2022/08/06
カバーアートはNOSTALGiAGEのKONO RENが手掛けた
Vellar skinが2nd EP『The Innocent Cloud is Mine』をリリース。iTunesのエレクトロニックアルバム・日本TOP5にチャートインした1st EP『Floating ribs』から約1年ぶりのEPリリースとなる。
純粋な雲の色やその下で響く自然が動く音、大気の唸り声。時という存在はその流れと共に、幼き頃に出会った美しいものを風化させてしまう。本作『The Innocent Cloud is Mine』は、大人が思い出すべき当時の感覚や感情を蘇らせる。
トラックメーカーのKazuki Kimuraを客演に迎えたオープニングトラック「After Dark, I’ll See My Friend」をはじめ、全曲のマスタリングをSalt Field MasteringのHiroshi Shiotaが担当。カバーアートは由衛の「Whiplash」を手掛けたNOSTALGiAGEのKONO RENが担当。「Chionarctia」のMVが公開予定。
Text by kozukario
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Vellar skin – The Innocent Cloud is Mine
Release date:6 August 2022
Stream:https://linkco.re/55VvhaGV
Tracklist:
1. After Dark, I’ll See My Friend
2. Sablier
3. Chionarctia
4. Ubu
5. Formalin
category:NEWS
tags:Vellar skin
2021/07/14
客演にTaizo Ohara参加 7月17日、上弦の月が見られるこの日、プロデューサー/エンジニアとしても活動中のアーティストVellar skinがセルフプロデュースした1st EP『Floating ribs』をリリースする。 本作の総体的なインスピレーションは、“死”に寄りかかった様な感覚。生けるものであれば誰にとっても、そして何にとっても疎遠ではない“死”が間近にあるという意識を音として解放する。 「僕は僕にしか出来ない音楽を作るし、僕の音楽を好んで聴く人は感受性が豊かだなと思います」 「死を体験した事はないけど、きっと僕の音楽みたいにとても美しいんだろうなと思います。だから美しい死を迎えられるように、美しい音楽をこれからも創造していきたい」 ビニール素材の物の美しさを表現した先行シングル「Vinyl resin」や、同郷のアーティストTaizo Oharaを客演に迎えた「500nanometre(feat. Taizo Ohara)」等、全5曲を収録。可憐ながらもエフェメラルな印象のジャケットは3DアーティストのRavi Rudra Singhが手掛けた。ERRANTHによる「Reluctant death is not good」のMVもリリース予定。 「不如意を憎しみ漆黒の山陰を歩く時、足元に灯りを見る。腐敗が進行する爪先を忌むその暗夜の灯りは一縷。走り出して追いかけるか、はたまた見て見ぬ振りをするか。そうして草行露宿を繰り返せば山陽に辿り着く。その明るみが全体野だと気付いて破顔、どうして、見えないよ、口元は綻び荒い瞬きは眩し過ぎる景色の中を馳せ廻る。その時、失笑に塗れた人生の愚劣さを再び思い知る。」 Text by kozukario Vellar skin – Floating ribs Release date : 17 July 2021 Stream : https://linkco.re/UH4tbn0Z Tracklist 01 Vinyl resin 02 Reluctant death is not good 03 Parasitism 04 500nanometre(feat. Taizo Ohara) 05 Stupid forest
2021/08/10
映画『ミッドサマー』から着想を得た プロデューサー/エンジニアとしても活動中のアーティスト、Vellar skinがが7月17日(土)にリリースした1st EP『Floating ribs』より「Reluctant death is not good」のMVを公開。映像は3DCGアーティストのERRANTHが手掛けた。 Vellar skinは、鬼才アリ・アスター監督による悪夢のコメディ映画《ミッドサマー》(2019)のワンシーンに「Reluctant death is not good」の着想を得た。劇中で行われる72歳を迎えた老人が崖から飛び降り命を絶つアッテストゥパン(Ättestupa)という儀式とそれに恍惚として見入る村人、そして村人とは対照的に驚き動揺する主人公らの様子から、自ら創造・選択する“死”のユニークさおよび崇高さを見出したという。「Reluctant death is not good」においてVellar skinは個性としての“死”を肯定し、阿諛追従(あゆついしょう)、誰かに媚びへつらう“生”に疑問する。 Text by kozukario Vellar skin – Floating ribs Release date : 17 July 2021 Stream : https://linkco.re/UH4tbn0Z Tracklist 01 Vinyl resin 02 Reluctant death is not good 03 Parasitism 04 500nanometre(feat. Taizo Ohara) 05 Stupid forest
2021/07/21
Vladimir Kartashovの展覧会のサウンドトラック モスクワを拠点にするプロデューサーMoa Pillarが、Vladimir Kartashovの展覧会のためのサウンドトラック『Innocent Pranks』をカセットテープでリリース。 今作は、Vladimir Kartashovのサイケデリックな側面を反映させたホームリスニング・アンビエント作品。3つのトラックは最小限のパレットで深い効果を生み出しており、「音楽は起こるべきものであり、生きるべきものであり、動かないものでなければならない。」と彼は語っている。最初の2曲は、モスクワのギャラリーJARTで開催された展覧会「Innocent Pranks」展のために書かれたもので、最後の曲「Concert of Birds」は、Tsaritsyno Museum-Reserveで開催された鳥類学に特化した展覧会のサウンドトラックであるとのこと。これは鳥が神の使者であり、天国のメタファーであるという。 Moa Pillar – Innocent Pranks Label : ПИР Release date : 20 July 2021 Buy : https://peer.moscow/album/innocent-pranks Tracklist 1. Innocent Pranks 2. The Cave 3. Concert of Birds
1/20 SPREADにて初ワンマン開催
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