2023/10/11
11月に初来日公演が開催
yeuleのコラボレーターとして広く知られ、Moderatやyunè pinkuの楽曲リミックス、Anthony Chen監督によるカンヌ国際映画祭2023 年選出作品『The Breaking Ice』のサウンドトラック制作など、近年その活躍を見せるシンガポール出身のKin Leonnが5年ぶりとなる2ndアルバム『mirror in the gleam』を完成させた。11月には初となる来日公演も11月に東京・京都で開催。
本作でKin Leonnは、不思議と意味深い出来事やそのメタファー的な感情の断片から、現代社会の孤立に直面した人々に安らぎを与える独自の解釈によるフォークロアを作り上げた。オーガニックなサウンドとエレクトロニックなテクスチャーを継ぎ目なく融合させる流動性や雰囲気・ストーリー性を重視しながら、フィールド・レコーディング、ファウンド・サウンド、ピアノなどの楽器演奏などで自然を模倣した表現を取り入れたアンビエントを追求し、美しく幻想世界を構築。職人的なサウンドデザインが施された本作は、過去の出来事への懐かしさや現在の超現実を鮮明に描き出すような感覚を呼び起こし、音を通してリスナーを自己の発見へと誘っている。マスタリングはStephan Mattieuが担当。
Kin Leonn – mirror in the gleam
Release date : October 27 2023
Label : KITCHEN. LABEL
Distribution : Inpartmaint Inc. / p*dis
https://www.inpartmaint.com/site/38367/
Tracklist
1. en trance
2. ghost strata
3. dialect
4. your spectrum
5. keepsake 01
6. flowers…dripping
7. passageway
8. dawn memo
9. conscious and well
10. arc of love
11. a moment, a life
–
◆ライブ情報
11/15(水)東京・WWW『絵夢 〜 KITCHEN. LABEL 15 in Tokyo』(KITCHEN. LABEL15周年記念イベント)
出演 : 冥丁 / ASPIDISTRAFLY / Kin Leonn / Hiroshi Ebina
詳細 : https://www.inpartmaint.com/site/38321/
11/19(日)京都・METRO『COLLABORATIONS : AMBIENT KYOTO × night cruising』
出演:冥丁、Kin Leonn、moshimoss、RAIJIN、Tatsuya Shimada
category:NEWS
tags:Kin Leonn
2022/06/28
MVも公開予定 一児の母となった「Marukido」、ライブ照明エンジニア「あゆ」、藝大首席卒アーティスト「なみちえ」のコラボレーションによる最新シングル「イリーギャル」が6月29日にリリース。同日にはYouTubeにてTovi-shit撮影によるMVが公開。 本作は現代社会を様々な視点から解釈し矛盾や陰陽を楽曲に落とし込んだ作品。トラックメイクはZoomgalsの「GALS」を手掛けたNew K、ジャケットデザインはTempalayのグッズデザインを手がけたIDeeezが担当。オフィシャルグッズショップも開設し、世界観をより広く楽しむ事が出来るようになっている。 Marukido&あゆ&なみちえ – イリーギャル Release date : 29 June 2022 Beat&Mix&Mastering : New K(FUNLETTERS) Artwork : IDeeez Stream : https://linkco.re/qgCquGyG Shop : https://suzuri.jp/illegal_officialgoodsshop
2020/10/29
11月3日リリース 東京を拠点にするバンド、Ms.Machineがスウェーデン語で”秋”を意味するタイトルの新曲『Höst』を本日リリース。 楽曲はこれまでのハードコア、ポストパンクといった視点から離れたアプローチになっており、ボーカルSAIが呟くように紡ぎ出すリリックは現代の社会に閉塞感を抱えながらも生き抜く人々に寄り添うとのこと。 アートワークはバンドが結成当初より親交のあるREIによるもので、透明感の中に強さを感じる作品に仕上がっている。CD版は11月1日に恵比寿BATICAにて開催されるイベント「Just For」より発売。アルミパックの中にREIによるアートワークの写真とメンバー手刷りのCDを同封されている。 Ms.Machine – “Höst” Release date : 3 November 2020 Stream : https://linkco.re/sRYmTPmC Bandcamp : https://ms-machine.bandcamp.com/track/h-st
2025/05/08
〈Hyperdub〉より DJ Haramが〈Hyperdub〉よりデビューアルバム『Beside Myself』のリリースを発表。リードシングル「Voyeur」をリリース。中東の伝統に深く触れ、未来志向のクラブサウンドを意識し、そのリズムと音色を重ねていく。 DJ Haramのデビューアルバム『Beside Myself』は、世界が地獄のような現在においてアーティストとして精神を保ち、生き抜くことの証明。アルバムタイトルは、怒りや悲しみ、そして世界と歩調が合わない疎外感を示す象徴であり、ダブルミーニングとして機能している。10年にわたるキャリアを持つマルチディシプリナリー・プロパガンディストである彼女は、戦争と武器化されたエンターテイメントの時代において進化し続けることにこだわり、自身や仲間に問いかける──「これはどうして起きるのか?私たちはどうやってこれに耐え、共に生き、真実を見つけ、自由になれるのか?」その答えは明言されることはないが、彼女の口から出るその問いかけこそが、彼女をまさに「自分自身のそば(=beside herself)」に置き、孤独な道を旅しながらも、自らの空間を築き、テクニカルな音楽制作とリリックの精度を新たなレベルへと高めていく姿を表している。 『Beside Myself』では、彼女の孤独な道に多くの仲間たちが集い、痛みと目的を共にナビゲートし、ときには喜びをもって苦しみを嘲笑うようなひとときもある。Haramは自らを「神を恐れる無神論者」と称し、「反フォーマット的な音のプロパガンダ/反ライフスタイル的な没入型サウンド」を作っていると言う。彼女の音楽はまさにそれを体現しており、これまで共に制作してきた仲間を含め、多くの友人やコラボレーターが参加している。MCのArmand Hammer(billy woodsとELUCID)、Bbymutha、SHA RAY、700 Blissの相方であるMoor Mother、Dakn、そして共作プロデューサーとしてAugust Fanon、エジプト出身のプロデューサーEl Kontessa、ジャージークラブのプロデューサーKay Drizz、トランペッターのAquiles Navarro、ギタリストのAbdul Hakim Bilalなどが名を連ねる。 彼女の作品であることはすぐに分かるが、同時にジャンルとしては分類不可能である。中東音楽を基盤としながらも、それと同等に、苦悶のライブ・プロダクションの中にはジャージー・クラブ、パンク、ノイズ、エレクトロアコースティックな楽器演奏やサンプリング、タンバリン、シェイカー、ダルブッカ(中東の太鼓)、ヴァイオリンといった要素が共存し、トランスのようなレイヴ・シンセ、808の重厚な音壁、潜むうねるようなベースも加わる。中心にあるのは、彼女自身による動じることのない、心が張り裂けるような詩的なパフォーマンスであり、Audre LordeやNawal El Saadawi(アルバム内にその言葉が引用されている)、Kim Gordonのような思想家たちとの対話の中で、物質的なものと抽象的なものの両方を見つめている。 DJ Haram – Beside Myself Label : Hyperdub Release date : July 18 2025 https://djharam.bandcamp.com/album/beside-myself Tracklist 1. Walking Memory 2. Dj Haram, Dakn, Aquilles Navarro – Remaining ft. Dakn & Aquilles Navarro 3. Fishnets ft. Bbymutha & Sha Ray & August
1stアルバム『混乱するアパタイト』CD版発売決定 more
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Text : つやちゃん more