklist
1. Prologos
2. Sun Embodiment
3. Infatuation
4. Bling Bling
category:NEWS
tags:IMIMP
2021/09/29
インナースリーブに塗布した土、花、森の香り スペインのプロデューサー、DJ、サウンドアーティストSilvia Jiménez AlvarezによるプロジェクトJASSSが、新作アルバム『A World Of Service』のリリースを発表。Berghainのレコードレーベル〈Ostgut Ton〉から11月26日にリリースされる。Floating Points、The Bug、Clarkなどの映像を手掛けてきたSander Houtkruijerによるタイトル曲のMVが公開。 JASSSは、IDEALからのデビューLPやAD 93 fka Whitiesからのダンスフロア向けEPなどのリリースで知られており、テンポや時代をスムーズに行き来するセレクターであると同時に、A/Vライブセットを発表したり、Carsten Nicolai (aka Alva Noto)がキュレーションするBerlin-Rom Expressなどでアーティスト・イン・レジデンスを務めたりしている。これまでにPrimavera Sound、Mutek Montreal、Dimensionsなどの国際的なイベントに出演し、今後はSonar CCCB 2021、Re-Textured、Boiler Room Festival、MiRA Festivalなどへの出演が予定されている。 今作での進化は、ジャンルの崩壊と予想外の変容を中心に広がる。それはJASSSがベルリンで毎月ホストしていたラジオ番組の名前であり、Ben Kreuknietとのコラボレーションによる広大な多感覚ツアーのコンセプトのタイトルでもある。JASSSは、このアルバムを通して、相互接続性を阻む人間と技術の障壁について考えている。歌詞と音の両方で、自己を解体し、不安を解き、ジェンダー、アイデンティティ、対人関係に適用される言語の不十分さを問いかける。それに応えて独自の流動的でニュアンスに富んだ語彙を形成し、複数の自分を理解しようとしている。思春期の怒りと成熟の知恵を経て、アブストラクトなエレクトロニクスとバロックなインダストリアル・ポップでリミナリティを横断し、Matt Lambertが描いた花柄のジャケットや、Meri Bonastreがアルバムのために開発し、インナースリーブに塗布した湿った土、花、森の香りなど、聴覚以外にも視覚と嗅覚を通してそれは強調される。 JASSS – A World Of Service Label : Ostgut Ton Release date : November 26th, 2021 2xLP / CD / digital https://jasssinc.bandcamp.com/album/a-world-of-service-3 Tracklist 1. Birds You Can Name 2. Camelo 3. Luis 4. Busto 5. A World Of
2021/08/20
SVBKVLTより 上海ALLを拠点にするレーベル〈SVBKVLT〉から、東京を拠点に活動するDJ/プロデューサーPrettybwoyのデビューアルバム『Tayutau』のリリースが発表。 「Tayutau / 揺蕩う」、俳句や文学によく使われる伝統的な日本語。優柔不断な状態、しばしば一時的に決意や目的を失うこと、あるいはゆらゆらと漂ったり揺れ動いて定まらない状態を意味する。今作は、孤独、失業、ハードディスクの焼失、プロジェクト全体の損失などの問題に対処しながら、過去2年間に制作されたもので、不安、不確実性、希望、フラストレーションなど、いくつかの段階を経て制作された。 「このアルバムを作り始めてからあまりにも多くのことが変わり、それが作品に反映されていると思います。アルバムは3つのパートに分けられます。パンデミック前の安定していた時期に作った曲、隔離期間に作った曲、オリンピックの開催に向けての時期に作った曲です。混乱と変化の連続ですが、希望を持って集中したいと思っています。簡単なことではありませんが。」 また、『Tayutau』は、外的要因だけでなく、内的な不確実性から生まれた作品でもある。 「これは新しいアイデンティティを探す旅であり、あるいは現在のアイデンティティを理解する旅でもあります。私は日本に住んでいる日本人ですが、私の音楽は他国のレーベルからしかリリースされていません。私はSVBKVLT(中国)とPolaar(フランス)のメンバーですが、日本のどこにいて、誰なのでしょうか。」 『Tayutau』は、lIlIとPrimulaとのコラボレーション・トラックを含む10曲入り、アートワーク/ヴィジュアルはWang Jingxonが手掛けている。また、リミックスEPのリリースも予定されている。 Prettybwoy – Tayutau Label : SVBKVLT Cover Design : Wang Jingxin Photo : Takahashi Mastering : Raphael Valensi Release Date : 17th September 2021 Format : Double vinyl + digital https://svbkvlt.bandcamp.com/album/tayutau Tracklist 1. Destination feat. lIlI 2. Genetic Dance II 3. Mikoshi 4. Island 5. Jeopardy feat. Primula 6. Isol 7. SLT 8. Rat’s Talk feat. lIlI 9. Brontides 10. ó‹ (Tear)
2022/01/17
GORGEを脱構築する 福岡県出身の電子音楽家Kazuki Kogaが新作アルバム『The Summit Of The Gods』のリリースを発表。 Kazuki Kogaは2015年から2018年までモントリオールを拠点に活動し、現在は北九州市を拠点に活動している。ロッククライミング/登山の電子音楽的解釈として知られているGORGE。インド/ネパールの山岳地帯で生まれ日本で発展したと伝えられているが、その実体は独自の暗号と伝説によって曖昧に定義されている。その目的はロッククライミングの美的・精神的・身体的昇華を伝え、神々の山嶺へと続くルートを開拓することである。 『The Summit Of The Gods』はKazuki Kogaが2015年から実践している”GORGEを脱構築する”という個人的なプロジェクトの集大成であり、その精神とアイデアは従来のGORGEに対して明らかにポスト構造主義的である。“タムを用いた呪術的なグルーヴ”というGORGEの伝統を脱構築し、前衛音楽の技法を積極的に取り入れることで岩や山の険しさ・極限行の厳しさ、クライマー(とりわけソロ・クライマー) の精神・生き様を”体験”に近いかたちで音楽に昇華する。絶え間なく起こり続ける過剰な変化と無調和はまさに彼独自の極限登攀である。 — 作者ステイトメント: 神々の山嶺に想いを馳せる “The Summit Of The Gods”によせて なぜ人は山を登るのか、なぜ依存症に陥った者の如くより多くの危険を、 より恐怖を感じるこ とを求め続けているのか。 ただ高いところによじ登って、そんなことに何の意味があるのだろうか。 命を賭してまで臨むその山嶺(いただき)には一体何があるのだろうか。 世界に冠たる有名な登山家ラインホルト・メスナーはインタビューでこう述べている。 「わたしは、また登る。登り続けずにはいられないのだ。̶̶̶死と隣り合わせにいるとき、奇妙な音、現象、そして幻覚を感じ始める。すると新たな側面がそっとわたしの前に姿を現 し、死の予感がまったく新しい生のヴィジョンへと化していくのである。」 彼らは何よりも生を愛している。彼らは生の欠如に過ぎない見かけの安らかさを愛することはできない。存在するだけでは満足できない。彼らは生きたいのだ。だから、登る。登り続けずにはいられない。 彼らの心理や生き様を音楽に昇華するべく2015年に”Alleingehen2.0”と”The Salathé Wall” という2枚のアルバムを作った。今作“The Summit Of The Gods”はその2枚のアルバムと地続きにあり、約6年間ひたすら取り組んできたこのテーマの集大成とも言えるかもしれない。 タイトルは夢枕獏の小説「神々の山嶺」の英題をそのまま拝借した。メスナーのことばと並ん でクライマーの精神を読み解く上でとても大きな影響を受けた作品だからだ。 絶え間なく起こり続ける過剰な変化と無調和の向こうに神々の山嶺を、人生を山に捧げる人間 の生き様を感じてほしい。 — Kazuki Koga – The Summit Of The Gods Label : Virgin Babylon Records Release date : 29 January 2022 Artwork : Ryohei Sasaki Tracklist 01 S.L.A.B. 02 Absolute Strength Of Will
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