
2025/12/12
R Lounge / SUPER DOMMUNE / PBOXの全出演者23組を紹介

来年1月23日(金)に開催を控えるAVYSS Circle 2026。この特集では、そのデイタイムを彩るCLUB QUATTRO SHIBUYA (4F+5F)、WWW、WWWβ、R Lounge、SUPER DOMMUNE、PBOXの全ラインナップについて魅力や見どころを紹介していきます(さらなる追加発表の可能性も)。
AVYSS CUP解説記事に続く第二弾では、デイタイムを彩るR Lounge、SUPER DOMMUNE、PBOXの3会場に出演する23組のバイオグラフィーや遍歴、魅力などを解説。中編ではCLUB QUATTRO SHIBUYA (4F+5F)、WWW、WWWβ、後編ではナイトタイムの出演者について、全アクトの「個」に根ざした表現の形について触れていく予定。
ストリートの路地裏もインターネットの深奥も、等しく「ローカル」であるという観点から、日本と世界、辺境と中心、リアルとオンラインが同化するようなイメージは、すべて「個」の感覚の連なりから時間をかけて築かれたもの。そしてこれらは、あくまでそうした同時多発的な動きの一端でしかない。
その上で、そうしたインディペンデントな音楽活動やムーブメントを2018年の設立以来見つめてきたAVYSSが、過去最大規模の挑戦として「点在する個性を渋谷の街に集約する」という試みが、今回のAVYSS Circle 2026です。
Ticket:https://eplus.jp/avysscircle-2026/
Text / Edit:NordOst / 松島広人
【R Lounge】
コロナ禍における世界的なハイパーポップ/デジコアというムーブメントのなかで急成長した存在から、そうした流れの反動のように加熱する新たなヒップホップ・シーンをリードする存在まで、さまざまなアーティストが一同に介するAVYSSなりの「オルタナティヴ・ラップ」をテーマとするフロア。過去のAVYSS Circleにも出演経験のあるアーティストから初登場のアーティストまで、多種多様なバックボーンを持つ才能が集っています。
DAFTY RORN
AVYSS Circle 2026、最後の追加アーティスト。DAFTY RORNはコロナ禍に活動を開始した東京拠点のラッパー。最新シングルに「u had enough (feat. osiaaa)」、近作に2024年リリースのミックステープ『#room』など。CVNとの共作も多数。
常にシーンの変遷の最突端を突き進むかのような動きを取り、グリッチーな音像を基調にデジコア、バイレファンキ、レゲトンなどが国内で定着する以前からいち早く反応。xaviersobasedなどのプロデュースも手掛けるendrenによるJerk志向のサウンドにも国内では最初期に反応、まさしくジャパニーズ・アンダーグラウンドを体現する存在のひとり。希少なライブ機会をお見逃しなく。
AOTO(*Cancel)
東京を拠点に活動するラッパー。2022年頃から活動をスタートし、コロナ禍後期の下北沢SPREAD、恵比寿BATICA、CIRCUS TOKYOなどを賑わせたジャパニーズ・アンダーグラウンド・ラップ~デジコアシーンの立役者のひとり。その後徐々に自身のスタイルであるラフな風通しの良さを確立し、才能をさらに開花させ進化を続ける。
現在はオルタナティブな観点を崩さぬまま日本語ラップシーンにも切り込み、2025年には〈RAPSTAR〉出演などを経て水面下で着実に支持を集めている。大きな変革期を迎えた今、彼の現時点でのムードは見逃せないところ。
*2026.01追記…残念ながらAOTOの出演は諸事情によりキャンセルとなりました
discordsquad2k
SoundCloudを中心に活動するプロデューサー・ikillと〈DEMONIA〉を主催するDJ・fogsettingsによる”INTERNETMUSICSWAG”ユニット。ライブメインの本ステージ唯一のDJアクトとして、2020年代の日本におけるデジコア/ハイパーポップ以降のムーブメントを草創期から支えてきた中心人物たち。
jerkやrageを基調にハイエナジーなテクノ、ポスト・シューゲイズといった流れを汲んだDJセットを各所で展開中の彼らは、次なる5年に向けた新たなクラブ感覚を提案してくれるはず。バイラルヒットからクラシック、果てはキッチュなインターネット・ブートレグまでを網羅したプレイに期待。
goku sasaki
青森出身、現在は京都を拠点に活動する2006年生まれのアーティスト。miahouse (fka U chu)とのユニット・Annniiiiimmaaaaaaとしても活動中。寡黙ながら多作でもあり、高校在学中の2024年頃にキャリアをスタートさせながら『#APG』 (2024)『High School Complex』『inorganic music』『sid and goku』 (2025)と、既に4枚のアルバム/ミックステープを発表している。
jerkやpluggに類する最新形のビートメイクを得意としつつも、その背景にはヒップホップだけでなく日本のサイケデリック・ロックなどが深く影響しており、ライブではこれまでにFISHMANSや踊ってばかりの国、ゆらゆら帝国といったバンドのカバーを披露。まさしく「日本のアンダーグラウンド」を体現する存在であり、妖艶な立ち振舞も相まって、現場で目撃することに深い意味のある注目のアクト。
lazydoll
2005年生まれのラッパー/プロデューサー。謎多きコレクティヴ・tmjclubの中心人物。初回のAVYSS Circleにはコレクティヴ・trash angelsとして出演。これまでに3枚のアルバム/ミックステープを発表しており、最新作のリリースも控えている。
ティーンエイジャーの頃から既にSoundCloud上で活動をスタートしており、2020年代のデジコアにおけるクラシック「entropy」などが未だ記憶に新しい。デジコア/ハイパーポップの反動として生じたambient plugg的な潮流をいち早く掴み取り、エレクトロニカ的な繊細なサウンドデザインも得意としつつ、現在のモードは「新しいラッパー像」の確立にあるように見え、今後の動きも見逃せないJアンダーグラウンド最重要人物のひとり。
Mishaguzi
DJとして〈KOMA〉や〈XPEED〉、〈K/A/T/O MASSACRE〉をはじめとするアンダーグラウンドなパーティーへの出演からキャリアをスタートさせ、トライバルなグルーヴのなかにクラウドラップ愛を滲ませる独自のセレクトが光るアーティスト。
2025年より突如としてラッパーとしての活動をスタートし、SoundCloud上に複数のトラックを発表。同年10月に没 aka NGS主催〈Premiere〉にてデビューを飾った。その全容はいまだ未知数ながら、リリース曲は浮遊感とグルーヴを両立した独特なクラウドラップなど、注目に値するトラックが揃う。
(2025/12/17更新:MishaguziはDJセットでの出演となります)
Number Collector
上述したlazydoll、Mishaguziなどと呼応しつつも、独自のスタイルを活かしアンダーグラウンドを主戦場に活動するラッパー。2024年10月に1stアルバム『Collector』を、2025年7月に2ndアルバム『Bit World』を発表。ビートメイカーとしてアメリカのxaviersobasedなどのプロデュースも手掛けるendrenも関わっており、日本のアンダーグラウンド・ラップにおいて独特の存在感を発揮している。
代表作「Asobi Mind Gang」のMVには海を超えて世界各地の感度の高いヘッズから熱のこもった反応が寄せられカルト的な人気を獲得。脱力感とともに遊び心にあふれたリリックとフロウを駆使して各所のコアなパーティーに出演している。今回の出演は、SoundCloudをハブとした国内クラウドラップ・シーンの最深部を体感する絶好の機会か。
otuyyuto
otuyyuto(オツイユウト)はハワイ出身、現在は日本を拠点に活動する日系アメリカ人のラッパー/プロデューサー。2025年1月に『GRACE』、同年4月に『17』、8月には『優人(やさしい ひと)』と、突如として頭角を現し3枚のアルバムを発表。セレクトショップ〈PAT MARKET〉のコアメンバーやSaggypants Shimba、Spiderwebなども擁するクルー・YeYan(エエヤン)によるミックステープ『YeYan CAMP』への参加も話題を集めた。
ラッパー然とした堂々たる立ち振舞もさることながら、出自に裏打ちされたスキルフルなライブを得意とする注目の存在。日英のスラングを織り交ぜつつ展開される独自の世界観の裏には、感情をむき出しに吐露するエモーショナルな一面も。叙情的なリリックと力強いフロウのコントラストに期待。
PAX0
千葉県佐倉市出身、2006年生まれのラッパー/プロデューサー。コレクティブ〈+81NINJA〉に参加するほか、後述するSieroやjellyy、Sad Kid YazやWorldwide Skippaなどとも親交が深い。
2024年末にラッパー・ANZZYとのコラボレーション・アルバム『Foast to Foast』を発表。2025年4月に『000』、同年6月に『CRACK』、同年10月には『SYNTH』と、10代ながらすでに4枚のアルバム/ミックステープを発表している。ラップももちろんのことながらトラックのプロデュースにも強い熱意を向けており、新世代の台頭を強く感じさせるアーティスト。
Siero
2023年1月4日、自身の誕生日に活動をスタートした注目のラッパー。 2024年9月に1stアルバム『THE GOAT TAPE3』を発表、2025年2月には自身のルーツを明かした2ndアルバム『Not In Streets』、同年8月にはjellyyとのWネームEP『DON’T PLAY WITH US』をリリース。12月24日には最新作『THE GOAT TAPE 4』を発表、自身の置かれてきた苦況、複雑な現況にストラグルする詩世界は圧巻の一言。日本における新世代のアンダーグラウンド・ラップシーンを牽引しつつ、自身の推進力をもってオーバーグラウンドへと躍進していきそうな風格も。
先日YouTubeにて公開された〈UDG FRESHMAN CYPHER 2026 – JPN〉や〈RAPSTAR 2025〉への出演、SEEDAによる最新作『親子星』のデラックス版への参加など、デビュー間もないながら話題に事欠かない存在。glo、jerk、newjazz、pluggnbなどrage以降の最新のビートを中心に、誰の真似でもないオリジナルな表現を突き詰めている。すでに水面下では絶大な支持を誇るアーティストであり、その熱気を現場でも存分に体感する絶好の機会かと。
Yog*
中学生時代にSoundCloud上で活動を開始した愛知出身、弱冠17歳のアーティスト。2025年2月にリリースされたシングル「Yacht!!!」がTikTokなどを中心に話題を呼び、同年5月にはEP『Kayak』をリリース。いまだアルバム/ミックステープの発表を控えつつも、すでに各所から絶大な支持を集めている。
ポジティブな感覚で自身のパーソナルな体験をリリックへと昇華し、軽やかな脱力感とメロディセンスが同居したフロウでそれを表現。すでに独自のスタイルを形成しており、今後の動向から目が離せない存在がAVYSS Circleに初登場する。
【SUPER DOMMUNE】
2020年代以降リバイバルによる脱文脈化なども踏まえ、ますます多様化を続けるオタク文化。フェイクからリアル、メインストリームからアンダーグラウンドまで入り乱れ混沌を極めるなか、よりオルタナティブな「新しいナード像」という印象を与えるかのようなアーティストが集ったフロアです。
音楽だけでなく、数々の作品を手掛けてきた漫画編集者・千代田修平 、AVYSSとも数々のプロジェクトを展開してきたマルチメディア・アーティストJACKSON kaki、深夜開催の〈AVYSS CUP〉にも出演する音楽家・~離を迎えたスペシャルトーク「すべてがミームになっていく時代に、インターネットはアンダーグラウンドたりえるか(仮)」も開催。AVYSS Circleでは唯一、当日の模様をDOMMUNEチャンネルにて配信予定(アーカイブ無し)。AVYSSというフィルターを通し、変化を続ける日本発の文化の現況(の一端)を伝えます。
cyber milkちゃん
2020年代にSoundCloudを拠点に活動を開始し、インターネットと現実世界に共通するキッチュな可愛さとジャンクな毒気を紡いできたアーティスト。アイドル文化やいわゆる「kawaii」カルチャーをメタ的に解釈したユニット・ぱちぱちコズミックコンピューター!での活動の傍ら、2025年3月にはそうした感覚を一掃するかのようなエクスペリメンタル・ポップなアルバム『flesh』を発表。
DJとしても活動し、そこではディープ・テクノやアンビエントなどを中心としたセレクトを展開するなど独自の活動を続けている。見えそうで見えない未知数なバックボーンから展開される表現には現代的なザッピング感覚もあり、かといってトレンド感に即しているわけでもなく、現代のストリート感覚とインターネット美学を愛憎入り混じりつつ克明に描く存在。
DJ HOSHIMIYA TOTO
星宮ととは、2019年にデビューを飾った日本在住のデジタル・アーティスト。2.5次元ドリームポップ・バンド〈stargaze shelter〉を率いるTotoneeによるバーチャル・クローン体。インドアなバーチャル・クリエイターとしてキャリアをスタートさせ、個人VTuberながら歌唱/企画/ディレクション/イラスト/デザイン/映像など多岐にわたる活動を展開。TEMPLIMEなどをはじめとした数々のアーティストとも盛んに共作を重ねている。
今回はDJセットにて出演。以前のDJセットでは自曲も交えつつエレクトロ・ハウス、UKガラージ、エレクトロニカなどを横断するようなセレクトを披露しており、今回のAVYSS Circleではどういった切り口から自身の世界観を展開するのかに期待。
DRIFT CREW
2021年ごろ、DJバー・高円寺yakusyuの姉妹店として阿佐ヶ谷に開店して以降アニソンパーティーからコアなアンダーグラウンド・ラップ、ハイパーポップなど、現代のインターネット感覚を体現したようなバラエティ豊かなイベントを日夜開催するクラブ・阿佐ヶ谷DRIFTの従業員たちによるDJユニット。
阿佐ヶ谷DRIFT店長・yahmanfightclubを筆頭にJabulani、anolis、Zeqoo、愛、鬼車など、DRIFTのコアメンバーたちがその時々に合わせて結集するという散発的なスタイルで活動中。直接的な関係こそないものの、その前段には2020年に惜しくも閉店したクラブ・LOUNGE NEOの文脈も関わっている。日本におけるハイパーポップ以降の潮流の中核を成すクラブの、コアの部分が垣間見えるアクトとなるか。
DRIFT crew BOXを阿佐ヶ谷ドリフトに変えてて最高だった!#GOLDDISC_ZEROTOKYO pic.twitter.com/qCnSIaAmuy
— 前澤 (@maezawa_lab) May 17, 2025
ひがしやしき
ヒップホップ・ユニットではなく「同人サークル」を自称し2019年に活動を開始。同年アルバム『syaro』『のあくま』をリリースし、コロナ禍真っ只中の2020年作『もういない人に言ってもしょうがないんですけどね』、2021年作『4巻.zip』などでカルト的な人気を集め、2022年の第一回AVYSS Circleにて初のオフライン・ライブを披露。同日は入場規制がかかるほどの盛況を見せた。
そんなひがしやしきは、あくまでもインターネットを主軸とした活動を貫徹しておりオフライン現場への出演機会はいまだ限られており、眼鏡っ娘のアバターをビジュアル・イメージとしており実像を明かすこともない「まんがタイムきらら」関連作品などへの偏愛を打ち明ける表現を続けており、プロパーなオタク像を貫徹しつつその動向はきわめてオルタナティブ的。ここ日本でしか生まれ得ないスタイルを確立した存在と言える。
Magnolia Cacophony
2024年2月に始動した、翠久怜音とLittle Taniokaから成る2人組の音楽ユニット。同年4月のデビューアルバム『(come in alone) with you』を発表、7月には合成音声×シューゲイズをテーマとしたコンピレーション『The Memory of Voca-Shoegaze, Case 1 – What A Wonderful World?』を企画。
「Vocaloid Shoegaze」という定義を行い、2010年代以降新たなメインストリームを形成した合成音声音楽と、コロナ禍を経て世界的なムーブメントとなったシューゲイズ・リバイバルを接続することを目指しているユニット。合成音声カルチャーとドリーミーなバンドサウンドが溶け合う様は、現代インターネットにおけるボーダーレス性を強調しているような雰囲気。
おそロシア革命
2021年に始動した、デスメイド大西による宅録ロックバンド・プロジェクト。サポートメンバーとともにバンド形態での活動を主軸としており、2023年に1st EP『天下無敵』、2024年に2nd EP『FICTION ROMANC≡.』と3rd EP『喫煙許可』をリリースし、2025年3月には1stアルバム『この中であそばれません』を発表。
DTMやビートメイクではなく「宅録」というワードを重視する姿勢からも推察されるように、いわゆるベッドルーム・ポップの日本における受容を注視し続けているアーティスト。HASAMI group、LOWPOPLTD.、未来電波基地などに代表される日本の宅録オルタナティヴ・ロックの潮流に位置し、自身の内面をディストーションとともに吐露する作風が特徴。根底にインディーロック/インディーポップの精神性が横たわるAVYSSとは、距離があるように見えて実は近しい物事を共有している、のかもしれません。
【PBOX】
AVYSSなりのチルアウト・エリアを志向した、渋谷PARCO屋上に位置するベニュー(旧・ComMunE)。当日は上述したアーティストのギグをBGMに、ポッドキャスト「AfterParty」の公開収録(ゲスト:つやちゃん)に加え、BALMUNG、chloma、GB MOUTHといった日本発のオルタナティヴなファッションブランドとAVYSSの特別なコラボレーションが展開される予定。
特異なアンビエンスが全体に広がり、エレクトロニカやレフトフィールド・クラブミュージック、フリーセッションに近い表現形態からスピリチュアルなワークショップまで、AVYSS Circle全体を俯瞰してもとくに実験性の高いフロアとなることが予想されます。つまりは予想不可能。
DjuBumba
音楽家・Yugo Amanoによるソロ・プロジェクト。10代から楽曲制作、DJなどの活動をスタートし、自主運営するプラットフォーム〈100.dolla〉のほかE.O.U主催レーベル〈halo〉、nonokaによるネオ・エレクトロニカレーベル〈awaport〉などから複数の作品を発表。国内外で数多くのDJセットを披露するだけでなく、ライブセットにも意欲的。
ヒップホップを表現の核としつつ、そうしたフィールドとは異なるエレクトロニカ~レフトフィールド・ベースを主軸とした表現に長けており、ハイブリッドな感覚からクラブ・ミュージックと電子音楽の更新に挑戦するような、まさしく「個」のフィルターを通して音を紡ぐアーティスト。本回のモチーフであるチルアウト~アンビエンスにどうスパイスを効かせてくるのかに注目したい。
eijin
YouTubeでのラップ翻訳活動にはじまり映像制作、グラフィックデザイン、プレイリストのキュレーション、コレクティブ〈CHAVURL〉や〈Mana Online〉のコアメンバーとしての活動など、マルチな領域で活動するDJ。前述のDjuBumbaなど、数々のアーティストと共振する20年代クラブ・シーンの重要人物のひとり。
DJセットではセレクター的な側面と実験性を両立したアプローチが際立っており、出自であるヒップホップのビート感覚をフットワーク/ジュークなどのベース・ミュージックに援用するかのようなプレイングが特徴的。メインストリーム・ラップから辺境の実験音楽まで、幅広く精通するディガーでもあり、そうした偏愛をどのようにしてPBOXへと持ち込むかが見どころ。
fui w/ innerscape by ITOAOI
SlowfoamとSlynによるベルリン拠点のpost-genreなインディペンデント・レーベル〈Gravity Pleasure〉のV.A.『Water Bodies』への参加を通じ、2025年にデビューした京都の音楽家。本回は「fui w/ innerscape」というユニット編成での出演となり、当日は3DCGを軸とした映像・グラフィック表現を手がけるビジュアル・アーティスト、ITOAOIがVJを手掛ける。
ライブセット&POP UPという特殊なフォーマットでの参加となり、音楽にとどまらずハンドメイドアクセサリーの制作、Tumblrを介した美学の発信など、多岐にわたるアーティスト活動の形が集約された未知数なステージングとなることが予想される。SoundCloudの諸作などからはその全容を推察しきれず、当日どのようなパフォーマンスが披露されるかは未知数。
百年の孤独 (One Boiling Point × toulavi × loli主語 × Sato Ryuga)
safmusic主催レーベル〈庭 niwa〉での活動でも知られ、2025年5月にアルバム『マテリアル / 耳』を発表したOne Boiling Point、~離主催〈i75xsc3e〉からのリリース作『神殿』 (2022)ほか、多種多様なリリースを重ねるtoulavi、札幌の音楽家・togとのユニット・brain nodeとして2024年に1st EP『THE COCKPIT』をリリース、2022年の衝撃作『ガチ恋』でも知られるloli主語、OBPやtoulaviとも共振し、2024年にEP『baroque』を、2025年1月に1stアルバム『ASTRO soundonly』を発表したSato Ryugaの4名によるセッション・ユニット。
それぞれ音楽家としてエッジー極まりない活動を続ける三者三様のバックボーンが発揮されるセッションの内容は未知数でありながらグルーヴィーにも感傷的にも傾く余地を残しており、音の重なりのなかで言語化できないなにかを掴み取ろうとする、2020年代以降のエクスペリメンタル感覚が色濃く現れるライブを披露する予定。ジャズ、バンドサウンド、歌唱、エレクトロニカなど、電子音楽に近いキーワードも遠いキーワードもすべて包摂する。
いむ電波.wav
バーチャルライブ配信アプリ「REALITY」上で2020年に結成されたコレクティブ。下北沢CREAMにて2022年に7月に開催された第二回〈第四の道〉にてライブデビュー。音楽グループやユニットではなく、メインビジュアルとして掲げられる「いむ」を構成するための作業員としてメンバーが関わっていることが特徴。
しばしの休止期間を経て、現在は主に歌唱パートの作業を担当する白迦 / paica、サウンドメイキングに関する作業を担当するlucaを中心に活動を続けるスタイルで再始動。先日ネットレーベル〈Maltine Records〉の20周年を祝した20時間イベント〈CITY〉にて再結成後初のライブを披露し、健在ぶりを発揮した。現在新作を準備中とのことで、新たなムードの一端が垣間見えるライブとなることが予想される。
小松成彰 うーたん・うしろ(Ritual Workshop Set)
過去にはノイズ・ユニットELEPH/ANT(旧・エレファントノイズカシマシ)のメンバーとしてディジェリドゥを担当する傍ら、2014年には〈東京リチュアル〉主宰「魔術男子募集!第一回逸脱グランプリ」において悪魔召喚部門と雨乞い部門で優勝、2016年にはレイキヒーリングサードディグリーの修得、2019年にはABH米国催眠療法協会認定マスターヒプノティストの資格を取得するなど、スピリチュアル領域でも精力的な活動を続ける音楽家兼ヒプノセラピスト兼魔女。2024年のAVYSS Circleでは、途中入退室禁止のサウンドバス(音浴)を1時間にわたって実施した。
今回の出演は「Ritual Workshop Set」として、レスキュー隊員から陶芸家に転身し、現代におけるシャーマニズムの実践・研究に取り組むうーたん・うしろとのユニット形態。ある意味では最も未知の領域である「現代魔術」の世界に、音楽を入口として足を踏み入れる機会となるようです。ぜひ現場にて体感を。
MON/KU
音楽経歴を持たないまま2018年12月に突如として活動を開始し、2023年には音楽家・~離が主催する〈i75xsc3e〉より大作『MOMOKO blooms in 1.26D』をリリース。その後、その突出した感覚が音楽家・坂東祐大の心を突き動かし、TVアニメ『怪獣8号』の劇伴音楽制作へと参加するなど、特異なキャリアを歩んでいる。
楽器演奏は不可能としながらも、DAWと自身の歌唱を利用しカテゴライズの境界線上に直立するようなジャンルレスな作品を数多く手掛ける音楽家であるMON/KUは、ポスト・クラシカルな感覚が強まる昨今の電子音楽シーンとレフトフィールドなポップスを橋渡しし、サウンドトラックの制作やライブ出演などマルチな領域で活動を続けている。言わば「音楽に選ばれた」ような存在か。

◆公演名:AVYSS Circle 2026
◆公演日:2026年1月23日(金)
◆開場/開演:【DAY】18:00【NIGHT】24:00
◆会場:渋谷 CLUB QUATTRO 4F・5F / WWW・WWWβ / R Lounge / SUPER DOMMUNE / PBOX (5会場・7フロア)
◆出演者 (A-Z)
■ DAY
【CLUB QUATTRO 5F】
daine (AUS)・ほしのおと・No Buses・トップシークレットマン・雪国
【CLUB QUATTRO 4F】
Emma Aibara・ikea・Le Makeup・Lilniina・safmusic・死夏・XAMIYA・諭吉佳作/men・yuzuha
【WWW】
AssToro・dodo・Effie (KR)・iiso (KR)・It’s US!!!!・kegøn・lilbesh ramko・SxC Loser・sysmo・Yoyou
【WWWβ】
Amuxax・荒井優作・iga・LAUSBUB・鯖・Saren・serah trax・宇宙チンチラ・uku kasai
【R Lounge】
AOTO・discordsquad2k・goku sasaki・lazydoll・Mishaguzi・Number Collector・otuyyuto・PAX0・Siero・Yog*
【SUPER DOMMUNE】
cyber milkちゃん・DJ HOSHIMIYA TOTO・DRIFT CREW・ひがしやしき・Magnolia Cacophony・おそロシア革命
〈TALK〉 千代田修平 + JACKSON kaki + ~離・MC : NordOst
トークテーマ「すべてがミームになっていく時代に、インターネットはアンダーグラウンドたりえるか」
【PBOX】
DjuBumba・eijin・fui w/ innerscape by ITOAOI・百年の孤独・いむ電波.wav・小松成彰 うーたん・うしろ(Ritual Workshop Set)・MON/KU
〈PODCAST〉 AfterParty 公開収録 ゲスト:つやちゃん
トークテーマ「AVYSS的なシーンの拡張性・可能性」
〈AVYSS COLLABORATION〉 BALMUNG・chloma・GB MOUTH
※コラボ内容後日発表
■ NIGHT
【CLUB QUATTRO 5F】
iVy・SleepInside・Texas 3000・and more…
〈VJ〉 Higurashi・JACKSON kaki
【CLUB QUATTRO 4F】
CVN・E.O.U・imai・in the blue shirt・killwiz・KOCHIKESA・nano odorine・nerdcamp.com・食品まつり a.k.a foodman
【WWW】
Dos Monos・JUN INAGAWA・music fm・Oli XL (SWE)・釈迦坊主・wagahai is neko
〈VJ〉 naka renya・O.G.I
【WWWβ】
FELINE (ナードコアセット)・okadada・らりる連合・TORIENA
〈AVYSS Cup〉(テーマ:元気)
loli主語・前澤・seaketa・ ~離・MC : 徳利
Organize:AVYSS / CLUB QUATTRO
Cooperation:WWW / R Lounge / SUPER DOMMUNE / PBOX
Supported by melting bot
Partner:GALLERIA / THE DAY
Key Visual : QINGYI
Design & Layout : naka renya
Staging : yoh
Food : Geek Eggs Food Team XD
◆TICKET
URL:https://eplus.jp/avysscircle-2026/
◆チケット料金:
【通し券】前売:10,000円 / 早割:9,000円
【DAY】前売:7,900円 / 早割:6,900円 / U-18:5,900円
【NIGHT】前売:4,800円 / 早割:3,800円
(税込/スタンディング/整理番号付/ドリンク代別)
◆注意事項
※U-18の対象者は公演当日2026.1.23時点で18歳以下の方。ID/身分証の確認ができない場合、当日差額分をいただきます。
※NIGHTは深夜公演です。20歳未満は入場不可。要写真付きID。ID/身分証の確認ができない場合、入場をお断りする場合がございます。
※身分証明書は右記いずれかの写真付きのもの(学生証、運転免許証、パスポート、マイナンバーカード等)
※各種チケットは枚数に制限がございます。上限に達し次第受付を終了します。予めご了承ください。
※DAYとNIGHTは入れ替え制。(通しチケットお持ちのお客様も一度ご退場いただきます。)
◆お問い合わせ:渋谷クラブクアトロ 03-3477-8750
category:FEATURE
tags:AVYSS Circle
2025/12/18
CLUB QUATTRO SHIBUYA、WWW、WWWβの全出演者33組を紹介 来年1月23日(金)に開催を控えるAVYSS Circle 2026。この特集では、デイタイムを彩る各会場の全ラインナップについて一組ずつ魅力や見どころを紹介していきます(さらなる追加発表の可能性も)。 R Lounge、SUPER DOMMUNE、PBOXの出演者にフォーカスした特集に続く第三弾では、デイタイムのメインフロアとなるCLUB QUATTRO SHIBUYA (4F+5F)、WWW、WWWβの出演者について、バイオグラフィーや遍歴を交えつつ個々の魅力を音楽ライター・つやちゃんとNordOstが紹介していきます。 Ticket:https://eplus.jp/avysscircle-2026/ Text:つやちゃん+NordOst / 松島広人 Edit:NordOst / 松島広人 渋谷円環。渋谷という街の地理的な性質を借りながら、同時に、いまの私たちのあり方を語るコンセプト。これまで下北沢で円を描いてきたAVYSSの美学は、この日渋谷でより一層開かれたかたちをとる。 渋谷は、一直線に進む街というより、回遊しながら、気づけばまた別の場所へ戻っているような円環的な動線を持っている。AVYSS Circleが掲げる円環とは、その回遊性を単なる街歩きの比喩としてではなく、感覚やコミュニティが循環していく構造として捉え直す試みだ。成長や上昇の物語でもなく、メジャーとインディを直線的な縦関係に置くわけでもない。別種の密度が更新されながら、私たちは円のどこに立ち、どの半径で回っているかを、少しずつスライドさせていく。 たとえば、オンラインとオフラインの関係もまた円環化している。以前なら、ネットで拡散し現場へ向かう、という往復で語れたものが、いまでは部屋で作られた音楽が初めから現場の匂いを帯び、クラブの熱気がそのままタイムラインの質感になる。行き来する二地点ではなく、同時に重なった一つの環境。 円環とは、この重なった現在のなかで、点在する個々の感覚が一度だけ同じ軌道上に並び、またそれぞれの場所へと散っていく運動のことだ。登竜門でも、ショーケースでもない。むしろ序列を固定しないまま、街の上で、いくつもの速度と半径を持った個が交差する状況。そこで起きるのは、すれ違いと接続の更新であり、終点を持たない循環としての可視化である。 (つやちゃん) 【CLUB QUATTRO 5F】 daine オーストラリア・メルボルン出身のdaineは、ミッドウェスト・エモの内省とブログハウス的な快楽主義を、垂直に組み合わせる現代のポップ・シャーマン。2022年に『Quantum Jumping』、2023年に『shapeless』、2025年に『i want the light to swallow me whole』と、これまで3枚のEPとシングル諸作を発表。同年、Ninajirachiのアルバム『I Love My Computer』に参加。 SoundCloud的なDIY精神を出自に、ハードコア的な衝動とダンス/クラブの官能を同居させるdaineのプロダクションは、単なるジャンル横断ではなく、感情のコラージュとして聴き手を刺激する。その在り方は、感傷と冷笑の狭間で揺れる私たちの様子を最も過激に表象する──傷つきやすさをさらけ出すと同時に、その傷をエンターテインメントとして可視化する現代の鏡として。 ほしのおと ほしのおとは、naco gotohとchiho satohが旗を振るオルタナティブな音楽空間であり、単なるイベントシリーズにとどまらずDJユニットとして活動するなど、二人の感覚を鋭く切り取る共有装置としてインディペンデントなシーンで存在感を発揮する。 バンド/SSW/ラッパーからDJ、VJ、展示、POPUPまでを積極的に横断させるフォーマットは、シーンの断片化した孤独な惑星をつなぎ直す試みそのもの。ほしのおとは、ポスト・シーン時代における新しい共同体のプロトタイプでもある──閉じたコミュニティへの安住ではなく、あらゆる来場者に「自分の宇宙」を再発見してもらうために。 No Buses 2016年結成のバンド。日本のインディ・ロックにおいて長らく反復されてきた青春やエモーションの語り方を、2020年代以降の感覚で再定義した存在。音像は軽やかでも、感情の輪郭を急いで言語化しない慎重さがある。近年は日本語詞の比重も増え、曖昧さや機微がむしろ強度として立ち上がっている。 さらに重要なのがフロントマンである近藤大彗=Cwondoの神出鬼没で縦横無尽なソロ活動。Cwondo名義での精力的な制作/実験の蓄積がバンドへ跳ね返り、ポップネスと実験性を同時に更新する循環を作っている。No Busesの功績は、感情を叫ぶのではなく、編集して残すことをバンドサウンドの中心に据え直した点にあるのではないか。 トップシークレットマン 北浦和出身、4人組の「親にバレたくない」バンド。いまの時代の音楽的混沌と若者文化のエネルギーを、まるで生きたサンプルパックのように全方位取り込んで吐き出す存在。代表作である2023年作『漫喫、レイプされた先輩へ』は「普通にコンプラ引っかかって配信停止」されたとのこと。 彼らのサウンドは、パンク/ハードコアの爆発的衝動に加え、電子的躍動、100 gecs以降のハイパーポップ的過剰さを掛け合わせ、懐かしさと新鮮さが同居するカオスとして聴き手の感覚を揺さぶる。インタビューでもメンバー自身が「好きなジャンルを全部マッシュアップしているだけ」と語るように、その雑食性は表層的ではなく、身体性と電子性を同時に突き詰める思考実験として機能している。 雪国 2023年に結成された、東京を拠点に活動するスリーピースバンド。2024年発表の1stアルバム『photos』が『CDショップ大賞2025』で関東ブロック賞を受賞、2025年には〈FUJI ROCK FESTIVAL’25〉内「ROOKIE A GO-GO」ステージに出演するなど、シーンを超えた賞賛を呼んだ。現代的な感受性を、静けさの中の激しさとして可視化するバンドと言っても過言ではない。 彼らの音楽は、内省的でありながら自己開示に回収されず、抑制された音像と余白によって感情を配置する。都市のざわめきや孤独、言葉にならない違和感とバンド・サウンドを静かに接続し、聴き手の身体感覚へと沈み込んでくる表現が、渋谷の街でどのように受容されるのだろうか。 【CLUB QUATTRO 4F】 Emma Aibara 2020年代のエレクトロニック/ポップ以降のシーンにおいて、声と身体とテクノロジーの関係を再設計しているアーティスト。エモ、シーンコアといったジャンルを着想源に、20年代以降のブレイクコア・ムーブメントと呼応。アメリカ移住などを挟みつつ、2025年8月にはアルバム『u:phobia』を発表した。 クラブ・ミュージックやアンビエント、R&Bの語彙を参照しながら、自己は溶解と再構成を繰り返す流動的な存在として活動を続ける。AVYSSのコンピレーション『i.e』収録のTommy heavenly6「pray」では、ポスト・インターネット以降の不安定な自己感覚を、極めて現代的な解像度で表現した。 ikea 帰国子女とsz2uという2名の宅録系ミュージシャン同士が出会い、バンドとしての衝動を爆発させた新世代のポップ/ロック・ユニット。細野晴臣「薔薇と野獣」、フィッシュマンズ「BABY BLUE」といった楽曲のカバーを経て、初のEP『ikea』をリリースしたばかり。 かねてから自主制作を重ねてきた両者は、ikeaというプロジェクトについてSNSプロフィール上で「Japanese Digicore Band」と表明。既存のインディ・ロックやポップがしばしば記号的若さに耽る傾向にある中で、むしろその記号を逆手に取り、軽やかさと刹那の鮮度を同時に成立させる方法論を提示している。 Le Makeup 日本のオルタナティブ・ポップ~インディ・シーンにおいて感情や自己像を制作・編集・距離化を経て提示し続けてきたSSW/トラックメイカー/プロデューサー。関西ローカルにおいて後進へ多大な影響を与えてきた重要人物でもある。2019年に『Aisou』、2020年に『微熱』、2023年に『Odorata』、2024年に『予感』と、これまでに4枚のアルバムを発表。ほか、近作では柴田聡子+Elle Teresa「ときめき探偵」への参加、パソコン音楽クラブ『Love Flutter』での客演など、幅広いアーティストと共作を重ねている。 2024年のアルバム『予感』は、制作者の手触りが丁寧さとともに伝わる作品で、その誠実さはLe Makeupにしか醸し出せないもの。声や言葉は親密で柔らかいが、それは共感を即時に回収するためではなく、むしろ聴き手に解釈の余白を残すために表現されている。 Lilniina 日本のラップ/オルタナティブ以降のシーンで、感情の儚さや「kawaii」美学を戦略的に可視化してきた存在。2020年以降、複数のEPと多数のシングルを発表している。 TikTokでバイラルヒットした「cigirl」(prod. safmusic)等を聴くと分かる通り、彼女のスタイルは、エモ・ラップやクラウド的感覚、インターネット由来の断片性と地続きでありながら、単なる海外潮流の受容にはとどまらない。むしろ、サンリオキャラなどのキュートネスを取り込みながら、日本語の手触り、日常の脆さ、自己否定すら抱え込む語り口によって、ローカルな現実感を掴み取っている。 safmusic 「seasons and freqency」をコンセプトとするソロ・プロジェクト。2022年に『From this river, to the
2025/11/20
1/23 DAY & NIGHT / 渋谷 5会場・7フロア使用 20年代以降のジャンルやカテゴリーを超越する感覚を、AVYSSの視点で包括するサーキット・イベント「AVYSS Circle 2026」が、2026年1月23日に渋谷5会場・7フロアを利用して過去最大規模で開催。今回の発表で、第一弾ラインナップが公開。フロアのムードを反映したキャラクターのビジュアルは、中国出身のイラストレーターで過去にはYOASOBIのジャケットも手がけたQINGYIが制作し、レイアウトはnaka renyaが担当した。現在前売りチケットが発売中。 前売りチケット : https://eplus.jp/avysscircle-2026/ 「AVYSS Circle」は、これまで2022年と2024年に下北沢で開催されてきたマルチ・ヴェニュー型イベント。今回は渋谷CLUB QUATTROとの共催のもと約1年半ぶりにカムバック。CLUB QUATTRO 4F & 5F、WWW & WWWβ、R Lounge、SUPER DOMMUNE、PBOX、合計5会場・7フロアを同時利用し、DAY & NIGHTの2部構成で行われる。 今回の「AVYSS Circle 2026」では国内勢に加え、スウェーデンからOli XL、オーストラリアからdaine、韓国からEffieとiisoが来日し、パフォーマンスを披露する。Oli XLは、近年のエレクトロニック・ミュージックを象徴するカルト・クラシック『Rogue Intruder, Soul Enhancer』を経て、現在は2ndアルバムをマルチパートシリーズとして発表中。 daineは、Oliver Sykes(Bring Me The Horizon)やNinajirachiとのコラボレーションリリースを行い、Charli XCXや100 gecsのサポートアクトなどで注目を集める、ミッドウェスト・エモを音楽的ルーツに持つしたフィリピン系オーストラリア人シンガー。 Effieは、K-POP、ドリル、オルタナティヴ・ロック、クラウド・ラップなどをハイパーコラージュした楽曲で、ソウルのユース・ヒップホップ・シーンを現在進行形で先頭に立って開拓中。 iisoは、planet rave以降の感覚にY2Kカルチャーのキュートネスをブレンドし、オルタナティブK-POPの新しい可能性を切り開いている。 各フロアでライブやDJが次々と展開される一方で、別軸な展開を含むフロアも準備されている。 渋谷PARCO内のSUPER DOMMUNEでは、本フロアのみ当日の生配信を予定。ライブやDJに加え、漫画編集者・千代田修平氏を迎えたトークセッションも実施する(トークテーマは後日発表)。 同じく渋谷PARCOの最上階・PBOXでは、ファッションポッドキャスト「AfterParty」の公開収録(ゲスト:つやちゃん)に加え、ファッションブランド BALMUNG、chloma、GB MOUTH とAVYSSの特別なコラボレーションが展開される(内容は後日発表)。 さらに、WWWβのナイトでは賞金をかけたバトルパーティー「AVYSS Cup」が開催。前回に引き続きMCに徳利を迎え、「元気」をテーマに“誰が一番元気なのか”を競う。優勝者はオーディエンスの歓声と拍手のみで決定される。 「今回のAVYSS Circleは、ローカルで育まれてきた小さな円環が、ゆっくりと着実に外側へ同心円状に広がっていくのを想像しています。地理や距離を横断する“横軸”と、音楽から周辺のカルチャーへ潜る“縦軸”が交差し、ローカルとワールド、リアルとオンラインが同じような地平で融解します。そこに集まる表現は、わかりやすい線引きではなく、流れついた「個」の感覚の連なりです。雨の日も雪の日も、毎日積み重ねてきたキュレーションの螺旋ループがレイヤーの外側に接続し、静かに拡張していくことを目指します。」 – Nobuyuki Sakuma (CVN) ◆公演名:AVYSS Circle 2026 ◆公演日:2026年1月23日(金) ◆開場/開演:【DAY】18:00【NIGHT】24:00 ◆会場:渋谷 CLUB QUATTRO
2025/12/04
No Busesなど4組が追加 20年代以降のジャンルやカテゴリーを超越する感覚を、AVYSSの視点で包括するサーキット・イベント「AVYSS Circle 2026」が、2026年1月23日に渋谷5会場・7フロアを利用して過去最大規模で開催。今回の発表では第二弾出演者が公開。先日渋谷CLUB QUATTROでのワンマンを成功させたNo Buses、e5や嚩ᴴᴬᴷᵁと共にDr.Anonのメンバーとしても活動していたkillwiz、「ラップスタア」でも注目を浴びたRyunoshin Saiki擁するヒップホップクルーKOCHIKESA、阿佐ヶ谷DRIFTの従業員達によるDRIFT CREW、4組の追加が発表された。各フロアのムードを反映したキャラクターのビジュアルは、中国出身のイラストレーターで過去にはYOASOBIのジャケットも手がけたQINGYIが制作し、レイアウトはnaka renyaが担当した。只今よりチケットの一般販売が開始。 チケットURL : https://eplus.jp/avysscircle-2026/ 「AVYSS Circle」は、これまで2022年と2024年に下北沢で開催されてきたマルチ・ヴェニュー型イベント。今回は渋谷CLUB QUATTROとの共催のもと約1年半ぶりにカムバック。CLUB QUATTRO 4F & 5F、WWW & WWWβ、R Lounge、SUPER DOMMUNE、PBOX、合計5会場・7フロアを同時利用し、DAY & NIGHTの2部構成で行われる。 今回の「AVYSS Circle 2026」では国内勢に加え、スウェーデンからOli XL、オーストラリアからdaine、韓国からEffieとiisoが来日し、パフォーマンスを披露する。Oli XLは、近年のエレクトロニック・ミュージックを象徴するカルト・クラシック『Rogue Intruder, Soul Enhancer』を経て、現在は2ndアルバムをマルチパートシリーズとして発表中。 daineは、Oliver Sykes(Bring Me The Horizon)やNinajirachiとのコラボレーションリリースを行い、Charli XCXや100 gecsのサポートアクトなどで注目を集める、ミッドウェスト・エモを音楽的ルーツに持つしたフィリピン系オーストラリア人シンガー。 Effieは、K-POP、ドリル、オルタナティヴ・ロック、クラウド・ラップなどをハイパーコラージュした楽曲で、ソウルのユース・ヒップホップ・シーンを現在進行形で先頭に立って開拓中。 iisoは、planet rave以降の感覚にY2Kカルチャーのキュートネスをブレンドし、オルタナティブK-POPの新しい可能性を切り開いている。 各フロアでライブやDJが次々と展開される一方で、別軸な展開を含むフロアも準備されている。 渋谷PARCO内のSUPER DOMMUNEでは、本フロアのみ当日の生配信を予定。ライブやDJに加え、「すべてがミームになっていく時代に、インターネットはアンダーグラウンドたりえるか」をテーマに漫画編集者・千代田修平、JACKSON kaki、〜離によるトークセッションを実施。 同じく渋谷PARCOの最上階・PBOXでは、ファッションポッドキャスト「AfterParty」の公開収録を実施。ゲストに、文筆家つやちゃんを迎えて「AVYSS的なシーンの拡張性・可能性」をテーマにトークセッションを行う。また、ファッションブランド BALMUNG、chloma、GB MOUTH とAVYSSの特別なコラボレーションが展開される。 さらに、WWWβのナイトでは賞金をかけたバトルパーティー「AVYSS Cup」が開催。前回に引き続きMCに徳利を迎え、「元気」をテーマに“誰が一番元気なのか”を競う。優勝者はオーディエンスの歓声と拍手のみで決定される。 「今回のAVYSS Circleは、ローカルで育まれてきた小さな円環が、ゆっくりと着実に外側へ同心円状に広がっていくのを想像しています。地理や距離を横断する“横軸”と、音楽から周辺のカルチャーへ潜る“縦軸”が交差し、ローカルとワールド、リアルとオンラインが同じような地平で融解します。そこに集まる表現は、わかりやすい線引きではなく、流れついた「個」の感覚の連なりです。雨の日も雪の日も、毎日積み重ねてきたキュレーションの螺旋ループがレイヤーの外側に接続し、静かに拡張していくことを目指します。」 – Nobuyuki Sakuma (CVN) ◆公演名:AVYSS Circle 2026 ◆公演日:2026年1月23日(金) ◆開場/開演:【DAY】18:00【NIGHT】24:00 ◆会場:渋谷 CLUB QUATTRO
1/23 AVYSS Circleにて来日 more
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