2020/11/08
12月23日リリース
2004年12月に解散したキウイロールのボーカル蛯名啓太が、札幌へ帰郷した後に2005年春頃「しっかりと歌を届けられる曲を」という目的で活動開始したDischarming manがニューアルバム『POLE & AURORA』を、十三月からリリースする。
前作から、メンバーチェンジを経て約5年半ぶりになる4thアルバムは現体制では初のフルアルバム。北の歪んだ氷の下でアップデートし続ける現行オルタナティブの極北。今作は、futureではじまりDischarming manで終わる、この世界と未来に対しての意思表示。2020の混沌の氷河を泳ぎながら、その零度の中に混じった光を丁寧に集め、焦燥しながら発火する。単なるエモやハードコアでは形容することを許さない、轟音の中に咲いた静寂と、透明さの中でうねるノイズが蛯名の祈りと共に放たれる新しい種類の希望。
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Discharming man – “POLE & AURORA”
発売日:2020/12/23(水)
価格:2200円(税抜)
Tracklist
1.future
2.極光
3.WOUND
4.February
5.Disable music
6.メイデイ
7.empty boy
8.Discharming man
category:NEWS
tags:Discharming man
2020/02/19
5月8日リリース シカゴのプロデューサーAngel MarcloidことFire-Toolzのニューアルバム『Rainbow Bridge』が発表。〈Orange Milk〉からリリースされた『Field Whispers (Into The Crystal Palace)』に続く新作は古巣〈Hausu Mountain〉から。 toiret status、Koeosaeme、CVN、woopheadclrms、Machine Girl、EQUIPなどが参加したリミックスアルバム『Triangular Reformat』を経て、早くもリリースされる新作は、繊細かつ複雑で立体的なビジョンで過剰なまでに突き詰められた過去最高の電子プログラムファンタジー。一曲の中で変化と再結合を繰り返す、究極のMIDIコラージュデスコアは悲鳴と大きな愛で包まれた美と混沌の壮大なバロック。死の意識や悲しみを通過し、過剰なスクリームは深い愛へと変貌する。 自身が手がけた収録曲「It’s Now Safe To Turn Off Your Computer」のMVが公開。LP / CD / カセットで5月8日リリース。 Fire-Toolz – “Rainbow Bridge” Release date : May 8 2020 Label : Hausu Mountain Pre-order : https://fire-toolz.bandcamp.com/album/rainbow-bridge 1. Gnosis .•o°Ozing 2. It’s Now Safe To Turn Off Your Computer 3. Rainbow ∞ Bridge 4. ⌈Mego⌉ ≜ Maitrī 5. (((Ever-Widening Rings))) 6.
2020/05/20
6月3日リリース 異端の遺伝子は継承された。Dirty Kiyomiyaが1stアルバム『I Saw Your Future』を発表。冒頭のオペラインパクトからラストまで謎の中毒性あり。 Cloud Rap以降の感性と他に類を見ない中毒性抜群のオペラ調フロウを携え、思想に裏打ちされたスピリチュアルなリリックが敷衍(ふえん)されて行く。プロデュースは全曲兄のItaqが担当。トラップからハウス、テクノまで裾野を広げる幻想的なビートがDirty Kiyomiyaの異端者的スタイルを際立たせる。兄弟が住む栃木は那須から、強烈な濃さを持った新しいカルチャーが生まれようとしている。 Dirty Kiyomiya – “I Saw Your Future” Label : 委託 Label 発売日 : 2020年06月03日(水) Tracklist 1. Leadership 2. Dr. Strange 3. Purity feat. Itaq 4. 妖精王清宮 5. Skit 6. Time Is Money 7. 電波オークション 8. Perfect System 9. Energy feat. Itaq 10. I Saw Your Future
2019/12/13
3月13日リリース 先日WWWで開催された「Local X9 World Hyperdub 15th」でも来日したNazarがデビューアルバム『Guerilla』でアンゴラ内戦での経験を記録。 —————————— Nazarの音楽は、27年間のアンゴラ内戦、その後の抑圧的な状態によって引き起こされる極端な暴力、不正、および遍在を中心に、同時に対立によって引き裂かれた国の希望、復興、誇りを探求している。銃声と空爆の音のような戦争のサウンドをアンゴラのダンスミュージック”クドゥロ”に変換、融合。ディストピアな風景が頭をよぎるダーククドゥロはNazarの音楽の特徴である。相性の良い冷たいシンセとアフリカンパーカッション、リリックは虐殺と暴力、スローガン、独裁に対する愚弄に焦点を当てている。クドゥロを武装化させることについて本人は 「人々は路上で実際に批判することはできないので、インターネット上で、そしてアートを通じて行う…自分は毎日見ていたものへの不満を表現出来なかったし、既存のクドゥロは明るすぎてその酷い状況を上手く翻訳することができなかった」と語っている。本作から先行でKleinのボーカルサンプルをフィーチャーした「UN Sanctions」が公開。 Pre-Orderはこちら。3月13日リリース。 Nazar – “Guerilla” 01. Retaliation 02. Diverted 03. Bunker feat. Shannen SP 04. UN Sanctions 05. Fim-92 Stinger 06. Immortal 07. Mother 08. Arms Deal 09. Why 10. Intercept 11. End Of Guerilla
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