Capiuzがアルバム『Future Romanticism』を発表

収録曲がAVYSSでプレミア公開

 

 

イタリア出身のサウンドアーティスト・作曲家であり、音をあらゆる形態や利用方法で探求するCapiuzは、シンセ音楽に対する個人的なアプローチにおいて、液体のような音符と点描的な対位法で構成された言語を探求しているが、すべては1台の機械から生まれている。このアルバムはMIDI言語を使って作曲され、その後、1台のシンセサイザーでワンテイクで録音されており、人間ではない方法で楽器を演奏することを追求している。コンピュータは作曲者の意図と機械を結びつける仲介役として扱われ、キーボードでは実現できない複雑さやベロシティを可能にしている。

 

このアルバムのインスピレーションは、19世紀にヨーロッパで広まったロマン派音楽の運動と、難易度の高い技術的な楽節を使って新しい音のパレットや感情を生み出す革新に由来しているが、無意味な楽器の技巧に走ることはない。このコンセプトは『Future Romanticism』で様々な形を取り、Black Midi Musicを彷彿とさせる速くて複雑な音符のカスケードから、進化するサウンドデザインへと発展し、トラックが新しいテクスチャや音色へと変貌していく過程を通り抜け、複雑で層のあるポリフォニーに到達する。

 

 

Capiuz – Future Romanticism

Label : Mizuha 罔象

Release date : September 20th 2024

Artwork : Asdrubal Gomez

https://mizuhamizuha.bandcamp.com/album/future-romanticism-2

 

Tracklist

01. A New Renaissance

02. Present, Not Perceptible

03. Elated, Transformed

04. Construction N゚1

05. Thoughts On Infinity

06. Construction N゚2

07. motion

08. Construction N゚3

09. The Age Of Gold

10. Quiet Goodbye

11. Elated, Transformed (Trance Remix)

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