存在しない花へ捧げるサウンドトラック|剤電が1stアルバム『零花』を発表

プログレの影響、ニューエイジとの共鳴

 

 

2010年代初頭ごろからネット上で無数の作品を発表し続けるだけでなく、KLONNSや鏡、セーラーかんな子とのユニットXIANをはじめ数え切れないほどのバンドやユニットに在籍する(した)東京出身の孤高の音楽家・剤電 a.k.a. zie。待望の1st Full Album『零花』が2022年1月、小岩Bushbashの名物レギュラーパーティー/コレクティブのレーベルライン〈DISCIPLINE PRODUCTION〉よりリリースされる。

 

根幹に張り巡らされた自身のルーツであるPROGRESSIVE ROCKや実験音楽からの影響と、常に神出鬼没的にジャンルを問わず最先端/極北の現場に身を置くことで更新し続けた感覚によって配置された音たちは、図らずともNEW AGE/AMBIENTリバイバルと共鳴するかの様な静謐さと、ある種の逸脱性を同時に湛えている。自然の揺らめきや夜のしじまの中で、ふとした瞬間に開かれる異界への扉。電子音の粒子のざわめきで紡がれる、存在しない花へ捧げるサウンドトラックが今、解き放たれる。

 

 

 

剤電 – 零花

format: cassette (LTD.100)

price: ¥1320

release date:2022/01/18

Bandcamp : https://disciplineproduction.bandcamp.com/album/absolute-flower

 

A

1.CRUEL SHE

2.しあわせにできない

 

B

1.蓮

2.朱美玲

3.サクリファイス

4.BAROQUE

 

Published by DISCIPLINE PRODUCTION

Composed & Mixed by 剤電

Mastered by Yui Kimijima (TSUBAME STUDIO)

Cover Art Work & Design by Keigo Kurematsu

category:NEWS

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