Kindness「これからは何も隠さずに、自分らしくいることにする」

ニューシングル『Cry Everything feat. Robyn』

 

 

Moshi Moshiからリリースされた『Swingin Party』以降、突如現れたカリスマとして。またSolangeやBlood Orangeの作品への参加をするなどで知られる、Kindnessの久々のニューシングル。長年の友人であると共にコラボレーターでもあるスウェーデンのRobynとの共演となり、トッド・ラングレンの「Pretending to Care」からのサンプルが重ねられた新曲『Cry Everything』は、複雑に入り組みながらも楽観的な、暗い時代を乗り越えて訪れる希望と自己愛に満ちた叙情詩である。

 

「これからは何も隠さずに、自分らしくいることにする」KindnessとRobynの2人はこのように曲中で歌い、続けて「空は開けた、泣いて全て忘れたいだけ。」「人生が戻ってきた感じがする」と高らかに歌い、正直にそして誠実に生きるよう、自分たちと聴衆を勇気付けている。「今は涙が未来に繋がっているように感じる。」 、プロデューサーはKindness自身が務めている。パーカッションはディスコから現代音楽まで幅広い影響をもたらした伝説のプロデューサーであるアーサーラッセルの友人であり、コラボレーターでもあるMustafaAhmedが務めた。Kindnessの2ndアルバムとなる『Otherness』がリリースされた2014年にこの「Cry Everything」の制作は始まった。彼らにとって今回は二回目のコラボレーションとなる。一回目はKindnessがプロデューサーを務めた楽曲「Send to Robin Immediately」であり、ロビンの最新作であり世界的に評価を得たアルバム、『Honey』に収録されている。

 

 

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