不吉な青い顔をした案山子|Mun SingがEP『Frolic』を発表

スタジアム・ポップ・コンサートにインスパイア

 

 

Mun SingのEP『Frolic』は、彼の作品のドラマと複雑さを取り入れ、シュールで悪いおとぎ話を創り上げている。この世界では楽しみや耽溺には代償がつきもの。結果の影、それは不吉な青い顔をした案山子の形で具現化される。彼はある種のブギーマンであり、寝物語の中で子供たちを怖がらせて行儀よくさせる獣に似ているが、今は大人になってその姿を見つけている。案山子は何事にも代償がつきものであることを思い出させ、遊びすぎた者を罰する。彼は、あなたがもう一杯、もう一エピソードを選んだ後の罪悪感を体現した声。彼は休眠状態にあり、攻撃するときが来るまで静かに見張っている。この潜む姿から本当に逃れることはできるのだろうか?私たちが成功した時、それはいつまで続くのだろうか?

 

『Frolic』は、耽溺から始まり、結果へと向かう物語を追っている。陶酔的なメロディーとビッグルームでのドロップから始まり、解き放たれた内省の瞬間で終わる。このEPの中心曲である「Somersault」のブレイクダウンで、初めて案山子が姿を現す。

 

Mun Singは、昨年のデビューアルバム『Inflatable Gravestone』(Planet Mu)のような悲しみにインスパイアされたぎこちなさではなく、より包括的な音楽言語を使ったシンガロングメロディーと満足感のあるドロップに傾倒していた。『Frolic』は、大規模なストーリーテリングとパントマイムのような観客参加型のスタジアム・ポップ・コンサートにインスパイアされている。Mun Singは喪失とスピリチュアリティを何年も経験した後、喜びと逃避の対話を探求する音楽を書くことが自然な次のステップであることに気づいた。

 

 

 

Mun Sing – Frolic EP

Label : llegal Data

Format : Digital / Cassette

Release date : Feb 7 2024

https://illegaldata.bandcamp.com/album/mun-sing-frolic-ep

 

Tracklist

1. Frolic

2. Didn’t Need U Anyway [ft. Katy Ketani]

3. The Scallywag

4. Somersault

5. Scrolling [ft. MX World]

6. The Hypocrite [ft. ROOO]

 

Credits:

All tracks written and produced by Harry Wright.

Vocals by Katy Ketani, MX World, ROOO.

Mastered by Swan Meat

Cover art: Art direction/design by Harry Wright.

Clothing by Isabelle Sallis.

Photography by Alice Jennings

 

FALL 2024 LIVE TOUR DATES

26 OCT / ALL Club w/ Yves Tumor / Shanghai, CHINA

30 OCT / Wall & Wall / Tokyo, JAPAN

31 OCT / ENTER [DJ SET] / Tokyo, JAPAN

01 NOV / FINAL / Taipei, TAIWAN

02 NOV / OIL / Shenzhen, CHINA

07 NOV/ Phoenix Central Park / Sydney, AUSTRALIA

08 NOV/ Grace Darling Hotel / Melbourne, AUSTRALIA

09 NOV/ Catalog Music / Brisbane, AUSTRALIA

15 NOV / Le Station / Paris, FRANCE

22 NOV/ Casino Luxembourg / LUXEMBOURG

30 NOV / Ormside Projects / London, ENGLAND

category:NEWS

tags:

RELATED

FEATURE