最低な自分の視点から|The Sophsが2ndシングル「DEATH IN THE FAMILY」をリリース

突然空から現れた大型新人

 

 

名門レーベル〈Rough Trade Records〉と先日契約し、その発表と共にリリースしたデビューシングルが話題沸騰中のロサンゼルス出身6人組バンド、The Sophs(ザ・ソフス)。大型新人バンドが、本日2ndシングル「DEATH IN THE FAMILY」をミュージック・ビデオと共に公開。B面に「THROWING ARM」を収録した7インチも発売予定。後日詳細が発表される。

 

思わず首を振ってしまうような歪んだビートに乗せて放たれるのは、自身の弱さと過去の過ちを正面からさらけ出した大胆な告白。「DEATH IN THE FAMILY」は、楽器すべての音と歌詞が、聴く者に直接響くような力強さを持っている。フロントマンのイーサン・ラモンは曲についてこう語っている。「”DEATH IN THE FAMILY”は、これまでに書いた中で最もパーソナルな楽曲のひとつ。恥との複雑な関係、そしてある時期、責任を取るくらいなら大切な人を喪う悲しみの方がマシだと自分に言い聞かせていたことと向き合っている。この曲をリリースすることで、そういう思考を吐き出しているような感じがする。やっと自分のことをちゃんと説明できている気がするし、もしかしたら自分の脆さに守られているような気持ちなのかもしれない。とにかく、僕にとって意味のある曲なんだ」。

 

 

バンドの率直すぎる誠実さ、激しいまでに露わな内面、そして多くのジャンルにまたがるサウンドが、名門レーベルの注意を即座に引きつけた。〈Rough Trade Records〉は、創造性と多様性、そして「媚びた振る舞いなんて期待しないで」というような姿勢を彼らの音楽に感じ取った。フロントマンのイーサン・ラモンを中心に、サム・ユウ(キーボード)、オースティン・パーカー・ジョーンズ(エレキ・ギター)、セス・スメイズ(アコースティック・ギター)、デヴィン・ラス(ドラムス)、コール・ボビット(ベース)というメンバー構成のThe Sophsは、どんなステージにも立てるだけの魅力を持っていると言える。「郵送されてきたデモを聴いて心が高鳴り、その送り主を突き止めずにはいられなくなった…そんな経験は滅多にない。でも、イーサン・ラモンが送ってくれた音楽を聴いたとき、それが起こったんだ」と〈Rough Trade Records〉のジェフ・トラヴィスとジャネット・リーは語る。

 

The Sophsは、725日(金)にロサンゼルスの非営利スペースScribbleで地元凱旋公演を開催する。このショーはドネーション/投げ銭制で行われる予定。その後8月にはニューヨークで2公演のフリー・ライブを行い、さらにUK/ヨーロッパへと渡り、8月開催のUKEnd of the Road Festival出演も決定している。

 

 

 

The Sophs – DEATH IN THE FAMILY

Label : Rough Trade Records

Release date : July 15 2025

Stream : https://thesophs.ffm.to/deathinthefamily

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