2021/07/14
客演にTaizo Ohara参加
7月17日、上弦の月が見られるこの日、プロデューサー/エンジニアとしても活動中のアーティストVellar skinがセルフプロデュースした1st EP『Floating ribs』をリリースする。
本作の総体的なインスピレーションは、“死”に寄りかかった様な感覚。生けるものであれば誰にとっても、そして何にとっても疎遠ではない“死”が間近にあるという意識を音として解放する。
「僕は僕にしか出来ない音楽を作るし、僕の音楽を好んで聴く人は感受性が豊かだなと思います」
「死を体験した事はないけど、きっと僕の音楽みたいにとても美しいんだろうなと思います。だから美しい死を迎えられるように、美しい音楽をこれからも創造していきたい」
ビニール素材の物の美しさを表現した先行シングル「Vinyl resin」や、同郷のアーティストTaizo Oharaを客演に迎えた「500nanometre(feat. Taizo Ohara)」等、全5曲を収録。可憐ながらもエフェメラルな印象のジャケットは3DアーティストのRavi Rudra Singhが手掛けた。ERRANTHによる「Reluctant death is not good」のMVもリリース予定。
「不如意を憎しみ漆黒の山陰を歩く時、足元に灯りを見る。腐敗が進行する爪先を忌むその暗夜の灯りは一縷。走り出して追いかけるか、はたまた見て見ぬ振りをするか。そうして草行露宿を繰り返せば山陽に辿り着く。その明るみが全体野だと気付いて破顔、どうして、見えないよ、口元は綻び荒い瞬きは眩し過ぎる景色の中を馳せ廻る。その時、失笑に塗れた人生の愚劣さを再び思い知る。」
Text by kozukario
Vellar skin – Floating ribs
Release date : 17 July 2021
Stream : https://linkco.re/UH4tbn0Z
Tracklist
01 Vinyl resin
02 Reluctant death is not good
03 Parasitism
04 500nanometre(feat. Taizo Ohara)
05 Stupid forest
category:NEWS
tags:Vellar skin
2021/08/10
映画『ミッドサマー』から着想を得た プロデューサー/エンジニアとしても活動中のアーティスト、Vellar skinがが7月17日(土)にリリースした1st EP『Floating ribs』より「Reluctant death is not good」のMVを公開。映像は3DCGアーティストのERRANTHが手掛けた。 Vellar skinは、鬼才アリ・アスター監督による悪夢のコメディ映画《ミッドサマー》(2019)のワンシーンに「Reluctant death is not good」の着想を得た。劇中で行われる72歳を迎えた老人が崖から飛び降り命を絶つアッテストゥパン(Ättestupa)という儀式とそれに恍惚として見入る村人、そして村人とは対照的に驚き動揺する主人公らの様子から、自ら創造・選択する“死”のユニークさおよび崇高さを見出したという。「Reluctant death is not good」においてVellar skinは個性としての“死”を肯定し、阿諛追従(あゆついしょう)、誰かに媚びへつらう“生”に疑問する。 Text by kozukario Vellar skin – Floating ribs Release date : 17 July 2021 Stream : https://linkco.re/UH4tbn0Z Tracklist 01 Vinyl resin 02 Reluctant death is not good 03 Parasitism 04 500nanometre(feat. Taizo Ohara) 05 Stupid forest
2022/08/06
カバーアートはNOSTALGiAGEのKONO RENが手掛けた Vellar skinが2nd EP『The Innocent Cloud is Mine』をリリース。iTunesのエレクトロニックアルバム・日本TOP5にチャートインした1st EP『Floating ribs』から約1年ぶりのEPリリースとなる。 純粋な雲の色やその下で響く自然が動く音、大気の唸り声。時という存在はその流れと共に、幼き頃に出会った美しいものを風化させてしまう。本作『The Innocent Cloud is Mine』は、大人が思い出すべき当時の感覚や感情を蘇らせる。 トラックメーカーのKazuki Kimuraを客演に迎えたオープニングトラック「After Dark, I’ll See My Friend」をはじめ、全曲のマスタリングをSalt Field MasteringのHiroshi Shiotaが担当。カバーアートは由衛の「Whiplash」を手掛けたNOSTALGiAGEのKONO RENが担当。「Chionarctia」のMVが公開予定。 Text by kozukario – Vellar skin – The Innocent Cloud is Mine Release date:6 August 2022 Stream:https://linkco.re/55VvhaGV Tracklist: 1. After Dark, I’ll See My Friend 2. Sablier 3. Chionarctia 4. Ubu 5. Formalin
2021/09/10
映像はkousukematsuokaが手掛けた オルタナティブアーティストのTaizo Oharaが最新EP『Auspice』から「白鯨」のMVを公開。映像はアルバムタイトル曲「Auspice」に続き、映像作家のkousukematsuokaが手掛けた。 Taizo Oharaは、日常に垣間見える非日常の中で湧き上がる感情を「白鯨」に表現した。本作にて、希死念慮する主人公は暗い森を彷徨い自分の最期の場所を探している。視界が霞む中、視線を上げたその先の夜空に白鯨を見た。 主人公は、壮麗な白鯨を前に何を思うのか。主人公は、どんな顔で「生きたいな」と呟いたのか。主人公は、生死、どちらの未来を選ぶのか。Taizo Oharaは、白鯨を見た主人公の人生最大の選択を、聞く者のセンシビリティに委ねる。 Taizo Ohara – Floating ribs Release date : 6 June 2021 Stream : https://linkco.re/Bmfe4vRG Tracklist 1. Xeno oneX 2. Leica 3. Auspice 4. If 5. 白鯨
第1弾収録アーティスト発表 more
レーベル第一弾作品は後日発表
more
受け手の自由に寄り添う作品
more