Casimir Liberskiと吉田達也(Ruins)によるアルバム『Troubled Water』が発表

無常な怒りの海

 

 

ベルギーで才能あるジャズ・ミュージシャンの一人として広く認められているピアニスト、即興演奏家、作曲家であるCasimir Liberskiが、日本前衛音楽界の記念碑的存在であるグループRuinsの創設者であり、ドラマー兼作曲家である吉田達也とタッグを組む。

 

このデュオは、デビューアルバム『Troubled Water』で、フリー・インプロヴィゼーションとシンクレティックニューミュージックを提供するために、2つの世代と2つの異なる世界を合わせた。ブルータルなプログレッシブ・マス・パンクから、コンテンポラリーなフリー・ジャズ、エレクトロ・アコースティック・エクスペリメンタルまで、その音楽は、自然の力、衝動的うねりから静けさの瞬間までを行き来する無常な怒りの海と表現できる。

 

2人が初めてブリュッセルで出会ったのは、COVIDの1年前、吉田達也がサックス奏者小埜涼子とのプロジェクトSax Ruinsのツアー中だった。Casimir Liberskiは彼らのセットに同席し、それ以来、小埜涼子と吉田達也の2人と別々にコラボレーションするようになった。2022年の冬、日本がようやく国境の扉を再開した後、Casimir Liberskiは東京に行くことができ、吉田達也と一緒にセロニアスという小さなクラブで演奏した。

 

John Zornの推薦のもと、このアルバムはJames Dellatacomaによってクリエイティブにミックスされ、Michael Fossenkemperによってマスタリングされた。アルバムのアートワークには、ベルギーのアーティストであるPascal Bernierの絵が使われている。

 

 

Liberski/Yoshida – Troubled Water

Label : Totalism

Release date : March 21 2024

https://totalism.bandcamp.com/album/troubled-water

 

Tracklist

A1 / 1. Dirty Water

A2 / 2. Shark Attack

A3 / 3. Plastic Island

B1 / 4. Climate Changes

B2 / 5. Kuroshio Current

B3 / 6. Shugendo Jam

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