2019/10/24
「SAL-KI」に続く新作
韓国で、ト・デユンと共にフォークポップと称されるデュオTogeworlのメンバーだったキム・イェリムがLim Kimに改名。約4年ほどの長い空白を経て、今年5月にリリースしたシングルが「SAL-KI」。プロデューサーNo Identityによる影響が大きいのか、すでにビジュアル含めて『GENERASIAN』に繋がるような方向性が提示されていた。
「SAL-KI」をリリース後、Tumblbugを通じて作品制作のためのクラウドファンディングを行ない、約2千人に近い後援者から9千万ウォン以上の金額募金に成功。そして先日リリースされたのが本作『GENERASIAN』である。Lim KimはプロデューサーのNo Identityとともにアルバムをディレクションし、作詞作曲も行った。本作では「東洋」と「女性」というテーマを元に制作されており、「Yellow」は黄人種を意味するもので、アジアで生きる女性としてのアイデンティティーをメッセージに込めている。全6曲それぞれの方向性を持ちながら、韓国フォークロアをイメージさせる金物とパーカッションの音色、インダストリアルでありながら、近年のエレクトロニックR&Bのその先を提示するかのようなムードがここにはある。今年のベストの1つ。
category:NEWS
tags:Lim Kim
2020/02/29
莊子の「胡蝶の夢」を表現 シングル「SAL-KI」に続くEP『GENERASIAN』で韓国フォークロア + インダストリアル / エレクトロニックR&Bのその先を示したシンガーLim Kim。昨年末に開催されたWWWのカウントダウンイベントにも出演し、日本の媒体でもインタビューが掲載され、認知が広がっている。 今回、「東洋」と「女性」というテーマに制作された『GENERASIAN』から「MONG」のMVが公開。中国の思想家である莊子の代表作として知られる「胡蝶の夢」からインスピレーションを受け、夢と現実の境界線を表現しているとのこと。
2019/12/10
12月31日開催 WWW / WWW X / WWWβ、3フロアを舞台に2020年へと突入するNew Year Party「INTO THE 2020」のフルラインナップが発表された。第一弾で発表されたTohji、GEZAN、Gabber Modus Operandi、Mr. Ties、okadada、VaVa、¥ØU$UK€ ¥UK1MAT$Uに加えて、絶好のタイミングで来日するLim Kim、SANTAWORLDVIEW、田我流、KM、∈Y∋ (BOREDOMS)、Mari Sakurai、Aspara、リョウコ2000、Mars89、suimin、悪魔の沼、MOODMAN、Yoshinori Hayashi、YOUNG-G、MMM、合計22組のアーティストが出揃った。 —————————– 今年7年ぶりとなる待望の3rdアルバム『Ride On Time』を発表、リリースツアーや自主企画を成功させた“田我流” 韓国にてKim Yerimとして活動後、長い空白期間を経てLim Kimへと改名。「東洋」と「女性」という2つのテーマを掲げたEP『GENERASIAN』をリリースしアジア女性としてのアイデンティティーに対するメッセージを強く発信する“Lim Kim” EP『What just happend?』リリース後、全国各地を飛び回り各地を沸かす新世代ラッパー“SANTAWORLDVIEW” Compuma、Dr.Nishimura、Awanoの3人による、ダンス・フロアにおける”沼”を探求する“悪魔の沼 ” 昨年末WWWβにてワンマンを開催、2019年にはChangsieとのタイマンパーティー『HARDER』を各地で開催した“Aspara” ボアダムスの中心メンバーとして活動、世界的のアンダーグラウンド・シーンに影響を与え続ける“∈Y∋ (BOREDOMS)” ヒップホップに根ざしながらもジャンルに縛られない音楽性が話題となり、11月には田我流とのEP『More Wave』をリリースしたDJ“KM” ruralやBOILER ROOMへの出演、自身のパーティ「KRUE」や都内各所のパーティで躍進する“Mari Sakurai” 先日UNDERCOVER RECORDSより新作EP『THE DROOGS』を発表、リミキサーにThom Yorke、Zomby、Low Jackを迎えた“Mars89” GODFATHER、HOUSE OF LIQUIDを始め数々の伝説的パーティでレジデントを務め上げ、数多くのDJから畏敬の念を抱かれるマスター“MOODMAN” Mars89とのGood Prophetsとしても活動、東京地下を駆け巡り暗躍するサイケデリック・トライバルDJ“suimin” ガバ、ハッピーハードコア、ナードコアとあらゆるブチ上げサウンドを吐き出し、Mall Boyz/Mallin’のリミックスも話題のnoripi、ピアノ男による“リョウコ2000” DJとして精力的に活動し、45人編成によるノルウェー放送管弦楽団と共にアルバム『Ambivalence』から数曲をライブ演奏した“Yoshinori Hayashi” アジアの地下ローカルシーンをディグするOMKの一員として、WWWβにてアジアのダンスミュージックをフューチャーするパーティ「ADM」を主催する“YOUNG-G、MMM(stillichimiya/OMK)” フライヤーデザインは”Welcome to Acid House”などアイコニックなデザインで注目を集める韓国発のストリート・ウェア・ブランド〈the internatiiional〉のデザインを務める“SOL (The Internatiiional)”が担当。 INTO THE 2020 日程:12月31日(火) 会場:WWW / WWW X / WWWβ 時間:OPEN / START
2020/12/02
アートワークはshun mayama 「亜種」を自称するネオハイパーポップデュオS亜TOHが、今を生き抜くプロジェクト〈2021survive〉から新曲「ghost」を本日リリース。 今作のテーマは「SNSを通じたアイデンティティのゆらぎ」。J-Rockバンドのようなギターカッティングによって、ハイパーポップをローカライズさせたような楽曲となる。今作も引き続きアートワークはshun mayamaが担当している。 S亜TOH – ghost Label : 2021survive Release date : 2 December 2020 Stream : https://friendship.lnk.to/ghost
シークレット野外レイヴ『PURE2000 by SPEED』レポート more
2020年印象に残った5作品
more
2020年印象に残った5作品
more