2024/12/26
入江陽、fuki (iVy、cephalo)参加
loli主語、togによる北海道・札幌拠点のユニット・brain nodeが6曲入の1st EP『THE COCKPIT』を12月25日のクリスマスにリリース。客演に入江陽、fuki (iVy、cephalo)を迎え、MIXはseaketa、アートワークの写真をhell muffinが手掛けた。
本作『THE COCKPIT』は日々さまざまな偶然が巻き起こすなにかを、brain node結成から3年以上の長い時間をかけてスケッチし、上書きし、再構成して紡がれた作品。タイトルには、ドラマチックであったり無味乾燥としていたりする、絶えず変わりゆく自分の生を全うすることを操縦席に座ることと重ねた。
悩み事、病、他者との衝突、そうした私的な問題は大局に目を向けるとつい見過ごされてしまうが、それらは等しく重くも、等しく軽くもある。
変わらないままに変わっていくこと、傷つくたびに再構成される心身のこと、人と人の絶対的な差異とそのなかにも必ず存在する共通項、そうした人の営みについて、内と外の結びつきについて、か細くも力強い声とサウンドで朴訥と語りかけている。
【Comment】
brain nodeの最初のEPをクリスマスにプレゼントさせていただきます。
みんなは今年誰かと出会ったり別れたり、
出会わなかったり別れなかったりしましたか?
タイトルは『THE COCKPIT』
6曲で構成されていて、入江陽とfukiという素敵な方々が協力してくれました。
mixはseaketaで今年のsingleに続きまた協力してくれた。撮影はhell muffin。
改めてありがとう。
こうした間主観性の場で
あらゆる偶然に巻き込まれた私たちは
同じであることと変化していくことを
同じ重さで受け止めて毎日生きていて、
素朴に笑ったり泣いたりすることを制作する
その先であなたに影響を与えたり与えなかったり
とにかく試しに一回聴いてもらえたら嬉しい
そして今年はもうゆっくり休んでね
またね!!!!!!!
by brain node (loli主語、tog)
brain node – THE COCKPIT
Release Date : December 25 2024
Stream : https://linkco.re/FTvrF8CN
Tracklist
1. 500 miles away (feat. fuki)
2. conversation@area between river and river bank
3. HoteI freestyle
4. atami (feat. 入江陽)
5. habitus
6. Soarin’
category:NEWS
tags:brain node
2022/10/07
浄化される99%の邪気、残る1%の情感 ガチ恋を完結させ、次のモードを模索するloli主語と、その友人tog・室崎智也(CARTHIEFSCHOOL)が結成した札幌発コレクティブ・brain nodeがシングル「アナグラム(99%除菌 screwed)」をリリース。 ”感情の掃除”をコンセプトに移ろいゆく季節の終わりを見届けるscrew edit。文字をスライドさせて全く違う単語を生み出す言葉遊びを意味するタイトルに込められたメッセージ、コレクティブの動向、それらの全容は今後の動向を注視することのみで判明するだろう。なお、楽曲のオリジナルバージョンはloli主語のSoundCloudアカウントより視聴可能。 brain node – アナグラム(99%除菌 screwed) Release date : 6 October 2022 Stream : https://linkco.re/dVhnHDQZ
2024/06/27
ミックスはseaketaが担当 世界とポリフォニックな関係を結ぶために。 loli主語とtogが中心となり主宰するヒップホップグループ brain nodeより、再始動の意を込めた新曲「Zoom/TOURISM」の2曲がリリース。mixはseaketa。 私たちは見ることの収縮と拡散の運動の中で、あらゆる対象との親密な距離を模索しました。 それは対象にところ構わず近づいたり、一つの関係に確定させることではなく、対象と私の身体のままならなさを肯定し、その間隙から溢れるものに私たちなりの音をつける作業でした。 触ることも見ることもできない春といわれるそれに多重に絡まった歴史と時間と認識が0.0000001秒後に今を知覚する常に遅れた現実と繋がって、ひたすら間違いつづける思い出の連続を言葉として構成する。 それは、冷たい夜に光る星とそれを見る私の知覚不可能な距離に思いを馳せるようなどこにでもある想像ですが、名付けようとすれば変質し、見ようとすれば見えなくなってしまうものに対しての孤独な想像にまつわる歌でもあります。 各々の独白が反射するようにフレーズを重ねていく。 あなたのことを見るために私は見ることをやめる。 散らばったりしながら、無数のあなたに出逢い続け、春を書き換えていく。 世界とポリフォニックな関係を結ぶために。 TEXT: tog – brain node – Zoom/TOURISM Release date : June 28 2024 Stream : https://linkco.re/b1Sat0fv Tracklist 1. Zoom 2. TOURISM
2024/10/24
過去/現在/未来の自分との関係 NYを拠点に活動するプロデューサー&コンポーザーのWill August Parkがデビューアルバム『Doff』を〈UNO NYC〉から12月6日にリリースする。リードシングル「Doff」と、Alec Moeller監督、Jacob McCarthy主演のビデオを公開。 Will August Parkは、印象派のピアノミュージックを作り、NYから世界各地に放つ。昨年は、J. Albertとの共同リリース『Flat Earth』で、エレクトロニック・アンダーグラウンドに静謐な波紋を投げかけた。様々なインディペンデント映画や短編映画の音楽を担当した後、Will August Parkは自身の技術をレベルアップさせ続け、ソロ・デビュー・アルバムを完成させた。『Doff』の音世界は、90年代後半のエレクトロニカとドラムンベースの戯れ、Bill Evansのモーダル・ジャズ、Laurel Haloのような実験主義者の忍び寄るオーラル・ヒプノティックと交差する。 リードシングルでありタイトルトラックについて、Will August Parkはこう説明している:「”Doff” は人生のさまざまな時期において、自分自身の感覚を貫く線を見つけようとすることについて歌っている。自分の精神について変えられるものと決して変わらないものを見極めること。自分が自分をどう見ているか、世界が自分をどう見ているか。良くも悪くも。私にとってこのビデオは、私たちは本当に自分を変えることができるのか、という問いかけです。」 監督のAlec Moellerは、このビデオについてこう語る:「”Doff” では、解離と脱人格化の感覚を伝えたかった。これは、過去、現在、未来の自分自身との関係についての瞑想です。」 曖昧な夢の状態と吃音、合唱的な楽観主義が脳裏に混在する『Doff』は、好奇心をくすぐる曲がりくねったウサギの穴のよう。Will August Parkはタバコの煙と店先のLEDライトがぶつかり合う儚い横丁にフィットするサウンドトラックを提供する。これらはジャズクラブのスタンダードでもなければ、生々しい至福のアナログ・エレクトロニクスでもない。螺旋階段のようなトラックリストは、『Doff』のスモーキーなサックスの独白をベース・リード、ドリル調のサウンドに重ね合わせ、『ELDEN RING』とVangelisが出会うような明るい音の平面に空けていく。 Will August Parkは、個人的な故障でカリフォルニア州ベンチュラに戻った後、このレコードの構想を練った。ヤマハのスポンサーのおかげで、日本でのツアー中に『Doff』の後半を書き上げ、東京の街と対話した。アルバムの驚異的なシークエンスは、内向的な旅行者の独白を紡いでおり、欧米とは異なり「アンダーグラウンド・ミュージックはクラシック音楽のように真剣に評価されるべき」と主張している。自己実現、揺れ動く信頼、断絶したジャンルのコラージュを通しての映画のような旅は、『Doff』を繰り返し聴かせる。共同プロデュース、ミキシング&マスタリングにPaul Corleyを起用している。 Will August Park – Doff Label : UNO NYC Release date : December 6th 2024 https://symphony.to/will-august-park/doff-album Tracklist 1. Doff 2. Nocturnal 3. Two Pains 4. Bird Language 5. Daly 6. Annuum 7. Sea People 8. Denial, Creation 9. Last Life 10. Bad Year
第1弾としてANORAK!とillequalによる「Re:Re:」がリリース
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