2021/08/27
人類誕生前の地球の記憶 / 再構築されるノスタルジア
飽和したデジタル世界に埋もれてしまった特定の楽曲を収集し、それを必要としている特定のリスナーに直接提供するインディビジュアル・プラットフォームを模索する〈Mizuha 罔象〉がコンピレーションアルバム『Biosphere』のリリースを発表。収録曲、Wa?steの「Blistered Petals」をAVYSSでプレミア公開。
「海水の成分構成は人体に含まれるそれとほとんど同じである。そのため海は生命の起源と言われている。人類は(もちろん他のすべての生物も)海から生まれた。原始の地球を覆っていた匂い、音、そして空気に対して人類は共通のノスタルジーのようなものを感じるとしたら、それは一体どんなものなのかを確かめるために世界中のアーティストから、この忘れ去られた記憶の音を集めた。これを形のある確かなものとして証明するために、一つのアルバムとしてまとめてリリースする、という一種の実験である。」
人類誕生前の地球の記憶/再構築されるノスタルジア
VA – Biosphere
Label : Mizuha 罔象
Release date : September 3rd 2021
Format : Digital + SD Card
Cover artwork : K095C
Mastering : Jesse-Osborne Lanthier
Logo by Luna Woelle
Curated by Ichiro Tanimoto
Buy : https://mizuhamizuha.bandcamp.com/album/biosphere
Tracklist
1. metra.vestlud – digital water
2. santebela – 500 Tears
3. indigoblue – Diatomea
4. Gašper Torkar – Typhaceae
5. Forces – Dandelion
6. Yoshitaka Hikawa – Pointer
7. Wa?ste – Blistered Petals
8. PRESENTE – Seaweed and Two Chitons in a Tide Pool
9. dj chlorophyll – in utero
10. Bålsam – Ammonites
11. Obe – Ojo
12. Lukann – L’air des chambres
13. Respira – Æthr
14. folest – Peperomia
15. woopheadclrms – korpokkur
16. tau contrib – grid shift
17. riuqea – Revelation
18. Dj Everything – soft spoken (emotional)
19. ecology141 – swash rhytm
20. usof – piano
21. LSTNGT – Exocrine
category:FEATURE
tags:Mizuha 罔象
2025/09/05
AVYSSで先行プレミア公開 東京を拠点に活動するレイブクルー「みんなのきもち」が監修するコンピレーション・アルバム・シリーズが始動。本作は、同クルーが運営するレーベル「Mizuha 罔象」から、Bandcamp およびNina Protocolのみでリリースされる。 シリーズは 春/夏/長夏/秋/冬 の5部作で構成され、ジャンルや世代を横断するアーティストたちを迎えながら、レイヴ・カルチャーのもうひとつの系譜を描き出す試みとなる。 その第一弾として、10月5日にフルリリースされる『長夏』より、AVYSSのSoundCloudにてYakaの「All I Think About Is You」がプレミア公開。 これに先駆け、マルチファンクション集団「GB MOUTH」とのコラボレーション・マーチ第一弾に加え、ナイトカルチャーと都市文化のエコシステムに焦点を当てるブランド「eto」との限定コラボアイテム―匿名性と機能性を持つレインコート―の販売も開始される。 今後は2026年6月までに「秋」「冬」「春」「夏」と順次リリースされ、GB MOUTH とのマーチ・シリーズも5部作にわたり展開される予定。なお、マーチの販売はBandcamp およびGB MOUTH オンラインショップにて行われる。 etoコラボアイテム GB MOUTHコラボアイテム 「みんなのきもち」は、2020 年代初頭、シャットダウンされたコロナ禍の東京に突如として現れた。繁華街のクラブを出自とせず、寝室から郊外の野外レイブ、アンビエントから脱構築クラブまでを横断する実践を重ねてきた。それは、ポストコロナの音楽文化におけるひとつの生存の形態であり、同時にこれからのクラブ/レイヴ・カルチャーにおける新しい道筋を指し示すものである。 以下、みんなのきもち・西条より: 太陽系に生きる私たちにとって長夏は、生命力が極限に達する、力の爆発です。日が最も長いこの時期、はずみをつけた神々は、この星を焼き落とすかのような勢いで活動し、大地にあふれんばかりの豊穣をもたらします。私たちはその産物に与り、集団に安定したリズムをもたらすべく、暦を編成してきました。近年、長夏の力の爆発は激化し、季節の輪郭は消え去るとも囁かれています。しかしそこで起こるのは、変化の消失ではなく、より大きな変化です。季節とは本来、暦や制度の範疇を超えた運動であり、大気と天体が織りなすそのダイナミズムは、時空の区分を編み直し、未来を作り出します。 私たちはその運動を完全に掌握することができません。パンデミックが突きつけたのは、私たちは呼吸を手放すことができず、大気に直に結ばれているということ、その影響力を前に、新たな生存手段を創出せねばならないということでした。私たちを生かしている力は、ときに私たちのあり方を徹底的に解体しかねないほどの猛威を振るいますが、それは同時に、新たな生き方の兆しを出現させるものでもあります。 季節は、一国の制度や、資金繰りの利害のための周期、隅々まで予定された単調なスケジュールなどではありません。それは、太陽系を超えて広がるコスモスの流動性、私たちを覆い尽くす巨大な息吹の変動です。その力が、日常を突き破るほど破壊的に昂りつつある現在、季節の波に即し、その道行きを辿ることは、一度も行ったことのない未踏の地を巡る旅となります。この新たなサイクルは、月額料金システムに象徴される、経済や月日をめぐる同じものの際限ない繰り返しを解体し、新たな生活方法を再生する、復活の過程となるでしょう。 V/A – ISOS five seasons: 長夏 Label : Mizuha 罔象 Release date : September 5th 2025 Cover artwork : Kazuma Watanabe Matering : Lorenzi Bandcamp : https://mizuhamizuha.bandcamp.com/album/isos Nina Protocol : https://www.ninaprotocol.com/hubs/mizuha GB MOUTH Collaboration https://gbmouth.com/products/%E9%95%B7%E5%A4%8F-metal-necklace https://gbmouth.com/products/%E9%95%B7%E5%A4%8F-t-shirt Tracklist 01. Yaka – All I Think About Is You 02. W.ANNA.W –
2024/09/04
PAS TASTAによる収録曲がプレミア公開 2018年に立ち上げられて以来、Eastern Marginsは東アジアと東南アジアの文化が英国内外で称賛される場を創出するために活動してきた。グラストンベリーのステージから、その他のイベントまで、東アジア・東南アジアのコミュニティが共有し、協力し、ネットワークを築き、共に創造するためのコミュニティを構築するのに不可欠な存在となってきている。 2024年9月28日にEARTH HACKNEYで開催されるEastern Marginsによる初のフェスティバル「MARGINS UNITED」の開催に合わせて、コンピレーションアルバム『Redline Impact』のリリースを発表。PAS TASTAによる収録曲「BULLDOZER」がAVYSSのSoundCloudにてプレミア公開。 2021年にEastern MarginsはインドネシアのFunkot、ベトナムのVinahouse、フィリピンのBudots、マレーシアとシンガポールのManyaoを祝う最初のコンピレーション『Redline Legends』をリリースしている。それはジャンルのコレクションだった。今回の『Redline Impact』は、その土台を進化させたもので、ヒップホップ、ポップ、エレクトロニック、アンビエント、ダンス、ハイパーポップ、オルタナティブ・ロックの境界を押し広げ、生々しい音の変異を内包するEastern Marginsのユニークなのレッドライン・サウンドをさらに洗練させた。 VA – Redline Impact Label : Eastern Margins Release date : 16th October 2024 PAS TASTA – BULLDOZER Stream : https://lnk.to/bulldozer Billionhappy (London/Shanghai), G3GE (London/Shanghai), CLAIR (Melbourne) with dj g2g (Cophengen), D V D (Melbourne), LVRA (London), 1300 (Sydney), toxicdev! (Jakarta) And TOMOYU (Tokyo), DJ Love (Philippines), Reikko (Jakarta),
2020/11/06
12月4日リリース 上海ALLを軸にして、個性豊かなエレクトロニック・ミュージックを世界へ発信するレーベル/コミュニティ〈SVBKVLT〉から昨年リリースされたレーベル集大成的コンピレーションアルバムの第2弾『Cache 02』が12月4日にリリースされることが発表。 レーベルのレギュラメンバーであるYen Tech、Osheyack、Zaliva‐D、Gooooose、33EMYBW、Seven Orbits、Gabber Modus Operandi、Swimful、Nahash、そして日本のPrettybwoyはもちろんのこと、Hyph11Eは『Slip B』以来となる〈Hakuna Kulala〉のSlikbackとコラボレーション、前作『Cache 01』に続きTzusingも再びHodgeとコラボ、韓国・ソウルのエレクトロニックシーンを牽引する1人であるNET GALA、Giant Swanの片割れMun Singが参加。アートワークは、MechatokとのプロジェクトTAR Loopの活動や、今年PCゲーム『Defective Holiday』をリリースしたヴィジュアルアーティストKim Laughtonが担当。 前作よりも多様な音楽性を含んだユニークな楽曲が多く収録され、SVBKVLTの次のフェーズを予感させる作品となっている。 VA – “Cache 02” Label : SVBKVLT Release date 4 December 2020 Artwork : Kim Laughton Mastering : Raphael Valensi Tracklist 1. Yen Tech – II (Intro) 2. Osheyack – Drowning By Numbers 3. Zaliva‐D – Whisper 4. Tzusing & Hodge – LCD 5. Gooooose – Cows 6. 33EMYBW – Coupling 7. Seven
6曲入りデビューEP『EQ』をリリース
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〈SONICMANIA〉Official Repost by AVYSS
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20年代型ネオ解釈邦楽カバーコンピLP版発売
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