天使の刃のようなダンスビート|yeuleが新曲「Evangelic Girl is A Gun」をリリース

「トリップクラブ」を提唱

 

 

yeuleがアルバム『Evangelic Girl is A Gun』のタイトルトラックとなるシングル「Evangelic Girl is A Gun」を先行リリース。bonobo、A$AP Rockyなどの映像も手掛けるNeil Krugとyeuleが共同監督を務めたMVも公開。アルバムは5月30日に〈Ninja Tune〉よりリリースされる。

 

新作『Evangelic Girl Is A Gun』は2023年のアルバム『Softscars』に続く作品。先行シングルとしてはこれまでに「eko」、Clams CasinoとFITNESSSが共同プロデュースした「Skullcrusher」がリリースされている。

 

『Evangelic Girl is a Gun』は、yeuleの抑えきれない剥き出しの感情が詰まった作品であり、自己破壊的なアイデンティティがポストモダンのキャンバスを燃やし尽くすという考えと向き合ったもの。本作でyeuleは闇の二面性、そして「画家」としての自身の役割を探求しており、アルバムの催眠的なメロディーを通じて、偶像に囚われた苦悩するアーティストの肖像を描き出し、yeuleの幽玄なボーカルがダンスビートの上で感情的な絞殺のように演じている、とのこと。

 

ポーランドのアーティスト、ズジスワフ・ベクシンスキーの影響を受けたyeuleは「このアルバムで画家としての私の人生に敬意を表したかった」とコメント。

 

「私にとって、ベクシンスキーは静かなディストピアの風景の中を這う生物たちを最も丁寧に美しく描いている。絵画は、表現手段として自分の感情を反映する性質があり、暴力的でありながら優しいものでもある。私の人生の一瞬で過ぎ去る瞬間が絵具で書き留められ、時間の中に閉じ込められている」

 

また、yeuleはシングル「Evangelic Girl is a Gun」について次のようにコメントしている。

 

「天使の刃のようなダンスビート、二重のBPM切り替えと、2010年代初頭のエレクトロニカを思い出させるようなノスタルジックなシンセパッチをキン・レオンと一緒に錬金術のように作り上げた。いつも通りの執着、でも今回はセクシーな影というシルエットがある。実験的なダークテクノに回帰しつつも、自分が『トリップ・クラブ』と名付けたい現代的な感性と調和させている。永遠の光、永遠の愛、浅い外見に秘められた心の深淵。腐った肉の上で煮えたぎるベンタブラックの血を薄めていく」

 

 

yeule – Evangelic Girl is A Gun

Label : Ninja Tune

Release Date : April 8, 2025

Stream : https://yeule.lnk.to/egiagYo

 

 

yeule – Evangelic Girl is a Gun

Label : Ninja Tune

Release date : May 30th 2025

Pre-order / Stream : https://yeule.lnk.to/egiagYo

 

Tracklist

1. Tequila Coma

2. The Girl Who Sold Her Face

3. Eko

4. 1967

5. VV

6. Dudu

7. What3vr

8. Saiko

9. Evangelic Girl is a Gun

10. Skullcrusher

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