2025/01/27
10年ぶりのライブを行うことを発表
2010年に結成、ギタリストNick Bassett率いるバンドWhirrが5年ぶりとなる4thアルバム『Raw Blue』を昨年のクリスマスにBandcampにてリリースした。そして今年に入り、先日サブスクでも配信開始。Wispやflyingfishなど、20年代の新しいシューゲイズアーティスト達から絶大な支持を得ている。
Whirrは、2015年にSNS上で他のバンドに対するトランスフォビア的な発言により、当時の所属レーベルから解雇された。謝罪文を発表するが、表舞台からは完全に遠ざかり、その後メディアに表れることはなく、ライブ活動を停止、ほとんど解散/消滅状態となった。しかし、2019年10月に3rdアルバム『Feels Like You』を突然リリース。レコードも即日完売させるなど、その影響力は衰えておらず、むしろユース達の支持を受け加速しているようにも見える。最初で最後の正直なインタビューとして、Eli Enis執筆によるNick Bassettのロングインタビューも昨年公開され、彼は前述の件について改めて後悔の念を語っている。
2015年以降現在までライブ活動も行ってこなかったが、今年4月に開催されるNothing(Nick Bassettは初期に在籍していた)主催のシューゲイズやドリームポップなどを中心としたフェス「Slide Away」にて10年ぶりのライブを行うことも発表された。
Whirr – Raw Blue
Release date : December 25 2024
https://whirrband.bandcamp.com/album/raw-blue
Tracklist
1. Raw Blue
2. Collect Sadness
3. Swing Me
4. Everyday Is The Same
5. Crush Tones
6. Days I Wanna Fade Away
7. All Mine
8. Worries Bloom
9. Walk Through Space
10. Enjoy Everything
category:NEWS
tags:Whirr
2019/11/15
本日リリース イタリア出身でNY拠点、異端のDJ / プロデューサーMADTEOが7年ぶりとなるニューアルバム『Dropped Out Sunshine』をリリース。 〈Modern Love〉傘下で、Demdike Stareが主宰の〈DDS〉からリリースされた本作は2012年『Noi No』以来7年ぶりのアルバムとなる。今年は3度も来日し、各地でも話題になったMadteoの新作は、カットアップされたラップの乱れ打ち、Madteo節ミュータントハウス / ダンスホール、手拍子、突然のドローンなどなど、Madteo沼が広がる全12曲。〈DDS〉からは来日公演の際に幡ヶ谷Forestlimitで録音され、ミックステープ『Forest limit』としてリリースされた作品に続き2作目。 購入はこちら。 Madteo – “Dropped Out Sunshine” 01. 1 4 U 02. Reach The Bourgeois but Still Rock The Boulevard 03. Would Eddie House Mind? 04. Same Way (Interior Paramours Mix) 05. Evol On’ 06. ‘6 AM 07. NYC (Where U B?) 08. Resident Alien (Broke-‘n-Steppers Reluctant Club Mix) 09. To The One Of Fictive
2023/03/02
相互依存の意味、問題、約束 Photo : Sam Lee Leaving Recordsの創設者Matthewdavidの正式なフルレングスとしてはおよそ5年ぶりとなる生成力に満ちたニュー・アンビエント・アルバム『Mycelium Music』が4/28にLeaving Recordsからリリースされる。 先行シングルとしてアンビエントのパイオニアであるLaraajiから教示を受けたツィター(ドイツ語圏を中心に弾かれているチロル地方の民族楽器)音楽への回答である近未来ツィター曲「Liquidity」をリリース。 「Liquidity」は、ヒーリングと癒しの特性を尊重すると同時に、活発な実験/パンク精神による魅力的で未来的と感じられる型破りなアプローチで、ニューエイジのジャンルと文化の比喩に同時に逆らっている。美しいテクスチャーのアルバム『Mycelium Music』は、デジタルとオーガニック、土と幽玄、花と腐敗のすべてが衝突し共存する錬金術のようなマリアージュを構成している。このレコードは、相互依存の意味、問題、そして約束について真剣に熟考した結果生まれたもの。 アルバムタイトルである”Mycelium”とは菌糸のこと。菌糸は植物、ひいてはすべての生き物がコミュニケーションをとるための、広大な地下の菌類ネットワーク。個々の菌糸体は、地球上で最も大きな有機体であると言われている。しかし、このネットワークは、私たちがこれまで抱いてきた個別の生物という認識を歪め、混乱させるものでもある。菌糸体は、自然や存在に関する長年の「決まり文句」を実証するものとして登場した。すなわち、すべての生命は相互に連結しており、人間という動物は多孔質であり、私たちはまさにこの地球に恩義を感じているのである。 Matthewdavid – Mycelium Music Label: PLANCHA / Leaving Records Format: CD / Digital Release Date: 2023.04.28 Pre-order: https://orcd.co/gnvp4qr Tracklist 01. Norns 02. Liquidity 03. Perpetuity 04. Phased Moon 05. Zithertronica 06. Grain 07. X 08. Spills 09. Zithercelium 10. MLR 11. Zithertronix 12. Harvest CD Bonus Tracks (On Mushrooms EP) 13. Culebra with Wilkes (feat. Sam Wilkes) 14. Under a Tree 15. A New Ambient 16. Dampener 17. Too High
2024/05/29
CD書籍が今年夏頃に発売 ACE COOLが、圧倒的なスキルと叙情性で高い支持を得たアルバム『GUNJO』 から約4年振りとなるアルバム『明暗』が リリース。 「Red Bull 64 Bars」や「03- Performance」といった動画コンテンツへの参加、客演や各地フェスへの出演、 また今年WWWで行われたワンマンライブ「群青ノ痕」の成功など、シーンで確かな存在感を発揮してきた ACE COOL。本作は「幸福とは何か」という普遍的な問いに、妥協なく答え続けた極めてパーソナルな作品である。と語る。プロデュースには JJJ、Miru Shinoda、BFN TOKYOTRILL、Atsu Otaki、Yuke Myras が参加。アルバム全体に敷き詰められたピアノには白瀬元、yahyelの Kento Yamadaがギターで参加するなど、作品のテーマ、音楽性ともに実験性に満ち溢れている。ミックスは 11曲をAtsu Otaki、「愛情」のみ JJJ、マスタリングはMike Bozziが担当。アートワークは Atsushi Yamanaka が手掛けた。 本作『明暗』の CD書籍が今年の夏頃に販売を予定している。 ACE COOL – 明暗 Label : EVOEL Release date : May 29 2024 Stream : https://linkco.re/9v27hAbR
photo by Elsa Kostic more
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