2021/01/01
本日リリース
2021年1月1日、Z世代のJ-POPデュオYung Kissが、所属する〈2021survive〉から新曲「メリーゴーランド」をMVと共にリリース。
MVの監督を務めたのはAge Factor、VaVa、Lil Soft TennisのMVや映画『JOINT』を手がけるOudai Kojima。プロデュースはS亜TOHが手掛けている。
また、「メリーゴーランド」のリリースと合わせて、Yung Kissの1stアルバム『Z-POP』のリリースも発表。アルバムカバーと新アーティスト写真が公開された。撮影、編集はmaco maretsや2021surviveのMVを手がけるフォトグラファー/ディレクターDaikichi Kawazumi。アルバム『Z-POP』は2021年2月リリース予定。
Yung Kiss – メリーゴーランド
Label : 2021survive
Release date : 1 January 2021
Stream : https://friendship.lnk.to/MerryGoRound
Yung Kiss – Z-POP
Label : 2021survive
Release date : February 2021
category:NEWS
tags:Yung Kiss
2021/02/17
ロックダウンから2021年にかけての生活 Z世代のJ-POPデュオ、Yung Kissが〈2021survive〉から1stアルバム『Z-POP』をリリース。 アルバムカバーの撮影、編集はmaco maretsや2021surviveのMVを手がけるフォトグラファー/ディレクターDaikichi Kawazumiが担当。これまでリリースしたシングル「JUICE」「Plastic Lover」「メリーゴーランド」を含む11曲入りの今作から、収録曲「if the world would end in a minute」のMVも公開。監督を務めたのはAge FactoryやVava、Lil Soft TennisのMVや映画「JOINT」を手がけているOudai Kojima。楽曲のプロデュースはS亜TOHが担当。
2020/11/18
MVは『気狂いピエロ』をオマージュ 今を生き抜くプロジェクト〈2021survive〉から、Z世代のJ-POPユニットYung Kissがデビューシングル「JUICE」に続く2ndシングル「Plastic Lover」を本日リリース。 ジャン=リュック・ゴダールの『気狂いピエロ』をオマージュしたというMVも合わせて公開。MVは、Daikichi Kawazumiとshun mayamaの共同制作。アートワークはshun mayamaが手掛けている。 Yung Kiss – “Plastic Lover” Release date : 18 October 2020 Labe l: 2021survive Stream : https://friendship.lnk.to/PlasticLover
2021/02/24
『Z-POP』 – 生活のリアリティと音楽 – 2020年、コロナウイルスの感染拡大によるロックダウンが続く東京で発足したアーティストたちによる「今を生き抜く」プロジェクト2021survive。Yung Kissは2021surviveメンバーのLingnaとKen truthsによって結成された、Z世代によるJ-POPユニットである。リアルな場での露出は一度もないままに1st Album “Z-POP”をリリースした彼らに話を聞いた。 取材・構成:木下真紀 – 『Z-pop』のリリースおめでとうございます。本アルバムはいつ頃制作されたものなのでしょうか? りんな – ありがとうございます。2020年の6月にKen truthsとYung Kissを始めて、そこから2021年の始めくらいまで作り続けてた感じですね。 – 2020年6月といえば、緊急事態宣言が出た後のタイミングですね。二人の生活や環境はどのように変わりましたか? Ken – 宣言が発令されてからはみんなと同じで、家の中で過ごす時間がほとんどになりました。それまでは遊びに行ったりクラブで音楽聴いたりしていた時間も、曲を作るかUber Eatsを頼んでNetflix観るしかない、みたいな。 りんな – ライブもできなくなったし、友達とも会えなくなった。でも曲はとにかくたくさんできてたから、表現の場所とか方法は自分たちで作り出すしかなかったです。 – コロナ禍ではスタジオに入るのも難しくなっていると思います。具体的に、二人はどのように制作を進めていったのですか? りんな – 基本的に僕が一人でビートを作って、やばいのができたらKen truthsに送ったりしてました。二人とも家が近いから、緊急事態宣言が明けてからは僕の部屋で遊びながら作ることが多かったと思う。 Ken – 俺は2019年くらいまではバンドをやってて、ちゃんとDTMをやり始めたのが去年からだったので、いわゆる宅録ってこんなもんなのかって思ってました。 りんな – 人と関わることが減ったから、ノイズが減ったのは良かったかもね。流行りとか気にしないで好き勝手気持ちいいことをやってた感じで。家のスピーカーで鳴る音とクラブのでかいスピーカーで鳴る音って違うから、気持ち良さ自体も変わってくるんですよね。ビートとかベースの置き方とかは特に変化したところかもしれないです。 – いざ『Z-POP』をリリースしてみて、自分たちのなかでどのようなアルバムになったと感じていますか? りんな – 2020年のロックダウンから2021年にかけての生活に記録みたいな感じですかね。クラブとかライブとか大音量で音楽を聞くような体験と離れたから、暮らしのグルーヴ感とすごく近いところに鳴ってる音楽を「いいな」って思うようになって。だから自分たちでつくるものも暮らしと共鳴するものにしたかった。 Ken – 例えばですけど、TikTokの15秒のバズよりももっと長いスパンでリスナーの人生に寄り添えるような作品を作りたいと思っていて。1ヶ月単位でトレンドが変わっていくような流動的な音楽シーンのなかでも、普遍的にいいと思えるような曲を集めたのがZ-POPだと思います。 – 二人が「Z世代のJ-POPデュオ」を謳う一方で、実際にアルバムを聴いてみるといろんな音楽ジャンルの要素が混ざり合っているような印象を受けました。それぞれの音楽的なルーツについて聞かせてください。 りんな – 僕の場合は家の車でかかってたミスチルのALIVEとかRadioheadのairbagとかが根本にある感じがします。カーステレオから流れるデッドなキックの感じが印象に残ってて。それでミスチルをギターで弾きたくて、貯めた小遣いでハードオフに売ってた7000円くらいのレスポールをこっそり買ってきたのが音楽やり始めた最初ですね。 Ken – 初めて買ったアルバムがYUIさんのI LOVED YESTERDAYで、同時期にRed Hot Chili PeppersのBy the Wayに出会ってから意識して音楽を聴くようになりました。小5のときに初めてギターを買ってもらったけどずっとホコリをかぶってて、中学生でOasisとかを練習し始めてからどんどん音楽にのめり込んでいった感じです。ティーンの頃も今と同じでカッコイイと思うものはなんでも聴いてました。インディーロックが多かったんですけど、当時流行ってたOdd FutureとかFlying Lotusとかもチェックしてましたね。高校でUKのロック中心にコピーバンドをやってて、上京してからは3年くらいパンク系のバンドで活動してました。 りんな – By The Way俺もめっちゃ聴いてた!でもKen truthsがUKにはまってた頃僕はandymoriとかハヌマーンとか国内のロックバンドにめっちゃはまってて、曲作り始めたのもandymoriのアルバム聴いたのがきっかけなんですよね。その後はBurialとかNicolas JaarとかSOPHIEとかエクスペリメンタル寄りのダンスミュージックにはまっていって、その辺のルーツが全然かぶってないのも面白いなって。 – 二人が「Z世代のJ-POPデュオ」を謳う理由は? Ken – シンガーとかラッパーとか色んな言い方があるなかでも、単純にそれが一番しっくりきました。 りんな
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