2024/08/11
京都、岡山、広島、仙台、福岡
’16年に結成したハウス・ミュージック・コレクティブ『CYK』のメンバーであり、ソロにおいても国内外で多くのギグを重ねているKotsuによるオールナイトロングセットが京都、岡山、広島、福岡、仙台の5都市にて開催。
Kotsuは20年9月に京都へ拠点を移して以降も活動ペースは変わらず24年8月までに国内28都市でプレイ、2023年には渋谷WWW XにてALL NIGHT LONG SETを敢行するなどダンスミュージック及びクラビングにおけるピュア・エナジーを全国規模で放出し続けている。DJにおいては10年代以降のダンスミュージックを参照点に過去アーカイブを織り交ぜながらボーダーレスに展開する。社会的なムードやフロアのグルーヴに応じた独自のセレクションには定評がある。Baba StiltzやMall Grab、Ross From Friendsなど数々のアップカミングなDJ/プロデューサーを招聘してきたCYKは、日本のみならず韓国や香港などのアジアや「Rainbow Disco Club」や「FUJI ROCK」などのフェスティバルにもラインナップされており、22年12月渋谷O-EASTにて行われたALL NIGHT LONGパーティーも盛況を見せた。B2Bスタイルを軸に広義の”ハウス”の解釈のもと、日本を中心に海外も含めた様々なシチュエーションでプレイを重ねている。旧来のハウス・ミュージック・カルチャーに準拠し、セーフスペースの概念に重きを置いたフロア作りを行なっている。Kotsu自身のパーティーおよびCYKを中心に多数のフライヤーを手がけるグラフィックデザイナーとしての側面もあり、過去にコラムが中心となったZINEの製作を行うなどあらゆるフォーマットでアウトプットを行なっている。2023年にはグラフィックデザインを中心とした個展『Residue!』を京都にて開き、東京、名古屋で巡回展を行った。”DJ”という肩書きに依拠せず活動する彼は、この時代に投下された一種の吸収体による純粋な反応に過ぎない。今回のツアーでは来場者に他都市でのエントランスフィーが500円OFFになるディスカウントカードが配布予定。
以下本人からメッセージ
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“Reflection 2.0”
WWW XでのALL NIGHT LONG SETからはや1年。この1人会のコンセプトを持ち出し全国各地で披露してみたくなった。それが今回に至ったシンプルな気持ちです。京都、岡山、広島、仙台、福岡。僕のDJ人生にとってそれぞれが印象的な街であり、沢山のインスピレーションをいただいています。以下は昨年の1人会にあたってのメッセージに加筆修正したものになります。あの日僕はここから出発して、音楽に委ねながらまた新しい事を沢山教わりました。あの日以降の物語も個人的に忍ばせながら、皆にとっても楽しい日になればと思います。
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自分が様々な土地に訪れたり、あるいは京都や東京で日々経験されることを放出する”反射体”としての実相=自己と、自己完結的で内省的な深層=自己。その二つの狭間に生じる”ゆらぎ”を取り出し提示してみたいと考えています。
分かりやすく言うと前者は(コミュニケーション方法が会話であれDJingであれ)対人と関係する時の自分、後者は特に一人でいるときに現れているような純粋無垢(と思われる)な自分…。もしかしたら”Kotsu”に対する”本名としての自分”みたいな関係かもしれません。
その双方が自分にとって並列であり、どちらに寄せるでもなく、また同一化を求めているわけでもありません。あくまでもその二元論がDJingによって融解し曖昧さを持ち始め、覚醒し出すプロセスを歩みます。
“ずっとここに居たいわけで無ければ、今すぐ飛び去りたいわけじゃない、ただ軽やかにいたい”。 どっちつかずと言われればそれまでですが、これは京都に拠点を移して以降のマインドセットとして自分の中に確実に存在しています。変化することを希求する…。それはゴールがそこにありいずれ救われるものとしてのプロセスではありません。軽やかに変化しながら境界線を曖昧にさせることによって生じるリズムを取り出したい。そんなことを考えています。
コードが複雑化した中で、脱領土化し、止めどない足踏みによって再領土化する。これはその連続における私の痛切なエッセイです。それはロードサイドミュージックの断片でもあれば至極都市的なダンスミュージックの感触かもしれません。
それは誰かの共感であれば誰かのフィクションかもしれません。
ただ、そのグラデーションの現出こそが”ゆらぎ”を認める第一歩になる気がしています。個人的な実証を起点としながらもオープンな場所であることに喜びを感じます。
ダンスミュージックにおける反復の中で自分を投影してみたり、あるいは自らを離散させながら自由に漂ってみてくれたら嬉しいです。
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<京都>
8.31(土)
22:00OPEN
at West Harlem
2000YEN+1D
FOOD: PeHoDLy icecream
京都府京都市中京区石屋町123−1 ウィステリアコート先斗町 2F
<岡山>
w/PARADISCO
9.21(土)
22:00OPEN
at YEBISU YA PRO
ADV 2500YEN
DOOR 3000YEN
※ドリンク代600円別途要
2Fフロアにて他出演者あり
前売りチケット後日発売予定
岡山市北区中山下1丁目10番30号 福武ジョリービル B2F
<福岡>
10.16(水)
21:00OPEN
at KIETH FLACK
福岡市中央区舞鶴 1-8-28 マジックスクエアビル 1/2F
<広島>
10.19(土)
22:00OPEN
at BAR EDGE
2000YEN
〒730-0028 広島市中区流川町8-15 B1F
<仙台>
10.25(金)
22:00OPEN
at SENDAI SHAFT
DOOR:2500YEN
U23: 2000YEN
※ドリンク代600円別途要
VJ: kenchan
宮城県仙台市青葉区国分町2丁目7−22 三経18ビル1F
category:NEWS
tags:Kotsu
2023/02/03
3/11 WWW X CYKのKotsuが4年ぶりのオールナイトロング・セットをWWW Xにて敢行。東京、京都を軸にコレクティブでの活動含め幾多のDJ、パーティ、フライヤー制作を重ねながら独自のシーンを形成してきたデザイナーが個として解き放たれる究極の集大成。 “Reflection” 今回のALL NIGHT LONGセットを敢行するにあたって、自分が様々な土地に訪れたり、あるいは京都や東京で日々経験されることを放出する”反射体”としての実相=自己と、自己完結的で内省的な深層=自己。その二つの狭間に生じる“ゆらぎ“を取り出し提示してみたいと考えています。 分かりやすく言うと前者は(コミュニケーション方法が会話であれDJであれ)対人と関係する時の自分、後者は特に一人でいるときに現れているような純粋無垢(と思われる)な自分。もしかしたら”Kotsu”と”本名としての自分”みたいな関係かもしれません。 その双方が自分にとって並列であり、どちらに寄せるでもなく、また同一化を求めているわけでもありません。あくまでもその二元論がDJingによって融解し曖昧さを持ち始め、覚醒し出すプロセスを歩みます。 “ずっとここに居たいわけで無ければ、今すぐ飛び去りたいわけじゃない、ただ軽やかにいたい”。 どっちつかずと言われればそれまでですが、これは京都に拠点を移して以降のマインドセットとして自分の中に確実に存在しています。変化することを希求する…。それはゴールがそこにありいずれ救われるものとしてのプロセスではありません。軽やかに変化しながら境界線を曖昧にさせることによって生じるリズムを取り出したい。そんなことを考えています。 コードが複雑化した中で、脱領土化し、止めどない足踏みによって再領土化する。これはその連続における私の痛切なエッセイです。それはロードサイドミュージックの断片でもあれば至極都市的なダンスミュージックの感触かもしれません。 それは誰かの共感であれば誰かのフィクションかもしれません。ただ、そのグラデーションの現出こそが”ゆらぎ”を認める第一歩になる気がしています。この一晩に開放されるWWW Xというスペースにおいてそれは展開されます。個人的実証を起点としながらもオープンな場所であることに喜びを感じます。 ダンスミュージックにおける反復の中で自分を投影してみたり、あるいは自らを離散させながら自由に漂ってみてくれたら嬉しいです。 Kotsu KOTSU All Night Long -Reflection- 2023/3/11 23:30 at WWW X ADV/BEFORE1AM/U23 ¥2,000 DOOR ¥2,500 TIX https://t.livepocket.jp/e/20230311wwwx Kotsu All Night Long set -Reflection- VJ: kenchan / Toshifumi Kiuchi (LAID BUG) artwork: Kotsu / TBA / TBA Over 20 only・Photo ID required 20未満入場不可・要顔写真付ID
2019/07/30
8月2日、渋谷KOARAにて開催。 東京拠点のハウスミュージックコレクティブ〈CYK〉のメンバーKotsuが、自身の主催する「UNTTILED」の2周年にて初の8時間セットを敢行する。 身体的かつ芸術的な側面もあるDJingに真っ向から挑むロングセット。しかしこれはあくまでも彼の完成形ではなく、ひたすらに続く長い旅路の一節にしか過ぎない。楽曲を購入し再生するという意味では、ある種の主観性は存在しつつも、オーディエンスや環境と呼応しながら変化し進行するその時間の果てに、何が発見されるのだろうか。それは音楽的な探求でもありながら彼自身の知覚的実験でもあるのだ。そしてそれは、この度2周年を迎える「UNTITLED」自体が持つ機能および意義とリンクしている。言語化しきれないその時々のムードをパーティーという形でアウトプットしてきた彼が、彼自身を起用することで発生する現象に関与してみてはどうだろうか。 UNTITLED 2nd Anniversary ~ Kotsu 8hours set ~ 8.2(Fri) 9pm-5am at KOARA SHIBUYA 1000YEN(w/1D)
2022/03/23
1-DRINK、Le Makeup、Dove出演 CYKのメンバーKotsuによるパーティー『UNTITLED』が京都にて開催。ゲストには東京を拠点にし、独自の審美眼とモード感とともにフロアをナビゲートしてき続けてきた1-DRINKが登場。当パーティーの1st Anniversary以来の登場となる。 加えて先日EP『Atarashi Karada』をリリースし、レーベル<Pure Voyage>を主宰するDoveがLIVEにて出演、同レーベル共同主催者でありアーティストのLe MakeupがDJとして出演する。 KotsuがホストするUNTITLEDは東京・京都・大阪など不定期に開催していて、West Harlemでは昨年12月に林良憲を招聘して以来4度目となる。全都市含め32回目となる今回は時短営業を終了しオールナイトでの営業になったこの地で再会の日の一つとなる。今年の冬は長かったように思えた。盆地である京都の冬は厳しく寒い。凍てついた冷気が手を悴ませた。それでも生命を維持するかのように絶えず川は流れ続けた。小さな灯りは街に戻り出した。この日ばかりは改まって春を迎えてみたい。 — UNTITLED feat 1-DRINK, Dove, Le Makeup 4.2(SAT)10PM OPEN at West Harlem Kyoto address: 〒604-8024 京都府京都市中京区紙屋町366 麗峰会館B1F 2000YEN U-23 1500YEN
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