2020/02/19
3月6日リリース
昨年は地元の友人の大崎剛とセルフレーベル〈kuromon label〉をスタートさせた食品まつり a.k.a foodmanが、〈Mad Decent〉からリリースしたEP『ODOODO』に続く新作EP『Dokutsu』を発表。
日本の音楽にフォーカスしたロンドンのニューレーベル〈Highball〉からリリースとなる本作はハウス、サイケデリックなアンビエントを内包しているとのこと。Natalia Stuykが手がけた独特なカラーリングで脳をトリップさせる収録曲「Kazunoko」のMVが公開。「Kazunoko」を含む6曲入りの『Dokutsu』は3月6日リリース。
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2021/04/14
平穏の場所へ向かう脳内ダンス 名古屋在住のエレクトロニック・ミュージック・プロデューサー、食品まつり a.k.a foodman。これまでにPitchfork、FACT Magazine, Tiny Mix Tapesなどの海外メディアで年間ベストに選出され、Unsound、Boiler Room、Low End Theoryといったシーンの重要パーティーへの出演も果たしワールドワイドな活動を広げる食品まつりが、レフトフィールド・ミュージックにおける最重要レーベルの一つ〈Hyperdub〉と契約、最新アルバム『Yasuragi Land』を7月9日にリリースすることが発表された。併せて新曲「Hoshikuzu Tenboudai」のMVが公開。 食品まつり a.k.a foodman こと樋口貴英は、名古屋市出身で、現在も名古屋を拠点に活動をしている。2010年代初頭に台頭したジュークやフットワークに大きな衝撃を受け、その後の自身の音楽形成に影響を与えた。彼が伝えているのは、ジュークやフットワークの精神と感覚であり、彼の型破りなスタイルはそれに由来するとも言える。また、他のアーティストのプロデュースも行っており、アルバムにゲスト参加しているBo NingenのTaigen Kawabeとタッグを組んでKisekiというデュオでの活動も行なっている。 十代の頃から人前でのパフォーマンスを続ける彼は、人と集まってジャム・セッションしていたことがこのアルバムのインスピレーションになったという。それは一人で行う制作からは得られないものであり、そこから着想を得たサウンドとフィーリングをつなげて完成したのが本作『Yasuragi Land』の核心である。 また、アーティスト名やアルバムのアートワークから想像できるように、彼は食への大きな関心を持っており、アルバムに収録したトラックタイトルにもそれが反映されている。さらに、サウナ好きでも知られる彼が定期的に通う地元の銭湯や、道の駅、パーキングエリアの食堂でのささやかな楽しみにインスパイアされた楽曲も収録されている。 ああいう所に行ったら、その場の雰囲気を楽しむことができます。自分が作りたいと思ったのは、ギターとパーカッションのサウンドを、先が見えないながらも今感じられる穏やかな社会の感覚と組み合わせた真摯なアルバム。『Yasuragi Land』はそんな‘平穏’な場所なんです。 – 食品まつり a.k.a foodman 今回のアルバムは〈Hyperdub〉としては珍しくベースが使用されておらず、それによって『Yasuragi Land』は爽やかで洗練された印象を与える。このハイパー・リズミック・ミュージックとも形容できる作品は、2、3のシンプルなツールを用いて制作され、リスナーに脳内でのダンス体験をもたらす。「Yasuragi」や「Parking Area」は、まるで丁寧に分解されたアコースティック・ジャズのようで、「Ari Ari」はマンガに登場するしゃっくりが飛び散ったようなディープハウスだ。「Hoshikuzu Tenboudai」と「Shiboritate」はライヒのようなミニマル・ミュージックのトランス的な要素がアップデートされポリリズム化した楽曲とも表現できる。「Food Court」には機械的なリズムと素朴なメロディが入り組み、「Galley Café」ではキュートな木笛のメロディとマイクロエディットされた木製ドラムが対になっている。Taigen Kawabe、cotto center参加のヴォーカル・トラック2曲のうち、「Michi No Eki」では、Magmaの楽曲のような複雑なロックをカジュアルでデジタルに描き、「Sanbashi」は80年代のR&Bを彷彿とさせる。アルバムを締めくくる「Minsyuku」には、ダフトパンクのトラックから拝借したようなギターが聞こえ、隙間なくもつれ合ったドラムに織り込まれている。 鬼才ぶりが発揮された待望の最新作『Yasuragi Land』は〈Hyperdub〉より7月9日にリリース!国内盤CDにはボーナストラック「Super Real Sentou」が収録され解説が付属する他、輸入盤CD、デジタルと各種フォーマットで発売される。また、輸入盤LPは8月中旬に発売される予定となっている。 食品まつり a.k.a foodman – Yasuragi Land Label : Hyperdub / BEAT RECORDS Release date : 9 July 2021 *輸入盤LPは8月中旬発売 Order : https://smarturl.it/foodman 国内盤特典:ボーナストラック追加収録 / 解説書封入 CD予約 :
2019/05/23
サウナはジャンル。 Against The Clockは様々なアーティスト/プロデューサーが10分間で1曲制作するFact Magazineの人気シリーズ。10分という限られた時間の中で1曲完成させなければならないというスリリングと普段見ることのないアーティストの制作風景が見れる。これまでにもMechatok、DJ Boring、RP BOO、Yo La Tengo、M. Geddes Gengras、Blue Hawaii、Mouse on Mars、Vargなど本当に様々なアーティストが出演してきた。 今回は、Diplo主宰の〈Mad Decent〉から『ODOODO EP』をリリースしたばかりの食品まつり a.k.a foodmanが登場。スカイスパYOKOHAMAで撮影された今回のAgainst The Clockは、”キックとベースを入れない”というこだわりを見せた曲もさることながら、フードマンがサウナ/水風呂への熱い想いを語っている姿も見所の一つ。「サウナはジャンル」「サウナは現代のサイケデリックカルチャー」など、サウナを音楽に消化するフードマンの言葉が印象的だ。 https://soundcloud.com/factmag/foodman-against-the-clock
2021/08/24
「架空の道の駅」 名古屋在住のエレクトロニック・ミュージック・プロデューサー、食品まつり a.k.a foodman。レフトフィールド・ミュージックにおける最重要レーベルイギリス〈Hyperdub〉より最新作『Yasuragi Land』を発売し、Pitchforkをはじめ、様々なメディアからの確固たる評価を獲得した食品まつりが個展『やすらぎランドの世界展』を来月より開催。 本展では、食品まつりが道の駅から影響を受けて制作した新作イラストレーションと『Yasuragi Land』の制作背景にあった身近なオブジェクトを用いた創作物をもとに、会場にインスタレーションを構成し、「架空の道の駅」が展示される。また、食品まつりのオブジェクト制作の作品集や、加西市にある煎餅会社とのコラボレーション商品の販売も予定している。期間中は、繋がりのあるアーティストを招き音楽ライブイベントを開催するほか、過去作品までを展示することで、食品まつりの作品の背景にある世界観を広く検証することができる。 やすらぎランドの世界展 ■会場 : 兵庫県加西市北条町北条 142-9 3F ■日程 : 2021 年 9 月 18 日(土)~12 月 26 日(日)OPEN(土・日・月) 予約制(火・金) 定休日(水・木) ■時間 : 11:00~17:00 ■内容 : ステージイベント、展示即売等(LP,CD,写真集) ■入場:無料 ■主催 : Void ■問い合わせ先 : voidkasai@gmail.com
第1弾収録アーティスト発表 more
レーベル第一弾作品は後日発表
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受け手の自由に寄り添う作品
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