2020/09/01
9月4日〜6日先行販売
6月にPDFマガジンとして発表された『STUDY7.3』にいくつかコンテンツを加えて、紙媒体の『STUDY8』を発売決定。
今年7月にニューアルバム『anima』をリリースしたDAOKOが表紙を飾る。撮影を担当したのは伊丹豪。また、“両A面”仕様となった裏表紙には、映画『マイヤーウィッツ家の人々』からインスパイアされたファッションストーリーの写真を起用。こちらは、フォトグラファーに信岡麻美、モデルに俳優の松嵜翔平を起用している。
直接的に「コロナ禍」に触れたコンテンツは収録されていないが、撮影と取材はできるだけ身内もしくは少人数で完結させるなど、現在の状況を考慮して制作されている。そして、その制約が生み出すクリエイション・質感に肯定的なスタンスをとること自体が『STUDY8』において重要なテーマとなっており、あるいはタイトルに掲げた「LIVE THROUGH THIS=ただ生き抜く」ことしか考えられない今を精一杯レペゼンした一冊になっているとのこと。
また、9月4日〜6日の3日間、代田橋の「flotsam books」で先行販売を行われる。
■先行販売会の概要
場所:flotsam books(フロットサムブックス)
www.instagram.com/flotsambooks
住所:東京都杉並区和泉1-10-7(京王線代田橋駅より徒歩7分)
期間:9月4日〜6日
営業時間:14時〜20時
*マスクをご持参ください。
*9月7日より公式オンラインストアでも販売開始いたします。
■媒体概要
媒体名:STUDY8(スタディ8)’LIVE THROUGH THIS’
価格:1,600円*特典ZINEつき
仕様:B5変形・120P・フルカラー
参加クリエイター/アーティスト(誌面登場順):
Miri De Couto
DAOKO
Go Itami
Hiromi Nakamoto
Yusho Kobayashi
MANNAN
Amin Shirato
Tohru Yuasa
Kodai Suehiro
NTsKi
Shusaku Yoshikawa
Ryutaro Amano
Kouhei Yamamoto
Koji Oyamada
All Blues
Perfume Genius
Yuta Kaji
Kotoha Yokozawa
Yoshiko Kurata
Naoto Okutomi
Kazuma Iwano
Mayumi Hosokura
Miho Miyakawa
Cony Plankton
Chiyo Yamauchi
Shohei Matsuzaki
Asami Nobuoka
category:NEWS
tags:STUDY
2020/06/02
本日公開 ファッション雑誌『STUDY』が、外出自粛期間中にリモートで制作した最新号『STUDY7.3』と、昨年から制作中だった髙橋恭司の写真集『ハレルヤ』を、本日デジタル版として無料で公開。 「LIVING A LIFE」というタイトルがついた『STUDY7.3』には、NTsKiのインタビューや、個人のファッション文脈を紐解く「Personality」シリーズ、『ここのがっこう』が今のファッションに与えた影響について語る鼎談、ソーシャルディスタンシングを守って撮影されたファッション企画などを収録。 「#7.3」とは「#8」に至るまでの途中経過をパッケージしている、という意味で、後日さらにコンテンツを加えて紙媒体の『STUDY8』としてリリースされるとのこと。 髙橋恭司の写真集『ハレルヤ』は、髙橋が様々な都市の路上で撮影した写真を、フォトグラファーの三宅英正が「複写」する、という異例のアプローチで作られた。本作に寄せて、作家本人とも親交の深い小説家の吉本ばななと、東京都写真美術館学芸員の伊藤貴弘がテキストを書き下ろしている。こちらも後日、『STUDY #8』と同タイミングで同内容のものが書籍化される予定。 『STUDY』編集長の長畑宏明は、今回の「デジタルで2冊同時発表」を決めたきっかけについて、「ミュージシャンのCharli XCXが、コロナ禍に反応してアルバムを制作したことに勇気をもらった」とコメント。『STUDY #7.3』には、Charli XCXに関するテキストも収録。今や、世界中の音楽や映画がインターネットで自由に楽しめる時代。その環境に適応する形で、『STUDY』長畑も今回に限っては、できるだけ多くのオーディエンスに開かれることを重視したとのこと。 誌面の閲覧:http://liftbystudy.com/study7-3/
2022/09/05
テーマは「SUSTAINABLE FUTURE」 インディペンデント・ストリートカルチャーマガジン『DAWN』最新号発売へ。前号より早2年。特集テーマをSUSTAINABLE FUTUREと題したN°2は、創刊号の3倍のボリュームとなったN°1.5から、さらにページ数は増量し、判型も拡大。アートディレクターは前号に続き、石黒景太がほぼ全てのページを手掛けている。 2022年9月9日12時より、DAWNオンラインショップにて発売開始。その後、ごく一部の書店・アパレルショップなどで展開予定。発売日の9月9日には原宿SPACE BANKSIAにて、1日限りの発売記念即売会を開催。 INTRODUCTION はっきりした指針を示さないコロナ対策に我慢の限界はとうに超え、なし崩し的に通常の日々が戻りつつある。制限がなくなること。もちろんそれ自体は喜ばしいことだが、虚構と事実が錯綜するネット社会において一体何が本当のことなのか、もはやわからなくなっているのが正直なところだ。それに加え、ロシアのウクライナ侵攻に、止まらない円安と物価上昇。こんな時こそ、民衆の不安を少しでも取り除く役割を果たすのが本来の国家のあるべき姿だが、判断を各人に丸投げし、なかば責任を放棄しているとしか思えない対応には、疑問と怒り、そして虚しさが去来する。行き過ぎた市場経済が生んだ効率・競争社会による格差と分断の溝はパンデミックによってさらに深まり、それを打開するために掲げられた「ニューノーマル」や「価値観のアップデート」といったスローガンも、気づけば耳にすることはなくなった。 結局のところ、あれから何か変わったのだろうか。 あの時思ったことは、まだ忘れずにもっているだろうか? とは言え、今月も支払いは迫ってくる。現実は過酷で無慈悲だ。眼前にかかったモヤは、いまだ晴れることがない。 それでも、この社会を取り巻く問題の数々に絶望するのではなく、責任を引き受けていく姿勢ではあり続けたい。特にストリートカルチャーは、足を突っ込んでいる全員がプレイヤーでもあるDIY文化だからこそ、なおさらこのカルチャーに恩恵を受けた人たち自身の手で、次世代へと文化を受け継いでいく必要がある。当然それはカルチャーの末席にいる本誌にも言えることだ。そこで、今このテキストを読んでくれているモノ好きなあなたや、そこから転がっていった先で手に取ることになる人が少しでも良い方向に向かう一助になるような、そんな信頼に足る言葉を持っている人たちのことを思い浮かべていくとそこには共通点があった。 続けている人たちだ。 初期衝動はとうの昔に過ぎ去り、剥き出しになった己と対峙して、それでも表現を続けている根っからの表現者たち。そんな人たちが持つ、重ねてきた時間の上にしか成り立つことのない言葉。それこそが資本主義の名のもとで、すぐに消費されるインスタントな現代が見失ってしまった言葉であり、いま聞きたい、聞くべき言葉ではないだろうか。それは、たとえトレンドとの距離があったとしてもいい。そもそもトレンドなんてあってないような時代なのに、脚光を浴びるのはごく一部のアーティストの、それもごく一部の期間だけに限られているのがおかしな話なのだ。素晴らしい才能を持った人たちはまだまだ他にもいる。本誌が担うべきなのもそうした人たちに光を当てていくことなんだと思う。こうしてアーカイブしていったのが今号となる。 続けるには忍耐を伴う。痛みや失敗、後悔もつきものだ。それでも諦めずに続けてきた人たちの言葉は、きっとあなたの行き先を示唆してくれるに違いない。 媒体名:『DAWN N°2 SUSTAINABLE FUTURE』 発売日:2022年9月9日 判型:B5変形 ページ数:204ページ 価格:2,400円(税抜) オンラインショップURL:https://dawntokyo.buyshop.jp CONTENTS それでも考えることをやめない ──クラブコミュニティを超えて性暴力の問題と向き合うには? illustration : サカイ アキラ ・ケアの範囲──MURVSAKI事件でのMall Boyzの対応から考える words : DAWN編集部 ・支配のダブルパンチ──女性に対する暴力、またその被害者を「黙らせる」構造 words : 藤本一郎 ・不祥事を起こしたミュージシャン、その作品に罪はあるのか? words : 池城美菜子 K/A/T/O MASSACRE ・ファッションも音楽も自分の肌で感じた経験値が物語る words : Yoshiko Kurata photography : 川谷光平 ・吐夢 photography : 川谷光平 ・緊急事態宣言以降に開催された印象回 words : Dirty Dirt ・JACKSON kaki Interview words : 山本輝洋 ・浮舌大輔 Interview ARC’TERYX──How We Survive In The Flat Field words : Yuji Kozakai Special Thanks : Kaba(bal)、大橋高歩(the Apartment) ILL-BOSSTINO──積み重ねが生んだ哲学とストイシズムの源泉 words : 吉田大 photography : 二宮慶介 YOU THE ROCK★とダースレイダーの対話──HIPHOPが生き方ならば、それは1人で可能か? words : 荏開津広 photography :
2020/08/12
8月22日発売 昨年創刊したインディペンデント・ストリートカルチャーマガジン、 DAWNの2冊目となる『DAWN N°1.5 Survival Issue』が8月22日に発売。まずは豊富なコンテンツ一覧をチェック。必ず引っかかるものがあるはず。 —————— 増え続ける感染者数と不確実な情報が錯綜する毎日。この日々は一体いつまで続くのだろうか?ストリートカルチャーマガジンとして、昨年11月に創刊しお陰様で即完売。続く第2号の制作途中で起こったパンデミックにより、本誌は発売延期を余儀なくされたものの、世界を一変させた異常事態をカルチャーマガジンとして記録する必要に駆られた我々は新たな動きを開始しました。そして今回、特別号となる『DAWN N°1.5 Survival Issue』の完成の目処がようやく立ちましたので、ここで発売のアナウンスと共にコンテンツの内容を公にすることにします。 2020年、新型コロナウィルスの発生を契機に混沌を極める世の中において、カルチャーサイドから発信された記録をパックした『DAWN N°1.5 Survival Issue』。創刊号の3倍のボリュームとなる全196ページ。アートディレクターはあの石黒景太がつとめる。グレート・ザ・歌舞伎町が撮影した写真の上に、GUCCIMAZEのロゴが乗った表紙が目印。2020年8月22日、DAWNオンラインショップにて発売。その後、ごく一部の書店・アパレルショップなどで展開予定。そして、8月12日よりオンラインショップ(https://dawntokyo.buyshop.jp)にて予約を開始します。GUCCIMAZEデザインのクリアステッカーも付録。 『DAWN N°1.5 Survival Issue』 発売日:2020年8月22日 判型:A5変形 ページ数:196ページ 価格:2,000円(税抜)予定 オンラインショップURL:https://dawntokyo.buyshop.jp 『DAWN N°1.5 Survival Issue』 CONTENTS Wannacry 写真:川谷光平 Wet Pussy Life 2020 写真:寺沢美遊 CONTENTS 絵:KANEVERDOSE No Peace No Love No Unity:Mars89 文:磯部涼 写真:川谷光平 どの感覚を生かし、どの感覚を過去に置いていくか:マヒトゥ・ザ・ピーポー 文:浅沼優子 写真:グレート・ザ・歌舞伎町 AKLO LIVE STREAMING 文:yaminoni オンライン化するライブ・パーティー – 無観客配信が光を当てたもの―2つの視点から 文:imdkm イラスト:黒川知希 “BAD HOP WORLD 2020” IN 横浜アリーナ / VirtuaRAW / RAINBOW DISCO CLUB 2020 / FORTNITE & TRAVIS SCOTT presents “ASTRONOMICAL”
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