2021/10/15
Joel Smithがディレクターを務めた
Yutaが10月8日にリリースした1st EP『Awakening』より「Rakanka」のMVを公開する。Joel Smithがディレクターを務めた。
「Rakanka」は、“愛することによる救済”をテーマとしている。タイトルの「Rakanka」の由来は、甘味料として使用されるウリ科の植物、羅漢果(ラカンカ)。誰にでも当然のように存在する、甘い“愛の対象”の象徴として甘味料の羅漢果を引用している。
MVでは、その“愛の対象”の身近な例として、尊ぶべき“恋愛”を描いた。恋人・音楽・スポーツ・ペット…これら愛するものは、永遠の存在でも当然の存在なく、また愛するものとの感情や時間の共有も、永遠ではなく当然でもない。「Rakanka」は、“愛すること”を背景とした“共有”の上にこそ負のジレンマからの解放があること、そして“愛の対象”の尊さを訴える作品である。
Text by kozukario
Yuta – Awakening
Release date : 8 October 2021
Stream : https://linkco.re/pdtmfSC6
Tracklist
1. Siren feat. Vellar skin
2. Rakanka
3. Yakumo
4. Minobu Line
category:NEWS
tags:Yuta
2021/10/07
Arevosがプロデュース、Vellar skinがミックス/マスタリング アーティストのYutaが1st EP『Awakening』を10月8日にリリース。Yutaによって解釈された、目覚め・覚醒・自覚の要素が作品へと昇華されている。混沌と秩序から織り成されたカバーアートはJunichi Tomonoによるもの。 Arevosの全曲プロデュースに加え、Vellar skinがミックス/マスタリングを手掛けた。ダンスミュージック全般を縒りあわせたDJスタイルで知られるArevosによるビートは、メロディを重視した曲調を特徴とするプログレッシブハウスに近い。また、リード曲「Siren feat. Vellar skin」は、ArevosとVellar skinのダブルプロデュース、共同作曲によるもの。 また、“ 愛することによる救済 ” をテーマとした「Rakanka」のMVリリースが予定されている。タイトル「Rakanka」は、甘味料として使用されるウリ科の植物、羅漢果(ラカンカ)を引用。誰しも人には愛の対象が在る。音楽・スポーツ・恋人・ペット等、愛の対象は人それぞれであり、その存在と感情や時間を共有することによって負のジレンマから解放される。しかし、解放の条件は単なる“共有”ではなく、“愛すること”を背景とした“共有”。対象を自覚(Awakening)し自覚させることこそが、本作の醍醐味である。 Text by kozukario Yuta – Awakening Release date : 8 October 2021 Stream : https://linkco.re/pdtmfSC6 Tracklist 1. Siren feat. Vellar skin 2. Rakanka 3. Yakumo 4. Minobu Line
2020/07/24
9月4日リリース 中国出身でベルリンを拠点にするアーティストRUI HOがデビューアルバム『Lov3 & L1ght』を〈Planet Mu〉から発表。 上海の重要コレクティブ〈Genome 6.66 Mbp〉からデビュー後、〈Planet Mu〉傘下の〈Objects Limited〉からリリースされた2つのEPで、中国のフォークロアなメロディーとヨーロッパのエネルギッシュなクラブサウンドを融合した。今作『Lov3 & L1ght』は、彼女のトランスウーマンとしての経験やアイデンティティを注いでおり、音楽性の部分は何と言っても初めて自身のボーカルをフィーチャーし、ポップ、レイヴ、アンビエント、レゲトン、R&Bの要素を吸収し、さらに幅を広げた。 アルバムから収録曲「Exodus ’12」がリリースされた。この曲は、宇多田ヒカルの2004年のアルバム『Exodus』とシングル「Exodus ’04」にインスパイアされている。「Exodus ’12」の’12はRUI HOが中国からベルリンへ移住した年、2012年を意味している。故郷を離れ、異国の地での生活、そして自身のルーツと向き合うことをこの曲で歌っている。 また、RUI HOは「自分の声を愛することを学び、自分が持っている声を恐れずに表現する方法を見つけられるようになりたい。それは自己愛のプロセスだと思う。」と語っている。 RUI HO – “Lov3 & L1ght” Label : Planet Mu Release date : September 4, 2020 Bandcamp : https://ruiho.bandcamp.com/album/lov3-l1ght Tracklist 01. Hikari 02. Exodus ’12 03. The Way I Am 04. Right Now 05. Lucky Strike 06. Send For Me 07. Hundred Thousand Ways 08. Fire Walk With Me 09. Leave feat. Golin 10.
2019/03/07
ニューシングル『Cry Everything feat. Robyn』 Moshi Moshiからリリースされた『Swingin Party』以降、突如現れたカリスマとして。またSolangeやBlood Orangeの作品への参加をするなどで知られる、Kindnessの久々のニューシングル。長年の友人であると共にコラボレーターでもあるスウェーデンのRobynとの共演となり、トッド・ラングレンの「Pretending to Care」からのサンプルが重ねられた新曲『Cry Everything』は、複雑に入り組みながらも楽観的な、暗い時代を乗り越えて訪れる希望と自己愛に満ちた叙情詩である。 「これからは何も隠さずに、自分らしくいることにする」KindnessとRobynの2人はこのように曲中で歌い、続けて「空は開けた、泣いて全て忘れたいだけ。」「人生が戻ってきた感じがする」と高らかに歌い、正直にそして誠実に生きるよう、自分たちと聴衆を勇気付けている。「今は涙が未来に繋がっているように感じる。」 、プロデューサーはKindness自身が務めている。パーカッションはディスコから現代音楽まで幅広い影響をもたらした伝説のプロデューサーであるアーサーラッセルの友人であり、コラボレーターでもあるMustafaAhmedが務めた。Kindnessの2ndアルバムとなる『Otherness』がリリースされた2014年にこの「Cry Everything」の制作は始まった。彼らにとって今回は二回目のコラボレーションとなる。一回目はKindnessがプロデューサーを務めた楽曲「Send to Robin Immediately」であり、ロビンの最新作であり世界的に評価を得たアルバム、『Honey』に収録されている。
20年代ネオの高みへ more
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内省的空気と身体性ハイブリッド
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