忘却に抗うデジタルシューゲイズ|Amuxaxがシングル「say something」をリリース

薄れゆく記憶の中で〈あなた〉の声を捉える

 

 

山口県出身でパンデミック以降のSoundCloudシーンで活躍するアーティスト・Amuxaxがシングル「say something」をリリース。

 

Amuxaxは閉塞したコロナ禍の現実逃避として音楽活動を始め、「endcore」と称するベッドルーム的カタストロフを描いてきた。Uztamaのアルバムへの参加や、lilbesh ramko主催フェス〈バビフェス〉でのアクト、ikillとのブレイクコアユニット〈eternal ethereal city〉など、同世代アーティストとのコラボレーションを展開するほか、2023年にはデビューアルバムとなる『endandstart』を発表した。

 

「say something」はこれまでのトラップを基調とする音楽性から一転し、一人バンド形態となった作品。薄れゆく記憶の中で〈あなた〉の声を捉えようと藻掻く多重のリダイレクト・エラーが、轟音のギターサウンドに変換されるデジタル・シューゲイズとなっている。また、忘却をさらに遅延させる努力としての「slowed + reverb ver.」も同時収録。本作のマスタリングはikillが、アートワークは315udnが担当した。

 

 

Amuxax – say something

Release Date : December 15 2024

Mastering : ikill

Artwork : 315udn

Stream : https://linkco.re/ZEB4V7ex

category:NEWS

tags:

RELATED

FEATURE