2025/01/17
b1em、Whitely、trmsc.、Linopink参加
2010年代に国産Future Funkレーベルとして厚い支持を得た〈ピンクネオン東京〉に参加し、シーンの一端を担う活動を展開してきたDJ/プロデューサーのoogimixが、自身の現在のモードを反映したアルバム『Tidal Reverie』を1月17日(金)にリリース。
2010年代に巻き起こったポスト・インターネット的美学に基づくムーブメントを下支えしてきたSeapunk~Vaporwaveのエッセンスを色濃く継承しつつも、ブレイクスやトライバル、ガラージといった要素が複合的に交差するという現行のクラブ・ミュージックの多面性を参照した作品に仕上げられている。客演・共作にb1em、Whitely、trmsc.、Linopinkといった、活動初期より親交の深いアーティストを加えた9曲入のフルサイズLPとして仕上げられている。
TumblrやBandcamp、SoundCloudといったWeb上のプラットフォームが現在のような形にトランスフォームする以前から、現在にまで連なる文化の源流を形成したのがSeapunk~Vaporwaveであるというのは紛れもない事実だろう。それらへの郷愁にとどまることなく、永遠と寄せては返す波のように温故知新的な更新を繰り返す力作。
oogimix – Tidal Reverie
Release Date : 17 January, 2025
Stream : https://linkco.re/Hsug24Aa
Bandcamp : https://oogimix.bandcamp.com/album/tidal-reverie
Tracklist
1. Tidal Reverie
2. Ecco Phon
3. Seabed Render (ft.b1em)
4. Beluga Swell
5. Boto Bufeo
6. Orca Vibes
7. Coral Hijinx (w/ Whitely)
8. Tumblr Decade (w/ trmsc.)
9. Fantasy of Dolphin (ft. Linopink)
category:NEWS
tags:oogimix
2022/07/22
白昼夢のパターンを映画的に記録 ウィーンを拠点に活動するHuntがデビューアルバム『We Meet In Reverie』を〈unseelie〉よりリリースすることを発表。 本作はシューゲイズ、ノイズロック、ドローンを実験的に取り入れ、アンビエントな質感と疎なリズムが折り重なる催眠術作品。Huntが子供時代に経験し、人生の後半に進行する「不適応な白昼夢」と呼ばれる子供のトラウマに対する反応を探求している。Huntの目的は、普段の白昼夢のパターンやキャラクターのビジュアライゼーションの雰囲気を捉えた映画的な記録を構成することだった。 そして、Huntは映像作家のL.M.Oに依頼し、「For C」の詩的な映像物語を制作した。「バラバラになった熱い火から、心を燃やす炎が生まれる」という言葉がスクリーンに浮かび上がる。膨らむメランコリックなパッドが、聴く者を催眠状態へと誘う。 Hunt – We Meet In Reverie Label : unseelie Release date : 22 July 2022 Bandcamp : https://unseelie-nyc.bandcamp.com/album/we-meet-in-reverie-unsl019 Tracklist 1. Glacier (Intro) 2. Lovers Meet In Reverie 3. Reality Is A Broken-Winged Bird 4. For C 5. Growing Thin From Reaving 6. Light To The Flame (In Each Of Your Eyes) 7. Hesitate 8. The Same Moon 9. Waves (Outro)
2024/08/05
何百人もの私に捧げる Parannoulがサプライズでアルバム『Sky Hundred』をリリース。シングル「고통없이 (Painless)」を含む10曲入り。 – 彷徨っていてもいなくても、時間は過ぎていく。いつもここに一緒にいたような人たちが去っていき、2021年を作ったときに感じた気持ちが消え始めた。隠せば隠すほど、さらけ出されていった。カミングアウトしましたが、自分で作ったプレッシャーに見放されていった。思い出のたびに醜くなっていく自分を見たくなかったし、不在に基づくノスタルジーの本当の怖さをようやく理解した。 空は何百人もの私を見ているのに、私と何が違うのか、誰も目の前で答えてくれない。残された者はどうなるのか。魔法の終わりは誰もが経験するものだとしたら、落ちることに意味はあるのだろうか。百の空は私よりも輝いていた。私は真実と消滅を受け入れるには、あまりにも大切に成長しすぎたのだと思う。 このアルバムを、今も私の歌を聴いてくれる人たち、私の家族、去っていった人たち、そして何百人もの私に捧げます。 Parannoul – Sky Hundred Release date : August 3 2024 https://parannoul.bandcamp.com/album/sky-hundred Tracklist 1. 주마등 (A Lot Can Happen) 2. 황금빛 강 (Gold River) 3. Maybe Somewhere 4. 고통없이 (Painless) 5. 암전고백 (Lights Off Repentance) 6. Evoke Me 7. No One Talks About It Anymore 8. 시계 (Backwards) 9. 후회하는 의미 (Meaning of Regret) 10. 환상 (Fantasy)
2024/07/19
あなたの暮らしはどうだろうか 栃木県在住の電子音楽家・Hitoshi Kojimaが最新アルバム『Small Changes』をリリース。アートワークはKOHH『梔子』のジャケットなども手掛けた、同じく栃木を拠点とするコラージュ・アーティストのkilliman jah low worksが作成。 本作『Small Changes』は、Hitoshi Kojimaの2020年代以降のモードの変化(=アブストラクトからローキーへ)を引き続き形どったフォーキーなエレクトロニカに仕立てられた。アルバムのリリース以前からBandCamp上で発信された唯一の情報であるpdfデータでは、際限なく加熱が続くデジタル社会の欺瞞性に警鐘を鳴らしつつ、後ろ向きながらも自身の暮らしや歩みの行く末を受け入れて不可逆的な道のりを粛々と進む姿がありありと描かれている(Hitoshi Kojima自身は一切のSNSアカウントを持たず、Web社会からは距離を置いている)。ドラスティックな改革を求めるのではなく、ごく小さな移ろいを大切、といったメッセージが、アルバムタイトルはじめ本作の核を成している。あなたの暮らしはどうだろうか。 Hitoshi Kojima – Small Changes Release date: 19 July, 2024 Artwork by Killiman Jah Low Works All tracks written, programmed, performed, recorded, mixed&mastered by Hitoshi Kojima Stream : https://linkco.re/DvfANqBf Bandcamp : https://hitoshikojima.bandcamp.com/album/small-changes Tracklist 1. Double Bind 2. Know Yourself 3. Circles 4. Getting Closer 5. In And Out 6. Repression 7. 泡沫 8. 眉唾 9. Sidetracked 10. 灯り 11. Authority 12. Part Of The Whole 13.
『Lemuria』リリースパーティー開催
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