2023/11/01
あなた達全員に向けて歌いたい
今夏フライング・ロータス率いるLAのレーベル〈Brainfeeder〉と契約を交わした長谷川白紙が、ポール・マッカートニーの1979年の名曲「Wonderful Christmastime」をカバーし、11月1日にApple Musicで配信開始。
この曲はApple Musicのプレイリスト企画「Carols Covered 2023」に収録され、日本からは長谷川白紙が参加する形となった。「Carols Covered」とは、世界中のいまを代表するアーティストたちによって生まれ変わったキャロルをドルビーアトモスによる空間オーディオでお届けする、Apple Music限定のホリデーソング企画である。長谷川による囁くような繊細なボーカルとシンプルなトラックに、徳澤青弦と須原杏によるストリングスが彩りを与え、長谷川の楽曲「ユニ」も手がけた浦本雅史がミックスを施した、きめ細かでパーソナルな温もりを持ったかつてないユニークなクリスマスソングとなっている。
【長谷川白紙コメント】
わたしがこの曲を選んだのは、単にクリスマスキャロルと言われて真っ先に浮かぶほどすきな曲だからということもありますが、それよりも、この歌詞がいかに広い射程を持っているかに改めて感動したからです。わたしはこの企画を受けたときに、更に多様な生活の形態に寄り添いたいと考えました。たとえ悲しみや絶望の中にあっても、社会や人々と心地よい関係を結べていなくても、仕事で家に帰れなくても、クリスマスは等しくやってきます。とりわけわたしたちが「Holidays」について歌うときは、楽しくない時間はしばしば見過ごされます。しかしわたしは、それを無視したくはありませんでした。わたしはあなた達全員に向けて歌いたかったのです。そして、この曲であればわたしは他ならぬ「あなた」に向けて歌うことができると思いました。このカバーがあなたに寄り添えれば幸いです。どうかご健康で!
長谷川白紙 – Wonderful Christmastime
Label : Brainfeeder / Beat Records
Release date : November 1st 2023
category:NEWS
tags:長谷川白紙
2023/07/25
釣部東京が手掛けたMV公開 フライング・ロータスが主宰するレーベル〈Brainfeeder〉が長谷川白紙との契約を発表。発表にあわせて〈Brainfeeder〉第一弾シングル「口の花火」[英題:Mouth Flash (Kuchinohanabi)]をリリース。 今年レーベル設立15周年を迎える〈Brainfeeder〉は、サンダーキャットやルイス・コール、ハイエイタス・カイヨーテなどの人気アーティストも所属する米LAを拠点とするレーベルで、長谷川白紙が日本人としては初の所属アーティストとなる。 〈Brainfeeder〉からのリリース第一弾となるシングル「口の花火」は、ジェットコースターのようなスピード感溢れる目まぐるしい展開を長谷川ならではのポップネスで聴かせるノンストップトラック、ゲストにLA出身のベーシストで、ルイス・コールやサム・ゲンデル、ジェイコブ・コリアーらのコラボレーターとして活躍するサム・ウィルクスを招き、よりグルーヴィなサウンドに仕上げた。 またジャケットは、中国出身のビジュアルアーティストShanliangが手がけ、楽曲の歌詞イメージからインスピレーションを受け描き下ろされたアートワークとなっている。 同時にミュージックビデオも公開となり、これは映像企画「長谷川白紙 Q13」でもコラボレーションした釣部東京が手がけている。ミュージックビデオ内では、兼ねてより長谷川が注目をしていた韓国を拠点に活動するYoon Jiのダンスや、影山紗和子によるアニメーション、長谷川の「草木」のMVも手がけた現代美術家、海野林太郎によるフッテージ映像など、様々な異なる世界が釣部東京のCGグラフィックや花火をモチーフにしたグラフィックなどと合わさり、躍動感とスケール感溢れる斬新なビデオとなっている。 そして、初となるオフィシャルホームページ ( hakushihasegawa.com) も開設。これまでTwitterのみでの発信されていた長谷川の情報などがいつでも確認できるようになり、また会員限定の日記なども公開される。 【長谷川白紙コメント】 この度、Brainfeederと契約したことをお知らせ致します。そして、「口の花火」という新曲を配信開始致します!とても素敵なMVも同時に公開されます。 わたしがこれから行っていくべきだと感じていることは、わたし自身の身体による音楽の撹乱であり、首尾一貫していないものの、混沌の露呈です。この曲はまさにその皮切りとなるものだと考えています。(身体はつねに歴史にさせられ、分類される力を受けながら、つねに同時に個人による語りや歌や踊りのはざまにも位置しているように思えます。) それを、活動を通して音楽の混沌を提示し続けてきたBrainfeederというとても重要なレーベルから出せることが本当に光栄です。 是非聴いてみてください…!頑張りました!よろしくお願いします!パシャー 【MV監督:釣部東京コメント】 楽曲のエネルギーと祭り囃子のようにも聞こえる独特のリズムから、あらゆる文化や要素が合わさった「ニューお祭り」をテーマに演出、制作。 長谷川白紙本人が楽曲から連想しピックアップした断片的なシチュエーションや情景、韓国で活躍するダンサーであるYoon Jiのパワフルなダンスパフォーマンス、影山紗和子の描く愛らしくも癖のあるキャラクターとアニメーション、海野林太郎の現実を鋭く切り取った実写映像、花火をモチーフにしたグラフィックデザインなど、様々な映像を組み合わせ、一見乖離しているような現実と非現実からなる要素達が混ざり合いながら未知の祭りと盛り上がりの様子を描く。 長谷川白紙|Hakushi Hasegawa – 口の花火|Mouth Flash (Kuchinohanabi) Label : Brainfeeder / Beat Records Release date : July 25 2023 Stream : https://hakushihasegawa.lnk.to/mflashYo Written, arranged, vocal & programmed by Hakushi Hasegawa Bass by Sam Wilkes Mixed by The Anticipation Illicit Tsuboi at RDS Toritsudai Mastered by Stuart Hawkes at Metropolis Studios
2019/02/13
出演はTohji、長谷川白紙、NTsKiの3組。 2/1からSHIBUYA TSUTAYAがスタートさせたプロジェクト「NEST」は、渋谷を楽しくするコンテンツを生み出すのが目的とのこと。『HIGH(er)magazine』 編集長haru.、「BOY」の奥冨直人 、野崎浩貴、の3名がそれぞれキュレーションしたコンテンツを展開する。 第2弾の2/19は「BOY」の奥冨直人のキュレーションするイベント<T7>が開催される。出演はTohji、長谷川白紙、NTsKiに3組。 <T7> 開催日時:2019年2月19日(火)20:00 – 23:00 場所:SHIBUYA TSUTAYA 7 階 WIRED TOKYO 1999 東京都渋谷区宇田川町21-6 ※入場料無料、別途1D(¥700)必要 LIVE:Tohji、長谷川白紙、NTsKi
2021/03/03
LAの新鋭シンガーソングライター 〈PC Music〉は新たにLA拠点のシンガーソングライターAstra Kingとサイン。3月5日にA. G. Cookの楽曲「Silver」のカバーシングルをリリースする。 これまでにSoundCloudで数曲発表しているものの、オリジナル曲の正式リリースは未だないAstra Kingは、昨年A. G. Cookの最新アルバム『Apple』のバーチャルリリースパーティーをはじめ、PC Musicのクリスマス・チャリティパーティー「Pop Carol 」、Chari XCXの最新アルバム『how i’m feeling now』のリリースを記念したアフターパーティーなどに出演。そのピュアでフレッシュなピアノと歌声で大きな注目を浴びている。 昨年は、Dorian Electraの「Sorry Bro (I Love You)」リミックスEPに参加し、自身のSoundCloudではBTSの「Interlude : Shadow」のリミックスも公開している。また、前述のPC Musicの冬のパーティー「Pop Carol」でもはblink-182の「All The Small Things」のカバーも披露している。 Astra King – Silver (A. G. Cook cover) Label : PC Music Release date : 5 March 2021 Stream : https://ingroov.es/silver-jx
「正当なヒップホップ」のアルバム
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10年に及ぶ足跡、一貫した愛
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人間以外の視点から生と死の進化
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