愛と夢を持って生きてきた|Leevisaが新作EP『Koreography』を発表

人生は短いのだから、幸せになろう、やりたいことをやろう

 

 

韓国・ソウルのDJ/プロデューサーLeevisaが、死と信仰に関するアイデアをもとにしたコンセプチュアル・レーベル〈Perpetual Care〉より新作EP『Koreography』を発表。

 

Leevisaの作品は、クラブカルチャーの枠にとらわれない多様なものであり、アフターアワーレイヴの中に飛び込む『ロスト・イン・トランスレーション』の瞬間と表現されている。ファッションブランドのランウェイの楽曲も制作し、モデルとしても活躍しながら、Unsound、CTM、Elsewhere、HKCR、NTSなどの世界中のフェスやプラットフォームで愛されている。

 

以下は、作品の物語です。(彼女は生きています)

 

Leevisaは慶南に生まれた一人っ子で、30歳の若さでこの世を去った。彼女は人生の半分を軍浦市で、残りの半分をソウルで過ごした。多くの苦難を経験した後、彼女は鍾路区に安らぎを見出した。

 

両親に愛されながら、彼女は小さな町で育った。都市の再開発の真っ只中にある町。美しい山と田畑が広がり、道路を挟んでアパートや藁葺き屋根の家が並ぶ風景が広がっていた。そこで4歳からバレエを始め、鋭い眼光で世界を夢見て練習に励んだ。踊ることで自信と想いを表現することができた。13歳になると、母親が全財産を売り払う必要を無くすために、彼女は練習を辞めた。物事は彼女が思ったように上手くいかない。良いことは短命で、逆に痛みや傷は永久に残ることを学んだ。

 

ダンスへの情熱を捨て、本、映画、音楽、ファッション、アートを愛するようになり、デザインを学ぶために美大に入学。しかし、残念なことに、彼女は多くの時間を一人で過ごし、仲間からの指導や助言が得られなかった。

 

Leevisaは純粋な気持ちで人を愛したが、自分の感情をどう表現したらいいのかわからなかった。期待に応えられない場面も多かった。それでも、彼女は精一杯生きてきた。旅が好きで、いつも道行く人と触れ合っていた。「人生は短いのだから、幸せになろう、やりたいことをやろう」その言葉を胸に、彼女は生きてきた。Leevisaは友人や家族の記憶に残り続ける。

 

追悼は2022年2月4日(金)午前10時より、Perpetual Care Cemeteryで行われる。

 

 

Leevisa – Koreography

Label : Perpetual Care

Release date : 4 February 2022

Bandcamp : https://perpetualcare.bandcamp.com/album/koreography

 

Tracklist

1. Avant Garde Challenge

2. Indoor Labor

3. Three Shifts

4. Sori Wa Spirit

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