茶畑名々によるエキシビション〈源語 GENGO〉Vol.3が歌舞伎町にて開催

9/13-9/15 王城ビル

 

 

キュレーター・茶畑名々によるエキシビション〈源語 GENGO〉の第三回が、9月13日(土)から15日(月・祝)にかけて新宿歌舞伎町・王城ビルにて開催。

 

〈源語 GENGO〉はエキシビション(作品展示)とトークセッションによる企画となり、第三回目となる本回にはYOASOBIのアルバムジャケットを手がけた清⺒、「MEs」を手がけるa春、コスプレイヤー・如月うなのほか、かにくみーとい、ui mikuru、花南、大島佑といったアーティストが参加。

 

トークセッションには、文筆家・佐々木チワワ、作家・雪下まゆ、プロデューサー・大森時生、現代美術家・布施琳太郎が登壇。

 

▶Concept

 

伝統や慣習に縛られない再帰的近代以降、人々は自分の生活を自由にデザインできるようになった。また日本においては、確からしい情報の交換によって、安全・便利・快適な生活が成立している。

 

一方で、15〜35歳の死因の1位は自殺。年間2万人以上が自ら命を絶つ“自殺大国”という側面もある。

 

この“奇妙な同居の根幹”には何があるのか?

 

現代社会はネオリベラリズム(個人主義+資本主義)という一つの言語ゲームに囚われている。

 

例えば歌舞伎町では、女性に値段がつき、ホストと姫たちは指名・売上を追い、一般人も市場価値・フォロワー数・再生数など、あらゆるものに数字が付きまとう。

 

みな同じゲームへの参加を余儀なくされ、自由のかたちで画一化されていく。この閉塞と収斂をどうすれば突破できるのか。わかりやすく合理的で、それでいて貧しいこの社会の輪郭を、ふやかすことはできるだろうか?

 

〈源語 GENGO〉は、言語・非言語を問わない対話を通して、「見かけの正しさ」に縛られない初期衝動へ人々を開き、価値付け以前の表現の場を作る。

 

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〈源語 GENGO〉Vol.3

 

会期:2025年9月13日(土)〜15日(月・祝)11:00〜21:00

会場:王城ビル(〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町1丁目13-2)

形式:エキシビション(作品展示)+トークセッション

 

▶エキシビション

 

日程:9月13日(土)〜15日(月)

時間:11:00〜21:00

会場:王城ビル

入場料:1,000円(当日現金払い)

アーティスト:

Illustration:花南 / ui mikuru / 大島佑 / かにくみーとい / 清⺒

Video:MEs

Cosplay:如月うな

 

▶トークセッション01

 

テーマ:「“表象”と“現れ”の間に潜むゴーストについてのパースペクティブ」

 

日程:9月14日(日)

時間:19:00〜21:00(18:00開場)

会場:王城ビル

入場料:2,500円(要Peatixチケット購入)

https://gengo-talksession.peatix.com

登壇者:雪下まゆ / 布施琳太郎 / 茶畑名々(インタビュアー)

 

▶トークセッション02

 

テーマ:「視覚優位社会におけるフレーム移行の可能性について」

 

日程:9月15日(月)

時間:19:00〜21:00(18:00開場)

会場:王城ビル

入場料:2,500円(要Peatixチケット購入)

https://gengo-talksession.peatix.com

登壇者:大森時生 / 佐々木チワワ / 茶畑名々(インタビュアー)

category:NEWS

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