2020/09/02
10月23日リリース
昨年、再びレッチリのギタリストに復活したJohn Frusciante(ジョン・フルシアンテ)が本名名義のニューアルバム『Maya』を発表。
今作はジョン自身が飼っていた亡き愛猫Mayaに捧げられており、91年から96年頃のUKブレイクビート・ハードコア/ジャングルにインスパイアされた作品となっている。以前から電子音楽プロジェクトTrickfingerとして作品を発表していたが、今作はあまりにもパーソナルなテーマとなる為に本名名義でのリリースとなった。「以前のように歌ったり、歌詞を書いたりすることに興味がないんだ」と語るように、本名名義としては初のボーカル一切無しのインストアルバム、さらに今作はUKの〈Planet Mu〉傘下にあるVenetian Snares主宰レーベル〈Timesig〉からのリリース。
そういえば、今年4月にバーチャルアバターチャットゲームIMVUで開催されたフェス「nu:cenosis」にもVenetian Snaresとのユニットで出演し、Kamixlo、SWAN MEAT、QUALIATIK、Himera、Ize、Dasyikii (Dasychira + Yikii)、99jakes、Fire-Toolz、bod [包家巷]などと共演していたことを思い出した。
John Frusciante – “Maya”
Label : Planet Mu / Timesig
Release date : October 23 2020
Pre-order : https://planetmu.bleepstores.com/release/200467-john-frusciante-maya
Tracklist
01 Brand E
02 Usbrup Pensul
03 Flying
04 Pleasure Explanation
05 Blind Aim
06 Reach Out
07 Amethblowl
08 Zillion
09 Anja Motherless
category:NEWS
tags:John Frusciante
2019/07/03
8月16日リリース。 photo by Luis Ojima ベルリンを拠点にするプロデューサーRui Hoが〈Planet Mu〉のサブレーベル〈Objects Limited〉から新作EP『In Pursuit of the Sun 逐日』を発表。〈Genome 6.66 Mbp〉を経て、〈Objects Limited〉からは今作で2作目となる。 今作は別名義DJ Ruanでも実験を重ねていたようなルーツである中国のフォークロアとトランスやジャングルを融合させた内容になっているようだ。さらに新曲4曲に加えて、HDMIRROR、Louis Me、Belaのリミックスが収録されている。 Pre-Orderはこちら。8月16日リリース。 Rui Ho – “In Pursuit of the Sun 逐日” 01. Wings Of Light 02. Acceleration 03. The Heat 04. Ardour 05. Wings Of Light (HDMIRROR Remix) 06. The Heat (Louis Me Remix) 07. Ardour (Bela Remix)
2019/07/25
「Ocean of Tears」、「Parachute」 2005年に結成され、2017年に惜しくも解散したNYはブルックリンの人気デュオChairlift。その中心人物だったCaroline Polachekが、今年6月にリリースしたソロシングル「Door」に続き、2曲のニューシングル「Ocean of Tears」「Parachute」をリリース。 この2曲のプロダクションには〈PC Music〉を主宰するA. G. Cook、Danny L Harleらが参加。さらに「Ocean of Tears」では〈PAN〉のEartheaterもギターで参加。これらの曲は今秋リリース予定のソロアルバム『Pang』に収録される予定とのこと。2014年にはRamona Lisa名義でもアルバムをリリースしていたが、改めて本名名義でのソロデビューアルバムとなる『Pang』。続報を待とう。
2020/12/08
12月18日リリース デスメタルアフリカ、デスメタルインドネシア、ヒップホップ東欧、東欧ブラックメタルガイドブック、ソ連歌謡、共産テクノといった激コアな音楽本を出版している「パブリブ」から、2019年に上下巻で出版された梅ヶ谷雄太著『ブレイクコア・ガイドブック』のオフィシャル・サウンドトラックが完成。12月18日に著者のレーベルである〈Murder Channel〉のBandcampにてName Your Priceでリリースされる。 今作はAaron Spectre、Baseck、Bong-Ra、Dev/Null、DJ Skull Vomit、FFF、OVe-NaXx、Ruby My Dear、Stazma The Junglechrist、Xanopticonといった『ブレイクコア・ガイドブック』にインタビューで参加したアーティスト達を中心に、2000年前半から2020年までに制作されていた未発表曲から書下ろしの新曲などを収録。IDM、Rave、ラガ、ハードコア・テクノ、ノイズ、ドラムンベース、ヒップホップ、ジャングル、ジャズなど多種多様なジャンルを飲み込んだフリーフォームで革新的な「ブレイクコア」の真髄を体験出来る内容であり、『ブレイクコア・ガイドブック』を更に深く理解出来るサウンドトラックとなっている。 『ブレイクコア・ガイドブック 上巻』 http://publibjp.com/20190315 – 上巻では、Digital Hardcore RecordingsやBloody Fist Recordsなどのルーツから、Praxis~Ambush~kool.POP~Addict Recordsなどのブレイクコアを作り上げたレーベルや、ブレイクコアのパイオニア的な存在であるDJ ScudとChristoph Fringeliへのインタビューなど、90年代から2000年初頭までのブレイクコアにフォーカスを当てた内容となっている。その他にも、メタルやパンク、グラインドコアといったエクストリームなバンドミュージックをブレイクコアとミックスしたメタリック・ブレイクコアや、ハードコア・テクノ/インダストリアルの要素を強く持ったアンダーグラウンドなブレイクコアの作品を紹介。 『ブレイクコア・ガイドブック 下巻』 http://publibjp.com/20190329 – 下巻では、ブレイクコアが世界的に盛り上がっていた2000年中頃に活躍していたブレイクコアの第二世代とされるアーティストやレーベルを軸に、ラガコア、レイブコア、ジプシーコア、ダブステップ/グライムとの融合にて生まれた新たなブレイクコアのサブジャンルについて解説。FFF、Stazma the Junglechrist、Xanopticon、Sickboyといった日本でも有名なブレイクコア・アーティストから、近年はエレクトロ・ハウスやテクノ・シーンで活躍しているDrop The Limeの最新インタビューやムーンバーコアでお馴染みのMunchiといったアーティスト達がブレイクコアの影響について語っている。 また、現在〈Murder Channel〉のブログでは『ブレイクコア・ガイドブック』の一部が12月18日まで限定公開中。 http://mctokyo.blogspot.com/ Artist / V.A. Title / Soundtrack for Breakcore Guidebook Label / Murder Channel Format / Digital(Name Your Price) Product number / MURDG-024 Release date / December 18 Bandcamp : https://murderchannel.bandcamp.com/ Track List 01. BEATZ4FREAKZ – Baseck 02. Chanja
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