2024/08/30
アートワークはフリンマッハが担当
πとMilkyが共作シングル「transcendent scales」をリリース。アートワークは2023年にπのカバー曲のイラストを手がけたフリンマッハが担当。
「transcendent scales」は物理的なものや触れることのできるものを超越し、より高次の何かを求める旅を描いた。精神的・感情的なスケールが私たちを持ち上げ、奥深くに在る感情が日常を超越した周波数で共鳴する世界を垣間見るようなストーリーを追求している。壮大なメロディと深遠なリリック、儚くも芯のあるπとMilkyの歌声により表現される本楽曲は、言わば”崇高で無限の世界への賛歌” である。
π & Milky – transcendent scales
Release date : August 30 2024
Stream : https://linkco.re/3Yd9myMH
Vocal/Lyric:Milky, π
Music/Mix/Mastering:Milky
Illust:フリンマッハ
category:NEWS
2024/03/14
ポップスへの「問い」 バーチャル空間発のシンガー・π(パイ)が2曲入りEP『0rb / 映像』に続くシングル「clarity」をリリース。 πは仮想空間「電波の海」で詩を歌う。2019年にライブ配信アプリ『REALITY』での活動を機に、謎のコレクティブ・いむ電波.wavを結成し、作業員(メインボーカル)として活動。今作は、いむ電波.wav出演のイベント「BLACKBOX³ + AVYSS Pre. Hyd immersive live」で初披露されている。 「clarity」は、aiver所属のakashiが制作したものを、同グループの青城希がアレンジ/作詞を加え「π」の世界観を創り上げた。点から立体へと次元を超越しながら歌う、彼女の複雑怪奇な存在が音楽にも反映されている一方で、サウンドは明朗さも感じられる。 “ポップス”の実態は闇鍋であり、さながら有象無象が飛び交う電子の海のようでもある。聞き手がその代物をポップスと呼び、あるいは作り手がそれをポップスと呼ぶとき、そこにはまだ言葉に固まりきっていない自明があるのではないか――彼女たちはそうしたポップスへの「問い」を楽曲に込めたという。 今作もミュージック・ビデオのディレクションはπ自身が手掛けており、今回はVTuberのMVを手掛けてきた映像クリエイティブスタジオ・PRISM STUDIO代表/スタジオDOTプロデューサーのCloAが制作を担当。作中にはリアルタイムジェネレートソフト「NOTCH」(ノッチ)を活用し、「電波の海」の波に流されるような映像美を実現した。MVに使用されたイラストはARiKEMが描いている。πは普段からイラストをネットで見ることを好んでおり、VOCALOIDを聞く機会が多いことから、ARiKEMの作品を気に入っており、デジタルチックで壮大な曲を出す際にオファーすることを決めていた。ミュージックビデオは3月14日(木)20時にπの公式YouTubeチャンネル「電波の海」にて、プレミア公開される。 π コメント 今回、いむ電波.wav live at “BLACKBOX³ + AVYSS Pre. Hyd immersive live”で披露したπのソロ曲「clarity」をリリースが決定しました。 まず、作品をリリースにあたって、関わってくださった皆様から日々学ぶことばかりでした。彼らの持つ素晴らしい技術力だけでなく、暖かさにも大変感銘を受けました。感謝しています。 そして、実はこの楽曲が形になったのは2022年で、「clarity」は自身が人生で初めてスタジオでレコーディングをした楽曲になります。 その頃は何となく始めたバーチャル配信で、「π」の姿を借りる形で深夜に好きな歌を歌っていて、そこで会ったメンバーといむ電波.wavを結成して活動をしていく傍らで自身は音楽が好きだと改めて確信しました。 (その頃からずっと見守ってくれている方々は本当にいい意味でとんでもないですし、同じように自身も見守っていますからね。いつもありがとうございます。) 次第に、ずっとずっと好きな歌を歌うのも素敵だけれど、「どうせ失うものがないのならば、これからは自分の中にある何かを形にしてみたい」と生きていくなかで初めて意思を持ったような感覚が芽生えました。 「π」という存在は私に大切な何かを教えてくれました。 「π」は私の中の篝火です。 なので、これからは私の持てるものすべてを使って、「π」がより多くの人にとっての篝火となるよう努力ができるようになりたい。そんな願いを込めて歌いました。 π – clarity Release date : March 14 2024 Stream : https://linkco.re/8BPpCb9n
2023/12/22
サ柄直生とKAIRUIプロデュース バーチャル空間発のシンガー・πがREALITYで結成されたコレクティブ〈いむ電波.wav〉での活動を経て、ソロ活動をスタートさせる。その幕開けとして、1st EP『0rb/映像』を12月22日にリリース。またMVも同時公開。ボーカルとリリックはπが務め、「0rb」のプロデュースはサ柄直生、「映像」のプロデュースはKAIRUIが担当。 「0rb」はπが自分の中で一番人間らしく大切にしたい要素である、音楽と記憶の結びつきについて綴った楽曲。忘れてしまった大切な何かが音によって強く呼び起こされる瞬間への想いを、流体のように立ち上がるサウンドスケープに乗せて歌っている。 「映像」はフェルトピアノを駆使した温かみのあるサウンドで構成された楽曲。エレクトロニカを通過した音像が電脳空間の無機質さを表現しつつも、πの歌声とトラックが融和することで寒空の下かすかに差す陽の暖かさのような有機性を帯びている。 仮想空間「電波の海」で独り歌っていたπが、自身の歌を翼として外の世界へと飛び立っていく。本作『0rb / 映像』がその門出を飾る。 π – 0rb / 映像 Release date : December 22 2023 Stream : https://linkco.re/RpSNuxEt vocal/lyric : π 「0rb」Prod :サ柄直生 「映像」Prod : KAIRUI illust/animation : 浅見あさと movie : yuiru jacketdesign : 祈日/qi/hi
2024/11/11
夢と現実の狭間でのアイデンティティと自己の探求 夢と現実の狭間でのアイデンティティと自己の探求。新曲「Alternative I/O IDOL」が解禁。サウンドプロデュースから歌詞、ミックス、マスタリング、そしてアートワークに至るまでMilkyが手がける。 理想と現実の狭間で揺れるアイデンティティ、孤独や自己探求、愛や痛みへの渇望、楽曲全体に散りばめられた言葉と共に夢幻的なポップサウンドとウィスパーボイスが溶け込む。まるで夢の中のように移り変わるサウンドは、1曲の中でローファイの淡いノイズ、ハードテクノの刹那、エモの情感をまとい、自身の複雑な感情、美学によりいくつものテーマに分かれたコンセプトが多層的に展開されている。 Milky自らが制作したアートワークでは異なる色彩とテクスチャが混ざり合い、音楽の世界観が鮮やかに具現化されており聴覚だけでなく視覚的にも「Alternative I/O IDOL」の持つ多次元的な物語が描かれている。 前作「so empty,so sad」からの流れから、Milky自身の音楽スタイルをさらに進化させサウンドと歌詞の両方で脱構築やハイパーリアリティを扱い、音楽を通じた自己受容やアイデンティティの追求を一層色濃く反映させている。今後はアーティストとのコラボレーションも視野に入れ、新たなインスピレーションを加えながら楽曲を通じて「自己受容」と「アイデンティティ」を音楽として探究し、より深く、より鋭く、世界観に没入できるようなプロジェクトが展開される予定。 text by alien.melissa Milky – Alternative I/O IDOL Release date : November 11 2024 Stream : https://linkco.re/97BXRTYg
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