2023/04/08
天使は「外来性への期待」「運動性そのもの」です。
6月17日(土)デイタイムに仙台・CLUB SHAFTにてイベント〈天使につき、〉が開催。主催は奇怪電波倶楽部、フライヤーのアートワークはノメメネ(Nomemene)が作成した。
出演者は、in the blue shirt、みんなのきもち、Shine of Ugly Jewel、loganaがDJにて出演。ライヴアクトとして窓辺リカ、またLily Furyがドラムセットを組み込んだ初の-live set-にて出演する。
さらに、uku kasaiがippaida storageらが所属するコレクティブexp(x)による映像にて、また海外からBREAKCHiLDが奇怪電波倶楽部の映像にて出演が決定。特別な時空間にこそ集まる出演者と来場者のための場所が作り上げられる。なおイベント時間は、東京からも日帰りで訪れることが出来る時間に設定。場所に囚われない自由な感覚を手にしよう。
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〈天使につき、〉
2023年6月17日(土) 14:30-19:40(予定)
会場:宮城県 仙台 CLUB SHAFT
紙チケット:¥2,500 + 1drink
※人数制限に達した場合、DOOR販売なし
https://digioffline.base.shop/items/73232794
出演:
in the blue shirt
みんなのきもち
Shine of Ugly Jewel
窓辺リカ
Lily Fury -live set-
logana
映像出演:
uku kasai /exp(x)
BREAKCHiLD /奇怪電波倶楽部
VJ:
奇怪電波倶楽部
フライヤーアートワーク:
ノメメネ(Nomemene)
制作メモ:〈天使につき、〉につき、
天使は「外来性への期待」「運動性そのもの」です。
まず、天使を神と人間という二項の配置’だけ’で考えることをやめよう、という出発点から始めたいと思います。
天使は神から人間に遣わされる存在でした。お使いというファクターとして天使は古来より装置しイメージが出来上がった訳です。
また、クラブフライヤーにおいて天使のイメージは頻出します。今回は貼り合わせのイメージに甘えることなく、ちゃんと考え直したいなと思いました。
ここで、エントロピーの云々とは全く関係ないように飛来する彗星のように、天使を差異の微動そのものと捉えることはできないでしょうか。
飛び出してくる謎の存在であって飛び出してくる動作そのもの、つまり出発地と目的地とはまるで関係のない存在。
存在や意味の同一性をつくりだす反復もまだおこっていない故に、差異は差異のまま自由に戯れつづけることができる。
勿論ここに恩寵のような関係は無いのです。
そして、方向性はないけれども、僕から天使に眼差しを向けることはできます。これは差異への期待です。閉塞の反作用です。
絶えざる運動性に向ける僕の目は、閉塞への恐怖を突っぱねるように、外来性という差異の発見と生成・運動性そのものに期待したくなります。
これはクラブイベント、及び’踊る’事へ向けられる眼差しと同じです。
クラブという切り離した場に生まれる、新たな表現、共時性の先に行ける自由。
踊ることは、まさに差異の連続であります。人々が夢中で踊っている“間”に向ける目線と、天使に向ける視線はとても似ているのです。
眼差しは行為です。消費ではなく創造です。
それは、眼差しという主体意識の、あまりにも希望的な観測となり、連鎖的な爆発は止まらずに。
そんな日になればいいなと思います。
category:NEWS
2024/09/25
谷川俊太郎とパウルクレーと市川沙央 今年4月をもってオリジナルメンバーの福原(dr)が脱退し、現在は畠山(vo)、千川新(gt)、 田中喉笛(ba)の3人体制で活動しているcomputer fight。今作「新卒で天使になれなかった / ハンチバック」は、ドラムに田辺(チャック / SPOILMAN)を迎え、ツバメスタジオにてレコーディング、録音・ミックス・マスタリングはツバメスタジオの君島結が担当。 「新卒で天使になれなかった」は、谷川俊太郎の詩とパウル・クレーの天使シリーズにインスパイアされて制作。「ハンチバック」は、2023年に芥川賞を受賞した市川沙央の同名小説からタイトルをつけた。同書からの強い影響の元、「障害者の当事者表象」をテーマに制作。 computer fight – 新卒で天使になれなかった/ハンチバック Release date : October 2nd 2024 Tracklist 1. 新卒で天使になれなかった 2. ハンチバック
2024/05/02
5/17 新宿SPACE 5/17(金)深夜、新宿御苑前SPACEにてLIVE&DJイベント”SYNCRONIZED”が開催。第1回目となる今回は自己解放的/実験的なライブアクトを軸にダンスフロアの可能性を探求するべく、全7組のアーティストがラインナップされた。 ライブアクトにはDos Monosのメンバーとしても知られる没 a.k.a NGS、変幻自在なスタイルで知られるJoe Cupertinoの2組を招集。DJにはRA pickにも取り上げられるなどイタリアで支持を集めるBass系パーティー”paradise technique”主催のAndrewwwが初来日セットを披露する。ローカルからは電気菩薩に所属するZoeとCCCOLLECTIVE主催のArowによる初のB2Bセット、HEADIGに所属する若手実力派のm-int、ドラマティックなセットが特徴のh!ko、そして今回”SYNCRONIZED”を主催するTeppei Nishiの総勢7組によってパーティーが展開される。 複雑化する情報社会、可視化される日常、抑圧される日々の中で、人々の心の解放と調和をフロアにもたらすことを目的としたプロジェクト”SYNCRONIZED”。異なるルーツ/スタイル/価値観であっても、音楽という共通言語のもとに自己解放の中で心と心が調和し、他者と手を取り合える空間を築き上げ、クラブナイトを特別な体験に昇華する。キャバシティわずか80名程度というタイトなサイズ感のSPACEならではの、濃密でドラマティックな一晩が繰り広げられる。 5/17 FRI. “SYNCRONIZED” SPACE TOKYO 23:00-5:00 ADV ¥2500 DOOR ¥3000 ▼LIVE 没 a.k.a NGS Joe cupertino ▼DJ Andrewww (from Italy) Arow × Zoe m-int h!ko Teppei Nishi Flyer Kosei Yoneda
2022/04/05
4月23日 – 5月7日 WISH LESS gallery WISH LESS galleryにて、アーティストの小町渉とロブ・キドニーの2人展「DISCHARGE/ディスチャージ」が開催。 DISCHARGEとは、解放・放出・発散といった意味を持ち、二人のアーティストが思いついた文字やイメージを迷う事なくキャンバスへぶつけることで、喜び、怒り、とまどいなどの様々な感情から解放され、描くという行為を純粋に楽しむ試み。また今回は即興性という目的から、主にマーカーペンのみを使って作品を完成させるなど、絵画の新たな可能性も探る。 小町渉はクリストフ・ルメール、BECK、ヒステリックグラマーなど国内外のクライアントから絶大な支持を集め、またロブ・キドニーはレゲエシンガー三木道三と出版した絵本がAmazon絵本ランキング一位に輝くなど、注目のアーティストがタッグを組んだ展覧会。 Our Art Like a Happening Bar. Enjoy & Discharge. Selected song for Exhibition Sunglasses at Night-Tiga&Zintherius (Wataru Komachi) I love the act of discharging ink from a marker pen. Leaking, bleeding, dripping, blotching and stinking. WK + RK × DISCHARGE = FUN (Rob Kidney) – 展示会名 | 小町渉 + ロブ・キドニー「ディスチャージ」 会 期 | 2022
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