2024/03/18
ベッドルームの外へ
“HEAVEN”のメンバー。 2018年に音楽活動をスタートし、2019年にソロプロジェクトLil Soft Tennisとして活動を開始。昨年にはアルバム『i have a wing』をリリースし、ジャンルやシーンの垣根を越えてさらなる飛躍を見せた。今年5月には〈POP YOURS〉への出演も決定するなど、インディーなサウンドからの影響を色濃く残しながらもオーバーグラウンドな領域へと歩を進める稀有な存在だ。
今回、クリエイター向けPCブランド〈raytrek〉を使用した10分間での音楽制作動画〈10min DTM powered by raytrek〉の収録へ参加。大きな飛躍を感じさせる彼のオルタナティブ観、今まさに抱えている希望や葛藤、さまざまな心情に迫った。
TEXT : NordOst
情報提供:サードウェーブ
──lil soft tennis君へのインタビュー(※)は〈PURE2000〉の頃ぶりで。覚えてますか?(※…2021年6月刊行のZINE『MISTRUST 20-21』にて。)
lil soft tennis:もちろん覚えてます。
──あれからもう3年半ぐらい経つことになるわけですけど、本当に〈PURE2000〉以降から周りの景色が変わりはじめたような気がしてて。
lil soft tennis:なんていうか、ぐねぐねしてた感じがしますね。
──そこからの3,4年で、音楽への向き合い方や大きな変化って自分の中でなにかありましたか?
lil soft tennis:一番大きな変化はまず上京したことと、音楽で生活するようになったことですかね。前はまだ学生やったし。始まりの段階ではコロナにやられてた感じもありましたけど。ちょっと前とかは「ラッパーでもないアーティストでもない、ただのニートやん」みたいに自分的には感じてた時期があって。〈PURE2000〉の1年後ぐらいはまだそういう感じやったんですよ、この先どうしていきましょうか、リアルにヤバいやん、みたいな(笑)。
──不安を抱えつつも。コンスタントに制作・出演を続けていった結果飛躍していったように見えますけどね。
lil soft tennis:まあそうっすね。大きい制作はそれ以降やとアルバムは2枚ぐらい? EP1枚と最近のアルバムと、あとHEAVENでも1枚。その時の気持ちは記録しとこうって想いは一応あって。HEAVENのも自分の前のアルバムも、感情とか全てにおいて内向きなベクトルな作品やけど一応作っとこう、今やれることやっとこ、みたいな感じで詰め込む気持ちはあったっすね。で、今回のアルバムでまた最初の頃ぐらい外向きな感じになってって。
──『i have a wing』とかを聴いていて思ったのは、テニス君のモードが今まで以上に開けた感じに変わったのかな、という。
lil soft tennis:最初の『Bedroom Rockstar Confused』のときはベッドルームっていう名も冠してるし、あくまで自分の内的な感情を記録したっていう、自分の中で渦巻いてる気持ちとかを歌に翻訳して外に伝えるような感じでやってて、『i have a wing』はそこから飛び立てたっていう感じやったんですけど、シーンのリアリティが変わったのかなって思う。自分はまだベッドルーム・ヒップホップみたいな感じは保ってますけど、抜け出したいみたいな気持ちもありますね。前は居心地がよかったですけど、今はもうベッドルームにいていいような年じゃないんで。
──音楽が仕事になっていって、青年期や少年期みたいなものが終わったような感覚なんでしょうか。
lil soft tennis:なんか『NARUTO疾風伝』っていうか第二部的な、そういう感じっすね。
──もう中忍とか下忍がどうっていう状態じゃなくなったな、みたいな感覚ですかね。
lil soft tennis:まあそうっすね。ベッドルーム的なところから生まれるものに対してどうこうではなく、単純に自分がより広いところに出ていろいろ見たい、という。自然と里の外に出たくなった、といった感じでしょうか?
──そうして拠点はもう東京に移ったけど、いまだにフッドの関西との繋がりが厚い感じは見てて強く感じます。
lil soft tennis:まあ音楽どうこうの前に、普通にフッドの友達みたいな。西の子たちにはすごくそれを感じていいっすね。それ、俺もやっとけばよかったかな、とか最近めっちゃ思ってて。一緒にヒップホップとか聴いて高めてた友達とか、常に俺の一緒にライブ来てくれた友達とか、遊びに行ってた友達とか結構おったんやなぁって。もうちょい気合あれば、みんなでこっち来れてもっといろいろ作れてたかもな、とか。
──でも、ある種テニス君やRY0N4君が先陣を切って東京に来てくれたお陰で、今関西から東京に出てきてるアーティストの励みにはなったんじゃないかな、とは思います。
lil soft tennis:なんか背中を見せる側じゃないですけど、そういう気持ちはちょっとあったっすね。まあ、それも最近はいい意味でちょっと薄れてきてるっていうか、みんなのフィールドも出来てきてるんで、ほんま安心してます。じゃあ自分はホンマにやりたい、研究したいことだけやろうみたいな。足場は固まったから新しいこと開拓できるな、って思います。まあ、誰々がやってるから、とかじゃないっすけど、みんな頑張ってるのは上がるっすね、普通に。
──自分の後に活躍しはじめたアーティストに感化されるようなこともあるんでしょうか。
lil soft tennis:やっぱvqくんっすかね。なんかもう凄すぎる。どこにもいない存在というか。ちょっと変な言い方になっちゃうんですけど、全部を今いい感じに評価されてるってよりも、そこでもっとフィルターを通して変形させて、いい感じで独り突き進んでる感じがヤバくて。無限に自分を展開してって端っこを見てるんやと思ってて、自分の中でフィードバックを起こし続けてる感じはやっぱ刺激的やし。
──年代は関係ないといっても、若い世代であそこまですべてを捧げるようなパフォーマンスをしてる人もあまりいないですしね。
lil soft tennis:さっき仲間の話をしたっすけど、仲間がいるからこそ出来ることと、逆に仲間のことを考えてると出来ないなってこともあって。別に周りの友達とか仲間もいるけど、あくまで自分の表現は超パーソナルに尖ってる、っていうのはあんまりいない存在ですよね。音源でもライブでも聴くたびに「これヤバいなあ、こんなやつどこにもおらんな」って。もっともっと評価されてほしいです。
──『I have a wing』の客演で言うとVaVaさんとかchelmicoとか、いま第一線で活躍してるアーティストが加わったり、半ば相棒なRY0N4君がいたり、新しい流れでkegøn君が入ってきてるのとかも、音楽で飛躍するだけじゃなく最初からあったつながりをずっと大事にしているからなのかな、と思いました。
lil soft tennis:そうっすね。kegøn君も最高っす。(アルバムの人選は)二面性をしっかり同じ空間上で同期させようっていう気持ちではありましたね。しっかり同じ空間に表現をパッケージングしたいなーっていう。
──リリパで撮影された映像も見ましたけど、そこでは感動的なことが起きてるように感じられて。みんなで上がっていくためには、誰かしら率いる存在が必要になっていくんじゃないかなって思うんですけど、まとめ役とまではいかずともそうした役割を引き受けてるのかな、ともテニス君を見ていて思います。
lil soft tennis:まあなんていうんですか、それもひとつのHOODみたいな。大阪のリリパやったら、マジでLINEの友達から探したり(笑)。普通に喋って楽しい友達で、かつやってることがおもろくてかっこいいって思う人たち。近い距離感で連絡取ってる友達とできたんですごい嬉しかったですね。
──あの「F***ed Up」の一発録りのMVも本当によかったです。初期衝動的なものを捨てず、みんなを引き上げながら次に進む気概を感じるというか。大阪・東京のリリースパーティーも大成功だったみたいで。
lil soft tennis:東京のWWWのパーティーだけでもなんか気持ち悪いし、大阪だけやっても気持ち悪いと思う。だからどっちもやるっていうって感じでやってみたっすね。で、しょうみ大阪のリリパのが手応えがあったんすよね。あの場には面白いエネルギーがあった気がして。普通に音楽やってきたらこういう感じになってた、って感動があって。もちろんそれは東京のリリパでもあったんですけど、大阪では特に感じましたね。なんやかんや僕のファン層って誰かのヘッズやった子が多かった印象でしたけど、あそこにはいい意味で誰なんやろうか、って人が来てくれてて。どこかから来た、っていうよりはlil soft tennisからっていうような。そう感じたのも人生で初めてやったから嬉しかったっすね。
──そうした周りやリスナーの引き込み方も見るに、ある種この3年間でテニス君のなかにプロフェッショナル的なマインドが芽生えてるんじゃないかなって思っていて。
lil soft tennis:そうっすね、まあ、いい塩梅で。そういうの考えるの、最近は嫌いじゃなくて。
──昔はあまり考えたくなかった?
lil soft tennis:うーん、考えたくなかったのかもしれないです。普通に考えてなかったのが一番ですけど。実際なんか様々な面で障壁みたいなのにぶつかっているタイプな気がしてて。まあ実際、なんで自分がこんなことになってるかわかんないですけどね。いろんなとこに立たされてはショック、みたいな。まあそういう感じのことが多くて、いろんなフィードバックが自分に溜まってったみたいな部分もあるかな。だからシンプルで外に開けてく感じがまた戻ってきたのかも。
──だから、再びシンプルに開けていくような雰囲気にまた戻りつつあるんですかね。
lil soft tennis:まあ、シンプルにポストコロナっていうか、今までの自分が超コロナ禍的なオルタナティブ・ヒップホップやったんで。当時は普通に聞こえてたけど、今聴くとめっちゃコロナみたいやなって。(コロナ禍は)どこにも行けない葛藤みたいなのがめっちゃあふれかえってましたよね。けど、アルバム作るタイミングではそういう曲聴く気分にはそこまでならへんし、書く気分には一層ならへんみたいな。
──自分のモードが自然とそういう感じになっていったと。コロナ禍だとテニス君は日本のオルタナティブ・ロックとかに興味があるっていう話をしてたじゃないですか。そういう視野も結構変わりましたか?
lil soft tennis:いや日本語のものは今も大好きで、むしろより好きになってって。最近は英語の歌詞もちょこちょこあるけど少なめで。日本人がどういう口の動きしてるかじゃないですけど、まあどういう音が乗るんかな、みたいな音の感じとか。でも結局、今回リファレンスにしたのは韓国のヒップホップとか。アジアでデカい動きをしてるような人たちの曲を聴いてたら、これがなんで日本にないんやろみたいな思うことがあって。たとえば「新海誠やん」みたいなピアノのメロディーで韓国のアーティストがめっちゃ歌ってるようなのが。で、着想を受けたんはそこですけど、最終的なアウトプットはやっぱり日本語のオルタナティブで。それがどういう風になってどんな反応されてくか、みたいなことを翻訳してくような感じでやりたかったんすよね。翻訳ってそのままやることじゃないと思ってるから、そこはひねりつつ。
──2023年にはaryy君やsafmusic君を筆頭に、シーンの近いところでもギターを取り入れたりする動きが目立ちましたよね。その流れにもテニス君のアルバムはあるような気がします。
lil soft tennis:増えたかもっすね。社会的には暗い話題が尽きないですけど、音楽とかはちょっと開けてきてるというか。そういう軽やかさみたいな、重心が上がってきてる感じは感覚的に「こっちの方がいいかもしれん」って感じますよね。キックの重心とかも高くなった感じはするし。
──ある種ベッドルームとは対極的なところが今のリファレンスになってる、という。
lil soft tennis:インディーとメジャーの間の時差みたいなのがなくなりつつあるというか。だからこそ中国とか韓国のちゃんと音像デカくしていってる感じは気になりますね。
──今って日本語ラップのシーンが巨大化して、またマッチョな感じになりつつある雰囲気も少しだけ感じられて。その中でテニス君は一貫してオルタナであり続けながら活動の範囲を拡げてる、っていうのも実は希少な立ち位置なのかな、と思います。
lil soft tennis:まあ、今作にはヒップホップ的なシーンと対応してる部分も多いと思うんですけど。結局、やっぱヤンキーってかっこいいじゃないですか。チャラ箱とかで、リアルにヤンチャそうな人のショットライブみたいなのが大阪とかではよくあって、関西で夜遊ぶとかなったら自然と身近なんですよね。そういうのもかっこええな、って昔から思ってたし今も思ってるんで。でもまあ自分は別にヤンチャじゃないし、なら楽しいことやっとくか、みたいな。アメリカやったら、オルタナティブ・ヒップホップの方がベーシックなものより評価されてるっていうか、商業的な記録も作ってるんで。トラヴィスとかケンドリックとか、あれってめっちゃオルタナティブじゃないですか。日本って今、オルタナティブなヒップホップの立ち位置が結局暗い感じにまた戻りつつあるというか。最近の邦ロックとかも快楽主義的でおもろいし。
──じゃあ『i have a wing』では、ある意味では素の自分がやりたいことをストレートに表現できたという実感も。
lil soft tennis:そんなにかっこつけてない気がしますね。かっこつける大事さみたいなのもあると思うけど、やっぱり自分が本来弱い人間なんでちょっときばらんとなあ、って。パワーのある人の自然体ってすごいと思うっすけど、俺はちょっとだけ頑張るかなっていう。心の切り替えでゲインを上げとく、っていうのは自然体って言っても最近特に気をつけてる部分です。
──出演するフィールドも大きくなってきてますよね。活動当初はがむしゃらな部分もあったかもしれないですけど、今は自分の立ち振る舞いを俯瞰して見れるようになりましたか?
lil soft tennis:まあ、ちょっとは。最初と比べたら100倍ぐらい変わったところではあると思います。昔のインタビューでも言ってますけど、右肩上がりじゃないとアカンと思ってて。自分が今のとこで首詰めてたら下の子たちはもっとそうなると思うから、自分はどんどん上がっていくために頑張っていきたいです。
──本当に道を開拓してくれている感じというか。オルタナティブな表現を続けながら成功を目指すというのはなかなか大変なことですが、それはある種責任感から来る行動でもあるんでしょうか。
lil soft tennis:いやあ、どうっすかね。僕は知的好奇心が強くて、自分が音楽作ってる理由も「出来たものにみんながどういう反応するんやろ?」みたいにシンプルな感じですし。で言うと、(反応が)わかってる場合もあるじゃないですか、これを出してこうなるよなっていう。もちろん特に大きく変わることないだろうなって方が多いですけど、そういうものは作ってないと思うんで、ええ感じになったら嬉しいなって気持ちでやってます。
──やっぱり「自分が動いたらなんか変わるかもしれない」って考えたりすることはありますか?
lil soft tennis:っていうよりは、言い方は良くないですけどもっとお客さんを信頼してもええのかなって。「ハイコンテクストな部分とか無いんかな?」みたいに感じるショーケース的な表現はしたくなくて。自分のフェチズムが凝縮されてるような音楽をまだまだひねれるんちゃうかな、みたいな。そうしてるやつがおるだけで意味があるような気もするし。
──それで言うと、テニス君は割と早い段階から今ライブに足を運んでくれている人たちと縁がやや薄そうな音楽をリファレンスにしたりとかしていて、自分の美学のようなものを伝えようとしてますよね。それこそ「Fucked Up!!」のリリック然り。
lil soft tennis:ちょっとジジくさい仕草な気もしますけどね。まあけど自分はずっと、縦横だけじゃない歴史のレイヤーが一言、一音で分かったりするような音楽がやっぱええなあって思うし。伝わらない部分まで全部伝わらんでもいいんですけど、パンキッシュまでいかんでも普通にやってって、わかりにくい部分をわかりやすくしてるみたいなところには自負じゃないっすけど、やってますみたいな気持ちはあるんで。まあバランス取りたいっていう部分があるんですよ。
──そういうモードになったのは『i have a wing』以降ですかね。メロディアスな感覚が全体的にあって、リリックでは影響源に言及していて、それでも「俺の職業はtokioのラッパー」である、というような。
lil soft tennis:そうっすね。自分のメロディがめっちゃいいってあんま思ってなかったんですけど、今は結構メロディいいんかなって。それはBig Thiefと共演したとき、メンバーのみんなに「お前のメロディ気持ちいいよ」って言われたことがきっかけで。ほんま好きなことしてただけなんですけど、それならやっぱええんかな、って。
──Big Thiefとの共演は、やはり体験として大きかったんでしょうか。
lil soft tennis:友達とかにも言うてますけど、自分の人生の中で一番のハイライトぐらいの衝撃体験じゃないですか。Big Thiefってマジか……みたいな。けど、ホンマに別に何にも次の日から変わったとかもないし、日本に「lil soft tennisとBig Thief」ってことにマジかってなってくれる人はまだ100人とかしかおらんわけで。けっして意味ないわ、って感じではないですけど、伝わりきってないなあって思ったっていうのも含め強烈で。自分の中ではめっちゃ嬉しいし良かった体験だったんですけどね。デカい世界を見たからこそ、このままじゃアカンなと思いました。今年はちょっと無理してでも、自分のことをもっと外側に伝えられるようになりたいですね。
──それも含め、今後どういった動き方をしていきたいですか?
lil soft tennis:バンドセットとかで動いてみたいな、とか思ってるんですけど。もっと前は資本がまとまってなかったんで、やるとしてもかなり無理する形になってたと思うんですけど、それがようやく現実レベルでやれそうやし、伝えたいことがマジで意味あるタームに入ってきたんじゃないかなって思う。自分のアーティストとしての規定路線とかそういう意味じゃなくて、もっと自分のやりたいことを突き詰められればな、と。
──バンドセットに挑戦していくとしたら、それこそ〈PURE2000〉ぶりの機会になりますよね。それで言えば、あの頃から今も音楽を続けてる人もいるし、離れちゃった人もいるしで。そういう周りの変化とかどう思ってました?
lil soft tennis:いや、めっちゃ考えるっすよ。先輩とかからも聞いてて思うけど、やっぱ年齢とかの節目で離れてく人もいるし、見てる方向が変わっていった人もいるし。最近、とくに思うことはめっちゃ多いっすね。そういう歌詞も今書いてたりとかするし、問いかけじゃないですけど。自分の一番のロックみたいなもんって、やっぱヒットみたいなのがどっかには欠かせへん。それをつかみに行かんのも変やし、今の自分のやり方でやってたら目指すべきだろうみたいな。そういうことも意識したら、自分の中でまだ作ったことのないような曲ができそうな感覚もあったんで。
──ということは、もう新しい作品なんかも作り始めたりしてるんでしょうか。
lil soft tennis:そうっすね、前よりも面白いような気がします。そんな感じで、変わらず自分の好きな感じを好きにやりつつ、もっと上も見ていこうと思ってます。もっともっと、もっと高めていくぞ!って感じで精度を上げていきたいですね。
──ありがとうございました。最後に、今日はローカルの話や若い世代についての話をたくさんしてきました。そうした人たちに伝えたいことがあれば伺いたいです。
lil soft tennis:なんというか、ロックスターを目の当たりにしたいっていう欲はめっちゃあって。僕は「ロックスターを目指す自分自身」を目指してるんですよ。だからそういう人に出会いたいなっていう……難しいな。けどなんていうんですかね、まあ「ロックスターを一緒に目指そうぜ」って感じすね。もし慕ってくれてる子がおったら、いろいろ自分のこと見て、ルーズなところもカッコいいところも両方受け止めてもらって、ええとこを参考にしてもらえたらと。だって自分みたいな音楽のまま「今年この曲が一番売れた」みたいなことになったらヤバいじゃないですか。そういうことがムーブメントになるぐらい、みんなで頑張って目指してみませんか、っていうことは言いたいかも。自分はまだまだなんですけど、そう思える一押しをできるようになれたらな、と。
lil soft tennis – i have a wing
Release Date:August 9 2023
Stream : https://linkco.re/nC3TQR1G
Tracklist
1. i have a wing
2. want be you
3. VIP (feat.VaVa)
4. Ni Che (feat.kegøn)
5. Fucked Up!!
6. かんがえる
7. Bicycle (feat.chelmico)
8. Talking (feat.RY0N4)
9. Girl
category:FEATURE
tags:Lil Soft Tennis
2022/11/11
映像はRyo Sudaが手掛けた Lil Soft Tennisが今年の5月にリリースしたEP『KiD』から「no mode freestyle」のミュージックビデオを公開。 本作品は、Lil Soft Tennisのイメージに近いことからイメージにはないけどやってみたかったことにチャレンジしたりと様々なシチュエーションで撮影されており、新しいLil Soft Tennisの一面が見ることのできる映像に仕上がっている。監督はJUMADIBA「Sakasama」のMVなども務めたRyo Sudaが手掛けている。 Lil Soft Tennis – KiD Release date : 18 May 2022 Stream : https://linkco.re/06FucypX Tracklist 01. 24k 02. ouch! 03.piko 04. no mode freestyle 05. ばらまくbill (feat.JUMADIBA) 06. KiD(feat.rowbai)
2021/12/27
監督はShun Mayama 奈良発のコレクティブ”HEAVEN”のメンバーでもあるLil Soft Tennisが、kZmと共作した新曲「I Feel On You」のMVを公開。 本作はSATOHやTYOSiNのMVなどを手がけるShun Mayamaが監督を務め、Lil Soft TennisとkZmが夢で見る幻想世界というコンセプトで制作。Lil Soft Tennisがいる冬の高原とkZmのいる都市という対比にフォーカスしている。 Lil Soft Tennis, kZm – I Feel On You Release date : 1st December 2021 Stream : https://linkco.re/GsczdVZn
2023/06/21
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