
2025/10/10
〈A single candle in a darkroom vol.00〉

音楽家の松永拓馬と篠田ミルが2024年に設立したレーベル、プラットフォームecpが、30名限定のライブイベント〈A single candle in a darkroom vol.00〉を10月19日(日)に開催する。会場は、クラブやバーといった既成のイメージに縛られない空間を築いてきた八王子のリスニングバーSHeLTeR 。
この度の公演は、これまで即興的に制作プロセスを公開する“OPEN STUDIO”などオルタナティブなリスニング体験を提供してきたecpが、初めてライブというかたちに踏み出す試みであり、”フロンティアの探求”を主題とするもの。
ecpはこれまで、スタジオやアートスペースなど多様な場で、観客と表現者の垣根のない調和的な体験を作り出してきたが、今回初めてリスニングバーの文脈に身を置く。都心の喧騒から離れた立地だからこそ生まれる余白と安らぎを兼ね備え、オーディオファンや音楽家から「世界屈指の音響」と評されるSHeLTeR。その暖かく包容力のある空間で、都市部で飽和しつつある享受的音楽体験とは異なる、表現者と近い距離で新しい感覚を共有するような探究的かつ親密な時間を観客に提供する。
出演は、松永拓馬と篠田ミル(音)、 Reina Kubota(視覚)によるecpに加え、札幌出身のオルタナティヴ・バンドthe hatchとしても活動する山田碧と安齋宗一郎(yodel)によるユニットCarpas Wiño Klintが登場する。
当日は、音と身体、空間、さらにそれぞれの探究心が緩やかに交わり、その瞬間にしか立ち上がらないフレッシュネスに触れられる一夜となるだろう。
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公演名:A single candle in a darkroom vol.00
日時:2025年10月19日(日) 18:00開場
会場:SHeLTeR〒192-0071 東京都八王子市八日町1−1
出演:ecp
松永拓馬、篠田ミル、Reina Kubota
Carpas Wiño Klint
山田碧、安齋宗一郎(yodel)
入場料:3,000円
定員:30名(先着順)
※定員に達し次第フォーム締め切り
予約:https://forms.gle/tJnkey6C7tfpNPFi8
主催:ecp
category:NEWS
tags:ecp
2025/10/22
篠田ミルと松永拓馬が設立したプラットフォーム〈ecp〉より これまで松永拓馬、ACE COOL、Rinsaga、May J.ら多彩なアーティストとの楽曲制作や、 バンドyahyelのメンバーとしての国内外で活動、また舞台・映画音楽、ファッションムービーのサウンドデザイン、サウンドアートの領域まで、様々な創作の場を越境してきた音楽家・篠田ミルが、ソロデビューとなるEP『Pressure Field』をリリース。 更新され続ける猛暑、身体に染みついた新自由主義、福島の発電所が放つノイズ、雨の中でゆらぐ正弦波。『Pressure Field』は、圧力変化の個人的な備忘録であり、その音響的な軌跡。篠田ミルはこれまで、コロナ禍のライブハウス・クラブカルチャーを守るムーブメント『#SaveOurSpace』や、 クラブカルチャーに根ざしたサウンドデモ『プロテストレイヴ』を企画するなど、政治的アクションにも深く関わってきた。また、2024年には相模原市藤野の自然環境を舞台とした野外イベント『by this river』を開催し、自然環境の中で音楽と観客が一体化するような実験的空間を創り上げた。2025年には、被災地支援を行うbeatfic experimentとのコラボレーションのもと、福島県で開催された『rural 2025』にて、「被災の記憶に耳を澄ますこと」を主題に、ポータブルラジオを使ったサウンドパフォーマンス”Tuning for Pray”を初演。さらに、音楽家・原摩利彦の声がけのもと、パレスチナ ガザでレコーディングした音を元にした楽曲の購買で支援に繋げる、『THEY ARE HERE』プロジェクトへ共同発起人とし て参加している。こうした実践に共通するのは、「音と場」の関係性を通じて、社会に対する聴覚的な応答を試みる姿勢である、とのこと。 今回のソロデビューEPは、これら長年のコラボレーションと分野横断的な経験を凝縮し、個人的なステートメントとして結実させるもの。ポップな感覚とアヴァンギャルドな質感、そして社会や環境への鋭敏な感受性が交差する作品。本作品は2024年に篠田ミルと松永拓馬が設立したレーベル/プラットフォーム、ecpからのリリースとなる。 篠田ミル – Pressure Field Label:ecp Release date : October 22, 2025 Stream : https://linkco.re/nBDz4muE Tracklist 1 Big Site 2 Hottest Summer 3 Good Morning Mr.Kishida 4 Power Plant – Fukushima 250117 5 Sine Waves in The Rain 6 Path All songs written/produced/mixed by Miru Shinoda Mastering : Wax Alchemy Artwork:Atsushi Yamanaka Artist Photo:Kenta Yamamoto PR:Masayuki
2024/09/19
日常性の中に恍惚や陶酔を宙吊りにしようとする 1999年に生まれ、幼少期からクラシック、ブラックミュージック、そしてアンビエント、電子音楽など多種多様な音楽に触れて育ち、2021年から本格的に活動を始めた現在東京を拠点とする音楽家、松永拓馬。彼がyahyelのメンバーとしても知られる篠田ミルをプロデューサーに迎え、約一年半の時をかけて制作した最新アルバム『Epoch』をCD/LP/カセットの3形態で同時発売。アルバムに登場する音は、アナログ・シンセサイザーとデジタル・シンセサイザーを使用しながらリアルタイムでの操作によって録音されており、アンビエント、電子音楽をベースに、ヒップホップのエッセンスも足された嘘偽りのないピュアな唯一無二の作品となっている。CD/LP/カセットのアートワークはジャケットを担当した山中アツシ、松永拓馬、篠田ミルによる拘りが集約されたものとなっており、Kenta Yamamotoが撮影したオフショットを多数使用。 CDは封筒型特殊パッケージ仕様、LPはWax Alchemyによるリマスタリングが施されている。各フォーマットの詳しい仕様やアートワークは今後順次公開予定。 “epoch”の語源であるギリシャ語の“epokhe(=エポケー)”は「判断を保留し、一時停止すること、上(epi)に保持すること(ekhein)」を意味するが、『Epoch』はまさしく日常性の中に恍惚や陶酔を宙吊りにしようとする。それは日常であって非常であり、現実であって夢であり、あるいはそれらのどれでもない。『Epoch』はそれら全ての中にあって宙吊りにされたものであって、それらを往還する松永拓馬の音響的な軌跡なのだ。 松永拓馬 – Epoch レーベル:P-VINE フォーマット:CD / LP/ カセット 発売日:2024.12.4 品番:CD PCD-18914 / LP PLP-7492 / カセット PCT-47 定価:CD ¥3,500(税抜¥3,182) / LP ¥4,800(税抜¥4,364) / カセット ¥2,750(税抜¥2,500) Pre-order : https://anywherestore.p-vine.jp/collections/matsunaga-takuma Tracklist 1. July 2. Oh No 3. u 4. 森 5. もっと 6. Boys Lost in Acid 7. Owari 8. いつかいま LP/カセット SIDE A: M1-M4/ SIDE B: M5-M8 Written + Produced by Takuma Matsunaga & Miru Shinoda Mixed by Miru Shinoda(1-5,7,8)
2024/01/30
日常性の中に恍惚や陶酔を宙吊りにしようとする 松永拓馬が2nd アルバム『Epoch』を2024年1月31日にリリースする。本作はyahyelのメンバーとしても知られるMiru Shinodaをプロデューサーに迎えて約一年半の時間をかけて制作。アルバムに登場する大部分の音は、アナログ・シンセサイザーによってゼロから作成され、リアルタイムでの操作に よって録音された。 epochの語源であるギリシャ語のepokhe(= エポケー)は「判断を保留し、一時停止すること、上(epi)に保持すること (ekhein)」を意味するが、『Epoch』はまさしく日常性の中に恍惚や陶酔を宙吊りにしようとする。それは日常であって非日常であり、現実であって夢であり、あるいはそれらのどれでもない。『Epoch』はそれら全ての中にあって宙吊りにされたものであって、それらを往還する松永拓馬の音響的な軌跡。ミックスはMiru ShinodaとAtsu Otaki、マスタリングはWax Alchemyがそれぞれ手がけた。アートワークはKenta Yamamotoが担当し、デザインはAtushi Yamanakaが手がけた。 松永拓馬 – Epoch Release date : Jan 31 2024 Stream : https://linkco.re/7ZGheQBx Tracklist 1. July 2. Oh No 3. u 4. 森 5. もっと 6. Boys Lost in Acid 7. Owari 8. いつかいま Written + Produced by Takuma Matsunaga & Miru Shinoda Mixed by Miru Shinoda(1-5,7,8) & Atsu Otaki(6) Vocal Recording by Atsu Otaki (EVOEL Studio) Mastered by Wax
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