2025/07/18
8/3 Forestlimit
eijinとreiによるイベント「tomorrow today」が8月3日に幡ヶ谷Forestlimitにて開催。
以下、ステートメント
– eijin
終わらない高揚に心が踊らなくなった。動機はいつも逆行か退屈か絶望で、音楽に依存していたいだけ。手に収まる現実では飛べないし遊牧民だけど居場所は欲しい。機能性を理解して噛み合せるより曖昧に共感されて勝手に納得したい。
他人の目を常に気にしてもエゴを失うことはなくて、探していた永遠は普通にそこにあった。9年間家で流れているBlondeが地下では聴けないことも今はもう不思議ではないけど、忘れる快感が虚しさを上回ってくれない人と適当な会話を始めたい。嘘はつかないけど本音も言わない人と不確かな時間を共有したい。
希望は個人性にこそ宿ると思う。日の目を浴びなかった着想を逆輸入的に思い出した。安心も着想も一瞬の出来事、流れそうになる聖域を飽きるまで手繰り寄せる。体より先に心が揺れる順序を正確に思い出すリハビリ。個の時空間が人々の心を伝って無限を断続する夢をまた見ている。
今日、何も約束されていない明日にぼんやりと希望が浮かぶ。過程を愛でるための余白を分かち合って孤独に噛み締めよう。夏に温度の記憶はない、溶かされた平坦な煌めきだけが残っていく。明日、今日とは違う道を歩きながら今日の景色を思い出してみたい。
– rei
最近になってようやく、あの種の音、神聖さのある音楽に対して、自分の中で整理がつけられるようになった気がする。ベッドに腰掛け、天井を見つめていた自分の少年期のなかで、聴いていたのは常にそんな音楽だった。それはとても気持ちのいい時間だった。私はある種の恍惚に入り浸り、それを謳歌した。
だがいつからか、わたしはそれを忌避しだした。いつからだったのかは分からない。しかしある時から、明確に、かつ自然にそれから疎遠になっていった。なぜだろうか。そもそも、なぜ人々はこうまでも神聖さを求めるのだろうか。
それは、やはり人々は神的なものを追い求める生き物であるからだろう。では、人々が神的なものを追い求めた先には何があるのだろうか。幸福だろうか。自分にはそれが見えない。
本当に有意味なこと、あるいは幸福。これに向かう方法が間違っているのではないか。天に目を向ける前に、まず地に目を向けるべきなのではないか。地、つまりわたしたちが今現在生きているこの瞬間、ここにわたしたちが幸せを享受できる可能性が見え隠れしていると、私は強く思う。
ではどうしよう。まずは身の回りの事物に対してもう一度正面から対峙することから始めてみたい。家で読む好きな小説、いつもの居酒屋の美味い飯、電車に乗って聴くいつもの音楽。それらに対して今一度ちゃんと見つめ直すことで、新しい意味を見出すことができるのではないか。
今回の”tomorrow today” は、そんな思いでeijinと2人で企画したパーティです。自分達が普段聴く、素朴に自分達が好きな音楽をもってして、来てくれるみんなに対して、イベントとしてテーマを止揚できるようなパーティができたらなと思っています。
–
tomorrow today
日時 2025年8月3日(日)
OPEN 18:00-
会場 FORESTLIMIT
料金 Door: ¥2,500+1D
演者
eijin
Kazumichi Komatsu
mareno!
nano odorine
pootee
rei
フライヤーフォトグラファー
Julian Seslco
category:NEWS
2019/12/12
2月7日開催 Le MakeupやRéelleの作品をリリースするウィーンのレーベル〈Ashida Park〉が昨年末に発表したコンピレーション『Too Soon』にMoscow Roomとして参加しているIFEOMAと、ravenknee/phaiのギターやサウンドエンジニアリングを手がける松本一輝がオンライン上で結成した”亜種”を自称する音楽ユニットS亜TOH。今回、彼らが主催するパーティー「亜」の開催が発表された。2月7日の深夜、CIRCUS Tokyoにて行われる。 ———————- STATEMENT : 亜はオープンでフェアなパーティーです。いかなる形のディスリスペクトも許容されません。同時に、あなたが誰であろうと排除されません。誰もあなたのことをジャッジできないし、あなたも誰かのことをジャッジできない、そういう場所をS亜TOHは求めます。それは、自分自身が誰かをジャッジする立場にいないことを一人一人が表明することで実現できると我々は信じ、このスタンスを「亜」と呼びます。 亜 2020/2/7 深夜 VENUE : CIRCUS Tokyo OPEN・START: 23:00 ADV: 2000 / DOOR: 2500 / U23: 1500 LIVE: S亜TOH gato なかむらみなみ OKBOY Dogwoods Menace無 論理 DJ: stei eitaro sato (indigo la End) mesugorillachan nasthug ALICHANMODE VJ: たすけてセンター街 Flyer: shun mayama and more
2024/07/10
ダブルEP仕様のDIYデコカセット&MD発売 photo by momoko yonezawa 東京のライブハウスを中心に活動する二人組、iVyが1st EP『幽泳プログラム』を配信リリース。 カセットとデジタルも〈Solitude Solutions〉より7月20日にリリースされる。カセットは『幽泳プログラム』をA面に、未発表の音源などを集めた『ぼくらのおまじない』をB面に追加したダブルEP仕様となる。数量限定で本人達によるDIYデコレーション仕様のカセットとMDも発売。 iVyはギター/ボーカルのfukiと、キーボード/ボーカルのpupuによる二人組で2023年より活動を開始。シューゲイズ、ドリームポップなどのバンド・サウンドをベースに、どこかには決して辿り着かない本当の意味でのオルタナティブでポップなサウンドを展開。表層のかわいさの内側に隠しきれない、いつか負った傷が、SOS出せないし、神様なんていないこの時代のリアルを体現している。 <iVyコメント> 空っぽの視線で鏡を見てみたけれど 泣いてるのか笑ってるのかも わからなかった 灰色の生活と隣接した音の中、 少しずつ見つけた光の束を旋律に。 今回は、今までSoundcloudやYouTube等にアップロードした音楽達や、未発表の曲を含めて、一つの物語、そして出発点として表明したい思いがありEPを作りました。 それらが陽だまりであるのか暗がりであるのかは、聴いてくれる方々が過ごしていく時間の中でゆっくりと解釈してくれたら嬉しいです。 —- : @lastone974・2か月前 (編集済み) @rusapunchi_manpu 不完全なものしか愛せない レナ ─ ⊂″いつか自然に受け入れられるようになるの¿ @user-pd7futd2kiws9u・1日前 それでも、ずっと君にだけは優しくいたい —- iVy – 幽泳プログラム Release date : July 10 2024 Stream : https://linkco.re/vUheAXB2 Tracklist 1. Hello phila! 2. クラスルーム 3. ゆりコは樹海 4. kirakirakiller 5. カラクリ関係 6. ツキノカケラ – iVy – 幽泳プログラム / ぼくらのおまじない Label : Solitude Solutions Release date : July 20 2024 https://solitudesolutions.bandcamp.com/album/kdk-23-ivy CS / MD with DL code JPY1,800 Side A: 1. Hello! phila 2. クラスルーム 3. ゆりコは樹海 4. kirakirakiller 5. カラクリ関係 6. ツキノカケラ Side B: 1. Prologue 2.
2025/05/16
Siren for Charlotteより 〈Siren for Charlotte〉 より、ボカロP/シンガーソングライターの世界電力によるアルバム『贈り物をさがし て』がリリースされる。ゼロ年代の音の残響が、都市のざわめきの奥で静かに芽吹く、触れられなかった記憶となる。 歪んだギターの余韻は、無垢な青と交わりながら、追想という名の明日をやさしく照らして いる。 – アーティストによるコメント 本作『贈り物をさがして』は、Siren for Charlotteの思想的な系譜を意識しながら、世界電 力の実質的な1st Album となることを踏まえて、自選短篇集のように編纂されました。 本作品集を改めて俯瞰してみると、リードトラックである『ポストずんだロックなのだ』を 円心に、2021 年に発表された初期衝動的な2 作品『ネバーエンドすべて』『どこかのかれ ら』から、本作品集への収録を前提に制作した新曲群である『煙の湊』『或』『the world is not mine』まで、描く情景や眼差すものに、手ざわりの似た情念が内包されているように感じま す。この作品集が、皆さまにとっての素敵な贈り物となれば幸いです。 ──世界電力 レーベルによるリリースコメント 遠くゼロ年代のエモやメロコア、ポスト・ロック、そして下北沢のギターロックが遺した音 の残像。それはもはや経験としてすら不確かなまま、都市の喧騒を駆ける誰かの、内部に沈 積した未遂の記憶として、遠い未来の空白にほのかに発芽する。記憶とはしばしば、実在の 追認ではなく、未来の予兆に過去の衣を纏わせる装置である。無垢の青に揺れる足取り、過 剰に晴れやかな空、機械音声が奏でる非人称的な感傷。それらは、現実と非現実の接続点と して、感情の深層を撹拌していく。 遠泳音楽のナラティヴ第1 章にあたる、「光がすべてを照らしていたころ」とも共鳴するこ の音楽は、経験の有無を超えて、人間という存在の深層に潜む「あったかもしれない過去」 を静かに呼び起こす。照れ隠しのように歪みを帯びて、加速するギターの音色は、まるで記 憶の不確かさそのものを音響化したかのように、陽光の下で透明な空気と融解してゆく。そ こにあるのは懐古ではなく、追想という名の創造だ。凛然たるまなざしの先、音は誰かを未 来へと駆動させる。かつて記憶したことのない明日を、いま確かに刻みながら。 – 世界電力 – 贈り物をさがして Label : Siren for Charlotte Release date : May 16 2025 https://eneiongaku.bandcamp.com/album/–11 Tracklist 1. ネバーエンドすべて / never end, departed 2. どこかのかれら /
雨と私の夢とファイアファイア more
iVy コンテンポラリー・パーク・オーケストラ♪としての演奏も披露
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1stアルバム『混乱するアパタイト』CD版発売決定 more