越境のオブスキュア|CS + KremeがPERSONAL CLUβにて東京公演開催

11/7 SPREAD

 

 

メルボルン秘宝の電子デュオCS + KremeThe Trilogy Tapesからの最新作を携え、PERSONAL CLUβにて東京公演開催。

 

ローカルから同じくロンドンのThe Trilogy Tapesからリリースするテクノ電子作家DJ Trystero、耽美なノイズ電子作家Evian VolvikことBleed boi (Suburban Musïk)、京都のデジタル・ダブ電子作家G Version Ⅲの初ライブ、ニューウェイヴ・オブスキュアな6cm、クラシック・バレエをルーツ、美学としたsugar meihaとyuhaのデュオOle Lukøjeラインナップ。

 

 

 

 

PERSONAL CLUβ -CS + Kreme-

2024/11/07 THU 19:00 at SPREAD

U23 ¥2,300 / ADV ¥2,800 / DOOR ¥3,300 (+1D)

TICKET: https://t.livepocket.jp/e/20241107spread

 

LIVE:

Bleed boi

CS + Kreme [AU / The Trilogy Tapes]

G Version Ⅲ

 

DJ:

6cm

DJ Trystero [The Trilogy Tapes / Incienso]

Ole Lukøje

 

artwork: avys

 

 

PERSONAL CLUβ 2021

PERSONAL CLUβ w/ E.O.U -E21- secret gathering & TENDER X

PERSONAL CLUβ w/ E.O.U -estream- release party

PERSONAL CLUβ -Bloodz Boi-

PERSONAL CLUβ -Tujiko Noriko & Joji Koyama-

PERSONAL CLUβ -CS + Kreme-

CS + Kreme [AU / The Trilogy Tapes]

 

CS + Kremeはナーム/メルボルン周辺を拠点に活動するデュオ・プロジェクト。友人のきっかけで知り合い、スタジオ・ジャムを経て現在に至る。

 

ここ最近ではTotal StasisWichelroedeEfficient SpaceReel TorqueThe Trilogy Tapesといった、彼らの理念を共有するレーベルからレコードを次々とリリースしている。後者のWill Bankheadとのコラボレーションが最も多く、彼のレーベルはデュオにとってホームとなっている。2018年にEPCold Shoulder』、2020年に『Howwouldyoufeelwithoutthatthought』と『Snoopy LP』をリリースし、高い評価を得た。

 

2022年、彼らはThe Trilogy Tapesへの最新作となるアルバム『Orange』をリリースし、Boomkatはこれを「見事なまでに比類ない」と評した。『Snoopy』が「静かに魅惑的で、深くロマンチックで、密かに病みつきになる」ものだったのに対し、『Orange』は、スキッターのようなドラム・プログラミング、呼びかけるような声、ダブワイズ的な処理で構成された、著しく異なるレコードである。このLPは、デュオが完全にゼロから再出発し、未知の世界へと自分たちのために別の道を切り開いたかのような、深いオリジナリティに満ちている。このアルバムには、イギリスの伝説的フォーク・ミュージシャン、ブリジット・セント・ジョンや、『Snoopy』にも参加したオーストラリア出身のコンポーザー/パフォーマー、ジェームス・ラッシュフォードがゲストとして参加している。

 

スタイルと空間を超越したCS + Kremeは、音楽制作の哲学に従っているわけではなく、やっていることはもっと流動的だ。蛾のように限界の状態に引き寄せられた彼らは、重厚なダブ・プロセッシング、スウィープなポスト・パンク、チェンバー・サウンドスケープを取り入れた、ゆっくりと瞑想的な「ホリゾンタル・ミュージック」を書く。カーメルの言葉を借りれば、「本質的に、気づかないうちに影響を受けているものがある。僕らが何に影響を受けているか、みんなが2セントずつ出してくるような決まり文句みたいなものだけど、僕らが誰かのようになろうとしたとか、そういうことはないんだ」。

 

経験豊富なミュージシャンであるデュオは共にFingers、Bum Creek、Standish/Carlyon、Devastationsなど、実験的なグループとして成功した沢山のコラボレーションの歴史を持っている。近年では、ヴォーカリストのブリジット・セント・ジョン、『Snoopy』と『Orange』でオルガンを演奏したジェイムズ・ラッシュフォード、『Howwouldyoufeelwithoutthatthought』の 「April Fools Day」でチェロを担当したジュディス・ハマンらとコラボレーションしている。

 

2020年、マンチェスターのザ・ホワイト・ホテルでの決定的な一夜を含む一連の傑出のショーに続き、CS + KremeはRewire Festival(オランダ)とBerliner Festspiel(ドイツ)のためのコミッションを開発した。2022年には、イギリス、ヨーロッパ、北米で27日間のツアーを行い、多くの公演がソールドアウトとなった。この年の後半には、NTSでのラジオ・レジデンスを開始した。

 

2023年はパリの権威あるBourse de CommerceやハーグのRewire Festivalなど、ヨーロッパでの一連の公演を行う。2024年に最新作『The Butterfly Drinks the Tears of the Tortoise』をThe Trilogy Tapesからリリースする。

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