2023/03/02
相互依存の意味、問題、約束
Photo : Sam Lee
Leaving Recordsの創設者Matthewdavidの正式なフルレングスとしてはおよそ5年ぶりとなる生成力に満ちたニュー・アンビエント・アルバム『Mycelium Music』が4/28にLeaving Recordsからリリースされる。 先行シングルとしてアンビエントのパイオニアであるLaraajiから教示を受けたツィター(ドイツ語圏を中心に弾かれているチロル地方の民族楽器)音楽への回答である近未来ツィター曲「Liquidity」をリリース。
「Liquidity」は、ヒーリングと癒しの特性を尊重すると同時に、活発な実験/パンク精神による魅力的で未来的と感じられる型破りなアプローチで、ニューエイジのジャンルと文化の比喩に同時に逆らっている。美しいテクスチャーのアルバム『Mycelium Music』は、デジタルとオーガニック、土と幽玄、花と腐敗のすべてが衝突し共存する錬金術のようなマリアージュを構成している。このレコードは、相互依存の意味、問題、そして約束について真剣に熟考した結果生まれたもの。
アルバムタイトルである”Mycelium”とは菌糸のこと。菌糸は植物、ひいてはすべての生き物がコミュニケーションをとるための、広大な地下の菌類ネットワーク。個々の菌糸体は、地球上で最も大きな有機体であると言われている。しかし、このネットワークは、私たちがこれまで抱いてきた個別の生物という認識を歪め、混乱させるものでもある。菌糸体は、自然や存在に関する長年の「決まり文句」を実証するものとして登場した。すなわち、すべての生命は相互に連結しており、人間という動物は多孔質であり、私たちはまさにこの地球に恩義を感じているのである。
Matthewdavid – Mycelium Music
Label: PLANCHA / Leaving Records
Format: CD / Digital
Release Date: 2023.04.28
Pre-order: https://orcd.co/gnvp4qr
Tracklist
01. Norns
02. Liquidity
03. Perpetuity
04. Phased Moon
05. Zithertronica
06. Grain
07. X
08. Spills
09. Zithercelium
10. MLR
11. Zithertronix
12. Harvest
CD Bonus Tracks (On Mushrooms EP)
13. Culebra with Wilkes (feat. Sam Wilkes)
14. Under a Tree
15. A New Ambient
16. Dampener
17. Too High to Play Bear’s Campout (feat. Brin)
18. One4G
category:NEWS
tags:Matthewdavid
2021/04/14
客演はSUSHIBOYS PARKGOLF、4年ぶりの3rdアルバム『Totem』が本日リリース。SUSHIBOYS、おかもとえみ、水水Mizu98、GOODMOODGOKUが客演で参加し、アートワークはメインモチーフであるトーテムの制作を江頭誠が担当、グラフィックをnico itoが手掛けている。 オルタナティブなインディーポップやシンセポップ、ニューウェーブ、ニューエイジなどを軸に新しいPARKGOLFの作風を提示したバラエティ豊かなアルバムからSUSHIBOYS客演曲「ルーモス牧島」のMVが公開。PARKGOLF、SUSHIBOYSが出演し、謎のトーテムの周りで繰り広げられるドラマ仕立てのコミカルな映像となっている。 4年ぶりです。変な所に来てしまったかのようなアルバムです!じっくり曲作ったり、歌ったり色々しました。好きな時に聞いてください! – PARKGOLF PARKGOLF – Totem Release date : 14 April 2021 Stream : https://linkco.re/taM16dGs Tracklist 01. day1 02. Sunlight 03. 少女Forever 04. IDU 05. 犬derland 06. 火 07. Daylight 08. ルーモス牧島 09. わからない 10. Totem
2025/01/27
10年ぶりのライブを行うことを発表 2010年に結成、ギタリストNick Bassett率いるバンドWhirrが5年ぶりとなる4thアルバム『Raw Blue』を昨年のクリスマスにBandcampにてリリースした。そして今年に入り、先日サブスクでも配信開始。Wispやflyingfishなど、20年代の新しいシューゲイズアーティスト達から絶大な支持を得ている。 Whirrは、2015年にSNS上で他のバンドに対するトランスフォビア的な発言により、当時の所属レーベルから解雇された。謝罪文を発表するが、表舞台からは完全に遠ざかり、その後メディアに表れることはなく、ライブ活動を停止、ほとんど解散/消滅状態となった。しかし、2019年10月に3rdアルバム『Feels Like You』を突然リリース。レコードも即日完売させるなど、その影響力は衰えておらず、むしろユース達の支持を受け加速しているようにも見える。最初で最後の正直なインタビューとして、Eli Enis執筆によるNick Bassettのロングインタビューも昨年公開され、彼は前述の件について改めて後悔の念を語っている。 2015年以降現在までライブ活動も行ってこなかったが、今年4月に開催されるNothing(Nick Bassettは初期に在籍していた)主催のシューゲイズやドリームポップなどを中心としたフェス「Slide Away」にて10年ぶりのライブを行うことも発表された。 Whirr – Raw Blue Release date : December 25 2024 https://whirrband.bandcamp.com/album/raw-blue Tracklist 1. Raw Blue 2. Collect Sadness 3. Swing Me 4. Everyday Is The Same 5. Crush Tones 6. Days I Wanna Fade Away 7. All Mine 8. Worries Bloom 9. Walk Through Space 10. Enjoy Everything
2021/06/29
映像を手掛けたのはgalen tipton Seth Grahamと共にオハイオのレーベル〈Orange Milk〉のファウンダーで、ビジュアルアーティストのKeith Rankinが、Giant Clawとして4年ぶりにリリースした最新アルバム『Mirror Guide』から「Mir-Cam Startup」のMVが公開。 2017年作『Soft Channel』以来となるアルバム『Mirror Guide』には、〈Orange Milk〉と〈エム・レコード〉のダブルネームによりデビューアルバムをリリース予定の京都拠点のシンガー/プロデューサーNTsKiのボーカルをフィーチャーした楽曲が2曲収録。また、本映像は、recovery girlとして新作ミックステープ『recovery girl & friends MIXTAPE』のリリースを控えるgalen tiptonが手掛けている。 Giant Claw – Mirror Guide Label : Orange Milk Release date : 14 May 2021 https://orangemilkrecords.bandcamp.com/album/mirror-guide Tracklist 1. Earther 2. Mir-Cam Startup 3. Mir-Cam Online 4. Disworld (vocals: NTsKi) 5. Until Mirror (vocals: Tamar Kamin) 6. Mirror Guide pt. I 7. Mirror Guide pt. II {you and me} (vocals: NTsKi) 8.
photo by Elsa Kostic more
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