2025/06/10
反骨精神と挑戦心を呼び起こす
京都出身、1990年代中盤から2000年代初頭にかけて関西を拠点に活動し、日本初期のハードコア/ガバ・コレクティブ「Jap Hardcore Masterz Team」のメンバーとして、また伝説的パーティ「Ebola of Gabba」のレジデントDJとして、日本のハードコア・シーンの礎を築いたキーパーソン。SIESTEの貴重な音源を纏めたベスト・アルバム『GO BACK TO SLEEEEEP』がMURDER CHANNELよりカセット・テープにて発売決定。
『GO BACK TO SLEEEEEP』には、日本、ドイツ、フランスのハードコア・レーベルからリリースされた12″レコードや各国のコンピレーションに提供した曲など、奇跡的に発掘されたDATからデジタル化されたレアトラックを網羅。ヘヴィなメタル・リフとハードコア・テクノがぶつかり合うエクストリームな曲から、ドゥームやイルビエント的な要素もある実験的な曲、さらには韓国のラッパーとの異色なコラボレーションなど、SIESTEの音楽的実験精神とジャンルに縛られない創造性が全曲に浸透している。
カセットのデザインはGraphersRockが担当。SIESTEが当時使用していた手作りのレコードボックスの写真をモチーフに、GraphersRockの卓越したセンスが当時の空気感を現代に蘇らせている。過去と現在を繋ぐビジュアル表現となっている。カセットに付属するDLコードにはドイツのNoize Creatorと日本のHAMMER BROSによるリミックスがボーナストラックとして追加収録。
本作品を通して、耽美的かつゴシックな美意識に貫かれたSIESTEのハードコア・スタイルが今なお比類なき独創性を放っていることが改めて証明される。彼女のサウンドは、多様なスタイルが交錯する現代のハードコア・テクノ・シーンにおいて、ジャンルの核心にある反骨精神と挑戦心を鮮烈に呼び起こし、過去からの問いかけとして新旧の世代の意識を揺さぶるだろう、とのこと。
カセットとTシャツの限定セットがMxCx online storeにて7月1日まで受注受付中。
SIESTE – GO BACK TO SLEEEEEP
Label : MURDER CHANNEL
フォーマット:カセットテープ(デジタル音源DLコード付き)
発売形態:通常版/Tシャツ付きLIMITED SET
https://mxcxshop.cart.fc2.com/
Side A
01. Kitty Whip
02. Death Rate
03. T34
04. Thaad
Side B
01. Mad Minutes
02. Chain Destruction
03. Contakt To Seoul
– Digital Bonus –
Kitty Whip (Noize Creator’s my superior was not at office today remix)
Kitty Whip (Hammer Bros Mix)
category:NEWS
tags:SIESTE
2020/05/29
5月22日開催 AVYSSのドネーション企画として先月スタートした独自のバーチャル配信プログラム「AVYSS GAZE」。今回、5月22日に開催された第2弾のアーカイブ映像が公開。 ラインナップは、先日1stアルバム『GUNJO』をリリースした孤高のラッパー”ACE COOL”。韓国・ソウルのハードコアDJデュオ”Keanu Reeves”。海外レーベルからの作品リリース、TVドラマの劇伴制作への参加、Doveと共に自主レーベルPure Voyageを主宰する”Le Makeup”。NTS RadioやLYL Radioでのレギュラープログラム、The Trilogy Tapesからミックステープをリリースなど、国内外で活躍/プレイするDJ、”LIL MOFO”。昨年、WWWのハロウィンパーティーでインパクトの強いパフォーマンスを見せたLAのアーティスト”011668”と”S280F”が、Arcaとも仕事をこなすヴィジュアルアーティスト”VVXXII”を連れてフルメンバーで集結。SPEEDや2021survive、更新される日本のオルタナティブの波を担う一人、”yuzuha”。そしてAVYSS GAZEプロジェクトからDJ/プロデューサーの”stei”。 引き続き、AVYSS存続の為のドネーションもPayPalで継続中。ドネーションアイテム第2弾は5月31日まで注文を受け付けています。 Donation : https://www.paypal.me/avyssmagazine Online Shop : https://avyss-shop.com/ アーカイブ映像はVVXXII / 011668 / S280Fだけ公開されていません。彼らは別の形でお届け致します。
2021/05/06
電脳的反抗と絶頂 90年代の本邦サイバー・オカルトとメディアアートの地下水脈で暗躍した音楽家、ヘンリー川原の初アーカイブ作品『電脳的反抗と絶頂: エッセンシャル・ヘンリー川原』がエム・レコードよりリリースされる。 今作は、90年代前半におびただしい数の作品を発表した後、表舞台から姿を消したアウトサイダー作家ヘンリー川原の作品を、メディアアートで活動を共にした沖啓介の寄稿と、その作品を果敢に送り出した八幡書店の社主かつ本邦オカルト界のフィクサー、武田崇元のインタビューを交えて検証している(作品解説は江村幸紀)。 収録曲は、挑発的で実験色強いものから、東南アジア音楽を流用したもの、サイバー感が充満したアンビエント・チューン、スピリチュアルなピアノ曲など、楽曲ごとの振り幅は尋常ではない。精神世界とテクノロジーが怪しく交錯したカウンターとしてのオカルト精神が見え隠れし、聴くものを向こう側の世界へ導く。今作のほぼ全曲が既発版とヴァージョンが仔細に異なる作家のフェイバリット版および未発表曲で、VINYL版はLP2枚組、CD版はCDのみボーナスディスク『無目的論-α』と『無目的論-β』を付けた3枚組となる。これまで知る由もなかった、本邦サイバー・オカルトと初期デジタル・メディアアートをミクスドしたヘンリー川原の真相(深層)に迫る。 まるで2021年のコロナ禍の世に放たれるべく秘蔵されていたかのような、ポストパンデミックな”音泉”が世紀を跨ぎ遂に御開帳!!!!!!! いま、人類にとって必要不可欠なのは、変異株にも効くワクチンの接種と、故・ヘンリー川原の源泉を両耳から魂に直接かけ流す行為だ!!!!!!! —宇川直宏(DOMMUNE) Henry Kawahara has been called “the Jon Hassell of Japan”, but upon closer inspection one finds that his work operates on very different terms. Like Hosono’s forays into computerized Ryukyu folk “sightseeing music” or Tsutomu Ōhashi’s Ecophony trilogy, Kawahara’s world projected ancient musical traditions and notions of cultural identity onto the modern digital
2020/10/17
10月31日16:00(EST)/ 11月01日06:00(JST) ペンシルベニアの恐るべき子供達/反逆児、ポスト・カオティックハードコアバンド、Code Orangeがハロウィンライブストリーム『Back Inside the Glass』を開催する。 ゲストとして、コロナウィルスでキャンセルになったCode Orangeのツアーに参加する予定だったアーティスト達が迎えられている。来日公演も大きな話題を呼び、同じくシーンを牽引するハードコアバンドJesus Piece、デラウェア出身の新世代ブルータル・ハードコアバンドYear Of The Knife、そして〈Orange Milk〉から作品を発表するNYのオルタナブレイクコアパンクスMachine Girlが出演。 Year Of The Knifeは今年8月にリリースされたアルバム『Internal Incarceration』のフル演奏が予定されており、Machine GirlはAVYSS GAZEも含めて数多くのバーチャルパーティーに出演しているが、パンデミック以降で初となるバンドセットを披露する。チケットは、Tシャツなど様々なバンドルが用意されており、全てのチケットには、アルバム『Underneath』のセッションからの未発表曲「The Cutter」をダウンロードすることが可能。 Code Orange – BACK INSIDE THE GLASS Featuring : Jesus Piese, Year of the Knife, Machine Girl October 31 2020 4PM EST / November 1 2020 6AM JST TICKET : https://store.codeorangetoth.com/pages/backinsidetheglass
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Text : つやちゃん more
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