2020/01/07
20年近い歴史に一旦幕
Tiny Mix Tapesは2001年に編集長のMr. PことMarvin Linらによってスタートした。主にインディペンデントで活動するアーティストやシーンに注目し、ニュース、コラム、レビューなどのコンテンツを多くのコントリビューターと共に毎日更新。20年近いその歴史の中で、アンダーグラウンドのシーンを支え、シーンの拡張に貢献し続けてきたが、本日公式Twitter / Facebook / Instagramで休止を発表。
日本にはTiny Mix Tapesのような血が通った真の音楽メディア / プラットフォームは存在するだろうか。20年近くも彼らは独自のカラーと共に大きな資本に頼らない音楽を中心に紹介し続け、新しく生まれる音楽とシーンの熱などを世界中に伝え、文化と価値観の更新に多大な貢献を果たしてきた。日本のメディアがなかなかピックアップしない日本人アーティストもしっかりとその音楽に注目し、ピックアップしてきている。例えば、食品まつり a.k.a foodmanは、7年前の2013年にはすでにTMTに登場している。同年に〈Digitalis〉からリリースされた『IROIRO』のレビューがそれだ。他にも〈Orange Milk〉勢だと、Kenji、toiret status、CVN、Koeosaemeなど。さらにemamouse、Nozomu Matsumoto、H. Takahashi、Constellation Botsu、Hakobune、Yoshitaka Hikawa、woopheadclrms、Le Makeup、Doveなど挙げればキリがないほどに日本人アーティストはTMTに掲載されている。また、Twitterの休止発表のリプライ欄を見るとアーティストやレーベルやリスナーからの信頼も厚いことがわかるだろう。
今回、閉鎖ではなく”休止”と発表されている。いつになるかわからないが再開されることを願おう。一旦、お疲れ様でした。
Thanks for reading Tiny Mix Tapes. After nearly two decades of publishing, we have decided this is the ideal time to take a much-needed hiatus.
TMT has always essentially been a passion project, made possible only through your readership. Big thank you for everything. <3 pic.twitter.com/R1U21qmQQ0
— Tiny Mix Tapes (@tinymixtapes) January 6, 2020
category:NEWS
tags:Tiny Mix Tapes
2020/10/01
10月3日開催 韓国の注目アーティストが多数出演するオンラインフェス「UNDERRAID 2020」が、10月3日の午後2時からTwitchとZoomを使用して開催される。 NET GALA、DJ Soulscape、Hanna Choがディレクションを務める「UNDERRAID 2020」は、COVID-19の影響で苦しい状況が続く韓国のアンダーグラウンドシーンを支援し、会場やミュージシャンが直面している状況を知ってもらうためのフェスティバルであるとのこと。本フェスは、Gyeonggi Art Foundationがスポンサーとなり、Seoul Community Radioと新鋭アーティストの為のチャンネルHeadroom Rockersの協力の元で開催される。SUMIN、Y2K92、Yeong Die、Wona、J.E.B、Liu Lee & Leevisa、Seesea、DJ yesyesなど、今年1stアルバムをリリースした新鋭アーティストから、韓国シーンを代表するアーティストまで、多数出演。 また、開催直前にはプレ公演が予定されており、NET GALA、Hanna Cho、Jibin (Y2K92)、Yeong DieなどがDJで参加し、Seoul Community Radioとのコラボレーションも予定されているようだ。詳細は公式インスタグラムで続報をチェック。 UNDERRAID 2020 2020. 10. 3 SAT 14:00-23:30 LIVE @ Twitch & Zoom Sponsored by Gyeonggi Art Foundation Art Vaccine Project Cooperated with Seoul Community Radio, Headroom Rockers Directed by NET GALA, DJ Soulscape & Hanna Cho Lineup : Closet
2020/09/29
Severin Glanceのデビュー作を発表 〈PTP〉〈Hyperdub〉、そして解散した〈Bala Club〉から作品をリリースしていたロンドンのプロデューサーEndgameがニューレーベル〈Precious Metals〉を立ち上げた。 長年放送してきた自身のNTS Radioでの番組を発展させるような形でスタートさせるレーベルは、まだ発掘されていないアーティストに光を当て、アンダーグラウンドの真の不条理を反映させることを目的としている。 レーベル第一弾として発表されたのはサウスロンドンのアーティスト、Severin GlanceのデビューEP『Caveat』。 多幸感とディストピア的なクラブ・ムーブメントの脈動を蒸留した内容で、心の傷と希望のストーリーを語るこの作品は、彼が過ごした青春時代の過ちについて考え、「二面性を認める」というもの。ダンスホール、トランス、トラップ、シューゲイザーの破片が、雨の中の車のライトのように互いに反射し合う。誰もいないクラブのサブルームからは、「Threshold ex」の煌びやかなシンセとベースが鳴り響き渡り、ヴォーカルサンプルが交差する。 Severin Glance – “Caveat” Label : Precious Metals Release date : October 16 2020 bandcamp : https://preciousmetalsx.bandcamp.com/album/severin-glance-caveat Tracklist 1. Caveat 2. Reign 3. Sayal 4. Thrershold ex
2020/08/19
日本時間:8月30日AM10:00 DYGLのオンラインライブがアメリカの映像メディアNoonChorusにて、日本時間8月30日AM 10:00から放送される。 ジャック・ホワイト主宰のThird Man Recordsなどのインディーズ・レーベルやBright Eyes、Future Islandsといったアーティストとのパートナーシップを通じて市場を開拓している配信メディア NoonChorus。2019年にNY公演をソールドアウトしたことが評価され、初の日本人アーティストとしてDYGLのNoonChorusでの配信ライブが決定。 同イベントは結成前より馴染み深いライブハウス落合soupにて、プライベートでも親交のある撮影チームと共に事前収録を行ったライブを配信。国内外問わず勢力的に活動を行なっていたDYGLにとって約6ヶ月の空白は長かったが、無観客ライブに対する向き合い方とアイデアをメンバー全員で話し合い、自分たちの原点であるDIY精神が詰まったライブとなった。その様子を収めたティーザー映像も同時に公開。各DYGL公式アカウントで要チェック。また配信開始と同時に、NoonChorusのDYGLページにて新しいグッズの受注生産にて販売を開始する。デザインはKachiが担当。チケットはNoonChorusのサイトでのみ購入が可能。 ■配信情報: DYGL Streaming Live 2020年8月30日 (日) AM10:00~ 日本時間 (2020年8月29日 (土) PM9:00~ 米国現地時間) NoonChorusにて配信 料金: 15米ドル +手数料 (英語対応のみ/ 9月2日 (水) まで購入可能) https://noonchorus.com/dygl/ 配信終了後72時間のアーカイブ配信あり
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