2022/07/29
限定500枚のCD受注開始
これまでにもUKのロックバンド・black midiや、USアリゾナのHIP HOPグループ・Injury Reserveなどの音楽関係だけに止まらず、台湾のIT担当大臣・オードリー・タンとの共作などを発表してきたDos Monosが、新たに「時をかける少女」や「パプリカ」、「残像に口紅を」などの作品で知られる日本文学界の巨匠・筒井康隆とのコラボレーション・アルバム『だんでぃどん feat. 筒井康隆』のリリースを発表。
本作は「文學界」 2020年11月号に掲載された筒井康隆の短編「ダンシングオールナイト」と長編 「ダンシング・ヴァニティ」(2008)をもとに制作された、全編トータル20分にも及ぶ組曲編成の作品となっており、今回は全編のうちの冒頭約5分がDos Monosの公式YouTubeチャンネルで先行公開された。
更に本日からDos MoonsのオフィシャルサイトStore Dでは本楽曲を全編収録したCD作品(限定500枚)の受注販売も開始。
9月上旬には本楽曲のコア部分である楽曲「DOG EATS GOD feat. 筒井康隆」の配信リリースも予定されており、本プロジェクトの一部が徐々に垣間見れる仕組みになっている。また8月5日発売の「文學界」 2022年9月号ではDos Monosのリーダーである荘子itによる本プロジェクトの制作過程を語ったインタビューも掲載されており、本書がプロジェクトの概要を深く理解するための手引書としても機能している。
なお、楽曲には筒井康隆本人の朗読に加え演劇団体「マームとジプシー」の青柳いづみが参加。筒井康隆の書き記した文字が巨大な化け猿に変貌する様を描いた本作のジャケット・アートワークは映像クリエーターとしても知られるFranz K Endoが担当した。
Dos Moons – だんでぃどん feat. 筒井康隆
受注販売サイト : https://dosmonosjp.stores.jp/
※CDの発送は9月〜10月を予定しています。
category:NEWS
tags:Dos Monos
2022/07/27
全11箇所をまわる 11月にオランダのフェス「Le Guess Who?」に出演することを発表しているDos Monosと、black midiが11箇所に及ぶヨーロッパ・ツアーを共に回ることを発表。 これまでにもblack midiの初来日ツアー東京公演でDos Monosがサポート・アクトを務めたことをきっかけにお互いの楽曲をRemixし合うなど親密な交流を続けてきた両者による初のツアーとなっている。 black midi europe tour (with Dos Monos) 2022/10/28 UK / Liverpool, Invisible Wind Factory 2022/10/29 UK / Newcastle, NX 2022/10/30 UK / Cardiff, Wales Millenium Centre 2022/11/01 Belgium / Antwerp, Trix 2022/11/02 France / Paris, Bataclan 2022/11/03 France / Lyon, Marché Gare 2022/11/07 Denmark / Copenhagen, Vega 2022/11/09 The Netherlands / Utrecht, Tivoli 2022/11/10 The Netherlands / Rotterdam,
2021/09/06
9月7日早朝の生放送より 崎山蒼志、SMTK、Black Midiなど気鋭のアーティストから、台湾のIT担当大臣オードリータンまで様々なカルチャーアイコンとコラボレーションを続けるオルタナティブHipHopユニットDos Monos。 Dos Monosが、『ハイパーハードボイルドグルメレポート』などを制作するテレビ東京ディレクター上出遼平と共に早朝の停波帯をジャック。現時点でわかっているのは、映像作品名と放送時間のみ。Dos Monosがどのような形で関わるのかも含め、9月7日(火)早朝の生放送を目撃してほしい。 ©テレビ東京 番組名:「蓋」 放送局・放送時間・放送日程:※放送時間変更の可能性あり テレビ東京 初回9月7日(火)4時 10 分初回スタート #1:9/7(火)4 時 10 分 #2:9/9(木)3時 55 分 #3:9/11(土)3 時 35 分 #4:9/13(月)3時 46 分 #5:9/14 日(火)4 時 10 分 以降、再放送 9/15(水)4時 5 分 9/16(木)3時 55 分 9/18(土)3 時 35 分 9/20(月)3時 10 分 9/21(火)4時 10 分 9/22(水)4時 5 分 9/23(木)3時 55 分 9/25(土) 3 時 35 分 9/27(月) 3 時 10 分
2020/05/26
本日19時 世界各国の政府が、COVID-19対策における、リーダーシップ、危機管理能力、ITリテラシーなどを問われているなか、デジタルテクノロジーを巧みに用いた政策で、パンデミックを早期に抑え込み世界中から賞賛の声を集める台湾。なかでもダイナミックなIT利用を主導した「IT担当大臣」の唐鳳(オードリー・タン|Audrey Tang)の手腕に、ひときわ大きな注目が集まっている。 そのオードリー・タンのインタビュー音源をトラックに敷き詰め、彼女が放つ未来に向けたメッセージをヒップホップの言語をもってアンプリファイする、異色のシングルを気鋭のヒップホップトリオ”Dos Monos”がリリース。 発案は、3月にオードリー・タンのインタビューを敢行したコンテンツレーベル黒鳥社の若林恵。インタビューのなかでもとりわけメッセージ性の強いフレーズを選び抜き、Dos MonosのラッパーTAITANに打診。企画を速攻で快諾、わずか1週間でパワフルなトラックをつくりあげた。さらに気をよくしたメンバー3人がそれぞれラップを乗せて完成。オードリー・タン本人による許諾を得て、公開へとこぎつけた。 若林恵が提供したオードリーのフレーズは、パブリックセクター(行政)でもプライベートセクター(民間)の間に入って活躍する「ソーシャルセクター/シビックセクター」の価値を謳ったものを中心に、オードリー・タンの未来的思考を集約したものばかり。これらのフレーズをDos Monosがいかに解釈し、アンプリファイしたかが、本シングルの聴きどころとなる。 また、映像は、現代美術家のYuma Kishiが手がけ、敵対型生成ネットワーク(GAN)と呼ばれるAI技術によって人間が知覚できない高次元空間をシミュレートした。外国の現職大臣と日本発ヒップホップユニットのかつてないコラボシングルは、5月26日(火)19時、Dos Monosと黒鳥社のYouTubeチャンネルでそれぞれ同時公開される。 -Dos Monos 公式YouTubeチャンネル- -blkswn radio(黒鳥社公式YouTubeチャンネル)- -Dos Monos 荘子itによる制作コメント- サンプリングによって生まれる音楽の魅力に、現代のぼくらの耳は充分に慣れてきたが、このような形で、台湾のIT担当大臣と日本のヒップホップクルーの間に予期せぬマリアージュが、相互の信頼の元に達成されることは空前絶後だろう。 今回のコラボレーションにあたって、オードリー・タンは、自らのインタビュー音声という素材のポテンシャルを自由にAmplify(=増幅)する権利を与えてくれた。 政治家とアーティストの協力といえば、単に声の大きさを増幅する拡声器としての意味しか持てない、ぼくらの国の文化的状況にあって、これ程自分のトラックメイカーとしての能力を無制限に解放させてくれる機会に恵まれたことに、最大級の感謝と敬意を表したい。 COVID-19対策における大きな成果を生んだオードリー・タンの発話を、その音楽的ポテンシャルにおいて増幅し届けられることは、メッセージの内容それ自体を超えて、ぼくらにとっての文化的エンパワーメントとなるだろう。 隣国の芝生は青いと再確認するためでなく、ぼくら、いや、この世界の我々全員にとっての他山の石として、この「市民の歌」を作った。
9/16 下北沢の5会場を使用
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AVYSSプレイリスト公開
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Discord・Rate Your Music発、ビットクラッシュ経由、そして未踏の地へ至る道筋
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