2020/03/09
3月18日開催
東京のハウス・ミュージック・コレクティブ〈CYK〉のメンバーKotsuが、渋谷のDJ BAR KOARAにて毎月第三水曜日に開催している『UNTITLED』。名も無き感覚や現象を、そのままそれとして提示する対話型コミュニティ・ベースとして機能させ、音楽を軸に、パーティーそのものや空間、時間、身体など実験対象は様々である。
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2020年3月のUNTITLEDはクラブやDJ BARが持つLoungeという側面を解釈する。
ラウンジミュージックとされる音楽が制作者の思惑を離れて解釈される一方で、その言葉が指し示すムードを逆説的に音楽そのものへと帰属させていく試みだ。そんなUNTITLED的ラウンジミュージックのセレクターとしてWataru SakurabaとAKEMIが登場。あくまでもラウンジミュージックから想起されるテンションを援用しつつ、ダンスミュージックと結合した中で生まれるグルーヴに新たな発見を期待する。また、一般にLoungeとは休憩室や待合室という意であるが、クラブにおいてはバーカウンターや会話を楽しむ場として機能し認識されている。文化的な側面からもそうした場はサロン文化として大きな役割を果たし、クラブにおいてもメインとなるフロアで発生する現象と同時並行的にそこでの時は流れ続けている。97年9月号のStudio Voiceを参照すると、”サロンは情報を一方的に発信する特権的組織なんかじゃなく、情報の受け皿となり、有機的に繋ぎ合わせ、解放するメディアである。(中略)集合意識を焙り出す自由なコミュニケイションの磁場として、開かれている。”とされている。
現在、感染症の問題が文化的な活動においても多大な影響を及ぼす中で、現在肌で感じている状況や、クラブ文化は元よりその周縁のカルチャーを改めて分節化することで再生産される未来を思索する。
UNTITLED -Lounge-
3.18 (Wed) 8PM OPEN
at KOARA
1000yen (w/1D)
<DJ>
Water Sakuraba
AKEMI
Kotsu
category:NEWS
tags:Kotsu
2020/05/26
アクセスチケットは明日発売 Kotsuが主催するパーティー「UNTITLED」による仮想ラウンジ『UNTITLED meets Crossbreed』がInstagram上に出現する。 先日KotsuによりリリースされたデジタルZINE『Crossbreed』をフィーチャーした同アカウント内では、KotsuによるエクルクルーシブMIXの他、ネオンアーティストWakuへのインタビューに加え、SPREAD×FLATTOPによって開始された配信企画VIDEO SERVICE “AMUSEMENT”に纏わるインタビュー、同ZINE内で展開されていた企画や、takaokaによるInstagramにおけるコミュニケーションにフォーカスを当てたコラムなどが楽しめる。 このアカウントは6月27日までの1ヶ月間のみ閲覧でき、アクセスチケットは5月27日から6月10日まで購入可能。また、アクセスチケット販売の前日にあたる26日の20時にはZINE『Crossbreed』のリリースパーティーとしてDJ配信とZINEに纏わるトークがKotsuのInstagramアカウントにて実施予定とのこと。 Untitled Store URL : https://untitledstore.stores.jp Kotsu Instagram : https://www.instagram.com/kotsu0830/ <参加者> Kotsu Waku YELLOWUHURU MAYURASHKA Yosuke Wada Hitomi Tomita 川辺素 (ミツメ) Hegira Moya Kinuko Numano Akiyama (Waater) シュンサク takaoka
2022/03/05
3月18日 KOARA KOARA SHIBUYAにて始動し30回目の開催を京都・大阪・名古屋にて行ったKotsuによるパーティーUNTITLEDがKOARAに急遽回帰。 31回目の開催となる今回は昨年EP『Separate Life』をリリースし親くもどこか遠く、夕暮れの水平線をなぞるような極上のドリーム・ディスコ/ハウスがダンスミュージックリスナーのみならず多くの人のサマーハイライトを彩ったLittle Dead Girlが登場。DJではダンスミュージックを基調としながらも作品とは異なる表情をみせアグレッシブな展開とそのスキルに注目が集まっている。 そして、本パーティー3度目の出演となるToreiは京都から東京へと拠点を移して以降レーベル<Set Fire To Me>を始動し、自身のパーティーMegacityを東高円寺Grassrootsで主催している。昨年はFESTIVAL de FRUEへの出演や東京の錚々たるパーティーに出演し、あらゆるポッドキャストにMIXを提供しハウスやディスコなどのダンスミュージックから辺境、ダブ、トランスのスクリュー(!)など多様な音楽への飽くなき探究心&アイデアにセンスが光る唯一無二のDJの1人。 ホストとなるKotsuは2020年9月に京都へ移住して以降、当パーティーを京都や大阪、名古屋といった場所で開催してきた。2017年に始動して以降毎月第3水曜日に東京のあらゆるDJをコンスタントに招聘し週末のクラビングへの橋渡し的なパーティーをメイクしてきた。KOARAでの開催は20年8月に行ったKotsu All Night Long以来となる。 DJとしても2022年1月にContact TokyoにてDJ Nobuとの2人会を敢行し、所属するハウス・ミュージック・コレクティブCYKではRainbow Disco Club 2022にラインナップされるなど話題が絶えない。ダンスミュージックを基調に三者三様のオリジナルなスタイルが結合するこの日をお見逃しなく。 UNTITLED #31 3.18(fri) at KOARA 22:00 OPEN 1500YEN + 1D -DJ- Kotsu Little Dead Girl Torei FREE ZINE
2022/06/16
6/26 Forestlimit 今回で33度目となるUNTITLEDは過去に行ってきたダンスミュージック主体での思索とは異なり、今回はスピンオフ的な、しかし20年代以降においてセンシティブかつ本質的な感覚を扱うことをスタートとする。 2019年3月のUNTITLEDと今回の発端となる考えは同じく、”ハード”に対する逆位相を模索することにある。 ”ハード”とは音楽要素のみを示唆しているのではなく、社会や環境その他諸々を含む。ある種の”ソフト”さ、軽やかさが今回のキーだ。しかし、それ以上のガイドラインは特に設定されていない。 今年3月に1stアルバム『ちがうなにか』をリリースした松永拓馬と、東京を拠点に活動し幽玄的なサウンドを放つアーティストHegira MoyaがLIVEにて登場。 またDJには2022年ブリストルのレーベル〈do you have peace?〉よりミックステープをリリースし、バイヤー業も行うAkieと、K/A/T/O MASSACREなどに2度出演しながらも未だミステリアスな存在でありフレッシュな存在であるansui、パーティーCongress Danceやミックスシリーズ兼パーティーTasty Loveを主宰しメロウさやソフトさを独自視点で紡ぐDJ Dreamboy、そしてこのパーティーのホストであるKotsuがDJとして登場。 そして、先日<The Trilogy Tapes>よりリリースしAnthony Naples主宰の<incienso>等からもリリースするプロデューサー,DJ,料理家…etc NY拠点のマルチアーティストKiki Kudoから、この日のために海を越えたShort Mix Letterが届く予定。 ここに居続けたいわけでもない。今すぐ飛び去りたい訳でもない。ただ軽やにいたい。名も無き感覚を掬い、それぞれのありのままの存在を濯ぎ出す、そんな日になるだろう。 <Reference> 19.03.20 UNTITLED feat Moodman, Takumi Kawahara, Kittyman 20.11.16 UNTITLED feat E.O.U 江ノ島海岸 5:00am 21.07.03 BTS@Spread Tasho ishi 22.03.09 West Harlem w/ Whatman, Vís 22.03.21 SHIZUKAさんと岡山のバーでb2bした日 大文字山 夕焼け 22.04.02 UNTITLED@West Harlem 1-DRINK, Dove, Le Makeup 22.04.08 Local XX1 World Strictly 12H Minimal DJ Sprinkles 22.05.04 Light Life 38H Party
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