2020/05/13
6月3日リリース
Russian Circlesの来日公演でのサポート、UKのStephen Bishop (Basic House)主催の〈Opal Tapes〉からもリリースするなど、ノイズシーン以外の層からも注目と支持を集めるポストハーシュノイズの旗手Kazuma Kubotaの現在廃盤となっている代表作品をCD化。2タイトルが同時リリースされる。
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“さらに昇華したカットアップノイズの復興を告げる基本資料。クボタの鋭く研ぎ澄まされた作品はどれも、多くのアーティストがその生涯をかけても生み出せないほどのアクションやアイデアに満ちている。“
– William Hutson (member of clipping./SUB-POP)
“真面目で甘酸っぱい音楽/音。フィルムや小説の短編集に近い感触。今後どうなっていくか聴いてみたいと思わせる作品でした。“
– 朝生愛
Kazuma Kubota – “A Sense of Loss”
形態 : CD( スリーヴケース + ジュエルケース +8P ブックレット )
品番 : OOO-35
小売価格 : 2000円+ 税
1. Ghost
2. Memories
3. Sleep
4. Regret
Kazuma Kubota – “January Thirty + Uneasiness”
形態 : CD( スリーヴケース + ジュエルケース +8P ブックレット )
品番 : OOO-36
小売価格:2000円+ 税
1.January Thirty
2.Uneasiness
OOO-35は2010年に米国のレーベルPitchphaseから限定リリースされたオリジナルEP。日常を思わせるフィールドレコーディングや感傷的なドローン/アンビエントと切り込まれるカットアップノイズのコントラストが単なるノイズミュージックを越えた唯一無比のドラマを生み出す傑作。さらに本来収録される筈であった1曲を追加、晴れての完全版仕様となっている。OOO-36は2012年にイタリアのレーベルA Dear Girl Called Wendyから限定リリースされたワンサイドLPと、2009年に20部(!)限定でセルフリリースしたEPを1枚のCDにコンパイル。断続と反復を多用したブレイク感溢れる冷たくも激しいハーシュノイズと穏やかなアンビエントの狭間を揺らぎながら突き進んで行く”January Thirty”、雨音のフィールドレコーディングとギターのアルペジオから幕を開け従前のノイズ観を独自の美意識で更新した意欲作”Uneasiness”。ともに新時代のノイズ・ミュージックの発展性を示した重要な内容。
category:NEWS
tags:Kazuma Kubota
2021/08/13
多様化する敵の脅威がハーシュノイズ+ガバキックに憑依 黒電話666 / BLACKPHONE666が、ガバキックを取り入れた新作『PTN.YLW / HARM』を〈Murder Channel〉とダブルネームでリリース。 初期デジタルハードコアを彷彿とさせるガバ〜ハードテクノ、三拍子キテレツ曲からパワエレまで、イナたいレイヴシンセと殴打される歪キック、脳に纏わりつく忌ノイズ。Drastik Adhesive Forceとのユニット「tesco suicide」以来8年ぶり、ソロとしては〈死体カセット〉の作品以来15年ぶりのカセットテープリリースとなる(DLコード付)となる今作、カセット版のみB面にスピードコア・ハーシュノイズウォール・トラックが収録。 2017年にDotsmarkからリリースされた『Accumulation』でもノイズミュージックに新たなオルタナティブ性を与えた黒電話666が、主軸にビートを突き刺したダンスミュージック。2021年、時代に逆行するパツパツに詰まった激圧トラック全6+1。インダストリアルテクノやベースミュージックがエクスペリメンタルとの融合を進める近年、ノイズ側からダンス側へのアプローチとなる今作は、初期衝動性がオールドスクールなカラーリングを施しているのが特徴。 ユニットやDJ名義のMOSHIMOSHIにおいてテクノやダブといったジャンルにもフォーカスしていたが、ソロ名義でビートメインとなるスタイルは黒電話史上初の試み。昨今猛威を振るう「敵」を「PATTERN YELLOW」と識別し、シングル『PTN.YLW / SIGNS』(兆候)を落合SOUPドネーションとして発表 。続編となる今作『PTN.YLW / HARM』(害敵)は多様化する「敵」の脅威がハーシュノイズ+ガバキックに憑依。その敵からの自己防衛装備として、イエローを基調としたマーチャンダイズシリーズ「666 PROTECT」も持続的に展開されている。 BLACKPHONE666 – PTN.YLW / HARM Label : Murder Channel Release date : 6 August 2021 Buy : https://blackphone666.bandcamp.com/album/ptn-ylw-harm SIDE A: 1. Immune Rejection 2. Aspect of Disorder 3. Oracle and Risk 4. Blood Stocks 5. Powder 6. In Your Area SIDE B: 7, Believe (Bonus Track For Only Cassette) Written, Mixed, Produced, Artwork:
2025/02/21
レーベル〈Lade Pool Records〉も発足 歌人/詩人/音楽家でありネオンネウロンや放電加工少女など複数の名義で活動を続ける木田昨年と、ゴシック~耽美的人形作家であるeerie-eeryの別名義・lj Å∮が2025年1月26日に結成したポスト・シューゲイズユニット・零度 poolが、自主レーベル〈Lade Pool Records〉より1stアルバム『絶対零度の夏の骨』を2月22日にリリース。 『絶対零度の夏の骨』はリスナーを包む柔らかい布のようなポスト・シューゲイズであり、電子音楽の先鋭的な実験であると同時に、「レイドちゃん」という音楽や文学を愛する翳のある厭世的な少女を作中の主体とする作品であるとのこと。 〈Lade Pool Records〉は、主に木田昨年、lj Å∮による作品のリリースを主な目的として発足。創作における自発性、楽しさ、美しさ、自由を前提として設立された。同レーベルは『絶対零度の夏の骨』のフィジカルリリースも年内に予定している。 零度pool – 絶対零度の夏の骨 Release Date : February 22, 2025 Label : Lade Pool Records Stream : https://linkco.re/4sxzuSde Tracklist : 1. 冷徹になれたら 2. 完璧な学級崩壊 3. 微風、快晴、はしる、噴水 4. プラチナ製の眼球 5. 或る水兵 6. 窓からプールの授業が見える 7. lade 8. がっこういかなくていいよ 9. 通学路 Credits music, lyric / 木田昨年 vocal / lj Å∮, 木田昨年 artwork / lj Å∮ teaser / サクラフ・キコ
2024/07/24
ノースカロライナ出身の16歳〜17歳の3人 Deftonesの気怠さや重さがシューゲイズに融合消化されたような作品が数多く生み出される。インターネット越しにも(だからこそ?)伝わってくるその響めき。WispやMidriftも含め、彼らの生み出す20年代型のシューゲイズは、彼らと同世代の10代の若者にどのような影響があるのか。何もないのか。ノースカロライナ出身の16歳〜17歳のトリオ、Midriftが新曲「into place」をリリース。 2022年に発表した「Twin Flames」で大きな注目を集めた3人。それ以降もシングルやEPのリリースを続け、このムードの熱狂の中心にいるバンドの一つとなっている。 彼らの着ているTシャツには、Deftones、Whirr、Fiddleheadの文字が書かれている。 Midrift – into place Release date : July 19 2024
JAPANESE OTAKU ROOM (FULL SET)
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