CYKのKotsuが4年ぶりのオールナイトロングセットをWWW Xにて敢行

3/11 WWW X

 

 

CYKKotsu4年ぶりのオールナイトロング・セットをWWW Xにて敢行。東京、京都を軸にコレクティブでの活動含め幾多のDJ、パーティ、フライヤー制作を重ねながら独自のシーンを形成してきたデザイナーが個として解き放たれる究極の集大成。

 

“Reflection”

 

今回のALL NIGHT LONGセットを敢行するにあたって、自分が様々な土地に訪れたり、あるいは京都や東京で日々経験されることを放出する反射体としての実相=自己と、自己完結的で内省的な深層=自己。その二つの狭間に生じるゆらぎを取り出し提示してみたいと考えています。

 

分かりやすく言うと前者は(コミュニケーション方法が会話であれDJであれ)対人と関係する時の自分、後者は特に一人でいるときに現れているような純粋無垢(と思われる)な自分。もしかしたら”Kotsu”本名としての自分みたいな関係かもしれません。

 

その双方が自分にとって並列であり、どちらに寄せるでもなく、また同一化を求めているわけでもありません。あくまでもその二元論がDJingによって融解し曖昧さを持ち始め、覚醒し出すプロセスを歩みます。

 

ずっとここに居たいわけで無ければ、今すぐ飛び去りたいわけじゃない、ただ軽やかにいたい。 どっちつかずと言われればそれまでですが、これは京都に拠点を移して以降のマインドセットとして自分の中に確実に存在しています。変化することを希求する。それはゴールがそこにありいずれ救われるものとしてのプロセスではありません。軽やかに変化しながら境界線を曖昧にさせることによって生じるリズムを取り出したい。そんなことを考えています。

 

コードが複雑化した中で、脱領土化し、止めどない足踏みによって再領土化する。これはその連続における私の痛切なエッセイです。それはロードサイドミュージックの断片でもあれば至極都市的なダンスミュージックの感触かもしれません。

 

それは誰かの共感であれば誰かのフィクションかもしれません。ただ、そのグラデーションの現出こそがゆらぎを認める第一歩になる気がしています。この一晩に開放されるWWW Xというスペースにおいてそれは展開されます。個人的実証を起点としながらもオープンな場所であることに喜びを感じます。

 

ダンスミュージックにおける反復の中で自分を投影してみたり、あるいは自らを離散させながら自由に漂ってみてくれたら嬉しいです。

 

Kotsu

 

 

KOTSU All Night Long -Reflection-

2023/3/11 23:30  at WWW X

ADV/BEFORE1AM/U23 ¥2,000

DOOR ¥2,500

TIX https://t.livepocket.jp/e/20230311wwwx

 

Kotsu All Night Long set -Reflection-

VJ: kenchan / Toshifumi Kiuchi (LAID BUG)

artwork: Kotsu / TBA / TBA

 

Over 20 onlyPhoto ID required 

20未満入場不可・要顔写真付ID

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