2024/08/26
9/14 WWWβ
重硬への開眼。00年代初期電子の最重要素ダブとIDM/ブレイクビーツを介したテクノ音響の再興、時の国内レーベル〈Revirth〉の重鎮Numb等を迎え、ASTMAによる「鉧塊」がWWWβにて9月14日に開催。
主宰ASTMAより
硬くて重い鋼鉄グルーヴを纏ったIDM、ダブ、テクノの再興、ASTMAによる鉧塊
90年代初頭に英国で産声を上げたIDM(Intelligent Dance Music)、その初期に纏ったインテリジェンスにインダストリアルな轟音と相反するようなダブのスモーキーな抱擁感を携え、「重硬×ダブ」のテーマのもと池田亮司を根底とした電子文脈流れる渋谷WWWの最深部WWWβにて2024年現在に新たな姿をあらわす。
日を跨ぐ直前にはじまる鉧塊は、9組のアクトたちにより目まぐるしくその様相を展開していく。実験ユニット0120や名門BACK TO CHILLで重く深い音を操りこなしてきたAI.U、今年5月にセカンドアルバム『Schismogenesis』をリリースした電子音楽家Atsushi Izumi、デジタルダブ、ステッパーズの快作Scenery From Double Glazingを手がけた関西が誇る才能G VERSION III、ニューエイジの解釈より都内アンダーグラウンドダブマニアを唸らせるキュレーションが光るイベント「おつむの部屋」よりnaggie、今から約20年以上前から自身のレーベルRevirthよりIDM~ブレイクスを発表してきた轟音の重鎮Numb、ベーステクノからハウスのミックスセンスとPAL.Soundsから発表したデビュー作でも類稀な光を放ったVís、小倉sound space αよりディープでありながらトリップ感のあるスタイルで今回はダブのBPMからのテクノで我々をいざなってくれるであろうYSK、荘厳なクラシックから煙たい雰囲気を覆われたアンビエントのミックスでその日の違いを際立たせてくれるyuha、そしてASTMA。
ベースミュージックやダブステップとの交わりを経たのちの現代のエクスペリメンタル~ポスト・インダストリアル、そして、テクノ。それらを一切合切埋め込んだ今回のプログラム。「重硬×ダブ」という一見「ただ重たいでかい音」を軽く2山くらい超えた『鉧塊』の指し示す場所=IDMの再興はダンスフロアとの接点であり、ショーではなく新たなスタイルの「パーティ」である事を証明してくれるだろう。
鉧塊 -kerakai-
2024/09/14 SAT 23:30 at WWWβ
U23 ¥1,800 / ADV ¥2,300 / ¥2,800 (+1D)
TICKET: https://t.livepocket.jp/e/20240914wwwb
LIVE:
Atsushi Izumi
Numb [Revirth / ekounesound]
DJ:
AI.U [A.N.D.]
ASTMA
G VERSION Ⅲ
naggie
Vís
YSK [EXPLORE / Undulate]
yuha
artwork: pootee
presented by ASTMA
Over 20 only・Photo ID required
20歳未満入場不可・要顔写真付ID
category:NEWS
tags:鉧塊
2024/09/11
9/20 MIDNIGHT EAST ドイツ・ベルリンのアンダーグラウンドシーンで注目されているクィア・テクノパーティー〈HERRENSAUNA〉からMCMLXXXVが、YANNY / MARI SAKURAI主催の東京を拠点とするイベントシリーズ「KILLIAN」に登場。 HERRENSAUNAは、DJ SALIVA / SALOME / SPFDJ / MCMLXXXV / CEM / JASSSがレジデントを務める、ドイツ・ベルリンを拠点とするクィア・テクノパーティーで、今や世界中のテクノヘッズ達がそこに目掛けてやってくる。音楽だけでなく、ファッション・アート、あらゆるアンダーグラウンドカルチャーをミックスしイベント企画をしており、それも魅力の一つとなっている。「KILLIAN」は、音楽、差別のない環境、自由に踊れる空間を最も大事にしている。 本公演にも、自分の好きな服装で、自由に踊りに来て欲しい、もし公演中、気分が悪くなることがあれば、エントランスやバーにいるスタッフに知らせてください、とのこと。 イベント名: KILLIAN INVITES MCMLXXXV 開催日: 2024年9月20日(金) OPEN/START 23:00 会場: MIDNIGHT EAST (Spotify O-EAST 3F ⇄ Azumaya ) 東京都渋谷区道玄坂2-14-8 入場料: DOOR:¥3,500 / ADV:¥2,500 https://shibuya-o.com/east/schedule/killian-invites-mcmlxxxv/ 【チケット】 ZAIKO: https://midnighteast.zaiko.io/e/killian-invites-mcmlxxxv ※20歳未満入場不可、写真付き身分証明書をお持ちください。 ※You must be 20 or over with Photo ID to enter. LINE UP: =Spotify O-EAST 3F= MCMLXXXV [HERRENSAUNA] MARI SAKURAI YANNY =AZUMAYA= DIV☆ GAKKIE _GOODBYEFOREVER_ MAXIM MUNÉO
2023/11/30
レジデントアクトによるライブミックス公開 2022年12月より空間現代が運営する京都のライブハウス〈外〉を拠点として、音楽における詩性と質量感を追求する為に開催されてきたパーティー「vivo」。これまでに関西拠点のRosa、42Texture、Caroline、オランダ拠点のPebble、Yoongらをゲストに迎えてきた。 その「vivo」の一周年を記念し、Malibuとの共作でも知られるTorusをオランダより迎え、京都市の有形文化財紫明会館にて開催。今回、Torusは最新の楽曲「Chrysanthe」を中心としたA/Vライブセットを披露する予定。さらに、E.O.U、Hue Ray、Vísに加え、これまでの「vivo」でも招聘されてきた京都のwhatman、神戸のAkaneによるDJセット、Lorenzo Senni主催〈Presto!?〉からのリリースでも知られる東京拠点の電子音楽家Tasho Ishiによるライブセット、Hospotによるホットワインの販売が予定されている。また、vivo”プロジェクトのSoundcloudも開設され、E.O.U、Hue Ray、Vísによるこれまでのライブミックスも公開。 “vivo” 2023/12/29 (Fri) at 紫明会館 〒603-8163 京都府京都市北区小山南大野町 14:00 – 20:00 Ticket:2500yen(Livepocket) https://t.livepocket.jp/e/vivowtorus Door:3500yen Act: Akane E.O.U Hue Ray Tasho Ishi Torus(NL) Vís whatman Drink: HosPot
2019/12/11
12月18日開催 「UNTITLED」は日本を代表するハウスミュージックコレクティブ〈CYK〉のKotsuによるパーティー。名も無き感覚や現象を、そのままそれとして提示する対話型コミュニティ・ベースである。音楽を軸に、パーティーそのものや空間、時間、身体など実験対象は様々。Ureiミキサー標準搭載、良質なサウンドシステムが特徴的なDJ BAR KOARAにて毎月第三水曜日開催している。 2010年代ラストとなる「UNTITLED」にはYoshinori Hayashiを特別ナビゲート。そしてCelter (ex:bugoctet)が初登場。ある種の迷宮へと辿り着いてしまった現代において、出口へのシュミレートはもはやリアリティの無い話になった。一方で、出口を意識しないシュミレーションは、そのダンジョンを豊穣な宮殿へと変化させる可能性を十分に持っている。そして、内的なシュミレーション・スキルが時間と共に培養されていった先にトランスする(させる)ことが可能になるのだ。 —————————— UNTITLED feat Yoshinori Hayashi & Celter 12/18(wed) at KOARA OPEN 8pm 1000yen (w/1D) <DJ> Yoshinori Hayashi (Smalltown Supersound /Going Good) Celter (Eclipse) Kotsu(UNTITLED/CYK) <Yoshinori Hayashi (Smalltown Supersound /Going Good)> 18歳より独学で音楽制作をスタートさせた林良憲は、2008年に 作曲家/ピアニスト/プロデューサーの野澤美香に師事することで、その稀有な才能を花開かせた。2015年、衝撃のデビュー作 「終端イーピー」は、探究心旺盛なフリークスのみならず世界中のリスナーを驚かせ、決してフロアライクとは言えない内容ながらJuno plus Best of 2015 : Top 50 Singlesに於いて6位に選出される。 その後も世界中の様々なレーベルから、精力的なリリースを続けることで、彼の音楽は多くの人々を魅了してきた。 2018年10月 待望のデビューアルバム’’AMBIVALENCE’’をOSLOの老舗レーベル Smalltown Supersoundより発売。青山のMANIAC LOVEからスタートしたDJキャリアは15年に及び、 House、Techno、Disco、Leftfieldを転がるように横断し、時に危ういボーダーさえも往来するプレイスタイルは、古典的でありながら実験性に富び、独自のオブスキュアを形成することでダンスフロアに貢献。 欧州ツアーやMusic Festivalへの出演を重ね、世界的注目を浴びる今、更なる飛躍が期待されている。 音楽的ロジックを最優先する彼の感性は今まさに渇望されている。
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